【月齢別】眠いのに眠れずぐずってかわいそう…赤ちゃんの寝ぐずり改善方法
いつも寝る前になるとグズグズ言って全然寝てくれない…。そんな赤ちゃんの寝ぐずりで悩むママは多いのではないでしょうか。とくに初めての育児では分からないことが多いはず。
すんねり寝てくれれば家事もはかどるし、自分のやりたいこともできますよね。赤ちゃんの寝ぐずりは月齢によって対策も違うので、ママが上手に変えていく必要があります。
この記事では、赤ちゃんの寝ぐずりに有効とされる対策や月齢別で見る改善方法についても紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
今日からできる寝ぐずりの対策
寝ぐずりは、赤ちゃんが不快を感じたり要求を伝えたいときに泣いて知らせることですが、泣き方もぐずぐず泣くこともあれば大きな声を出して長時間泣き続けることもあります。
近所の目も気になるので、早く泣き止ませたいと思いながら抱っこしたりあやしたりしながら対応してるママも多いでしょう。
寝ぐずりの原因ははっきり解明されていないので、初めての育児では困惑してしまいますが、なるべく赤ちゃんが快適に眠れるように整えていきましょう。
【体調編】赤ちゃんの不快を探す
生活の中で1番多い要求ですね。どれか1つでも当てはまると寝ぐずりの原因になりやすいです。
- お腹が空いていないかチェック
- おむつの確認
- 室温の調整(暑い・寒い)
空腹を感じるとなかなか寝付けれないのは大人でも同じですよね。お腹は空いてないかな?おむつは大丈夫かな?寝かせる前にチェックしておきましょう。また、ゲップが上手に出てない場合もぐずぐずにつながります。
汗をかいてたり布団がぐっしょりなってる場合は寝冷えしやすいので調整しながら様子をみていきましょう。
【生活編】生活リズムをつけて眠りやすく
新生児期~生後2ヶ月頃までは授乳後2~3時間たっぷりと眠り、ほとんど寝てることが多いので睡眠間隔が開き始める生後4~5ヶ月頃から徐々に以下のような生活リズムに変えていきます。
- 日中は体を動かす
- お昼寝の時間を決める
- 朝は決まった時間に起こす
- お風呂は就寝1時間前に終わる
個人差はありますが、起きてる時間が長くなれば自然にお昼寝の時間も少なくなっていきます。散歩に出かけたり、体を動かした遊びをしたりすると眠りにつきやすくなります。
生活リズムをつけるためにも、起きる時間やお昼寝の時間をだいたい「〇時まで」と決めておきます。その通りにいかないこともありますが、少しずつリズムがつくようになりますよ。
お風呂は寝る1時間前に終わらせるのがベストです。寝る直前に入ると目が覚めやすくなります。寝冷えには注意しましょう。
【情緒編】安心感を与える
ママの顔が見えないだけで赤ちゃんが1人になると不安を感じやすく、寝ぐずりがひどくなることも。そんな時は赤ちゃんに安心感を与えることで治まりやすくなります。
- 添い乳
- 添い寝
- 抱っこ・おんぶ
- バスタオルで巻く
添い乳はママも横になりながら赤ちゃんを寝かせられるので月齢が進んでも添い乳で寝かせてるママも多いのではないでしょうか。
月齢が低い時期はスリングやおくるみを使って眠りやすい状態をつくってみましょう。添い寝や抱っこはパパにもお願いがしやすいので手伝ってもらうのも良いですね。
【入眠儀式】毎日寝る前に一定の行動予定をつくる
赤ちゃんと寝る前にリラックスできる行動予定をつくってみましょう。例えば「お茶を飲む→布団で絵本を読む→トントンする→電気を消して寝たふりする」など、一定の行動を毎日実行して「もう寝る時間なんだ」ということを認識させていきます。
例えば入眠儀式でできるのは以下のものがあります。
- 子守唄を歌う
- リラックスできる音楽を聴く
- 絵本の読み聞かせ
- 寝たふり
- 背中をトントンする
- 安眠グッズを使う
お気に入りのおもちゃ、聴きなれた音楽、絵本を読むママの声、赤ちゃんが心地よいと感じるものはたくさんあります。
肌身離さず持っているぬいぐるみやタオルケット、以外に身近にあるものが安眠グッズだったりします。我が子にはどれが合うかな?いろいろ試してみるのも良いですね。
月齢別で見る寝ぐずりの改善方法
赤ちゃんが成長すると、睡眠時間は短く起きている時間が長くなります。もちろん寝ぐずりの仕方も変わってくるので、赤ちゃんの成長と共に生活を見直し月齢に合った対策をすることで眠りにつきやすくなります。
【新生児~3ヶ月】睡眠リズムが整っていない時期
新生児期の睡眠時間は15~20時間程度。昼夜の区別はなくおっぱいを飲む→寝る→泣く→おっぱいを飲む、を繰り返し1日のほとんどを寝て過ごします。
