神社派?お寺派?福井県で安産祈願に行くならココがおすすめ!

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2015/11/06

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福井県には、人々のあつい信仰心をひしひしと感じる行事や風習がまだまだたくさん根づいています。

妊娠・出産に関するしきたりもたくさんあります。そうしたしきたりは時代とともに少しずつ失われていくものですが、赤ちゃんの親として出産の無事を願わない人はいませんよね。

安産祈願とは、妊婦さんと家族がお腹の赤ちゃんの健やかな成長と無事な出産を願って、神仏に祈願することです。

ママやパパにとっては、赤ちゃんのための最初の祈願・祈祷になります。親子の縁が無事につながるように、大切にしたい風習ですね。

福井県で安産祈願を受けるなら、どこの神社・仏閣を選べばよいのでしょうか。迷っているママにオススメの神社・お寺をご紹介しましょう。

「佐佳枝廼社」福井市大手にある神社!結婚式でもおなじみの神社

福井市内で駅からも近く大きな神社といえば佐佳枝廼社ですね。佐佳枝廼社は福井藩の中心的な神社で、越前の東照宮として親しまれてきました。

福井藩の藩祖を祀る神社!徳川家・松平家にゆかりの深いお社

佐佳枝廼社という名前はかの春嶽公が命名したそうです。大変格式のある神社で、祭礼も華やかです。佐佳枝迺社としての歴史は明治に入ってからですが、もとは江戸初期に創建された神社でした。

福井藩は、江戸時代きっての大藩、加賀藩に隣接する要所であり、親藩として徳川家康の二男である結城秀康が初代城主となった藩です。その際、城内に福井城の守り神として、徳川家康を祀る東照宮が勧請されました。それが佐佳枝迺社の創建です。

現在では徳川家康をはじめ初代の結城秀康、福井藩きっての賢人・松平春嶽の三柱が神様として祀られています。

JR福井駅前の大手にあり、ホテルと接続しているという利便性から、結婚式を挙げるカップルも多いですね。我が家でもホテルで写真撮影ができるため、子供たちの初宮参りから七五三まですべて佐佳枝廼社にお詣りしました。

佐佳枝迺社で安産祈願を受けよう!アクセスが良いおすすめ神社

佐佳枝廼社では基本的に毎日安産祈願を受け付けています。祈祷の受付時間は午前9時から午後5時までです。

ただし七五三の時期の土日や大安吉日の土日のお昼前後など、参拝客で混みあう時期や結婚式が入るタイミングも少なくありません。

安産祈願に訪れる時は時期を見計らって、事前に確認しておくとよいですね。階段も少なく、すぐ下の駐車場に停められるので妊婦さんにも優しい神社です。

安産祈願の祈祷料は5千円からです。事前に祈祷が入っていると多少待つこともありますが、待合室もあるのでゆっくりできますよ。

佐佳枝廼社
公式サイト: www.sakaenoyashiro.or.jp/
所在地:福井市大手3-12-3
電話番号:0776-27-2754
Google map: https://goo.gl/maps/XtmP6

「神明神社」福井市民に親しまれてきたおしんめさん!

おしんめさんの愛称で親しまれている人気の神社が、神明神社です。こちらの神社も結婚式や初宮参り・七五三と参詣者の多い神社ですね。

祭礼も華やかな街中の人気神社!人生儀礼ならやっぱりここ

社殿も立派で美しく、趣もあります。やはり福井市の中心地宝永に位置しており、さくら通り・フェニックス通りからもほど近い場所です。

仁愛女子高校や裁判所に近いので、バスや路面電車を利用しても気軽に参詣できます。もちろん駐車場完備なのでマイカーでのアクセスもよく、妊婦さんには嬉しいですね。

神明神社は、平安時代に創建されました。醍醐天皇の頃にこの地に住んでいた長者が、大変熱心にアマテラスオオミカミを信仰していました。

日頃熱心な信仰でご利益があることも多く、長者は神様への感謝をこめて神社を建て、神様を勧請したい旨を朝廷にお願いしました。

当時の醍醐天皇は長者の思いに感心し、アマテラスオオミカミを勧請することが許されたそうです。そうして創建されたのが神明神社で、現在もアマテラスが祀られています。

その後も、鎌倉時代から江戸時代にかけて、越前北の庄に関わりの深い武将たちからあつく信仰されてきました。江戸時代に入って、この土地が北の庄から福井と名前が変わると、それにともない福井総社と呼ばれるようになったそうです。

市民の鎮守様、愛され続けるおしんめさんで安産祈願を受けよう!

