【体験談】今月もダメだった…なかなか妊娠できない妻の心境を分かって!

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2018/05/09

「今月もまた生理が来ちゃった…」と落ち込んだ様子でトイレから出て来た妻に、夫であるあなたはどんな言葉をかけていますか?

「大丈夫だよ」「また来月があるよ」なんて言葉は最初の数ヶ月しか通用しません。

リセットを繰り返すことによって不妊の可能性が頭をもたげる女性にとっては、無責任で他人事のように聞こえてしまいます。

このように、夫婦で妊娠を希望していても徐々に二人の間には意識や温度の差が生まれることがあります。

今回は私の実体験をもとに「妊活中の妻はこんなことを考えている」「このときはこう対処してほしい」という例をご紹介します。

妊活をめぐって女性の体と心に起こる変化を正しく知って、妊活クライシスを回避しましょう。

妊活の段階によって夫はかけるべき言葉を選んでほしい!

妊活は、その長さと段階によって心の負担が大きく異なります。

妊娠できない期間が長くなるほど、「早く赤ちゃんがほしい」という気持ちだけでなく、「自分の体がおかしいのでは?」という不安も増してきます。

特に妻にとって妊娠は、直接自分の身体に関わることでもあるため、夫と比べると気にかける時間や神経の使い方が異なります。

妊活の期間が長引くにつれて、私は夫との意識がどんどん開いてくるのを感じていました。

私は悲しみと焦り、そしてどんどんと妊活に対する知識を蓄積していくのに対し、夫はいつまでたっても子作りを始めた頃のまま。

「大丈夫だよ」「また来月があるよ」なんて慰めが通用するのは最初のうちだけ!

妊活を始めて数か月たったら、夫は妻の心の変化を見逃さず、寄り添う努力をしてほしいと思います。

「俺も妊活について勉強したい」「一緒に病院に行ってみる?」など、二人で妊活に臨んでいるという姿勢が見える言葉が妻にとっては嬉しいものです。

▼パパ活についてはコチラも参考にしてみて!

妻が妊娠のためにしている努力って分かっているの?

なかなか妊娠できなかった時、私は夫にも内緒でいろんな努力をしていました。

まずは正しく排卵日を知るために、基礎体温をつけること。

基礎体温は毎日決まった時間に起床して体温を測り、グラフにつけるという面倒な作業です。休みの日にもうちょっと寝ていたいな…というときも平日と同じ時間に起きて体温を測り続けました。

次に、サプリメントや漢方、鍼灸、岩盤浴、ヨガなど、世間で妊娠に良いといわれているものをかたっぱしから調べました。

これらは、妊活に成功した人がブログで「妊娠した周期にやったこと」として紹介していることが多いのです。

しかしその間にも夫はずっと喫煙を続けており…精子に悪いと言われている喫煙をやめてくれないことは不快でした。

妊娠しやすい体を作るため、ちょっとでも体に良さそうなことは取り入れようと努力している妻を見て、夫も意識を変えてほしいと思います。

▼喫煙が不妊の原因になるのかについてはコチラも参考にしてみて!

妊活中の妻はこんなことも我慢している!

妊活中は「もしかしたら妊娠しているかも」と思うと、行動に制限が加わります。

足元が不安定なハイヒールや、体が冷えそうなファッションはガマン。

カフェインや生もの、薬など、赤ちゃんの成長に影響が出るおそれがあるものは徹底的に避けました。

もちろんお酒もアウト。晩酌できずに日頃のストレスがたまる一方です。

そんな折、夫が目の前で自分だけおいしそうにビールを飲んでいて、その気遣いのなさには正直がっかりしました。一声「ごめんね、飲んでいい?」と聞いてくれたらまだ許せるのに…

他人の妊娠報告を聞いたときの心境…

妊娠したい、でもできない。そんな状況が続いていると、他人の妊娠報告を聞いて心が落ち込みます。

会社の同僚や後輩、同級生、親族…自分よりも後に結婚した夫婦が次々に妊娠しているのに、なぜ私たちのところに赤ちゃんは来てくれないの?

そんな焦りと惨めさと…だけど顔では笑って「おめでとう」と言わなきゃいけない。

また大切な人のおめでたなのに心からお祝いできない、そんな自分にがっかりもしているという複雑な心境です。

そんな妻の様子を見て、間違っても「心が狭い」なんて責めないでほしいと思います。

▼不妊様についてはコチラも参考にしてみて!

「子供はまだ?」攻撃から妻を守ってくれてる?

子供がなかなかできない妻にとって、帰省(とくに義実家)は心の重荷になることがあります。

親世代では「子供ができない=女性に原因がある」と考える人が多いため、妻は非常に大きなプレッシャーを感じているのです。

実家で「親戚の○○ちゃんが妊娠したんだって」などと言われると、遠回しに「あなたのところはまだ?」と言われているような居心地の悪さを感じます。

そんな時には夫に守ってほしい!!

親と一緒になって妻をからかったりプレッシャーをかけるのは言語道断!言われている妻を見て横で知らんぷりするのも同罪です。

毅然と「二人できちんと考えているからもう少し見守って」と言える夫となら、きっと妊活クライシスを回避できることでしょう。

二人で生きていく覚悟も必要です

私が不妊治療をしている時に追っていたブログの中では、残念ながら子供を授からないまま妊活を終えられた方もいます。

その多くが、妊活が長引くほどに現実を受け止め、「もしかしたら私たち夫婦は子供を授かれないかもしれない」と、何らかの心の準備をしています。

妊活をいつまで、どこまで続けるのか。

あらかじめ決めることは難しいですが、時々夫婦で話しあうことは大切だなと感じます。

お互いに寄り添う気持ちといたわりが大切だと知って!

妊活は身体的にも精神的にも、女性の方に負担の比重が大きくかかるものです。

夫は他人事だと思わず、妻とともに勉強し、必要な時にサポートする体制を整えましょう。

妊活に対する姿勢は、将来子供が生まれた後の育児にもつながりますよ!

▼妊活中の気持ちの切り替え方についてはコチラも参考にしてみて!

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