ベビーゲートはいつからいつまで必要?タイミングの見極め方と注意点

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2017/11/21

ベビーゲートの付近で遊んでいる子供

赤ちゃんを危険から守るためのベビーゲート。

危険な場所に入らないように通せんぼができるので、ママが赤ちゃんから離れる少しの間の安全を守るために、設置を考えている方も多いのでは?

設置するタイミングを逃さずに、必要な時に活用したいですよね。

ベビーゲートが実際にいつからいつまで必要なのか?設置のタイミングと取り外しのタイミングを、注意点も踏まえて紹介します。

ベビーゲートの設置はハイハイを始めた頃から

寝返りを始めたあたりから設置を検討し、ハイハイが始まったら設置するご家庭が多いです。

なぜハイハイを始めたら設置したほうが良いのか

ハイハイを始めると、赤ちゃんは色々なものを触りたがり、舐めたがります。机の脚から棚の小物まで、すべてが彼らの好奇心を駆り立てます。

筆者の子供も、生後7ヶ月頃からピアノの椅子の脚やペダルを執拗に舐めたがっていました。

そうなると、おちおちとトイレにもいけなくなります。親が「危ないから行かないで~!」と思っている場所に向かって突進していくのが赤ちゃん。つねにハラハラと心配している状態では、ママやパパの精神衛生上にも良くありません。

ベビーゲートを設置することで、少しのあいだ傍をはなれても、赤ちゃんのケガを防ぐことができます。親の姿が見えなくなって不安で泣くことはあるかもしれないですが、それでもケガをするより全然ましです。

赤ちゃんは成長が早いので、ハイハイをし出したと思ったら、もうつかまり立ちを始めた!ということも起こり得ます。まだ赤ちゃんがお昼寝をたっぷりしてくれる生後半年までの間にはベビーゲートを購入し、設置を終わらせておきたいところですね。

設置する際の注意点

ベビーゲートは大きく分けると3タイプに分かれ、タイプによって設置の際の注意点が異なります。

  • 突っ張りタイプ:しっかりと突っ張れる壁や柱があるかどうか
  • ネジなどを使う取付型タイプ:穴を空けて大丈夫な材質かどうか
  • 置くだけの自立式タイプ:特になし

賃貸で穴を空けたくない場合、基本的に突っ張りタイプか自立式タイプを置くことをおすすめします。突っ張りタイプは、子どもがゲートをガタガタと揺らす年齢になったら突っ張りが緩んでいないか定期的にチェックしたいですね。

また、揺らしてしまうと突っ張り部分の跡が残る場合があるので、ホームセンターや百均などで売っている滑り止めシート等を挟むと傷跡が付きにくくなるようです。

ベビーゲートを外すタイミングは2才頃

商品説明欄には満2才までと書かれていることが多いベビーゲート。とくにフェンスタイプは満2才になるまえに外す方も多いようです。

なぜ2才頃が外すタイミングなのか

基本的に、「危ないから入っちゃダメだよ」「これは触っちゃダメだよ」という話を理解できるようになる頃が、ベビーゲートを外すタイミングです。

2才頃になると、話を理解して危険を避けることができるようになってきます。また、フェンスタイプは2才半くらいになると自力で越えられるタイプもあります。

そうなると逆に危険なため、自力で越えてしまう前に、ゲートを外しても大丈夫なように子どもと話をしておきましょう。

ただ、階段上に設置した場合は、一人で手すりを持って危なげなく降りられるようになるまでと考えるご家庭も多いようで、安全に階段を上り下りできる4才近くまで外さない方もいます。

取り外しする際の注意点

取り外したあとも、もう大丈夫!と考えて子どもを解き放つのではなく、しばらくは見守ることが大切です。

階段は手すりを持って降りているか?キッチンでは危ないものを勝手に触っていないか?「危ないからダメだよ」という事項を親子で確認し、約束を守ることができていたら、しっかりと褒めてあげたいですね。

また、キッチンには子どもが触って遊べるものを用意すると便利です。玩具、ボウル、プラスチック製のお皿などを置いておき、それなら触ってもOKだよ!としておけば、2才ともなれば意外とダメと言った所は触らないもの。

筆者の体験
冷蔵庫にマグネットを貼っておき、料理をしている間はマグネットで遊ばせていました。3才くらいになると料理の手伝いもしたがるようになったので、最初の頃はおままごとセットをキッチンに持ち込み、ママが料理する横で娘にもおままごと料理をしてもらっていました。

もちろん、機嫌が悪いときなど上手くいかないこともありますが、これまで立ち入り禁止区域だった場所を楽しい場所に変えていけるといいですね。

ベビーゲートの取り外しは、子供の成長を見ながらでOK

2才になったからベビーゲートを外さないと!というわけではなく、子供の成長を見ながら外していけば大丈夫です。

そろそろ外しても問題ないかな?と思いきや、下の子が生まれたので継続して設置し、結局4~5年のあいだ重宝したという方もいます。

ベビーゲートがないと落ち着いて宅急便の荷物を受け取ることができない、ママ一人のとき、ドアを閉めてトイレに入れないという今。

ても、子どもがママやパパの話を理解して、「危ない場所には近づかない・触らない」という約束を守れるようになる日は必ずやってきます。

気長にゆっくりと、ベビーゲートの力を借りながら見守っていきたいですね。

▼ベビーゲートの選び方とおすすめ商品についてはコチラも参考にしてみて!

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