神明神社では、基本的に毎日午前時から午後4時半まで安産祈願の祈祷を受け付けています。予約制ではありません。

もちろん戌の日に限らず、いつでも安産祈願の祈祷は受け付けています。祈祷料は5千円からになります。

神明神社の安産祈願は、手持ちの腹帯を持参していくタイプです。腹帯は身につけたまま参詣しても大丈夫ですよ。

神明神社は人気フレンチ店ジャルダンのコースを味わう結婚披露宴を開くことができるので、結婚式場としても人気があります。

大安の土日などは結婚式が入っていることがあるので、安産祈願が土日になる際は事前に問い合わせてから出かけた方が待たずに済むでしょう。

神明神社
公式サイト: www.shinmei-jinja.jp/
所在地:福井市宝永4-8-1
電話番号:0776-24-2210
Google map: https://goo.gl/maps/n73Go

「出雲大社の福井分院」縁結びで大人気の神社で安産を祈ろう

福井市内の大きな神社としてもう一箇所、大変よく知られている神社があります。それが出雲大社の福井分院です。

日本を代表する大社の分院!足羽山の裾野に建てられた出雲大社

出雲大社は本庁権宮司の千家さんがご結婚されたことで、一躍全国的に注目されましたね。島根県に位置し、縁結びのお社として知られる、日本を代表する大宮です。

そんな出雲大社を勧請して建てられたのが、福井分院です。出雲大社は神代の昔から存在する神社ですが、福井分院は戦後に創建されました。

出雲大社は桜の名所として知られる足羽山のふもとに位置しています。桜の季節は大変美しく、また四季折々の自然が楽しめる人気のお宮です。結婚式場としても名高いですね。

出雲大社に祀られているのは、オオクニヌシという神様です。国造り・国譲りの英雄ですが、縁結びの神としてもとても有名です。

出雲大社は縁結びの神社として知られ、福井でもおなじみになっています。赤ちゃんとの出会いもまた、大切な縁。そこで、縁結びの神社は安産祈願におすすめですよ。

出雲大社で安産祈願を受けよう!福井分院の祈祷チェックポイント

出雲大社では、安産祈願の祈祷を午前時から午後5時まで受け付けています。基本的に予約制です。当日でも予約可能なので、電話で問い合わせましょう。

出雲大社では岩田帯祝、斎肌帯と呼んでいます。妊娠五ヶ月に入った戌の日に参詣すると良いと言われています。出雲大社ではもう少し詳しく参詣の吉日について解説しています。体調が良いのであれば、吉日にお詣りしてみてはいかがでしょうか。

私の友人は、出雲大社で安産祈願を受けたそうです。結婚前からこちらに参詣に訪れていたということで、安産祈願も出雲大社を選んだそうです。

もちろん無事に女の子と男の子のきょうだいを出産しました。戌の日に参詣できなかったため、頂いた腹帯を戌の日を選んで巻いたそうですよ。

出雲大社福井分院
公式サイト: www.izumotaisya.jp/taisya/
所在地:福井市渕2-2001
電話番号:0776-35-1187
Google map: https://goo.gl/maps/UqzgT

「足羽神社」「毛谷黒龍神社」福井市にまだまだある人気の神社

福井市内にはまだまだたくさんの安産祈願ができる神社があります。出雲大社にもほど近い足羽神社も、子宝・子授けで有名です。

もちろん安産祈願も人気がありますよ。こちらでは岩田帯もいただけますし、手持ちの腹帯に縫い付けられる布製のお札もあります。

足羽神社
公式サイト: www.asuwajinja.jp/
所在地:福井市足羽1-8-25
電話番号:0776-36-0287
Google map: https://goo.gl/maps/7YZWR

また毛矢にある毛谷黒龍神社も、安産祈願をはじめパワースポットとして人気のある神社です。

毛谷黒龍神社
公式サイト: www.kurotatu-jinja.jp/
所在地:福井市毛矢3-8-1
電話番号:0776-36-7800
Google map: https://goo.gl/maps/RLBdw

福井市内の有名神社はどこもホームページを開設しています。連絡先はもちろん安産祈願の情報も掲載されていますので、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

「北陸成田山」坂井地方の安産祈願といえばやっぱりここ!

