母子手帳ケースは必要なの?代用は?ケースがおすすめ理由と選び方

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2017/06/23

母子手帳をもらってきたら、気になるものが「母子手帳ケース」。

雑貨屋などでもかわいらしいケースが数多く販売されているため、以前から気になっていたという方も多いのではないでしょうか。

しかし、「実際にケースって必要なのかな?」と思っている方もいるのではないかと思います。

今回は、母子手帳ケースは必要なのかどうか、使うのならばどんなところに気をつけて選べば良いかなどをチェックしていきましょう。

代用品のアイディアもご紹介しますので、ぜひご参考にしてみてくださいね!

母子手帳ケースが必要な理由3つ

母子手帳ケースが必要、あると便利な理由は、大きなもので3つあげることができます。

  1. 母子手帳の傷みを防止でき紛失も防げる
  2. 母子手帳の他に必要なものをまとめておける
  3. きょうだいごとに分けておくことでわかりやすくなる

理由を1つずつ詳しく見ていきましょう。

1.母子手帳の傷みを防止でき紛失も防げる

母子手帳は妊娠中から乳幼児の育児期間中、日々持ち歩くものです。そのため、そのままカバンに入れておくと、どうしても傷みやすくなってしまうもの。

子どもが成長して持ち歩くことはなくなっても、母子手帳は子どもが12歳になるまで使用するものです。

また、その後も予防接種の記録の確認などのため、処分せずに保管しておく必要があります。

長年使うことになる母子手帳を少しでもきれいに保つためにも、母子手帳ケースで保護してあげることは有効な方法であるといえるでしょう。

またケースに入れてあるほうが目立つため、紛失しにくく、カバンに入れてあってもどこにあるか一目瞭然で探しやすいです。

2.母子手帳の他に必要なものをまとめておける

2つ目のメリットは、母子手帳ケースの中に、母子手帳以外に必要なものをひとまとめにしておけるということです。

妊娠中には、以下のようなものを入れておくことができます。

  • 妊婦健康診査票
  • 産婦人科独自のマタニティ手帳など
  • エコー写真
  • 妊婦健診後の領収証
  • ママの保険証

妊婦健診後の領収証は、年度末の確定申告時に医療控除を受けるために使用する可能性があるため、保管しておくことが必要です。

出産後には、以下のものを入れておくと便利です。

  • 子どもの保険証
  • 乳幼児医療証
  • 小児科など子どもの病院関係の診察券
  • 予防接種の診察票
  • 乳幼児検診の予診票
  • お薬手帳

母子手帳ケースさえ持って行けば、診察関係はOK! という状況にしておくことで、急に病院に行く必要が出た際にもスムーズに病院に行くことができますよ。

3.きょうだいごとに分けておくことでわかりやすくなる

3つ目のメリットは、「きょうだいごとに分けておくことでわかりやすくなる」です。

自治体にもよりますが、母子手帳の表紙デザインがきょうだい間で同じものになる可能性もあります。

そうした場合、急いでいると、つい間違って病院にかかる子どもではない方の子の母子手帳を持参してしまった…ということも起こりえます。

そのようなミスを防ぐためにも、子ども1人に対して1つの母子手帳ケースに必要なものをまとめておくことは、有効な手段です。

また、パパなど、ママ以外の人が病院に連れて行かなくてはならなくなった場合でも、1人1人必要なものをまとめておくことで、パッと見て何を持って行けば良いのかわかりやすい状態を作っておくことが可能です。

母子手帳ケースを買うならどんなものが良い?選び方のポイント

母子手帳ケースには大きく分けて2通りの形状があります。

見開き式(ブックタイプ)
本のように見開いた状態で母子手帳や診察券などを入れる形状の母子手帳ケースです。

診察券を入れるカードポケットは財布をイメージしてもらえばわかりやすいのではないかと思います。

開閉はコの字にぐるりとつけられたファスナー式が一般的です。

  • メリット:かさばりにくくく、コンパクト
  • デメリット:2人分以上の母子手帳を入れることは困難
ジャバラ式
中身がジャバラ式になっているため、よりたくさんの診察券などを収納しておける母子手帳ケースがこのタイプ。

きょうだい分の母子手帳をすべて入れておくことができるほど、収納力の高いケースもありますよ。

がばっと開くため、診察券や母子手帳の出し入れがしやすい点が特徴です。

また、開閉の仕方もファスナー以外にボタン式やマグネット式、面ファスナー式などと種類が豊富。

大きいサイズのものも多く、補助券や問診票なども一緒に入れておくことができますね。付属のストラップをつけて、バッグのようにして使えるデザインのものもありますよ。

  • メリット:収納力が高い、赤ちゃんを抱っこしたままでも開閉がしやすい
  • デメリット:かさばる、マジックテープ式は開閉時の音で赤ちゃんが起きてしまうことも…

母子手帳ケースの素材は何がいい?メリット&デメリット

母子手帳ケースの素材はさまざまです。それぞれにメリットやデメリットがあるため、考慮して適したケースを選びましょう!

