【症状別】授乳中の風邪は食べ物の効果で緩和しよう!薬に頼らない対処法
授乳中の風邪は体力も削がれるうえ、赤ちゃんに風邪が移らないか心配ですよね。早く治したいけれど、むやみに薬に頼れないというのも辛いところです。
そんな時、身近にある食材などで、症状を和らげてみてはいかがでしょう?
薬を飲むのは最終手段として、赤ちゃんにも優しい方法で治してみませんか?ここでは、症状別に食べ物や飲み物をつかった対処方法をご紹介します。
この記事の目次
鼻水、鼻づまりで寝苦しい!体を温める食材とミントを使おう!
鼻水、鼻づまりになると、寝苦しいうえに、夜間の授乳も辛くなってしまいますよね。鼻水には、体を温めることと、鼻の通りを良くするミントの力を借りるのがおススメ。
ここでは、簡単に作れて手軽に飲める、生姜、ミントを使った鼻水、鼻づまりに効く飲み物をご紹介します。
体を芯から温めよう!大場生姜湯の作り方
生姜は体を温める代表的な食べ物。風邪の時には積極的に取りたいですね。また、血流を促すので、母乳にもいいんですよ。
- 大葉…2枚
- 生姜…小さじ1
- 黒糖…10g
- お湯…3/4カップ
大葉はたたいてから刻むと香りが出ます。生姜は皮ごとすりおろして。黒糖とお湯を加えて出来上がり。とても簡単なので手軽に作れます。
大葉を入れることで、ミントのようなすっきりした後味に。鼻にも効果がありますよ。
お湯を注ぐだけ簡単!カモミールティー
カモミールティーには、リラックス効果や,鼻炎などの炎症を抑える効果もあるそう。飲むのはもちろん、
また、胃腸などの炎症も抑える働きがあり、風邪で弱った胃腸に優しく働きかけてくれるため、風邪の際にはぜひ利用したいですね。
飲まないお薬、ヴェポラップで鼻づまりすっきり!
ヴェポラップは、胸に塗って寝ることで、薬を鼻から吸い込み、鼻をすっきりさせてくれます。ミントのすっきりとした香りで、即効性があります。
食べ物などで症状が改善しない場合、ヴェポラップを使うのも手です。お湯に溶かして蒸気を鼻から吸うことでも効果があります。
ヴェポラップ自体、6ヶ月の赤ちゃんから使えるため、6ヶ月未満の赤ちゃんに授乳をされる方は、使用を控えたほうがいいかもしれません。
鼻づまりを一時的に解消!蒸しタオル
鼻水、鼻づまりを解消するには、鼻孔を広げてあげることが大事です。一時的にでもすっきりしたい時には、蒸しタオルがおススメ。
蒸しタオルをあてることで、鼻孔が広がり、鼻がスッと通りますよ。寝る前など、症状を何とかしたい時には、即効性があるのでお勧めです。
本当に?玉ねぎ深呼吸で鼻づまり改善!
私も耳を疑いましたが、以前、ラジオで放送されていた内容です。玉ねぎ深呼吸とは、皮付きの玉ねぎをスライスし、その断面に鼻を近づけて思いっきり鼻から深呼吸すること。
玉ねぎに含まれる硫化アリルという成分が、鼻づまりを解消してくれるそうです。血流を良くするため、涙が出るのだそう。玉ねぎを料理に使う時に試しに深呼吸してみませんか?
咳を何とかしたい!食べ物&湿度調整や寝方も大事!
咳が続くと、おなかに力が入り、想像以上にエネルギーを消費してしまいます。また、咳によって周りの人にも風邪を移してしまうので、特に気を付けたいところ。
ここでは咳に効く食べ物のほかに、のどを労わる湿度や温度調整についてもご紹介します。
最強の蜂蜜マヌカハニーで喉を殺菌!