福井県の坂井地方の寺といえば、成田山です。ここは千葉県にあるかの有名な成田山新勝寺の、北陸にある唯一の別院です。

成田山の名で知られていますが、正式名称は九頭龍寺と言います。成田山はお正月の初詣ででも大変人気が高いお寺で、例年にぎわいます。

嶺北でも海側の地域ではお寺といえばここ!というご家庭も少なくありません。お札やお守りを身につけている人もよく見かけます。

我が家の子供たちが通っている塾の先生も、成田山で安産祈願を受けたそうです。無事二人の子を出産し、今も第一線で活躍しているママ先生です。

周囲の知人・友人にも成田山を参詣したという人は少なくありません。周囲には瀧谷寺なども点在しています。坂井市やあわら市在住なら、一度は訪れたいお寺ですね。

成田山福井別院九頭龍寺
公式サイト: www.naritasan-hokuriku.or.jp/
所在地:坂井市三国町緑ケ丘4-9-10
電話番号:0776-82-5111
Google map: https://goo.gl/maps/TIqYb

「三國神社」北陸三大祭、三国祭りの神社!地元でおなじみの氏神様

三國神社は坂井市の港町、三国にある神社です。三国港にほど近い場所に位置し、地元の氏神様として親しまれています。

港町・三国を守り続けてきた古い歴史の神社で安産祈願を受けよう

三國神社といえば、三国祭りですね。山車が繰り出す勇壮なお祭りで、北陸三大祭に数えられています。

そんな三國神社の創建は、一説によるとかなり古いとされています。平安時代に編纂された『延喜式』にも、坂井の三國神社という名前が見られます。

その後一度すたれてしまったようですが、戦国時代に入ってからご神体が近隣の兵庫川に流れ着き、神社が新たに創建されました。それが現在の三國神社のはじまりです。

三國神社には山王権現と呼ばれる山の神、さらに福井県ゆかりの継体天皇が神様として祀られています。

三國神社では、随時安産祈願を受け付けています。昇殿祈祷を希望する場合は事前に電話で問い合わせましょう。

祈祷料は5千円からになります。遠方に住んでいる場合や体調不良でママが行けない場合は、郵送祈祷なども受け付けています。

三国神社
公式サイト:http://www.mikunijinja.jp/
所在地:坂井市三国町山王6-2-80
電話番号:0776-81-2514
Google map:https://goo.gl/maps/0Anwd

「本堂観音院」知る人ぞ知る安産の観音様!春江のパワースポット

16~17年に一度開帳する、という安産の観音様をご存知でしょうか。春江にある本堂観音院の県指定文化財の観音様で、普段は観音堂に安置されています。

実は奈良時代の行基作という伝承があり、古くは33年に一度開帳されていましたが、近年ではその中間に一度開帳しているそうです。

次の開帳は平成39年とかなり先ではありますが、安産にご利益があると言われ親しまれている観音様です。

えちぜん鉄道三国線の西春江駅からすぐの場所なので、訪れてみてはいかがでしょうか。

「正高寺」丹南地区の安産パワースポット!安産の子安観音が安置

丹南地方、越前市の静かな林の中にある正高寺の奥院には、子安観音と呼ばれる観音様が安置されています。


如意輪観音像ですが、女性を難産から守るという霊験があるとされています。子宝や母乳にもよく、子育てにもご利益があると言われる知る人ぞ知る観音様です。

遠くからも参拝者がやってくる人気の観音堂です。普段はお堂の扉が閉じていますが、年に2度開帳します。

4月と7月なので、時期的に合うのであれば訪れて見てはいかがでしょうか。階段を上るため、足元に注意しましょう。

正高寺
サイト(じゃらん):http://www.jalan.net/jalan/doc/theme/yadolog/powerspot/powerspot_0000856224.html
所在地:越前市文室町36-22
電話番号:0778-27-2423
Google map: https://goo.gl/maps/rSwIS

「総社大神宮」越前市の大きな神社!武生のおそんじゃさん

越前市で安産のお詣りに出かけるなら、おそんじゃさんとして親しまれている総社大神宮が人気です。

古い時代の福井の中心地!越前の歴史とともに歩んできた神社

おそんじゃさんこと総社大神宮は旧武生市にあり、地元の大きな神社として親しまれ、人生の節目に訪れるという方も少なくありません。

その昔、越前の中心地はいまの越前市、旧武生にありました。大化の改新以降に国府が置かれた際、各地の神社を管轄するために置かれたのが総社です。

総社大神宮もそうして創建された神社で、非常に古い歴史を持っています。奈良時代には聖武天皇の勅願によって総社大神宮にもオオクニヌシという神様が祀られることになりました。

