多すぎる母乳の量を抑えたい!水分と食べ物で調節する方法

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2016/02/07

授乳するママ
授乳のトラブルでは「母乳が出なくて困る」という声が比較的多く見られます。しかし中には真逆で「母乳が出すぎて困る」という方もいます。

母乳の出すぎは決して悪い事はないのでは?と誤解されやすいのですが、出すぎの方は母乳パッドを常に使い、頻繁に交換しないと母乳がボタボタ溢れてしまったり、胸がかぶれてしまったりするというトラブルが起こります。。

そのためにも母乳の量はある程度調節して抑えなくてはいけません。ではどうやって母乳の量を調節すればよいのでしょうか?

母乳が多いとどんな問題が起こってしまうのかを含め、量の調節方法を見ていきましょう。

母乳が多いと赤ちゃんにもママにも問題があります!

母乳パッドは何度も使える布タイプもありますが、主流は使い捨てタイプです。しかし、この使い捨てが曲者で、とても蒸れやすいので胸にかぶれや湿疹が出来やすくなります。

単純なかぶれから、母乳が不味くなってしまうなど様々な問題が起こります。

母乳が出すぎると、母乳が溢れ出てしまう事も

ママの母乳が溢れるという事態は案外深刻なトラブルです。私も溢れ出て常に母乳パッドをしないといけない時期がありました。

母乳が出過ぎてしまうと赤ちゃんとあまり離れられなくなります。赤ちゃんと離れて2時間くらいにすると母乳がたまるからでしょうか。自然に母乳が出てきます。

頻繁に母乳パッドを交換しなくてはならないので、予備をいくつも持参して持ち歩かなければならなくなるでしょうし、下手すると洋服に染み出てしまう事もあるのです。

家族は母乳が出すぎるからと理解していますが、一歩外に出たら周りの他人は当然事情を知らないので、胸に染みがあれば変な目で見られることもありますので染み出ないようにする注意が必要です。

赤ちゃんが飲みすぎて嘔吐する時がある

母乳の量が多いという事は、赤ちゃんが吸えばたくさん母乳が溢れて出てくるという意味でもあります。

我が家の末っ子が新生児から3か月くらいの時に多々見られたのが、母乳が出すぎて赤ちゃんのキャパを超えてしまい、嘔吐してしまうというアクシデントです。鼻から母乳が出てきた事もあります。

赤ちゃんは成長と共に、お腹がいっぱいになったら飲まなくなりますが、その時まで飲みすぎて嘔吐してしまう可能性があります。

鼻から出るくらい母乳が多いと、赤ちゃんも当然苦しいと思います。

母乳が出すぎても出生体重が大きかったなど、体の大きい子はまだ対応出来るのかもしれませんが、小さめで生まれた子などは嘔吐する回数が多くなります。

これは赤ちゃんにとっても一大事です。しっかりと母乳の出る量をママ側で調整してあげる必要がありますね。

母乳の量が増えすぎる原因は2つ!「飲み物」「食べ物」です

母乳が出ないタイプに対して、母乳が出やすくなるようにという方法はよく紹介されていますが、その反対についてはあまりポピュラーではありません。

母乳を増やすための事と反対の事をすれば、母乳の量をセーブ出来ると考えてみましょう。

母乳の出には、飲み物と食べ物の摂り方や量が関係しています。母乳量を増やす方法は、〇〇を工夫するようになどと紹介されています。

なのでこれらについてよく知り気を付ける事で、母乳が溢れ出る事は少なくなります。詳しく分類してご紹介しましょう。

水分を飲みすぎていませんか?少しセーブするだけで母乳量が減ります

水分を多く飲むと母乳が出やすくなると言われています。という事は出過ぎの方は体内に取り入れる水分量を少し減らしてみることを意識してみてください。

ただし、夏場などは脱水症に気を付けたいため、セーブする量を間違えると危険!やりすぎは厳禁!です。

冷たい水やお茶はのど越しがいい。ゴクゴク飲む原因になるので控えて!

自分は思ったより水分は摂っていない、という方もいらっしゃるでしょう。ここでひとつ冷静になって振り返ってみてください。

例えば、冷たいものはのど越しがいいのであっという間にペットボトル1本飲んでしまったという経験はありませんか?

