人気かき氷レシピ!家で作れるふわふわ氷や手作りシロップの作り方

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2016/08/02

お家でかき氷

夏の定番のスイーツといえばカキ氷。お子さんにリクエストされてお家で作る方も多いのではないでしょうか。

でも、家庭で作ると、なかなかお店のようなふわふわな食感にはなりませんよね。

着色料たっぷりのシロップも気になるし…。

今回は、お店で食べるような「ふわふわ氷」の作り方や小さいお子さんにも安心して食べさせられる手作りシロップの作り方、余りがちな市販のシロップの活用法などカキ氷を味わい尽くす簡単人気レシピをご紹介します。

あこがれの柔らか氷はどうやって作るの?子供が喜ぶふわふわカキ氷の作り方

カキ氷のおいしさは、やはり氷で決まります。お家でカキ氷を作ると、どうしてもジャリジャリした食感になってしまいます…。

家でお店屋さんのようなふわふわの氷を作ることはできないのでしょうか?

実は、簡単なポイントに気をつけるだけで、お店で食べるような柔らかい氷を作ることができるのです。

カキ氷屋さんのおいしさの秘密は天然水にあった!

カキ氷専門店の氷がおいしいのは何故でしょう。それは、天然水を使っているからです。

この天然水を使った氷には、ただ単に「水がおいしいから氷がおいしい」という理由以外にもおいしさの訳があるのです。

皆さんは、お家でつくったものや屋台のカキ氷など、ジャリジャリしたかき氷を食べて、キーンと頭が痛くなったことはありませんか?

我が家では、3歳の息子がご機嫌にカキ氷を食べていたかと思ったら、突然、頭痛に襲われて「痛いよ~。」と大号泣したことがありました。

このキーンとした頭痛は「アイスクリーム頭痛」という少し変わった名前がつけられています。

一説では、冷たいものを急に食べたことにより、脳の感覚信号の伝達が混乱して、「口や喉が冷たい」という状況を「頭が痛い」というように認識してしまうため起こるとのこと。

でも、お店のふわふわなカキ氷を食べて頭が痛くなることはあまりないですよね。

それは、普通の氷の温度が-7℃ほどなのに対し、カキ氷店で使われている天然氷の温度が-1℃~-2℃と高いため、急激に口腔内の温度が下がることがないからと言われています。

また、氷屋さんの氷は、家庭の氷よりもゆっくりと時間をかけて凍らせて作るため不純物が少なく、堅くなります。

堅い氷ほど、削るときに薄く粒が小さく削れていき、これが口の中でほわっと溶ける「ふわふわ」な食感を生むのです。

天然水を使わなくても大丈夫!お家で不純物の少ない水を作るには?

天然水がよいからといって、かき氷を作るたびにミネラルウォーターを買うのはお金がかかってしまいますよね。

水道水でも、水の中の不純物を取り除くことで天然水から作った氷のような堅い氷を作ることができます。

水道水の中に含まれる不純物の正体は、消毒のためのカルキとよばれる塩化石灰です。このカルキは簡単な方法で抜くことができます。

カルキは沸騰させることで蒸発します。方法はお水をやかんや鍋にいれて火にかけるだけでOKです。

ポイントは、沸騰したからと言ってすぐに火を止めないこと。水の量にもよりますが、沸騰してから5分程度そのまま加熱し続けましょう。

沸騰した水を冷まして、氷を作るのに使います。カルキ抜き機能がある電気ポットで作ったお湯を利用してもいいですね。

凍らせる時もポイントあり!ゆっくりと凍らせるのがミソ!

