バウンサー使用はいつからいつまで?メリットや赤ちゃんへの効果紹介
赤ちゃんが成長すると、ママが離れるだけで泣いてしまう。という時期があります。そんなときは、ママも自分の時間を確保するのが大変!
すぐに泣いてしまうので、トイレにもゆっくり行けない。お料理も落ちついて作れない…。ママは大忙しです。
そんな時期には、バウンサーがママの強い味方になってくれることも!バウンサーってどんなものなの?という疑問から選び方。その効果や使用上の注意までまとめました。
この記事の目次
バウンサーはママの味方!赤ちゃんを安心させる優れもの
バウンサーとは、赤ちゃんの動きに合わせて座椅子がゆらゆらと動く、ゆりかごのような椅子のことです。
なぜ多くのママがバウンサーを優れモノと感じるのでしょうか?それは、バウンサーに座ると赤ちゃんが安心してご機嫌になってくれるからです。
バウンサーの揺れ方は、ママのお腹の中にいた時とそっくり。赤ちゃんはその揺れに安心してリラックスできるつくりになっています。
赤ちゃんがママに抱っこを求めて泣いてしまう時期は、ママが時間を確保するのが大変!
ママが疲れ切ってしまう前に…お助けアイテムとなってくれるバウンサーを賢く利用してみませんか?
商品によっては生後3週間~2歳頃まで使える!
バウンサーは、いつからいつまで使う事ができるのでしょうか?
バウンサーのタイプにもよりますが、リクライニング機能付きの商品であれば、まだ首が座る前の生後3週間頃から使うことができます。
使用可能な年齢は、1歳半または2歳ごろまでというのが一般的。商品によっては、子供の成長と共に形を変えて、更に長く使う事ができるタイプもあります。
ご家庭の考え方や環境によって、どのくらいの期間使いたいのか?を考慮して選ぶと良いでしょう。
バウンサーが使用できる対象年齢は、商品によって違います。購入前に必ず確認しましょう。
実際の使用期間は、もっと短い事もある
使用可能年齢が2歳までとなっていても、実際に使用する期間はずっと短い事も多くあります。
自分で動きたがったり歩きだすようになると、赤ちゃんもバウンサーを嫌がるようになり、ほとんど使う機会がなくなってしまう事があるからです。
また子供の成長には個人差があり、成長の早い赤ちゃんは月齢に比べて身長の伸びが早く、体重も早く増加することがあります。
バウンサーのメリットは、ママが時間を確保できる事
バウンサーは必ず子育てに必要なものではありませんが、「バウンサーを使っていてよかった!」というママの声はたくさんあります。
バウンサーを使ってよかった!と感じるママの多くは、「時間を確保できるようになった。」と感じているようです。
具体的にどのようなところにメリットを感じたのでしょうか。
<ママたちが感じたバウンサーのメリット>
- バウンサーの揺れる動きに、赤ちゃんが安心してご機嫌になってくれる
- トイレや家事をするときに泣かれなくて便利
- 自分の時間を確保できる
- 仰向けに寝るより消化しやすい。授乳後の吐き戻し防止対策に
- 軽量なものは、ママが移動するたびに持ち運べる
- 机をセットすれば食事用の椅子になるものもある
- ハイローチェアより安いし、場所をとらない
赤ちゃんから目が離せない時期や、やたらと抱っこを求められる時期は、ママも時間の確保が難しくなります。
バウンサーのおかげで「赤ちゃんが落ち着いてくれて便利!」「集中して家事ができる。」という声も多くありました。
双子ちゃんを育てていたママは、片方の子供をお世話している間に一人はバウンサーへ。バウンサーに座っている間はご機嫌だったので、大変便利でした。必須アイテムです。という声もありました。
デメリット。使い方を誤ると成長に影響を与える事も
バウンサーを購入した方の中には、「あまり役に立たなかった」「長時間使えない。」「使いすぎは成長に遅れが出る可能性がある。」という声をあげている先輩ママもいます。
<ママ達が感じたバウンサーのデメリット>
- 赤ちゃんへの効果は個人差がある
- 2人目以降の赤ちゃんの場合、上の子が小さいと上ったりして危険
- 長時間使う事ができない
- 頼りすぎると成長が遅れる事もある
- 思っている以上に使う期間が短い
- ベッドではないので、眠ったら移動させるのが基本
- 使い方を間違えると危険
