赤ちゃんの夜泣きとは?赤ちゃんが夜泣く理由から辛い時に取りたい対策まで!
赤ちゃんが寝ている時に突然泣き出してしまう「夜泣き」
この夜泣きにより、寝不足になったりしんどい思いをしているパパママも多いのではないでしょうか。
赤ちゃんがなぜ夜泣きをするのか?どう対処すればいいのか?など「夜泣き」にまつわることについて見ていきたいと思います。
この記事の目次
赤ちゃんが夜泣きをする原因
赤ちゃんが夜泣きをする理由は、一つではありません。
- 睡眠リズムがまだ整っていない
- 熱や中耳炎、鼻づまりなどの病気に罹っている可能性
- お昼間に受けた刺激
- 生活リズムの変化
- 発達の一貫
- 空腹
- 不快感(衣類・暑さ・寒さ・歯が生えかけ・おむつかぶれ・臭い)
- 分離不安
これらがあいまって「夜泣き」を引き起こしている可能性があります。
ただ夜泣きの時期だから・・・と決めつけるのではなく、パパママはまずは、お子さんがなぜ「泣いてしまっているのか?」の原因を見極めてあげることが必要です。
赤ちゃんの夜泣きが始まる時期はいつから?
授乳回数が落ち着いてくる生後2~3ヶ月頃、「もうそろそろゆっくり落ち着いて寝てくれるかな!」という期待とは裏腹に、夜頻繁に起きて泣く「夜泣き」がこの頃から始まる子も…。
期間限定って本当?いつまで続くの?赤ちゃんの夜泣きが終わる時期
こちらも残念ながら、◯ヶ月で終了します!とは言い切れず、個人差があります。
生後7ヶ月頃~3歳位までとかなりの開きがあるのが現状です。
また、一人で抱え込まないことも大事です。他に見てくれる人が居ない、パパはいつも帰りが遅くて…という場合は、ファミリーサポートセンターや一時保育を利用して、ママ自身の睡眠時間を確保したり体を休めたりしましょう。
休日にパパにちょっとだけ育児を代わってもらうなども必要です。
泣き止むまで夜泣きを放置しても良いのか?
夜泣きにお手上げ!という場合、泣かせっぱなしで放置して疲れさせて寝かせるという方法も選択肢としてあります。
自分が非力な赤ちゃんであったなら、暗い部屋の中目が覚め、ベビーベットで独りぼっちにされたらどうでしょうか。
どこか体が痛いのに、泣いても誰も抱き上げてくれないとしたら、大きな不安を抱くのではないでしょうか。
サイレントベビーになってしまうという懸念もあります。
放置ではなく、「見守りながらそっとしておいたり、背中トントンや声掛けをする」ことを取り入れてみましょう。
夜泣きとお昼寝との関係性
夕方に長く寝てしまうと、夜眠れなくなる可能性がありしいては「夜泣き」に繋がるかもしれません。
長いお昼寝は、抱っこしたりおむつ交換したりしてそっと起こしてあげてください。
夜泣きにより夫婦仲が悪化する例も…特にワンオペ育児のママは辛い毎日
夜泣きが始まると、夜寝れないというストレスも相まって夫婦仲が悪くなってしまうことも…。
特に共働きのご夫婦は睡眠不足はイライラの原因に!
夜帰りが遅いパパが変な時間に子どもと関わりたいからと起こしてしまったりしたら、ママのイライラはさらに増しますよね。
子供とコミュニケーションをとるのは休日!と決めて寝顔を見ることで心を満たして欲しいですよね。
また、ワンオペ育児をしているママは、夜泣きが続くとひどい場合産後うつになってしまうという事例もあります。
パパは夜泣きで辛い思いをしているママをサポートすることに徹しましょう。
- 夜は静かに帰宅
- 自分の身の回りの家事や目についた家事をする
- カレンダーにパパの予定や休日を記入しておく
- 休日赤ちゃんと遊ぶ
- 買い物
- ママにねぎらいの言葉をかける
夜泣きがないけど大丈夫なのか?
夜泣きが無いから、〇〇というのではなく、「睡眠障害」や「自閉症」なので、夜泣きがあるという場合はあります。
お子さんの睡眠の記録を取り、心配な場合は主治医や保健師さんに個別のアドバイス受けてみてはいかがでしょうか。
夜泣きと似ている夜驚症
眠っていた子供が突然起き上がり、泣きわめきながら部屋の中を歩き回る、そして話しかけても反応がない症状を「夜驚症」別名「睡眠時驚愕症」と言います。
- 突然起き上がり、泣き叫んだり、大声を上げたりする
- 心拍数が増える
- 呼吸が速くなる
- 大汗をかく
- 嘔吐する
- 両親が声をかけたり、電気をつけても目を覚まさない
- 泣くにプラスして、立ち上がって歩き回る
- 睡眠中のどの時間帯でも起こるわけではなく、深い眠りに入る入眠後3時間以内が多い
夜泣きとは違いますので、お子さんがどちらなのかを見極める必要がありますね。
世のパパママは夜泣きにかなり参っている!!
なかなか泣き止まない夜泣きの相手をして、睡眠不足になってストレスが溜まって…私の寝かせ方が悪いのかなと自己嫌悪になっていませんか?
でも、実は同じように悩んでいるパパママは多いと聞きます。
赤ちゃんが単に夜泣いて辛い…というだけでなく、
- 上の子が起きてしまう…
- 何をしても泣き止まない…
- ずっと抱っこしているので体的にも辛い…
- パパの抱っこだと泣いてしまう…
こんなことも悩みをより深くしているようです。
更に、旦那さんが非協力的で・・・というところも辛いと感じる原因となっています。
内々の事情だけでなく、「泣き声がうるさい」というご近所からの苦情や、虐待では?と誤解されないかという体外的な部分も気になり追い込まれていくママも居るようです。
一人で悩みこまずに、周りに相談したり対処法を講じていく必要がありますね。子どもにあたってしま
夜泣きの乗り切り方!