水道水の不純物を取り除いたからといって、家庭の冷凍庫で普通に凍らせると堅い氷はできません。

家庭用の冷凍庫は庫内が-20℃ぐらいあり温度が低すぎるため、水は急速に氷になります。逆に、天然氷や氷屋さんの氷は、-9℃くらいでゆっくり凍らせているため、大きな結晶となり堅く溶けにくくなります。

家の冷凍庫で急激に凍らせると、水の分子の間に隙間ができてしまい、それが削った時に砕けてしまうため、粒の大きな荒い氷になってしまうのです。

では、天然の氷のようにゆっくりと凍らせるためのポイントをご紹介します。

  • 製氷皿でなく、大きめの器(かき氷機に入るくらい)を使います。
  • 器の底が当たる部分に割りばしなどを2本置いて、その上に容器を置きます。

器の底が庫内に触れないのがミソです。こうすることで、氷は上の方からゆっくりと凍っていき、取り除ききれていなかった不純物は下に沈殿します。

カキ氷機に専用の製氷カップがついている場合はそれを使ってもいいですね。

  • 容器いっぱいに完全に凍ってしまう前のまだ水に氷が浮いている状態で取り出します。
  • 容器内に残った水は捨てます。

必ず全て凍りきる前に取り出しましょう。容器内に残った水には沈殿した不純物が混ざっているので使いません。

冷凍庫の温度調節を「弱」にするのも良いです。ただし、たくさん冷凍保存してある食品がある時は、季節柄、傷んでしまうことも考えられますのでおすすめできません。

氷を削るときにも気をつけたい!3つのポイント

ようやく完成したおいしい氷。削る時には、3つのことに気をつけるとふわふわのかき氷ができます。

氷をすぐに削らず、常温にしばらくおいて置く

冷凍庫から取り出したばかりの氷には霜がついています。霜がとれて透明になるまで氷を置いておきましょう。こうすることで、氷の温度が天然氷のように-1℃~-2℃くらいまで上がります。

かき氷を入れる器を冷やしておく

かき氷にいれる器が常温だと、せっかく削った氷がすぐに溶けてベチャベチャになってしまいます。作る前に冷凍庫に入れるなど、冷やしておきましょう。

削り機の刃の角度を調節する

家庭用カキ氷機の中には、刃の角度を調節できるものがあります。なるべく薄く削れるように調節することでふわふわの氷を削ることができます。

これからカキ氷機を購入する人は、角度調節できるものを買うのがオススメです。

ふわふわ氷を作る簡単裏ワザ!水に砂糖をプラス

ここまで、家庭のお水から柔らか氷を作る方法を紹介してきましたが、さらに簡単にふわふわの氷を作る方法があります。

砂糖水を使って氷を作ります。水200mlに対して、大さじ3杯の砂糖を入れます。

こうすることで、糖分が水の分子の間に入りこみ、隙間のない氷ができるため、削った時に均一で、空気を含むふわふわの氷になるのです。

ただし、氷自体にもう味がついているので、シロップのかけすぎには注意してくださいね。

おうちで作れる!ふわふわ台湾風カキ氷の作り方

台湾かき氷は今や日本でも大人気のアイスデザートです。台湾まで食べにいかなくても、有名店「アイスモンスター」のような雪花氷・雪片氷をお家で手作りできちゃうレシピを紹介します。

<材料>

  • 牛乳    500ml
  • 砂糖    大さじ8杯
  • トッピング用のフルーツ
  • フルーツソース
  • 練乳
  1. 牛乳と砂糖を鍋で混ぜ合わせる
  2. 弱火にかけて砂糖を溶かす
  3. 砂糖がとけたら冷まして、製氷皿に入れて凍らせる
  4. 氷ができたら家庭用カキ氷機で削る
  5. 好きなフルーツを切ってトッピングし、好みのフルーツソースと練乳をかける