バウンサーはベッドではありません。寝かし付けを目的にしている椅子ではないので、長い時間の使用ができません。
そのあたりの注意については、しっかりと説明書を読んでおきましょう。
バウンサーに座っている間は、安全のため赤ちゃんは体を揺らすことはできても、身動きがとりにくい状態になります。
そのため長時間使ってしまうと、成長段階にある赤ちゃんの身体の特定部分に負担がかかりすぎてしまう事もあります。
またバウンサーがお気に入りになりすぎてしまった赤ちゃんの中には、動き回る事をしなくなってしまい、お座りや歩行がなかなかできなかった。
バウンサーの使用をやめたら、恋しくて泣きまくるようになってしまった。という経験談もありました。
バウンサーの効果には個人差があるので、座ってもご機嫌になる赤ちゃんばかりではありません。
ママの中には「せっかく購入したのにぎゃん泣きをされてしまった。」「ご機嫌な時しか座ってくれない。」という声もあります。
赤ちゃんの中には、「やっぱりママじゃないと嫌!」という赤ちゃんもいるのです。
バウンサーのタイプは、家庭環境にあったものを選ぼう
バウンサーと一言で言っても様々なタイプがあります。自分で揺らすタイプのほかにも、電動式で自動的に揺らしてくれるタイプもあります。
持ち運びに便利な折りたたみ式は、ママが部屋を移動するたびに運びやすく、使わないときは片付けがしやすいのもメリットです。
おもちゃやテーブルを取り付けられる便利なタイプもあります。おもちゃに関しては赤ちゃんが夢中になってくれ、バウンサーが好きになる子供もいます。またテーブルに関しては、お食事用に使用している方もいるようです。
様々なタイプがありますので、ご家庭の環境にあったバウンサー選びをすると良いでしょう。
<バウンサーのタイプ>
- リクライニングタイプ
- フラットになるタイプ
- 自分で揺らすタイプ
- 電動式タイプ
- おもちゃつきタイプ
- 折りたたみ式
- テーブルを付けられるタイプ
(成長と共に使い方をかえられる)
バウンサー選びでチェックしておきたいポイント
バウンサーはそんなに小さなものでもありません。購入するのであれば、失敗はしたくないですよね。
できるだけ使い勝手の良いバウンサーを選ぶならば、チェックしておきたいポイントはいくつかあります。
ここは購入前にチェックしておきたいな!と思うチェックポイントをまとめてみました。バウンサー選びの参考にしてみてください。
シートは汚れても洗えるものが衛生的で安心
赤ちゃんはミルクやよだれ、離乳食が始まると食べこぼしなどでバウンサーを汚してしまう時があります。また汗をかいて、シートが汚れてしまう事もあります。
丸洗いできるシートであれば、赤ちゃんが汚しても神経質になる事もありませんし、清潔を保つことができるので安心して長く使う事ができます。
夏でも安心して使える通気性の良い生地がおすすめ
バウンサーはベルトをして、赤ちゃんが落下しないように固定します。そのため、赤ちゃんの背中は常に背もたれについたままです。
夏に使うと赤ちゃんの背中は蒸れやすく、あせもの原因にもなりかねません。
汗をかきやすい素材だと、赤ちゃんも不快でご機嫌が斜めになってしまう可能性があります。また何度もお着換えをすることになるので、手間も洗濯物も増えてしまいます。
メッシュなどの通気性の良い素材なら、暑い日でも安心して使うことができます。
赤ちゃんの体を考慮した、安心できるメーカーのものを購入したい
バウンサーはまだ頭もすわっていないような、成長段階の赤ちゃんが座る椅子です。
体に負担の少ないしっかりとしたつくりのものを選ぶのも大切なポイントです。
バウンサーは寝かし付けを目的にしたものではないので、正しい姿勢で負担なく座れるようなものを選ぶと、成長段階の赤ちゃんにも安心して使う事ができます。
どのくらいの期間使えるのかチェックしておく
バウンサーの使用可能期間や重さ制限は、商品によってちがいます。
ご自身のお子さんがすぐに使えるものなのか?そしてどのくらいの年齢まで使用が可能なのかを購入前にチェックしておきましょう。
バウンサーの場合、月齢よりも使用可能な体重を超えないことが、安全に使うための大切なポイントとなります。