越前の歴史とともに歩んできた総社大神宮は、県内屈指の格式を誇る大きなお社です。歴代の領主・藩主からも信仰されてきました。

越前市でお参りならここ!おそんじゃさんで安産祈願を受けよう

総社大神宮では、安産祈願は戌の日に限らずいつでも受け付けています。体調の良い日にお詣りをして、あらためて戌の日に帯を巻いても構いません。

祈祷の受付時間は午前9時から午後4時までになります。予約制なので事前に電話で連絡を入れましょう。また要相談で受付時間以外の祈祷も可能です。

また代参も可能なので、入院中のママやつわりがおさまらないママはパパや家族にお願いしても良いでしょう。

総社大神宮
公式サイト: www.osonjasan.jp/
所在地:越前市京町1-4-35
電話番号:0778-22-1127
Google map: https://goo.gl/maps/kvefk

「剱神社」織田信長のルーツがここに!古い歴史を持つ越前二ノ宮

歴史ある町として知られる織田町の剱神社も、参詣する人が絶えない人気の高い神社です。

神代の昔からの歴史を持つ越前の古社!織田家が仕えた剱神社

剱神社は、越前町、旧織田町にある神社です。かなり広い境内を持つ大きな神社で、趣のある本殿のほか森の中には猿田彦神社やお稲荷さんのお社もあります。

その歴史は非常に古いと言われています。神代の時代、応神天皇の母・神功皇后が摂政を行っていた頃、皇子がこの地に訪れて社を建てたのが始まりとされています。

奈良時代には地域の大きな神社として、またパワースポットとして人々から信仰されていました。朝廷からも一目置かれる存在だったようです。

現在も国宝に指定されている梵鐘がありますが、それは光仁天皇が奉納したものと伝えられているそうですよ。

武神として名高いスサノオノミコトを主祭神として祀っています。中世に入り、武家社会になってからは特に人気を集めました。

実はこの神社は織田信長の祖先のふるさとです。織田信長の祖先は、ここ剱神社の神官の家柄でした。

そういったゆかりがあり、織田信長も剱神社をルーツとしてあつく信仰し、保護したと伝えられています。

織田信長の家紋と剱神社の神紋も同じで、そのゆかりをうかがうことができます。柴田勝家も氏神として信仰しました。

そんな剱神社にはスサノオノミコトのお妃として知られるクシナダヒメのお社もあり、縁結びで人気があるそうですよ。

越前二ノ宮、剱神社で安産祈願を受けよう!祈祷を受けるポイント

剱神社では、安産祈願をいつでも受け付けています。祈祷の受付時間は午前9時からで、日没までにお願いすれば特に連絡は必要ないようです。

土日の吉日は結婚式や七五三・初宮参りなどで混みあうこともあるので一応問い合わせた方が良いでしょう。神前で祈祷を行った腹帯を頂くことができます。

祈祷料は5千円からになります。仕事の関係などで日没後に祈祷を受けたい場合も事前に連絡をしましょう。対応してもらえます。

剱神社
公式サイト:http://tsurugi-jinja.jp/
所在地:丹生郡越前町織田113-1
電話番号:0778-36-0404
Google map: https://goo.gl/maps/z44qt

「常宮神社」嶺南の安産神社!越前一ノ宮の気比神宮のお妃様にあたる

嶺南の神社といえば、気比神宮ですね。でも、安産祈願で人気があるのはそのお妃様と呼ばれる神社なのです。

気比神宮と対になる神社!敦賀の女神を祀る安産の常宮神社

嶺南は嶺北とは違った文化が発展しており、京都に近い分由緒ある神社仏閣も多数点在しています。霊験あらたかな安産神社もたくさんあり、人気を集めています。

敦賀の神社といえば気比神宮ですね。気比神宮は仲哀天皇という太古の天皇を祀る神社です。その仲哀天皇のお妃様が、戦前にはお札にも印刷された有名な神功皇后です。

神功皇后を祀った神社である常宮神社は、気比の奥宮とも呼ばれて親しまれる美しい神社です。神功皇后は、安産の女神としても信仰されています。

神功皇后は、仲哀天皇の妃で応神天皇の母です。しかし応神天皇を妊娠中、夫である仲哀天皇を亡くしました。神功皇后はその悲しみにも負けず、妊娠中のお腹に腹帯を巻いて守り、みずから軍船に乗って三韓征伐へおもむき、見事に勝利します。