夜泣きは原因が様々なので、色々な対処法を探っていく必要があります。
赤ちゃんの体調が悪いという夜泣きでないならば、色々なあやし方で対処していきましょう。
- 抱っこで安心させてあげる
- 添い寝で朝まで…
- おしゃぶりを使ってみる
- 気分転換をさせてみる
- 夜のドライブ
そして、なかなか泣いているときに難しいかもしれませんが、ママが心の余裕を持って接することも大事です。
泣き止まないー早く泣き止んでーと思ってあやしても、なかなか泣き止んでくれなくてイライラして・・・となってしまうと、赤ちゃんに伝わってしまいます。
参考になれば!対策の一つとしての我が家がどう夜泣きを乗り切ったのかを紹介
毎日続く突然の夜泣きに、お母さんは疲労困憊になってしまうこともあるかと思います。うちではこうして乗り越えたので紹介しますね。少しでも参考になれば幸いです。
ある日を境に突然の夜泣きがスタート
生後11ヶ月を迎え、睡眠のサイクルが出来上がってきたころです。
娘は午後4時にお風呂、その後抱っこや静かな遊びを母親と一緒に楽しみ眠るというパターンを生後4ヶ月頃から習慣化していました。
午後4時以降は毎日同じ流れを繰り返し、体で眠りにつくことを覚えているようで、日が陰ると順調に寝てくれていました。
しかし、ある日を境に夜の9時ころまで眠らなくなりました。
特に機嫌が悪いわけでもないのですが、9時過ぎにまどろみ始めても数時間後には目を覚ます事が増え、時には夜泣きをするようにもなりました。
昼間に見聞きしたもの、感触、感情等、睡眠中に未発達の赤ちゃんの脳が多くを情報処理するために、夢を見たり、また遊んでいた際にぶつけたところが痛んだりと、夜泣きに繋がる要因は多くあるようです。
娘の場合は、泣いた後すぐに抱きあげ揺らしてあげると、再び眠りにつきます。
それまで気持ち良さそうに眠っていたにも関わらず、豹変するかのようにものすごい声で泣く…怖い夢でも見たのかなと心配しました。
そんな時は、うちではビニール袋を耳元でガシャガシャさせ、落ち着かせてから抱きあげました。
分離不安は添い寝で解消
娘が11ヶ月を迎えたころ、もっともっと夜泣きがひどくなっていきました。
それまでは授乳やあやすことをすれば再び眠りについたのですが、その頃は何をしてもお手上げ状態…。
お腹が空いている様子もなくおむつも濡れていない、暑すぎず寒すぎずの温度、等々色々と消去法で泣く原因を探りますが、娘が不快になる理由が良くわからず…。
その時ふと7ヶ月の定期検診で保健師さんが説明してくれた「分離不安」について思い出しました。
娘が10ヶ月のときに引越等で忙しくなり、子どもを実家に預けるなどしていました。
娘からしたら、母親と離れることで不安感を覚えずにはいられず、親と離れることで想像以上に寂しい思いをさせていたのかもしれません。
保健師さんからは、夜泣きの際には添い寝をしてみては?提案を受けました。
それからは娘を寝かしつける際に常に添い寝をするようにしました。
そのまま娘と一緒に眠ってしまうこともありましたが、むしろ娘が目を覚ました際に、隣に母親がいると分かると安心するようで、夜泣きの回数が減りました。
共働き夫婦のよくある悩み
日中外で働いている共働き夫婦にとって、一日の休息と翌日に備えて、子どもを早くに寝かしつけたい気持ちは強くあると思います。
そんな中での夜泣きは本当に疲れますし体にこたえます・・・。
赤ちゃんは昼間両親に甘えられない分、夜の時間帯にパパママと遊びたかったりくっついていたいかもしれません。
大人はどうしても時間的な制約に縛られますが、子どもにそのようなものは皆無!
ですので、入眠儀式を習慣化していくことをおすすめします。
- お風呂に入れた後、本を読んであげる
- 歌を歌いながら抱っこしてあげる
- マッサージをする
それらが始まると眠りにつくのだ!ということを、体で覚えさせていきます。
赤ちゃんも大人と同じように、習慣性を持っています。毎日の積み重ねにより赤ちゃんの体も反射的に反応を見せるでしょう。
夜泣きに上手に対応するためには?
うちの2歳の息子が、最近夜泣きをするようになりました。何となくですが、お昼寝が出来なかった日によくそれが見られるように感じました。
決まって3時頃に夜泣き…これは流石に周囲のこともあるので、泣くことをやめさせないといけませんでした。
下記が効果があった方法です。参考までに。
- ドライブに連れ出す:車に揺られると気持ち良くなるようで、15分程度近所を走ると、いつの間にか眠りにつきました
- 抱っこをする大人を変える:ママが普段は対応するところを、パパに代わってもらい子どもの気分を変えてみたところ、気が変わったように泣き止み落ち着きを見せました
他にも、ベビーマッサージなども効果がありましたよ!
期間限定の悩みであると割り切って夜泣き対策を!
日中の育児に加え、赤ちゃんの夜泣きに対応するママは毎日とても大変です。
その子の個性や、家庭環境により夜泣きの原因は様々ですが、赤ちゃんに安心して眠りについてもらうことから始めてみませんか。
赤ちゃんがなぜ泣くのか、どうしてほしいのか、その原因を探ることと同時に、安心して眠りにつかせてあげられるような入眠儀式を取り入れることで、夜泣きの改善につながればと思います。
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