お子さんの成長によっても「使用期間が思っていたよりも短い!」「あまり活躍できなかった!」という事になる可能性があるので、その点も考慮して納得のいく商品を選ぶとよいでしょう。
バウンサーが運びやすい重さや大きさかをチェックする
バウンサーを使用している間は、赤ちゃんに危険が及ばないように目を離してはいけません。
その為にも、バウンサーが移動させやすい大きさや重さであるかは、家の間取りによっては重要なポイントとなります。
ママがご飯を作るとき。洗濯物を干すとき。お風呂に入るときなど部屋を移動する時には、赤ちゃんも手軽に目の届く場所へ移動させられるようなサイズが便利です。
ママでも持ち運びができるのか?確認しておきましょう。
バウンサーを使う時に注意しておきたいこと
バウンサーは赤ちゃんが体をゆすって、座椅子を前後にゆする仕組みです。それ故に使い方を間違えると、赤ちゃんに危険が及ぶことがあります。
揺れている間に転倒してしまったり、使用時間を間違えて成長の妨げになってしまう事もあります。
商品によっても注意しておきたい点はちがいます。正しく安全に使うためにも、必ず使用説明書に目を通すようにしましょう。
使用時間を守る。長時間使用はしない
バウンサーの多くは、長時間の使用をNGとしています。というのも、バウンサーは赤ちゃんの体をベルトで固定してしまいます。
そのためデザインによっては、長時間座る事で赤ちゃんの体の一部に負担がかかってしまうからです。
使用時間は必ず守るようにしましょう。
ベルトは必ずしめること
バウンサーで危険なのが、うっかりベルトを締め忘れてしまう事です。
ベルトを締め忘れてしまうと、赤ちゃんが揺れたと同時に前へ転倒し、落ちてしまう危険性があります。
ママの中には、「ベルトを締め忘れて、勢いよく赤ちゃんが顔面からおちてしまいとても焦りました。」という声もありました。
転落事故は意外にも多く、高さによっては骨折の危険性もあります。大変危険ですので、ベルトの締め忘れには注意しましょう。
バウンサー使用中は目を放さない
バウンサーの使用中は、目を離さないようにしましょう。
バウンサーの使用中に何が起きるかわかりません。予測もつかないような事が起きる可能性もあります。
バウンサーに乗せっぱなしにするのではなく、適度に赤ちゃんの様子をチェックし、途中で寝てしまった時はベッドへ移動させてあげましょう。
突然のトラブルに対応できるようにするためにも、赤ちゃんから目を離さないようにしましょう。
小さな兄弟がいる家庭での使用は注意が必要
赤ちゃんに小さな兄弟がいる場合は、使用する時に注意が必要です。上のお子さんがまだ小さい場合、赤ちゃんの乗ったバウンサーが楽しそうに見えてしまいます。
まだまだ理解できない年齢だと、「一緒に乗ってみたい!」と、赤ちゃんの座ったバウンサーにのって、一緒に転倒してしまう危険性もあります。
また子供が赤ちゃんをあやすつもりで、バウンサーを大きく揺らしてしまう危険性もあります。
2人目以降の赤ちゃんにバウンサーを使用するのであれば、兄弟の事も配慮する必要があります。
購入を迷ったら、レンタルという選択肢もアリ!
バウンサーを使う事で泣き止む赤ちゃんもいれば、全く効果が無くかえって大泣きをしてしまう赤ちゃんもいます。
効果は赤ちゃんによってまちまちなので、実際に使ってみないことには自分の赤ちゃんに効果があるのかがわかりません、
「せっかく購入したのに効果が無かった…」という失敗談もよくあります。
「子供が気に入るかわからない。」「今から購入すると使用期間が短くなりそう。」「捨てるのが大変」という場合は無理して購入する必要はありません。
レンタルというのも一つの選択肢なので、ご家庭の考え方に合わせて購入するか?レンタルにするか?検討してみてください。
育児の困ったら…バウンサーに頼ってみて!
いかがでしたか?バウンサーは子育てをする上で必ず必要なものではありませんが、赤ちゃんがよく泣いてしまい家事ができなかったり、ママの時間が確保できない場合には、強い味方となってくれる可能性があります。
使用効果には個人差がありますし、使用期間も短いかもしれません。
しかしママが育児で疲れてしまっている時には、お助けアイテムとなってくれるかもしれない優れものです。
赤ちゃんが泣いてしまい育児に困ったときには、疲れ切ってしまう前に…無理せずバウンサーに頼ってみてはいかがですか?