たったこれだけで、専門店のような味が再現できます。ぜひお試しくださいね。

気になる!市販シロップに含まれる添加物

カキ氷はイチゴ味やメロン味など、かけるシロップで味をいろいろ変えることができるのが魅力ですよね。

味も色も様々なカキ氷用のシロップですが、小さい子供に食べさせることを考えたとき、その中に含まれる着色料などの添加物が気になります。

スーパーなどで販売されているカキ氷シロップの多くには、合成着色料や人工甘味料、香料、保存料などが添加されています。

業務用のイチゴシロップなどに含まれている合成着色料の中には、発がん性があるとアメリカで使用禁止となった赤色2号というタール色素が使われているものもあります。

また、天然着色料使用と書かれていてもコチニールという虫を乾燥させて作られた着色料は、アレルギーを起こすことがあると注意喚起がされています。

できれば、添加物の少ないものを食べさせたいなぁと感じるママは多いと思います。

添加物入りのものより値段は高くなりますが、現在は無添加のカキ氷シロップも販売されていて、ネット通販などでも手軽に購入できます。

また、シロップを手作りするのもオススメです。

たっぷりかけても安心・安全!無添加手作りフルーツシロップの作り方

家庭でシロップを手作りすると、自分の好みの甘さに調節できますし、何より無添加なので、安心して子供に食べさせることができます。

定番のフルーツシロップにはいくつか作り方があります。お店で食べるような本格派シロップからジュースやジャムを使った簡単レシピまでをご紹介します。

ぜひ、おいしい自家製シロップを手作りしてみてください。

果物と砂糖を煮詰めて作る本格派シロップ

<材料>

  • イチゴかブルーベリー 100g
  • 砂糖         50g
  • 水          100ml
  • レモン汁       小さじ2杯
  1. イチゴはヘタをとって粗くつぶす
  2. ブルーベリーの場合はそのままで(冷凍ブルーベリーを使ってもOK)
  3. 鍋にイチゴかブルーベリー、砂糖、水、レモン汁を入れる
  4. 水分が半分になるまで煮詰めて完成

果物と水は同量。砂糖は果物の半分の量と覚えておけば簡単です。もちろん自分の好きなくらいの甘さになるよう砂糖の量は増減してください。

果物を漉して色のついたシロップのみを使ってもいいし、果物ごとカキ氷にかけてもOK!イチゴとブルーベリー両方を使ってベリーシロップにしてもおいしいです。

またこの季節、奮発してメロンを買ったけれど、いざ食べてみたらあまり甘くなかったという時は、この方法でメロンシロップを作るのがオススメです。

メロンと砂糖の分量はイチゴの場合と同じですが、レモン汁は少し多めに入れるとさっぱりとした味になります。

どのシロップも煮沸したガラス瓶などに入れて冷蔵庫で保存できます。

果汁100%のジュースからできるお手軽シロップ

<材料>

  • 果汁100%ジュース 200ml
  • 砂糖         50g
  1. 鍋にジュースと砂糖を入れて混ぜ合わせる
  2. 弱火にかけ、好みの濃さになるまで煮詰める。

オレンジジュースやぶどう、マンゴー、パイナップルなど好きなジュースで作れます。

超簡単!フルーツジャムで手作りシロップ

<材料>

  • 好きなフルーツジャム
  • お好みで砂糖
  1. ジャムに水を加えて、好きなくらいの緩さに調節する
  2. 甘さを足したい人は砂糖を加える
  3. 砂糖を足したときは電子レンジで20秒ほど加熱し、砂糖を溶かす。
  4. 冷ましたら完成

これならその時、使う分だけのシロップを作ることができ、無駄が少なくて簡単ですね。

ジャムによっては添加物が含まれているものもありますので、無添加にこだわるならばジャムの原料表示も確かめてくださいね。

宇治金時も抹茶シロップや練乳を手作りすれば自宅で食べられる

子供たちは甘いイチゴミルクが好きだけど、ママはちょっと大人な宇治金時が好きという方もいらっしゃると思います。

でも、甘味処などの店で食べようとすれば、けっこうなお値段だったりします。そんな時は、ぜひ抹茶シロップや練乳を手作りして、お財布の中身を節約しましょう。

濃厚!手作り抹茶シロップ

<材料>

  • 抹茶      大さじ1杯
  • 水       適量
  • ガムシロップ  適量
  1. 抹茶に少しずつ水を加えて粉っぽくなくなるまでよく練る。
  2. ガムシロップをお好みの甘さになるまで加えて完成

たったこれだけでできるなんて簡単ですね。もし、抹茶が粒になって残っている場合は、茶こしなどで漉すとなめらかなシロップになります。

自分でシロップの甘さや抹茶の濃さを調節できるのがうれしいですね。苦さも調節できるので、お子さんでも食べられるシロップになると思います。

抹茶にこだわって宇治抹茶を使うと、香りもいっそうよく高級感あふれるスイーツになります。

抹茶シロップが残ってしまったら、牛乳に入れてクリーマーで泡立てると抹茶ラテを作ることもできますよ。

身近な材料で自家製練乳を簡単手作り!

