赤ちゃんが指差ししない…主な原因と月齢別のトレーニング方法

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2017/03/11

赤ちゃんの小さな手が何かを指差していると、とても可愛らしいですよね。赤ちゃんの指差し行動は主に10か月ごろから始まります。

しかし、中にはそれ以上の月齢に至ってもなかなか指差しが始まらないお子さんもあります。その場合自閉症の心配をされるお母さんも多いようです。

指差しが遅れることは、自閉症や発達障害の兆しと言えるのでしょうか。また、指差しを促すために親が出来ることはあるのでしょうか。

月齢別に、適した練習法や効果的なアイテムなどを紹介します。赤ちゃんと楽しんで練習してみてください。

赤ちゃんの指差しは関係の広がりを示す発達上の大事なポイントです

赤ちゃんは、一般的に月齢で言うと9か月ごろから指差しを始めことが多いとされています。1歳半検診でも、指差しがキチンと出来るかの検査が行われます。

9~10か月ごろに指差しが始まって、1歳半までに自分が思っているものをしっかり指差せるようになれば、発達面では基本的には問題が無いということになります。

指差しとは、このように赤ちゃんの発達の度合いを測る上での一つの大切なポイントです。それは赤ちゃんに理解できる世界が広がっているということなのです。

指差しとは、今でママと二人きりの二者関係だった生活から、それ以外の対象にも反応し始めるという最初の合図なのです。

指差しするということは興味関心が育っている証拠

赤ちゃんが指差しをするということは、その対象に興味関心を抱くようになっていくということです。

ママと一緒に遊びながらも、おもちゃや絵本に書かれている絵を指差すようになってきたのなら、それは赤ちゃんの感覚が一歩成長したことを示します。

とくに関心を引きやすいのが、不動の人気キャラクターアンパンマンですね。独特の柔らかい感じが赤ちゃん興味を引きやすいのでしょうか。

シンプルな特徴の顔のデザインですから、まだ視力の弱い赤ちゃんでも認識しやすいのかもしれません。

うちの長男も、生後9か月くらいの頃何気なくテレビのアンパンマンを見せてみたら、あっという間に興味を持って、指差すようになりました。

この関心を示すための指差しが、赤ちゃんの指差しが持つ一番最初の目的となります。

自分の周りにあるこれはなんだろう?という思いが、指差して見せるという行動になるのです。

これは子どもの心の中で、自分独自の気持ちが育っていくスタートラインです。何に興味を示すかは極個人的な心の働きです。

まだ言葉を持たない赤ちゃんが、初めて自分の思っていることを相手に伝えようとしているのですね。コミュニケーションの始まりです。

なので、興味が育っていくということは、その子どもの中で独自の個性が成長して行っている証なのです。

月齢が上がっても赤ちゃんが指差ししないのは発達障害なのか

一方で、1歳を過ぎてもなかなか赤ちゃんが指差しをしない、何かに興味を示さない、親の呼びかけにも反応しない、という悩みを持ってる方もいます。

子どもが指差しをしないことには、どんな意味があるのでしょうか。発育上にどのような問題を持っているのでしょう。

実は、指差しをしないお子さんは、発達障害児である可能性があるのです。もちろんあくまで一つの指標ということで、原因は他にも考えられます。

自閉症などのお子さんの中には、物を指差しをすることで自分の要求を相手に訴えないという例も確認されています。

自分の子が指差しをしない時、どのような育児をしていくべきなのでしょうか。そして発達障害だった場合はどんな対処方法があるのでしょうか。

子どもの発達には個人差が大きいので指差しが始まる時期もそれぞれ

指差しが始まる時期は赤ちゃんにとってそれぞれに違います。子どもの発達段階は個人差が大きいので、検診などで指差しが出来なくてもまだ心配はいりません。

現にうちの子供も1歳半検診では、指示されたものの指差しが出来ませんでした。その後もう一度発達相談を受けましたが、今では特に問題ないと言われてます。

このように赤ちゃんの成長はとてもマイペースで、ゆっくりの子もいれば、スピーディーな子どももあるのです。

大体2歳ごろまでは、赤ちゃんの成長のスピードは速い子と遅い子の間で数か月の開きがあると考えられています。

遅い事が悪い事ではありませんし、早ければ安心と言うことでもありません。あくまで赤ちゃんの個性なのですから。

自閉症なのか心配なママは専門家に相談を

先にも挙げたように、自閉症のお子さんは指差しをすることが無い傾向にあります。すべての自閉症児がそうなのではありませんが、中にはそういう子もいるのです。

また、クレーン現象と言って、人の手を取って何かを取る道具の様に使う、独特の様子を見せることもあります。

自分の子どもが自閉症かどうか心配になった場合は、自治体の保健センターなどに相談することをおすすめします。

