【年齢別】ママと双子でお出かけ!電車で遠出できるコツを体験を踏まえて紹介
小さな赤ちゃんや魔の2歳児を連れてのお出かけはママも一苦労ですよね?
それが双子となると大変さも2倍、いやそれ以上かもしれませんね。それに年齢によって大変さも変わってきます。
例えば…
- 1歳未満の赤ちゃんだと授乳の事やオムツ替えが気になりますよね?それにベビーカーを使っての移動をどうするか。
- 2歳ぐらいになると歩けるようになりますが、急に走り出したり、手をつないでくれなかったり、それになんでもかんでも「イヤ!」そうイヤイヤ期真っただ中。
- 3歳を過ぎるとオムツが取れる子が多いのですが、そうなるとトイレどうするのか…。
悩みはつきません。
今回は、5歳の双子育児真っ最中の私の体験もふまえて、ママ1人でも双子と電車で遠出できるコツを0歳~1歳半頃・1歳半頃~3歳頃・3歳頃~の3パターンでご紹介します。
この記事の目次
双子と電車でお出かけ!どの年齢でも共通する気を付けておきたいポイント
普段利用する電車とは違って、特急電車となると乗っている時間が長くなります。それにいつもとは違う雰囲気にママも不安になりますよね?
そこで、基本になる何歳の双子でも共通しておさえておきたいポイントをご紹介します。
切符は座席指定がおすすめ
長時間の移動になるので、必ず座れるというのが絶対条件です。座席指定を取って確保しましょう。
自由席であれば未就学児は無料ですが、指定席を取る時は0歳でも子ども料金が発生します。
その時は、大人1枚・子ども1枚で取ります。未就学児までは、1つの席に2人座れます。0歳児でも1人は座席でゴロゴロ、もう1人はママのお膝や抱っこで対応できます。
そして何より2人して機嫌が悪くなったとき、デッキへ移動して気分転換がしやすいです。しかも、荷物も見ながらあやせます。
JRや近鉄では1ヶ月前から切符の予約ができます。電話・インターネットどちらでも可能です。その際に、どの座席に座りたいかもきちんと決めて予約しましょう。
電話で直接予約する場合は、オペレーターの方に「小さいどもがいるので、出入り口やトイレに近いところが良い。」という事を相談するとその条件で探してくれます。
服装はおそろいで
特急電車に乗るという事は、大きな駅を利用します。もしかすると、迷子になってしまう可能性もあります。
服装がおそろいだと目立つので探しやすく1人だけ迷子になってしまった場合でも、周りの人に「この子と同じです。」と明確に伝えられます。
新型車両かチェックしましょう
最近の特急電車では、新型車両になると広いおむつ交換台になっていたり、多目的室があったりと双子連れにはとても助かります。
私も実際、帰省の際に利用している特急電車が、去年から新型車両に変わりました。多目的室もあって、トイレも広くてキレイになっていました。
【0歳~1歳半頃】お昼寝のタイミングがカギを握る!
この時期は、2人一緒のタイミングでお昼寝してくれるとママはとても助かるし、気持ちも楽になります。このタイミングが合えば、お出かけがとてもスムーズに感じます。
移動スタイルは1人用ベビーカー+おんぶ
一番移動しやすいスタイルが、1人用ベビーカーに1人を乗せて、もう1人をおんぶします。
抱っこの体勢だとベビーカーを折りたたむ時や、何か動作をする時にやりにくく、赤ちゃんにもあたって危ないです。
お昼寝のタイミングに合わせて乗りましょう
ベビーカーに乗ると寝るという子は、電車の揺れでも寝る子が多いので、お昼寝の時間に電車の中いるように逆算して乗ってみて下さい。
1人が寝て、もう1人が起きている状態でも、起きている子をかまってあげられるので、機嫌が悪くてぐずってしまう事は避けられます。
授乳やオムツ替えはどうする?
電車に多目的室があれば2人同時に移動ができて、同時授乳もできます。そのまま、オムツ替えもできて、とても便利です。ただ、体が不自由な方が優先になっているのと、鍵がかかっているので、乗務員さんに確認をとって利用してください。
多目的室がない時の対応は?
2人とも母乳の場合は授乳ケープを使いましょう。その際のコツとして、授乳服を着ると良いです。
ワンピースや普通のシャツだと手間がかかりますが、授乳服だとサッとできます。
混合授乳の場合はこの時だけ、2人ともミルクにします。ママの胸が張ってつらいという人は、1人はケープを使って授乳して、もう1人はミルクにします。
6ヶ月ぐらいになると、1人で哺乳瓶を持って飲めるようになるので、頭に少し角度をつけてあげられれば、同時に授乳ができます。
- 場所が狭い場合
-
抱っこしている子をまず交換します。次に、おんぶしている子をオムツ交換台に寝ころばせ、終わった子の方をおんぶします。おんぶしている間はベルトをして落ちないように気をつけて下さい。そして、もう一人も交換します。
6ヶ月ぐらいになって、座れる様になったら待っている子の方をベビーキープに座らせる事ができるのでより安全になります。
電車内のトイレが不安なら、乗る前に駅のトイレで替えましょう。長時間の乗車になっても4時間ぐらいですよね。
なので、乗る前に替えて、着いた駅で替えれば大丈夫です。特急電車が停まる駅なので、乗車する駅のトイレの設備は整っています。
持って行くと役立つおもちゃ
基本的に2人分持っていってもかさばらないおもちゃです。カシャカシャ音のする「赤ちゃん専用新聞」というおもちゃはなぜか泣き止みます。
電子音のするおもちゃよりは音も大きくないのでおすすめです。
泣き出しちゃった!そんな時の対応
私の場合、眠くて泣くことが多かったので、この方法で2人とも寝てから座席におろしてそのまま寝るという風にしていました。こうなれば、かなり楽に電車に乗れます。
【1歳半~3歳頃】イヤイヤ期で大変!