<材料>

  • 牛乳 200ml
  • 砂糖 50g
  1. 鍋に牛乳と砂糖を入れて混ぜ合わせる
  2. 牛乳を焦がさないよう時々混ぜながら弱火で煮詰める
  3. 半量になったら完成

火を止めた直後はサラサラしていても、冷ますととろみがつきます。豆乳やココナツミルクでも作れるので試してみてください。

練乳は日持ちしないので早めに使い切りましょう。残ったら、同量の室温に戻したバターと練り混ぜると練乳バターができます。

練乳バターは1か月ほど冷蔵庫で保存できるので、パンやクラッカーに塗って楽しんでくださいね。

かけるだけでOK!○○が手軽なシロップの代わりに!

カキ氷を食べたいけれど、わざわざシロップは買いたくないし、手作りするのも忙しくて面倒…。そんな時に、かけるだけでOKなシロップ代用品をご紹介します。

カルピス(原液)

カルピスの原液をそのままカキ氷にかけるだけ。甘酸っぱくてさわやかな味は夏にぴったりです。

炭酸飲料

コーラやサイダーなどの甘い炭酸飲料をそのままかけるだけ!シュワシュワの食感が癖になります。かき氷が溶けないよう、しっかり冷やしてからかけてくださいね。

ココア

ココアを濃い目に溶いて冷やしてからかけます。チョコレート風味のカキ氷になってお子さんにも喜ばれること間違いなしです。

フルーツ缶

フルーツ缶を良く冷やしてシロップごとかけましょう。フルーツも楽しめるのでちょっと豪華なかき氷になります。

メープルシロップ

ホットケーキ用のシロップがあるならばぜひ活用しましょう。こちらも香ばしくておいしいですよ。

はちみつ&レモン果汁

ポッカレモンなどのレモン果汁にお好みの甘さになるようはちみつを加えます。さっぱりとして夏バテ気味の体の疲労回復にオススメです。

市販の紅茶飲料

スーパーやコンビニ、自動販売機などで買える市販の紅茶飲料は甘さの強いものが多いので、カキ氷シロップにもピッタリです。良く冷やして使いましょう。

コーヒー

水に溶けるタイプのインスタントコーヒーを濃い目に溶いてお好みの甘さになるようガムシロップを加えます。練乳をプラスしてかけるとベトナムコーヒーという感じでおいしいです。

梅酒

割って飲むタイプの梅酒をかけると大人味のカキ氷の完成です。自分へのご褒美として、子供たちが寝てから作って食べるのもアリですね!

お家でカフェ気分!かき氷+αでとっておきアレンジスイーツ

普通のカキ氷に飽きてきたら、トッピングなどを工夫してアレンジするのはいかがですか?

今話題のカキ氷スイーツも簡単にお家でできちゃいます!

たっぷりトッピングでゴージャスに!パフェのような韓国風カキ氷パッピンス

韓国のスイーツ「パッピンス」をご存知ですか?

練乳のかかったカキ氷に、アイスやフルーツ、ナッツやシリアル、お餅など、たくさんのトッピングが乗った夢のようなカキ氷デザートで、日本でも食べられるお店が増え大きな話題となっています。

「お店で食べるのもいいけど、自分の家でも楽しみたい。」そんな自宅派の皆さんにパッピング風カキ氷の作り方をご紹介します。

<材料>

  • カキ氷 適量
  • 練乳  適量
  • お好みのフルーツ(イチゴ、キウイ、マンゴー、バナナなど)
  • お好みのアイスクリーム

その他、ゆであずき、シリアル、アーモンドやカシューナッツ、クッキー、クリームなどお好みで組み合わせます。

  1. 冷やしたガラスボールにかき氷を作る
  2. 練乳をかける
  3. 小さめにカットしたフルーツをのせる
  4. 好きなトッピングを氷が見えないくらいのせて、アイスを最後に盛れば完成

