赤ちゃんの後追いの時期は?いつからいつまで続くのか
赤ちゃんの特徴的な行動のひとつ「後追い」とは、ママの姿が見えなくなると泣いて訴えたり、ママの後を追いかけてくることです。
一見、可愛い行動ですがママからすれば困った問題で、家事が思うように進まなかったり、行動範囲が狭まってしまうためイライラしてしまうことも多いです。
そんな赤ちゃんの後追いはいつからいつまで続くのでしょうか?気になる後追いの時期を詳しく確認してみましょう。
この記事の目次
後追いが始まるのは早い子で生後7~8か月から
赤ちゃんの後追いは成長過程のひとつなので、脳の発達と共に行動するようになります。
では、なぜ生後7~8ヶ月頃に後追いをし始めるのでしょうか?赤ちゃんにはこんな変化が見受けられます。
人見知りが始まる
早いと生後6か月頃から、お母さんとそうではない人の姿や声が区別できるようになり、「お母さんは自分に必要な存在」として認識するようにもなります。
そのため、人見知りは生後6~8ヶ月頃から始まるとされており、知らない人が近づいてくると不安を覚え泣いて訴える機会が多くなります。
他人やパパがお世話をすると「ママじゃなきゃ嫌だ!」と人を選ぶ能力もついてくると言います。
ハイハイができるようになる
ハイハイの上達には個人差がありますので、あくまで目安に過ぎませんが、大抵は生後9ヶ月前後でできるようになる赤ちゃんが多いようです。
ハイハイはできなくても生後7~8ヶ月から手足を動かしてズリバイができるようになる赤ちゃんも多くいます。
このように自由に動けるようになった以上、自分の意志で動きたいという欲求も増え、行動する楽しさも覚えます。
視覚が発達して人の顔を認識できるようになる
生後7,8ヶ月頃になると視覚が十分に発達してきます。そのためお母さんの姿が見えるか見えないかの判断がしっかりできるようになります。
その他の物体もよく見えるので、初めて見るものには「怖い」「びっくり」と不安を覚える機会も増えます。
聴覚が発達して声を出すのが得意になる
赤ちゃんの聴覚はますます発達してきて、お母さんの声と他人の声を聞き分ける事もできるようになります。
また、自分の声で遊ぶ赤ちゃんもいてわざと大きな声を出してみたり、声を出すとお母さんがリアクションと取ってくれるのにも気づいて、自己表現として声を頻繁に使う赤ちゃんもいます。
ピークは生後9~11ヶ月頃に訪れる
一般的に後追いが一番多くなる時期は生後9~11ヶ月頃だと言われています。
自我が芽生えて主張の仕方を覚える
生後9ヶ月になると自我が芽生え始めて自己主張も多くなります。
「あれが欲しい!」「まだ遊びたい!」「抱っこしてほしい!」と言葉にはできなくても、声や全身を使って表現してきます。
脳の発達と共に感情や欲を表現できるようになり、自己表現が上達してくるためです。
つかまり立ちを始める
ハイハイが上達して手足の筋肉が付き始め、中にはつかまり立ちをし始める赤ちゃんもいます。
興味が湧くとどんなところでも動き回り、危ないところでもつかまって立とうとします。転倒や転落の危険性も増えるので注意が必要な時期です。
▼つかまり立ちの時期についてはコチラも参考にしてみて!
コミュニケーションができるようになる
お母さんの言葉を聞こうとするしぐさが見られます。おじぎやバイバイなどの行動を真似る赤ちゃんもいて、どんどんコミュニケーション能力が上達していきます。
ママの言葉を繰り返し聞いていれば理解できるようになる赤ちゃんもいるので、後追いが多く困る時は「すぐに戻ってくるからね」「近くにいるから大丈夫だからね」と言い聞かせるのも有効です。
生後1歳半を過ぎると後追いが落ち着く
後追いが落ち着くのは、たいだい1歳半頃が平均のようです。もちろん個人差があるので、まだ後追いが続く子もいますのであくまで目安で考えましょう。
”ママはいなくならない”ことを学ぶと落ち着く
何度も後追いしながらママと触れ合ううちに、”ママは戻ってくる”ことを学ぶ赤ちゃんもいます。
「いないいないばぁ」を繰り返すように、「ママがいない!と不安に思っても、実は近くにいたんだ」という体験をするうちに、ママは急にいなくならない事を学んでいきます。
言葉が分かるようになると後追いが減る
1歳を過ぎると言葉を覚え、単語を使って話せる子もいます。「ママ」「ブーブー」「ワンワン」などを使い、ママと言葉でコミュニケーションがとれるようになります。
言葉を覚えるとママが「すぐ戻るから待っててね」「ここにいるよ」なども理解してくれるようになり、子供自身の不安も軽減してくるようです。
物事に熱中できるようになると後追いが減る
後追いが少なくなるのは「1人遊びが上手になる」「集中して遊べるようになる」事も理由にあります。
1歳を過ぎ、手先を器用に動かせるようになると遊び方の幅でて楽しめることも増えます。おもちゃの動かし方が分かるようになるので、1人でも熱中して遊んでくれる機会も増えてきます。
1歳を過ぎてから後追いが始まる子も!