最近は分からないことがあるとネットですぐ情報を集められるのでとても便利です。ですが、事実は専門家の先生に、本人を見てもらわなければ分かりません。

育児書通りにはいかないものです。お父さお母さんが不安になっていたら、お子さんのためにも良くないですよね。なのでまず行動を起こしましょう。

保健センターには子育て全般の悩み事を聞いてくれる部署が必ずあります。良くわからない場合は市役所などの総合案内で問い合わせてみてください。

保健センターは市や区の管轄なので、必ずどこに行けば保健師さんやカウンセラーや育児相談アドバイザーがいらっしゃるのか教えてくれます。

臨床心理士の先生の発達相談を受けることも出来ます。自閉症かどうかの発達診断チェックを受けることも出来ますし、具体的な育児の対処法も相談できます。

あるいは、乳児期からかかっている小児科があれば、相談するのがいいでしょう。生まれた時から良く知る先生が居ますからね。

指差しが遅れることは、発達障害の診断の一基準です。それだけに素人である親に判断することはできません。

お子さんのためにも発達障害は早い段階で分かった方がいいので、普段の生活の状態が気になっていたら、是非専門機関を訪ねてみてください。

子どもと一緒に楽しんで指差し練習するためにママが出来る事

なかなか指差しが始まらない時は、ママと一緒に練習してみるという方法もあります。赤ちゃんの興味が伸びるようにアプローチするのです。

これは赤ちゃんとママの関わりの一つにもなるので、生活の中に上手に取り入れていきたいものです。

赤ちゃんとの積極的な触れ合いは、乳児育児の中の基本です。指差しの練習という目的だけでなく、普段から頭に入れておきましょう。

子どもが一番興味を持つお母さんが指差し練習を促しましょう

何と言っても赤ちゃんが一番関心を持っているのは、お母さんです。毎日傍に居ていろんなお世話をしてくれる人ですからね。

指差し練習の手順

  1. まずお母さんが赤ちゃんに指差しを見せてあげる。お子さんを指差しながら、名前を呼んでみたり。自分を指差して、お母さんだよ、と言ってみたり。
  2. おもちゃを指差して見せながら、これが○○ちゃんの大好きなアンパンマンよ、などと声掛けをする。

赤ちゃんと触れ合う上で大切なのは、言葉掛けです。赤ちゃんはお母さんの声にもっとも強い反応を示すのです。

お母さんが、話しかけながら何かを指差す、という行動を繰り返してみてください。すると赤ちゃんは真似をするようになります。

赤ちゃんはお母さんに見つめられて話かけられるのが大好きです。だから、お母さんのすることに興味を持って真似をするようになるのです。

赤ちゃんの成長に合わせ練習方法を工夫するコツ

月齢ごとに個人差は大きいのですが、指差しが始まる10か月ごろにもうたっちがで出来るお子さんや、まだお座りしか出来ない子どもさんもいます。

赤ちゃんのペースに合わせて練習をしていきましょう。

  1. 座れる子→犬がテレビに映ったりしたときに指差して「ワンワンよ」と声掛け
  2. 抱っこの赤ちゃん→抱き上げて外の景色を見せながら、車を指差して「ぶーぶーよ。」などと話しかける
  3. 一人遊びが始まった赤ちゃん→目の前に二つのおもちゃを並べて、○○ちゃんが好きなのはどっちかな?と声掛ける
  4. 1歳ごろ→ビー玉などの小さなおもちゃを手のひらで転がして、「どっちかな?どっちかな」と言いながら片方の手に握って両方の握りこぶしを見せる。そして「ビー玉があるのはどっちかな?」と話しかける
このように、指差しの練習には遊びの要素を取り入れていくことが大切です。その時、ママも楽しい!という気もちをもってやりましょう。

ママが楽しい気持ちになると、子どもにもそれが伝わります。すると赤ちゃんも楽しくなって、指差し練習に前向きになれるでしょう。

指差しはコミュニケーションの始まり。上手に促しましょう

赤ちゃんの指差しには重要な意味がたくさん込められています。おしゃべりの出来ない赤ちゃんにとって指差しは言葉と同じ意味を持つのです。

最初は興味のあるものを指差ししていますが、だんだんと自分の意思を相手に伝えたい時に、指差して主張するようになります。

一方で、その主張がなかなか育たない子どももいます。発達障害の可能性がある場合もありますし、特別な検査が必要になってくるかもしれません。

しかしそんなことも含めて、指差しは赤ちゃんとの最初のコミュニケーションなのです。自分が指差しているものに誰かが反応すると、赤ちゃんはうれしいんです。

それが、自分が大切にされているという心を育て、自分は受け入れられているという安心感も育てるのです。

赤ちゃんの指差しは大事にしましょう。なかなか始まらない時は工夫して練習しましょう。我が子との会話を楽しむ心をもちながら。

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