トッピングの内容によって自分の好みの味にできます。トッピングを色々準備して、子供に選ばせてもきっと盛り上がることでしょう。

見た目もボリュームがあってゴージャスなのでパーティのデザートメニューとして作ってもいいですね。

子供の友人がたくさんお家に遊びに来た時などに「分け合って食べてね。」と作ってあげてもいいかもしれません。

鹿児島発祥の人気デザート!「白熊」風かき氷

「白熊」は鹿児島名物の人気スイーツです。カップ入り氷菓やミルクアイスバーとして鹿児島だけでなく、日本全国で買うこともできるようになりました。

元祖「白熊」はかき氷の上に練乳をかけて、小豆あんをのせ、缶詰などのフルーツをトッピングしたものです。材料も手に入りやすいものばかりなのでぜひ作ってみてください。

<材料>

  • カキ氷 適量
  • 練乳  適量
  • フルーツ缶 
  • ゆで小豆または粒あん
  1. カキ氷を削ります。
  2. 練乳をたっぷりかけて、缶詰のフルーツをのせます。
  3. ゆで小豆か粒あんをのせて完成
  4. ミカンやサクランボ、パインなどいろんな果物がのっていると白熊っぽさがでるので、ミックスフルーツ缶を使うとよいですね。

いつものフルーツ系シロップに飽きたら!素朴な和風カキ氷

フルーツ系シロップに飽きてきた時におすすめしたいのが和風味のカキ氷です。簡単にできちゃうので、ぜひ、素朴な甘さを堪能してください。

<材料>

  • カキ氷 適量
  • 黒蜜  お好みで
  • きなこ
  1. カキ氷を削る
  2. 黒蜜を好きなだけかける
  3. きなこを好きなだけかけて完成

濃厚なソースが味の決め手!チーズケーキ風かき氷

世間ではケーキのようなハイブリッドスイーツと呼ばれるアレンジカキ氷も話題です。今回は家庭でも作れるチーズケーキのような味わいのカキ氷のレシピをご紹介します。

<材料>

  • 牛乳で作ったカキ氷(台湾カキ氷を参照してくださいね)
  • クリームチーズ50g
  • ヨーグルト80g
  • 牛乳 大さじ1
  • 砂糖 大さじ2
  • はちみつ 大さじ1
  • レモン汁 少々
  1. クリームチーズ、牛乳、砂糖を耐熱容器に入れ電子レンジで1分程加熱し混ぜ合わせる
  2. ヨーグルトを加えさらに混ぜ冷やしておく
  3. はちみつにレモン汁を混ぜはちみつレモンを作っておく
  4. 砂糖をいれた牛乳から作ったカキ氷を準備する
  5. 2のクリームチーズソースをかける
  6. 最後にはちみつレモンをかける

子供の野菜嫌いもこれで解消!?野菜でかき氷

「カキ氷をおやつに」と考えると、あまり栄養面は期待できないなぁと思いがちですが、実は野菜を凍らせてカキ氷機で削ると、体にうれしい野菜カキ氷ができるのです。

カキ氷にすることで野菜嫌いのお子さんも食べてくれるかもしれません。

トマトカキ氷

凍らせたトマトで作ります。

凍ったトマトを洗って皮をむいたら、カキ氷機に入れて削るたったこれだけで出来ちゃいます。トマトの自然な甘みがさっぱりしておいしいですよ。

カボチャカキ氷

下ごしらえが必要ですが素朴な甘さがおいしいかき氷になります。

  1. 皮をむいたカボチャをゆでるか電子レンジで加熱し、つぶす
  2. 熱いうちに砂糖と少量の牛乳をいれ混ぜる
  3. カキ氷機に入るくらいのサイズに丸めてラップでくるんで凍らせる
  4. 凍ったらかき氷機で削る
  5. 同じ作り方でサツマイモでも作れます。