布製
既製品のほか、ハンドメイド作品でも多く見られるケースが布製の母子手帳ケースです。

  • メリット:コットンなど、布によっては赤ちゃんが触ったり舐めたりしてしまっても安心。自分で手作りすることもできる。比較的安価(1,000円台~3,000円代)
  • デメリット:汚れやすく破れやすいのでシミがつきやすい
ビニール製、ビニールコーティング製、ナイロン製
ビニール製の母子手帳ケースも多くみられます。3,000円前後~5,000円以内で販売されているものが多いです。

  • メリット:汚れにくく、汚れても拭き取ることができ、耐水性があり衝撃にも強い。
  • デメリット:耐久性が低くボロボロになりやすい商品もある
革製
本革製の母子手帳ケースも販売されています。お値段は張りますが、長く愛用することができますよ。

  • メリット:本革製を選べば経年変化を楽しめる。見た目が大人っぽいため母子手帳ケースが不要になったあともケースとしての使い道がある。耐久性が高い
  • デメリット:価格が高い(8,000円程度~数万円程度のものも)

見開き式・じゃばら式のどちらのタイプを選べばよいかは、好みの問題が大きいです。素材も「どの程度の年数の間使いたいか」や「予算」によって適したものは変わってくるでしょう。

ただ、どういったものを選ぶ場合でも、気をつけておきたいポイントは、ケースの「サイズ」です。

母子手帳ケースを買う前にチェック!母子手帳のサイズは3種類

母子手帳は、自治体によって実はサイズが異なります。そのため、「母子手帳ケース」として売られているものだとしても、手持ちの母子手帳が入らない可能性があるのです。

母子手帳のサイズは主に3サイズとなります。

  • Sサイズ(A6):10.5 × 14.8㎝
  • Mサイズ(B6):12.7×18.2㎝
  • Lサイズ(A5):14.8×21㎝

母子手帳ケースを用意する場合は、ご自分の自治体がどのサイズの母子手帳を交付しているかどうかを確認した上で用意するようにしましょうね!

色やデザインで選ぶ場合の注意点

ケースを選ぶ際、せっかくなのでレースやリボンなどの装飾のある可愛らしいものを選びたいという人も多いでしょう。

1つならまだOKかもしれませんが、子供が2人以上でケースも2つ以上の場合は装飾があるとかさばってしまいます。

マザーバッグの中は荷物であふれかえっているので、でっぱった装飾だとちぎれてしまう可能性も…。

持ち歩いているお茶をこぼした…雨に濡れてしまった…などでシミをつくる原因も多く考えられるので、できれば少し色が濃い目であったり、柄がついていたり、汚れが目立ちにくい色や素材の物を選ぶ方が重宝しますよ。

専用ケースである必要はなし?代用品のアイディア3つ

「母子手帳ケースは値段が張るし…」、「わざわざ買ってまでケースを用意したくはないなあ」という方は、お手頃な値段のものや、手持ちのものを代用してみることもおすすめです。

専用のものとは違い、「ポケットで診察券を分類する」などといった機能は期待できませんが、「母子手帳を保護する」、「必要なものをまとめておく」という目的はじゅうぶん果たすことができますよ!

診察券を分類して入れておきたい場合には、100均でも買うことのできるカードファイルを別で用意して、ファイルを代用ケースの中に入れておけばバッチリです。

100均や300均の商品も可!「布製ポーチ」

最近では、100均でもデザインのかわいいポーチがたくさん販売されていますよね。サイズが合うポーチを選べば、じゅうぶん母子手帳ケースとして使うことが可能です。

大判の母子手帳の場合でもサイズが探しやすいというメリットもありますね。

色違いを選んでも!「スライドポーチ」

こちらも100均で買うことができる代用品です。ビニール製で、上部をスライドさせて開閉するタイプのケースで、サイズやカラーの種類が多く販売されています。

きょうだいで色違いにしておくと、いざというときにどちらのものかわかりやすくて便利ですよ。

ポーチのビニールの質によっては、母子手帳が貼り付いて取り出しにくいというデメリットがあります。

開閉しやすいところも魅力!「ファスナー式ポーチ」

こちらもこれまでの2種類のものと同様、100均でも購入することが可能です。ファスナー部分のカラーが豊富なため、スライドポーチと同じく、きょうだいで色違いにしておくことも可能。

スライドポーチと比べ、開閉がしやすいところもメリットです。

このように、専用の母子手帳ケースでなくても、じゅうぶん便利に使うことができますよ。

100均など、お手頃なものを代用品として使っていれば、古くなったり飽きたりした際の買い換えもしやすいですよね。

ネットで購入できますし、手作りでもいいですね!

インターネットのマザーズバッグやおむつケースなどをデザインしているブランドでもおしゃれな母子手帳ケースを取り扱っていますよ。

また、オリジナルのケースがいいなと思っているのであれば、既製品ではなく手作りもいいですね。

手作り用の型紙がインターネットで見つかるので、自分の好きな生地を用意して作ってみてはいかがでしょうか。

予算や使い勝手に応じてぴったりのケースを選ぼう!

子どもが大人になっても見返す可能性のある母子手帳。できる限りきれいに保つためにも、必要なものをまとめて日々の通院を楽にするためにも、やはり母子手帳ケースを使うと便利です。

しかし、高いお金をかけて無理に専用のケースを買う必要があるわけではありません。

専用の母子手帳ケースは、使いやすさもしっかりと考えられています。しかしママによっては、がさっと一気に入れられる普通のポーチの方が使いやすいということもありますよね。

今回ご紹介したような代用品も検討して、自分の予算や使い勝手に合わせたケースを選んで、母子手帳を愛用してくださいね!

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