もう少しわかりやすくいうと、ぬるめのお水や熱いお茶はさほど飲めなくてもよく冷えたものならば美味しく感じ、ゴクゴク飲める方も多いでしょう。

授乳中はいつもより喉が渇きやすくなるので、母乳量を抑えたいのであれば、冷たい飲み物は早くゴクゴク飲んでしまうので控えるよう意識しましょう。

逆に、白湯などをゆっくり飲んでみるということをしてみてはいかがでしょうか。

ジュースはカロリーが高くなるので控えめにしよう

ジュースには一般的に糖分がたくさん含まれているものが多いです。甘いため飲みやすいと感じゴクゴク飲んでしまいがちですが、赤ちゃんに影響があるので控えましょう。

妊婦さんだけでなく、授乳中のママも食べたり飲んだりしたものが赤ちゃんに影響を与えるので気を付けてください。

ママ自身も、ジュースばかり飲んでいると糖尿病などの病気の心配もしなければならなくなります。

また、カロリー自体が高くなると母乳のの質に問題が生じます。ジュースのカロリーも量をたくさん口にしたら馬鹿に出来ません。

母乳の味がまずくなる、おっぱいが詰まりやすくなる、乳腺炎になりやすくなるなど、デメリットばかりですのでなるべく避けましょう。

お勧めはハーブティ!母乳の量をセーブしやすい飲み物です

ではどんな飲み物を飲んだらいいのか、と迷ったらハーブティを飲んでみてくださいハーブティの中にはセージ茶やペパーミントティーといった、母乳が出すぎの時に頼りになるものがあります。

セージ茶は母乳の量を減らしてくれるので、乳腺炎になった時や断乳している場合には最適です。

ペパーミントティーもセージ茶と同様に胃腸の調子を整えるものなのでおすすめです。なぜなら、母乳が出過ぎているということは食べ過ぎ・飲みすぎの傾向があるという事だからです。

もちろん薬ではないのでハーブティを飲んだからすぐ母乳の出が少なくなったという事はありませんが、母乳が大量に出過ぎるのを防いでちょうど良い量くらいまでセーブすることが期待できます。

ハーブティは独特の香りがあるなどでちょっと飲めない、という方もいるかもしれませんが、量を抑えるためには試してみる価値はあります。出来れば冷たいものではなく、温かいハーブティを飲みましょう。

高カロリーの食事は要注意!食べすぎは母乳増加に繋がります

ジュースの話のところでも触れましたが、カロリーが高いとママの体にも良くありませんし、母乳の味が美味しくなくなるとも言われています。

しかも、カロリーが高いものを食べると、母乳がたくさん作られやすいのです。

また高カロリーを摂ることで、乳腺炎などのおっぱいトラブルが起きやすく、おっぱいに痛みを伴ったり発熱したりなど辛い思いをする可能性が高くなります。

さらに、母乳をあげているとお腹がすきやすくなるため、いつも以上にたくさん食べたくなります。ここでカロリーが高いばかりをを口にすると、トラブルが起きやすくなるのです。

食べたいという気持ちに勝てない…というのはよくわかるので、せめてカロリーが高いものを控えましょう。それを心がけるだけで母乳の量が少しは落ち着きます。

また、普段から揚げ物を食べている環境にいる方は比較的多いと思います。揚げ物中心のおかずの時には、ひとつ残すくらいを心がけて食べ過ぎないようにしましょう。

揚げ物好きの方は授乳が終わるまで、摂りすぎないように意識して生活すると良いでしょう。

ケーキ・アイスクリームなどの間食はほどほどにして

ケーキやアイスクリームは疲れた時には最高の贅沢品かもしれません。夏場のアイスクリームは天国だと思えますし、泣き止まない赤ちゃんがようやく寝た時に食べるケーキにもほっと一息つけるでしょう。

しかし、このような嗜好品は、授乳中に空腹を感じるからかすぐに手を出してしまいがちですがこれらもかなりのカロリーがある事を忘れてはいけません。

間食を口にする場合には、常にカロリーについて考えて摂りすぎないようにしておきましょう。それだけで母乳の量が少しずつ安定していきます。

飲食で調節してもまだまだも出過ぎるなら、おっぱいマッサージを併用して!

これまでにご紹介した食べ物と飲み物で量を調節するという方法を試してみても、どうしても母乳が出すぎて困る…という方にお勧めしたいのが、おっぱいマッサージです。

飲食に気を配るということと同時に、おっぱいマッサージを併用して行ってみましょう。一番いいのは、プロの助産師さんにやってもらう事です。

以前、母乳が出すぎてマッサージしてもらった事があるのですが、おっぱいマッサージを知らない方の場合はただ搾るだけで、痛みを伴います。

実際に自分たちで行うマッサージは、正式には圧抜きと言われるものです。過剰にマッサージすると母乳が作られすぎるという悪循環になってしまうので、気を付けましょう。

おっぱいマッサージのやり方を紹介しておきますね。

  1. 手のひら全体でおっぱいを包み、乳輪のほうへ向かって押す
  2. 親指とそれ以外の指で乳輪へ向かって軽くもみほぐす

母乳がたくさん出やすいタイプの方は、自己流の圧抜きでだいぶ楽になります。ただし、上手に出来ないなどの場合には試しに一度プロにやってもらい指導してもらうと良いでしょう。

プロの方はとても心地よい感じで搾ってくれるので、施術後におっぱいが軽くなります。

また、普段からキャベツや芋などの湿布でおっぱいを冷やすだけでも、母乳の量を少しでも安定させる事が出来るのでこちらもおすすめです。

母乳が出過ぎているという悩みは、悩みとしてとらえてもらえない可能性があるので厄介で辛いですが、母乳が出過ぎるのもトラブルの一つですので、すぐに対策をしてみてくださいね。

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