この年齢のお子さんは、機嫌の良い時は大人が言っている事も分かりますが、一旦ぐずってしまうと落ち着かせるまで大変です。
自分で「できる」と言っても、出来ない事も多いです。大人が少し先回りして対応の方法を考えましょう。
移動はバギーボードがあると便利
歩きたがるけど意外と歩けないのがこの時期です。もう、おんぶも大変という時は、1人用のベビーカー+バギーボードというスタイルで移動しましょう。
バギーボードも使わない時は専用のひもがついているので、吊り下げて収納できるので便利です。
迷子ひもを活用しよう
賛否両論のあるこの迷子ひも。双子育児の時は、危険から身を守るためにも活用をおすすめします。
持っていくと役立つもの
- 封が開いていないおそろいのシールブック
- 今まで撮った画像があるカメラ
興味を持たせて集中が続くようにする事が必要なので、自分で封を開ける事で興味を引き付けます。シールを貼るのが好きな年頃なので、けっこう集中してくれます。
ただ、同じでないとケンカになる恐れがあるので、同じものを用意して下さい。
自分たちが写っている画像は面白いみたいで、集中して今まで撮った写真を2人で見てくれます。一緒にママもその時のことを話しながら見ると楽しめます。
食事とお昼寝のタイミング
私の場合は、電車に乗って、お昼ご飯を食べるようにしていました。そのあと少し遊んで、揺れと共に眠くなるというパターンでした。
【3歳~】自分でできる事が増えてくるけど目が離せない!
集団生活に入るこの年齢は、「自分でやる!」という気持ちも大きくなります。少し頼もしくもなりますが、テンションが上がってしまうと止められません。
車内が公の場だという事をきちんと伝えましょう。
ある程度は理由も分かってくるので、子どもが大きな声で話したり、座席から離れてウロウロしようとする時は、しっかりとマナーを教えてあげましょう。
頭ごなしに注意するよりも、良い機会にもなると思うので丁寧に説明することも大切です。
荷物を少し手伝ってもらいましょう
大人のように自分のリュックに荷物を入れて持つのがうれしい時期です。中には、万が一の時のパンツとズボンの着替えや、おかしといった重くないものをそれぞれに持ってもらいます。
電車の中での過ごし方
集中力がついてくるので、折り紙や小さいお絵かきボード・ホワイトボードがお勧めです。コンパクトなので荷物にもなりません。ただ、ケンカにならないように1人1つ用意してください。
特に電車好きのお子さんなら窓から見える景色にも興味がありますので、お話ししながらながめるのも良いです。
言葉も多く覚えますので、しりとりも続くようになります。2人でも出来るので、大人がフォローを入れる感じで遊べます。声が大きくなりすぎないように注意してください。
これに加えて私の場合は、幼児雑誌を普段買わないのでこの時だけ時別に用意すると、しばらく集中しています。何回も見直すことが出来るので、かさばらなければお勧めです。
意外と見落としがちなトイレ事情
3歳を過ぎるとオムツも取れて、トイレで出来るようになりますので、お出かけが楽になってきます。ただ、トイレがお家とは違うので出来ないという子もいると思います。
お家を出る前にお約束を
この年齢になると、幼稚園や保育園に通っている子も増えていると思います。先生とのお約束事をしていると思うので、出発前に3つ分かりやすくお約束をしてみましょう。
- 走り出さない。
- 電車の中で席を立ったり、大きな声を出さない。
- 出来てなかったらお互いに注意する。
我が家の場合は、「大きな声を出さない」は、幼稚園で「アリさんのお声で話す。」と教えられているので、そのように言っています。幼稚園で先生が使う言葉の方が効き目はあります。
せっかくの双子なので、「守れてなかったら教えてあげて。」と言うと、お互いに注意しあっています。
帰省する場合のコツ
1回経験してみてから、流れをつかんで次は1人で帰省するようにすれば、不安も軽減されます。そこまでは無理でも、降りる駅まで迎えに来てもらう事が出来れば助かります。特に地方の田舎への帰省は、特急電車からのローカル線やバスへの乗り継ぎがあります。
私の場合も、4時間弱の特急電車の旅をして、駅から実家の最寄駅まで乗り継ぎが必要です。なので、特急電車を降りる駅まで迎えに来てもらっています。帰省の場合は、みんな楽しみにしている事なので、どこまで手助けしてもらえるか、1人で抱え込まず相談して下さい。
大量の荷物はどうするの?
帰省する場合は、1週間ぐらい滞在するという事も多いです。そうなると荷物の問題が出てきます。1番のお勧めは、宅急便で送るという事です。
荷物を送る際は、服等圧縮パックに入れられるものは、コンパクトにすることでかさばりません。段ボールの大きさは120サイズ2つにして、1つはママのもの、もう1つを双子ちゃん用にして送ります。こうやって2つに分けると出すときに分かりやすいです。
乗り切るぞ!心掛けと思い切り
双子を連れてのお出かけと考えただけでも、心配ばかりが頭をよぎりますよね?「出来る理由」よりも「出来ない理由」の方が多と思います。
そして、人の好意に甘えるという事も大切です。双子だと目立ちますので声を掛けて下さる方も多いと思います。困っている時は助けてもらいましょう。
エレベーターのボタンを押して待ってくれたり、荷物を持ってくれたりと余裕のない時に手助けして下さる方に出会えたら少し気持ちも楽になると思います。
遠慮せずにお手伝いしてもらい、感謝の気持ちを忘れずに伝えたいですね。
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