お家にかき氷器が無くても作れる!簡単レシピ

「カキ氷を食べたいけれど、家にカキ氷機がないから。」と諦めている方へ。実はカキ氷機を使わなくても、カキ氷を作る方法があります。

ふわふわカキ氷とは少し違った食感になりますが、それはそれでおいしいのでぜひお試しください。

ジップロックで練乳イチゴ

<材料>

  • 牛乳      500ml
  • 砂糖      大さじ8杯
  • イチゴシロップ お好みで
  1. 牛乳と砂糖を鍋で混ぜ合わせ、弱火にかけて砂糖を溶かす
  2. 冷めたらイチゴシロップを混ぜる
  3. ジップロックに入れて凍らせる
  4. 完全に固まる前に一旦取り出し、ジップロックを揉むように混ぜる。
  5. 何度か4の作業を繰り返して完成

ジップロックでマンゴーミルク氷

<材料>

  • マンゴー 1個
  • 牛乳   350ml
  • 練乳   大さじ5杯
  • マンゴーソース あれば
  1. マンゴーは皮をむいて種を取り除く
  2. 牛乳とマンゴーと練乳をミキサーにかける
  3. ジップロックにいれて途中袋の上から揉みながら凍らせる
  4. 皿に盛りつけてからマンゴーソースをかけて完成

生のマンゴーではなく缶詰のマンゴーでも作ることができます。

いつも残っちゃうのが悩みの種…余りがちな市販のシロップ活用法

シロップを買ってもカキ氷だけでは使い切れず、冷蔵庫の肥やしになってしまった経験はありませんか。今年も使い切らないうちに賞味期限切れなんてことを繰り返さないために、手作りお菓子やドリンクなどの活用法をご紹介します。

色とりどりのグミを手作り

<材料>

  • カキ氷シロップ  大さじ2杯
  • 水        大さじ2杯
  • 粉ゼラチン    10g
  1. シロップと水を合わせる
  2. 1にシロップを振り入れる
  3. ゼラチンが水分を吸ったらレンジで20秒ほど加熱し、ゼラチンを溶かす
  4. シリコン製の製氷皿やチョコレートなどのお菓子を作るなど型に流し入れ冷蔵庫で固める

レンジで加熱するときは、吹きこぼれに注意して少しずつ様子をみながら行ってください。

シロップの色を生かして!カラフルゼリー

<材料>

  • カキ氷シロップ  大さじ2杯
  • ゼラチン     5g
  • お湯       400ml
  • 砂糖       大さじ3杯
  • レモン汁     大さじ2杯
  1. ゼラチンは分量外の大さじ1の水でふやかしておく
  2. ボールにシロップとお湯、砂糖、レモン汁、ふやかしたゼラチンを入れる
  3. ゼラチンや砂糖が溶けたら、ガラスの器に注いで冷蔵庫で冷やし固める
  4. 同じ分量と要領で別の味のゼリー液を作って冷ましておく
  5. 固まったゼリーの上に4の液を流し入れる

この方法で2層や3層に色が重なる見た目も可愛いゼリーができます。

カクテル風ソーダ

シロップを炭酸水で割るだけで、いろいろな味のソーダができます。シロップの注ぎ方を工夫すると、少しおしゃれなカクテル風ソーダになります。

  1. グラスに炭酸水を注ぐ
  2. 長いスプーンなどを伝わせて静かにシロップを注ぐ
  3. するとビックリ!シロップは底に沈んで、グラスが2色に分かれます

これはシロップの方が砂糖などをたくさん含んで比重が重いためできる現象です。飲むときはよくかき混ぜてくださいね。

上にアイスクリームをのせると、ソーダフロートになります。

手作りかき氷で日本の暑い夏を乗り切ろう

意外にもカキ氷の歴史は古く、日本で一番はじめにかき氷を食べたと記録されている人は、あの「清少納言」です。

清少納言が書いた枕草子には「削り氷にあまずら(あまかずらの樹液を煮詰めたシロップ)入れて、新しき金まり(金属製の器)に入れたる」という記載があります。

昔から日本ではカキ氷は暑気払いに良いとして多くの人に愛されてきました。いうなれば日本伝統のスイーツですね。

オーソドックスなカキ氷から進化形カキ氷まで、いろいろな味を作って、家族みんなで暑い夏を乗り切りましょう。

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