一人寝はいつから?始めるきっかけ3つのパターンを見てみよう!
一人寝を始めるのは何歳くらいが適しているのでしょうか。実は、適齢期はそれぞれで、「一人で寝てみたい」と思う気持ちが起きたとき、というのが一般的な考え方のようです。
兄弟構成や住宅環境などの理由から、子どもを一人で寝かせるタイミングは家庭によっても様々です。
世間では、どんなタイミングで子どもの一人寝に踏み切っているのか、をご紹介しましょう。一人寝の計画を立てる参考にしてみてくださいね。
入園・入学をきっかけに・・・一人寝への憧れを大切に
「一人寝」を始めるきっかけで一番多いのは、お友達や、少し年上の親戚や近所のお兄ちゃんお姉ちゃんが、一人で寝ていることを知ったときではないでしょうか。
もしも、子どもがそんな気持ちを抱いていることに気がついたら、そろそろ一人寝の準備を始めてもよいかもしれません。
幼稚園や保育園のお泊まり保育をきっかけにしてもよいですし、小学校入学前に机とランドセルを購入するときに、ベッドを用意するのもよいでしょう。
我が家も、今は家族4人で畳の部屋に川の字で寝ていますが、娘の入学あたりを目安に、2歳上の息子と一緒に子ども部屋で寝かそうかな、と考え中です。
今はまだ、甘えたい時期が続きそうな二人なので、あと3年ほどの間に、少しずつ子どもへの意識付けをしていく必要がありそうですが・・・。
兄弟が増えたとき・主寝室が手狭になったとき
日本では、昔から「家族は川の字で一緒に寝るもの」という考え方が強く、赤ちゃんのころから添い寝をする慣習があります。
この光景は、西洋人から見るととても不思議に思えるそうで、1966年に行われた「日本の家族の寝方」に関する調査では、日本の家族が一つの部屋で寝ることが日本独自の傾向であることを示しています。
つまり、日本では、赤ちゃんのうちは一緒に寝て、兄弟が増えたり、子どもが大きくなったりすると、次第に寝室を分けるようになっていくのですね。
特に、寝室を分けるきっかけとして、「3人目が生まれ、主寝室が手狭になってきた」という理由で、上の二人が一緒に寝始めるパターンが多いのではないでしょうか。
夫婦が使っているベッドのサイズ、主寝室の広さ、子どもの性別によっても異なりますが、私の知人でも、3人の子どもがいる家庭ほど、早く一人寝を始めています。
逆に、子どもが2人の家庭では、小学校高学年でもママやパパと一緒に寝ているところが多いですね。
このように、子どもの年齢ではなく、家庭の事情に合わせて一人寝を始める、というスタイルもあるようです。
一人寝をさせるタイミングについてはこちらの記事も参考にしてみてください。
乳児のうちから一人寝
日本ではあたり前とされている赤ちゃんとお母さんの添い寝スタイルも、実は、海外ではあまり見られない光景なのです。
夫婦の関係を大切にする欧米では、生後まもない乳児のうちから子どもと親の寝室は分けてしまうため、親子が一緒に寝ることはほとんどないようです。
実は、母子の添い寝には睡眠時間を短時間化と関係があるとも言われており、日本の子どもの睡眠時間が短いのは添い寝が原因なのではないか、という指摘もあるのです。
このように、乳児のうちに「一人寝」を始めてしまうのも、一つの考え方と言えるかもしれません。
一人寝についてはこちらの記事も合わせて読んでみてください。
きっかけは家庭それぞれ!
親がこのきっかけでーと思っても、実際に子供本人の「一人寝したい」という気持ちがついてこないと、うまくいかない可能性があります。
今回紹介したようなきっかけはほんの一例と捉えていただき、お子さんの性格とも照らし合わせて実施してくださいね。
兄弟の上の子がするタイミングで下の子もなどのパターンもあると思います。自分たちのスタイルに合ったタイミングはいつか?を計画段階で立ち戻って考えてみましょう。
MARCH(マーチ)では、妊娠や子育ての先輩たちが、ためになる情報を毎日配信しています!新米ママ&パパはぜひご覧ください♪
まだデータがありません。