これは、我が家で実践している咳対策です。マヌカハニーは強い抗菌力があることでよく知られています。
また、蜂蜜はのど飴にも含まれている通り、のどを潤す効果があるので、菌をやっつけて保湿までしてくれる万能食材なのです。
むしろ、マヌカハニーに関しては、スーパーフードと言われており、母乳育児にはもってこいの食品です。
マヌカハニーは我が家ではそのまま食べます。普通の蜂蜜に比べ、少々独特な香りがあるため、苦手な方はお湯に溶かして摂取するのもいいかと思います。
普通の蜂蜜でも十分喉を潤してくれます。すりおろした生姜と一緒に、生姜湯にして摂ると、体も温まりますよ。
汁ごと飲んで咳止め効果!大根おろし
大根の辛み成分には、咳を鎮める効果があります。大根をおろして、汁もしっかりとることで咳を止めてくれますよ。
大根おろしだけでは食べにくい方は、蜂蜜を加えても大丈夫。先述したように、蜂蜜はのどを潤してくれるので、のどに嬉しい効果が期待できます。
また、大根おろしには、消化を助ける働きがあり、風邪で弱った胃腸に摂取することで、食欲を増進してくれる働きもあります。風邪をひいたときには積極的に摂りたいですね。
加湿で喉を守ろう!
咳が出る原因の一つに、喉の乾燥があげられます。風邪の菌は乾燥したところを好むため、喉が乾燥していると、菌が付着し、それを出そうとして咳が出るのです。
エアコンが効いているところでは、マスクをして乾燥を防ぎましょう。加湿フィルター付きのマスクなども売られていますので、それらを利用してみてください。
寝苦しい咳には寝方も大事!
睡眠の際に咳が出るのは苦しいですよね。咳が出て眠れないときは、横向きに寝ることがおススメ。風邪の際に仰向けに寝ると、鼻水がのどに流れ込み、これが痰の原因になります。
枕を少し高くして、頭をあげて寝るのも効果があります。痰をのどに引っ掛けずに流れやすくしてくれるからです。
咳が続いて辛い時には、加湿、水分補給、寝方に注意してみてください。
頭痛は身近なあの食材で解決!水分補給も忘れずに!
風邪による頭痛も辛いですが、普段から片頭痛に悩まされている方も多いと思います。頭痛は鎮痛剤でないと収まらないと思われがちですが、とても身近な食材が症状を緩和してくれますよ。
頭痛は血流を良くすることも大事。ここでは、普段から使える頭痛対策の意外な食べ物と、水分の摂り方についてご紹介します。
マグネシウムたっぷり!アーモンドで頭痛解消
頭痛は、血管が緊張して起こります。アーモンドに含まれるマグネシウムは、血管を弛緩させ、頭痛を和らげる効果があるそう。これは、片頭痛にも効くそうです。
アーモンドは、小さいけれど栄養豊富。頭痛がひどい時に何粒か食べてみてください。ただし、脂質も高いため、食べすぎると母乳に影響も。適度に摂取しましょう。
小さいけれど万能薬!ゴマを積極的に摂ろう!
ゴマに含まれるビタミンEが血流を良くしてくれます。ゴマは、加熱しても、すりつぶしても、ビタミンEはしっかり取れるそう。
料理にごま油を使う、胡麻ドレッシングを食べるなど、少量ずつで構わないので、胡麻を取り入れることをお勧めします。
また、ほうれん草もマグネシウム、鉄が豊富で頭痛に効きます。ほうれん草の胡麻和えは頭痛対策の最強レシピ。風邪をひいたときにぜひ試してみてください。
風邪の症状は食べ物で和らげよう!
授乳中は特に、薬をむやみに飲めないのがつらいですよね。薬を飲んでミルクに切り替える手もありますが、赤ちゃんにとってはストレスになりかねません。
お薬を手にする前に、身近な食べ物で対処してみましょう。特に引き始めの風邪であれば、食べ物で十分効果が得られます。
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