離乳食の初期から中期はここが肝心!赤ちゃんが喜ぶ進め方
離乳食の進め方は「生後何ヶ月で何を食べさせ、何ヶ月経ったらこう変化して」など、育児書通りに進めればいいわけではありません。
子どもの成長は人それぞれです。自分の子の成長や離乳食の食べ方を見ながら、臨機応変に対応していく事が大切です。
離乳食を始める時の注意点
離乳食を始める時は念入りに裏ごしした、まるでヨーグルトのような状態にする事がポイントです。
たくさん食べさせてお腹を満たしてあげるのではなく、スプーン一杯など少量ずついろいろなものを食べさせ、食事の時間を楽しいものになる工夫に力を入れていきましょう。
初期段階の離乳食は、例えば野菜であればとろとろになるまで煮込み、さらに裏ごししなければなりませんので、一つ作るにも大変な労力と時間がかかります。
そのため、子どもがたくさん食べてくれないと「こんなに苦労して作ったんだから食べなさい」と、半ば強制的に食べさせるようになってしまいがちです。
しかし、これでは子どもにとって食事の時間は苦痛の時間になってしまい、食べることが嫌いになってしまいかねません。
- 一口ずつでも、母乳やミルク以外の味の世界を知ってもらうこと
- 食べることは楽しいことであると知ってもらうこと
離乳食を始めてしばらくは、この2つを意識していきましょう。
離乳食に慣れてきたらここに注意!
離乳食を食べることに慣れてきたら、今度は母乳やミルクがなくても大丈夫な食生活を目指してステップアップしていきます。
しかし、離乳食のステップアップ方法を間違えると、失敗してしまうことがありますので注意が必要です。
まず固さについてです。食べることに慣れてきた子どもは、次第に噛むことが出来るようになりますが、初めは咀嚼力がほとんどありません。
少しずつ、初めは舌で押しつぶせるくらいから徐々に固さをつけていきましょう。また、この頃は食べる楽しさや様々な料理の美味しさが分かるようになります。
固さや食材の種類にこだわることに意識が向いてしまいがちですが、
- 「見た目が美味しそうで楽しそうか?」
- 「匂いや口触りが好みだろうか?」
大人が料理の良し悪しを判断するのと同じ視点で、離乳食も美味しそうか考えてあげるようにしましょう。
離乳食でつまずいた時の対処法
離乳食は育児書に書かれている通りに行っていれば、スムーズに進むというものではありません。
子どもの味覚の好みや成長や性格の違いによって、上手くいく時期もあれば上手くいかない時期もあります。
特に、反抗期である何にでも嫌々とする時期は、離乳食も全く進まなくなります。せっかく用意しても、食べずに終わってしまう事もあるでしょう。
子どもが離乳食を食べないと、ついついスプーンで押し込んで無理に食べさせようとしてしまいがちです。しかし、これでは反抗心をさらに大きくしてしまうだけでしょう。
子どもは好奇心旺盛です。興味を持ってもらえさえすれば、無理に押し付けなくても子どもは自分から食べたがるようになります。だからこそ、引き寄せ作戦なのです。
また、見た目を華やかにして、「楽しそう、食べてみたい」と思わせる工夫も効果的です。
このように、離乳食でつまづいた時は、「どう食べさせるか?」よりも、「どうすれば子どもの興味を引けるか?」という事を意識して離乳食作りと食べさせ方を考えていきましょう。
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