子供との休日の過ごし方!宝探しや謎解きなど親子参加できるイベント
土日のお休みや夏休みなどの長期休暇に、子どもたちと一緒に家族でお出かけの計画を立てる際、いつも同じルートばかりになってしまい子供が飽きてしまう…という方がいるかもしれません。
そんな時、一味違う選択として、親子で探偵になって街の中を捜索したり、暗号を解いたりするのはいかがでしょうか。
鉄道会社やショッピングモール、公園や自治体など様々な場所でコラボレーション企画も施行されており、親子で楽しめる様相になっています。
一見参加のハードルが高そうなリアルイベントですが、実際はとても手軽に挑戦でき、さらに大人もお子様も本気で楽しめます。
大人も子供も本気で楽しめるリアルイベントについて、実際に体験してきたのでその体験談と一緒にご紹介します。
この記事の目次
大人も子供も夢中!リアルイベントの種類と魅力
リアルイベントは、事前に地図や暗号を手に入れ、決められたエリアの中で地図や暗号の中で示されている場所に向かい、宝箱を発見したりアイテムを手に入れたりしていくイベントです。
無事にすべてクリアできると、グッズがもらえたり抽選に参加が出来たりすることもあります。
大まかな流れはこのような形で共通していますが、主催する団体によって微妙に形態が異なります。
特に有名な主催団体3つと、それぞれの特徴を見ていきましょう。その上で、自分の家族により合ったイベントを選ぶと良いですね。
- タカラッシュ
- リアル脱出ゲーム
- 謎解きタウン
ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
最大規模のリアルイベント!ファミリー向けも豊富なタカラッシュ
リアルイベントの中でも、謎解きだけでなく宝探しをメインに行うのが「タカラッシュ」の特徴です。
常に全国各地で宝探しイベントが行われており、自治体そのものが宝探しのフィールドになっていたり、観光地の中で観光をしながら楽しむことも可能です。
定番の人気スポットでは飽きてしまったご家族や、家族全員での買い物で途中で飽きないようにすることもできます。
参加方法は、参加を決めた宝探しのスタート地点に向かい、地図を手に入れて謎を解き、その地点へと向かって宝探しをしていきます。ほとんどの場合無料で参加可能です。
全ての宝箱を見つけたら、宝箱にかかれているキーワードを宝探し本部へ報告して終了となります。記念品やカードを手に入れることができます。
また、ホームページ上で電車移動が便利なのか車移動が便利なのかの案内や、所要時間の目安も案内がなされています。
さらに、ファミリー向け、大人向けなど、各世代向けに違う宝探しがリリースされているのも大きな特徴です。
「脱出」だけではない!難易度高めのリアル脱出ゲーム
リアル脱出ゲームは、2004年にインターネット上で流行った脱出ゲームをリアル世界で行ったイベントを契機にスタートした謎解きゲームです。
「脱出」という言葉を使っているので、廃病院や屋内施設、特設会場の中で謎を解き、その場所から脱出(謎解き完了)するゲームが主力となっています。
最近では脱出型ではないゲームも主催されており、東京メトロとコラボレーションした「地下謎への招待状」は3年連続で開催されるなど大人気となっています。
リアル脱出ゲームの特徴は、綿密に計算された物語の中で謎が展開することです。
少し難しい部分もあるので、幼稚園くらいまでの子供だけで参加するのは難しく、大人と力を合わせて解いていくことが必要になります。
また、ほとんどが有料で行われており、事前に指定された場所で謎解きキットを購入するか、指定の場所で入場券を買う必要があります。
難易度も高めなので、所要時間に個人差が多いのも特徴です。
参加方法は、謎解きキット(入場券)を購入後、指定された場所で謎を解き、次の場所へ移動するというのを何度か繰り返しながら最終的な目的地を目指していきます。
全てのミッションを無事にクリアすると、記念品をもらえたり特設サイトにアクセスできるようになります。
スマホを使った演出も!謎解きタウン
謎解きタウンは、観光地やテーマパーク、ショッピングモールなどの店舗で参加することが出来る謎解きイベントです。
参加者は参加キットを指定の場所で購入し、その中にある謎を解きながら指定されたミッションをクリアしていきます。
参加料は参加キットの購入代がかかります。また、演出にスマホのアプリやスマホのサイトを使うことが多く、ポータブル充電器を持って参加することが望ましいです。
参加方法は、参加キットを入手後指定されたアプリのダウンロード(もしくは指定されたサイトへのアクセス)を行い、手元のキットとサイトとを照らし合わせながら謎を解き、目的地を目指します。
全てのミッションをクリアした場合の商品などはありませんが、参加キットそのものが後々使える仕様となっていることもあります。
また、オンラインでの謎解きゲームの配信や、謎解き愛好者のSNSも行われています。
町おこしとしても注目!リアルイベントがおすすめの理由
このようにたくさんのリアルイベントがありますが、地域の特性を生かしたシナリオ作りや、謎解きの提供による地域の活性化などの観点から、町おこしや観光の目玉としての注目も集めています。
では、何故親子でのレジャーにリアルイベントがおすすめなのか、その理由は主に2つあります。
- 誰でも夢中になれる
- 全国各地で開催
ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
大人も子供も思考をフル回転!誰でも夢中になれる世界
3つのどの団体の謎解きイベントも、世界観が緻密に作り上げられています。
中には、子供と大人で反応する箇所が違うという凝ったネタが仕込まれているシナリオやトリックに出会うこともあります。
大人向けだと思って一生懸命にパパとママが解いているのに、子どもが一目見ただけですぐに謎が解けてしまい、子供の柔軟な発想に驚かされることもあります。
また、タカラッシュの場合はさまざまな難易度の宝探しを設定しており、子供の年齢や条件などにあわせて参加する宝探しを選ぶことができます。
さらに、リアルイベントの舞台となる場所は日頃親しみのある場所から非日常のテーマパークや観光地まで多岐に渡ります。
テーマパークや観光地も、他の人とは違った楽しみ方や穴場スポットの発見につながります。また、待ち時間が存在しないので子供が飽きることもありません。
家族全員が楽しめることから、お友達家族と一緒に大人数で参加することが出来るんのも魅力です。
毎日全国のどこかで開催中!県丸ごとがフィールドの事も
イベントの舞台となる場所は全国各地にあり、大都会からそうではないところまで多岐にわたります。
また、指定された日時のみの開催ではなく比較的長い期間が設けられており、その間であればいつでも参加できるようになっていることが多いです。
日本全国どこにいても何かしらのイベントに参加できる可能性が高く、ピンポイントの日程でもないので、予定が変わりがちな仕事をしている家族がいる場合や、子供の体調を見極めながら参加を決められるのは嬉しいポイントです。
リアル子連れ参加レポート!参加時の注意点
では、実際に参加するにあたり注意するべきことやコツなどはあるのでしょうか。
実は、リアル脱出ゲームの公演である「地下謎への招待状2016」に、先日主人と娘(0歳)と友人家族(夫婦、男の子9歳)の7人で参加してきました。
その時のレポートとともに、子連れでの参加の場合の注意点と謎解きのコツを解説していきたいと思います。
暗くなると難易度が上がる…午前中からスタート
「地下謎への招待状2016」に限った話ではありませんが、リアルイベントの類は、ナイト開催の大人向けを除いて明るいうちではないと難易度が急激に上がります。
外にある看板が目印になる場合や、宝探しだと宝箱そのものが外に設置されているために探しにくくなるからです。
子供連れで暗い中に移動するのも大変ですし、時間も場合によっては結構かかることを想定して、少なくともお昼前には出発できるような時間帯を選びましょう。
赤ちゃんは抱っこひもが無難!大人も子供も歩きやすい靴で参加
「地下謎への招待状2016」は東京メトロとのコラボレーションで、謎を解いては目的の駅まで地下鉄で移動する…の繰り返しでした。
また、かなりの距離を歩きます。
今回のイベントで万歩計を付けていましたが、総歩数は1万歩を超えました。
大人も子供も歩きやすい靴で、さらに謎解きの度に外にあるベンチに座る機会も多かったので汚れても良い服装で行った方が良いでしょう。
キットを手に入れたらまずは作戦会議!適時休憩も忘れずに
謎解きのキットや地図を手に入れたら、まずは近くの喫茶店やファミリーレストランに入って作戦会議を立てましょう。
スタート地点の謎を移動する前に解いておくことで、無駄な移動をすることなく謎解きに集中できます。
さらに、スタートの謎だけでなく、キットや地図の隅々まで目を通すと、思わぬところにヒントが隠されていることもあります。
また、子供が疲れるよりも前に先回りして休憩をはさんでいくのも、子供の機嫌が悪くならないポイントです。
私が0歳の娘を連れていたので、約3時間おきに授乳室のある施設の近くで休憩時間を取りました。
ファストフード店を利用したり、公園内でのんびりしたりして疲れをとると、頭もすっきりします。
授乳室がない所での赤ちゃん連れでの謎解きイベントの参加は、正直あまりお勧めできません。
もっとお子さんが大きくなってから家族で楽しみましょう。
子供を置いてきぼりにしない!協力姿勢が大切
友人夫婦が謎解きに熱中するあまり、友人の息子が「僕も入れてよ~」と拗ねてしまうことがありました。
ひとつひとつの謎に対して必ず子供と一緒に協力をして解くことを忘れないようにしましょう。
また、もし子ども向けの難易度のイベントに参加し、はたから見たらすぐにわかるような謎で子どもが悩んでいても、すぐに答えを教えるようなことは止めましょう。
もし無事に解けたら「すごいね!さすがだね!」といっぱい子供をほめてあげてください。
達成感を味わい、子供もより謎解きに真剣に取り組めると思います。
親子のコミュニケーションをしながらイベントを楽しもう!
実際に各イベントに参加してみると、参加されている方の年代がとても幅広いことに驚かれるかと思います。
リアルイベントは大人も子供も楽しめる、頭を使う楽しいイベントであり、工夫次第でさらに楽しむことが出来るゲームです。
普段なかなか親子でのコミュニケーションが取れずにいるという方も、謎解きを通してならば、大人も童心に帰って子供と一緒に楽しい時間を過ごせるのではないでしょうか。
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