帰国後はいろいろな神様の加護を受けて応神天皇を出産、立派な天皇に育て上げました。応神天皇は病気ひとつせずに育ち、多くの子孫に恵まれて長寿を得たので、神功皇后は安産、子育ての女神として信仰されているのです。

実は神功皇后が応神天皇を出産した場所と言われ、安産だったことにちなんで、安産祈願の神社としてとても人気が高いのです。

国宝もある由緒正しい神社ですよ。また7月には気比神宮から常宮神社まで祭神が船で海を渡るという、夫婦愛を感じさせる素敵な神事があるそうです。

安産だけでなく、出産後のパパとの幸せな育児生活をスタートさせるご利益もありそうですね。常宮神社で安産祈願の昇殿祈祷を希望する場合は、必ず電話で確認をしてから参詣しましょう。

常宮神社
サイト(敦賀市観光サイト): http://www.turuga.org/places/jyogu/jyogu.html
所在地:敦賀市常宮13-11
電話番号:0770-26-1040
Google map: https://goo.gl/maps/1OEg4

「若狭姫神社」若狭地方の格式高い神社で安産祈願

小浜市には若狭彦神社という神社があります。若狭国一宮と呼ばれるこの神社は、上社と下社に分かれています。

若狭彦神社の上社が若狭彦、下社が若狭姫神社で、若狭姫神社は安産祈願の神社としても人気があります。若狭彦神社の祭神は、山幸彦・海幸彦伝説で知られる山幸彦です。

もともと社務所があって神事を執り行っているのは若狭姫神社のほうなので、安産祈願も直接下社を訪れれば大丈夫です。

若狭姫神社の祭神はトヨタマヒメという女神で、安産や航海の無事に大変ご利益があるとされているんですよ。

また境内には子種石という子授けの霊験があるとされる石のほか、乳神様というイチョウの霊木もあります。小浜で安産祈願といえばここ、という人気のある神社です。

若狭姫神社
サイト(ふくいドットコム):http://www.fuku-e.com/010_spot/index.php?id=569
所在地:小浜市遠敷65-41(若狭姫神社)
電話番号:0770-56-1116
Google map: https://goo.gl/maps/U7XQR

「宇波西神社」若狭彦神社と若狭姫神社のこどもという位置づけ

若狭町にある宇波西神社も安産の神様を祀っている神社です。この神社の祭神は安産と豊漁の神様です。

この神社の父神・母神にあたるのが、小浜市の若狭彦神社と若狭姫神社に祀られている神様なんですよ。宇波西神社は王の舞などの神事芸能で知られる、大変歴史ある神社です。

宇波西神社
公式サイト:http://www.genbu.net/data/wakasa/uwase_title.htm
所在地:三方上中郡若狭町気山129-5
電話番号:0770-45-0326
Google map: https://goo.gl/maps/0wzEw

福井県で安産祈願を!知って得するハッピーマタニティライフ

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福井県で安産祈願を受ける時、またこれから出産を迎えるにあたり、知っておきたいことをピックアップしました。

嫁ぎ先の実家の風習を知っておこう!今も残る古いしきたり

私は県外から福井へ嫁いできました。福井は大変信仰の厚い土地で、他の地域では見られない風習が今でも数多く、そして根強く残っています。

広い範囲で残っている天神講や報恩講などの風習だけでなく、その地域・そのお宅の習慣もとても大切にされています。特に福井では冠婚葬祭をとても大切にします。結婚式・出産・葬礼には、驚くほどのお金をかけて盛大なふるまいをすることも少なくありません。

安産祈願に関してはあまり熱心ではないお宅も少なくありませんが、それでも出産に関わることなので、赤飯や餅・まんじゅうを配るなど、集落や家に伝わる風習があることもあります。

安産祈願はどうすればいいのかな、と悩んだら、まずはパパの実家に訊ねてみましょう。我が家は冠婚葬祭すべてこの神社・仏閣に決めているというお宅もあります。

古くから続き跡取りを大切にするお宅では、ちょっとしたことでも決まりがあり、多くの親類縁者が注目していることも少なくありません。

冠婚葬祭に関してはまず相談がオススメです。妊娠中からたくさん思い出話をして、地域の風習に馴染み、周囲から祝福される出産を迎えましょう。

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