この時期は睡眠リズムが整っておらず睡眠が浅いのでとくに理由なく泣いていることも。ママは2~3時間起きに授乳やオムツチェックなど一番大変な時期ですが、赤ちゃんも一生懸命成長してます。
【改善方法】
- バスタオルで包んでお腹にいたときの感覚を与える
- 添い乳で安心して眠れるようにする
- ママが仰向けになって赤ちゃんに心臓の音を聞かせる
- スリングを使いながら落ち着かせる
【生後4ヶ月~6ヶ月】生活リズムを見直す時期
生後4ヶ月頃から睡眠時間が14時間程に。朝と夜の区別が分かるようになり夜はまとまって寝てくれる赤ちゃんもいます。
ママが一番忙しい夕方になると泣くことが多くなる、黄昏泣き(夕暮れ泣き)が多くなるのもこの時期でどんなにあやしても泣き止まない、という状態が続きます。
生後5ヶ月頃から次第に少なくなりますが、昼間の疲れが夕方に出てきた、お腹が空いた、甘えたいなどはっきりとした理由は分かりませんが注意深く観察してみましょう。
【改善方法】
- 外出の機会を増やしていく
- 起床時間を決める
- お昼寝のリズムを見直す
- 抱っこ紐・おんぶ紐を使って寝させる
【生後7ヶ月~9ヶ月】昼・夜の区別が分かるようになる時期
睡眠時間は13時間程に。生後7ヶ月頃から「明るいときは起きる暗くなったら眠る」という区別が分かるようになります。
原因は解明されてませんが、この時期は夜泣きや寝ぐずりがひどくなることが多く、乳歯の生え始めや脳の発達で神経が敏感になり、いつもと違った刺激の多い遊びをした時に夜泣きがひどくなるとも言われています。
【改善方法】
- 歯の生え始めが原因なら歯固めを使ってみる
- 日中の遊び方を変えてみる
- 入眠儀式を取り入れてみる
- パパに抱っこをお願いする
【生後10ヶ月~1歳】動きが多く活動的になる時期
睡眠時間は11~13時間程に。体力もつき、日中遊び足りないと夜は寝つきが遅かったりします。保育園や引っ越しなど、いつもと違う環境や生活を始めたときは興奮状態が続き寝ぐずりがひどくなったり、突然夜中に泣き出してしまうことも。
この頃から卒乳を考えるママも増えるので、口さびしさに寝ぐずりがひどくなることがあります。
そんなときはママとふれあう遊びをしたり、寝る前はおっぱいを思い出さないようにスキンシップの多い入眠儀式を取り入れて違う方向に持っていきましょう。
【改善方法】
- 麦茶や白湯を寝る前に飲ませる
- 午後の昼寝は15時までに終わらせる
- 入眠儀式のスキンシップを増やす
- 卒乳を決めたら家族で協力してもらう
寝ぐずりで疲れたら…ママも気分転換を!
寝ぐずりで対策してもなかなか改善が見られないといつまで続くのか不安になってしまいますよね。日中はパパが仕事でいないし、1人で頑張ってるママも多いと思います。
寝ぐずりが治まるまではママの気分転換も必要です。育児は1人で抱え込むとストレスになり、赤ちゃんにもママのイライラや不安が伝わってしまいます。
赤ちゃんは毎日成長しています。今が一番きつい時期ですが、いつの間にか1人で寝てくれるようになり、逆に寂しいと思えるような時期がきます。
そんな赤ちゃんの寝ぐずりも、一定の時期しかないものだと思って気楽な気持ちで向き合えると良いですね。

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-さん
>大人でも眠気がくるとイライラしませんか?
私はしませんがそんな人もいるんですか? -
どんぶりさん
私はイライラしてきます。
夜中に眠いなかパソコンへ向かって作業している時とか、
無性に胸あたりがムカムカしてきたり、
何かに当たりたくなってしまうときがあります。
そんな時は大人しく寝ます^^; -
森ねえさん
もっともな事がなるほど書かれていますが療育して半年間記憶障害を併発したかの様に、全く作業療法が進みません。
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あさん
寝かしつけに苦労してる人はすでに知っている情報ばかりでなんとも。。それでも泣くから困ってる訳ですよ。結局今だけ、今だけと言い聞かせるしかないな
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あきしばさん
うちの子は加湿器と除湿器を完備してから、よく眠るようになりました。


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