上記でご紹介した後追いする時期はあくまで目安でしかありません。
中には生後10ヶ月になっても後追いがなく、1歳を過ぎた頃からいきなり後追いが始まった!なんて赤ちゃんもいます。
兄弟がいたり家族が多い家庭では後追いしない赤ちゃんもいますし、引っ越しやママの妊娠などがきっかけで2,3歳頃まで後追いが続く子もいます。
「普通の子と違うのかしら…」と不安になる事も多いですが、考えすぎずに赤ちゃんの性格や自己主張を大切にしてあげましょう。
▼赤ちゃんが後追いしない原因についてはコチラも参考にしてみて!
後追いは順調に成長している証!イライラは禁物
赤ちゃんの後追いは毎日続くと、ホントに困ってしまうんですよね。
後追いするのは、脳が発達し物事が理解できるようになってきた証。赤ちゃんの主張を尊重し、しっかり抱きしめてあげるのが大切ですよ。
▼赤ちゃんの後追い対策についてはコチラも参考にしてみて!
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ゆあさん
主人ですが、後追いする、あかちゃんの気持ちが理解できないみたいです。
私が、外に連れ出さないから、人見知りや後追いするのだと言われます。
どうしたらよいでしょう。。。 -
むーちゃんままさん
主人も子供の発達については全然理解していないので「聞いて聞いて!赤ちゃんって、○○できないんだって」
という感じであらかじめ伝えています。1歳の娘がいますが主人は食事をきれいに食べさせようとするので、「この時期って、手で食べていろいろな
感触を確認しているらしいよ~。脳の発達にもいいらしいよ~」と言ったら、『終わったら手を拭いてね』と
念を押されただけでその後はきれいに食べさせる事は諦めたようでした。後追いは、家族構成などでもかわってくると思いますが、娘の人見知りについては、週2回は連れ出していましたが、
特にそれで何かが良くなったとは思えませんでした。なんとなく、効果ありそうですよね。なかったです。
なので身体的な発達と同様に精神的な発達も個々で差があるので、それをご主人に伝えてはどうでしょうか?人見知りと後追いをネガティブにとらえていると、「~しないから」ということになると思いますが、
『人見知りと、後追いするようになった♪精神的発達が順調に進んでるわ♪』的なノリで標準的な発達です~と
ポジティブに言ってみるとか。ちなみに、知人の子はいい子いい子と思われていましたが、自閉症気味の発達であったことがのちに判明しました。
平均的な発達度合いである事はある意味安心できる材料にもなると思いますよ。 -
レッドアイズさん
9ヶ月の息子が最近妻が離れると後追いの泣きがかなり頻回です。妻が家事やトイレにもなかなか行けず「すぐに戻るよ」等の言葉をかけるのですが、泣き止まずかなり参っています…私は仕事の為、休みの日とかは相手できるのですが何か妻に励ましのアドバイスはないでしょうか?
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のの子さん
8ヵ月の娘がいますが、トイレ行ってくるよっと言って、大丈夫な時とダメな時があります。ダメな時はトイレに一緒に連れて行きます!!シリコンみたいな硬すぎないバケツ?な赤ちゃんが入る大きさのものに座らせて、プップー!!トイレに行きまーすって引っ張り連れて行けば、遊び感覚で赤ちゃんも泣かないし、ママも泣き声で疲れないしって感じです。
ご飯作る時もキッチンに連れて行ったり、お風呂洗う時も近くにいるので、泣かずにすみますよ!!
それでも泣く時は、眠いホントに抱っこしないとダメな時だと思って一旦中断します。
どのお子さんもこれなら大丈夫というものはないですが、試してみてください!! -
パンダさん
第二子で8カ月の子がいますが、ママが居なくなると大泣きというのが6カ月〜7カ月の頃に始まり、早かったです。2歳差のお姉ちゃんがいるので、ほぼ毎日出歩いたり、色んなママ友に抱っこしてもらったりと、人と触れ合っていますが、1人目より後追いが激しいです。
その子の性格もありますので、外に出掛けたり、人に会っていてもダメな時はダメです。私は声掛けをしたり、キッチンの足元まで連れてきて家事をしています。お休みの日は主人にお願いして、平日やれないことをやりますが、それでもしばらくすると泣いてしまいます。1人目も後追いで泣く子でしたが、いつのまにか治っていたので、いつか泣かない日が来る…と信じて今は頑張っています(笑)
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