子供や赤ちゃんとのお風呂タイム!入れ方や注意点、グッズ紹介

生後1ヶ月健診を終えて、とくに問題がなければ赤ちゃんと一緒にお風呂に入ることができますが、パパの仕事の帰りが遅いときはママが1人で赤ちゃんをお風呂に入れなければいけません。

首か座っていないねんね時期や、動き始めてから目が離せない時期まで赤ちゃんを1人でお風呂に入れるのは慣れるまで大変です。

ママが1人で赤ちゃんをお風呂に入れる方法や注意点、時期別の入れ方、あると便利なお風呂グッズまで紹介します。

赤ちゃんを1人でお風呂に入れる前に準備をしよう!

赤ちゃんを1人でお風呂に入れるときは、入浴前に着替え等の準備をしておくことが大切です。

入浴後に準備をすると、ママも裸の状態で家の中を動き回ることになり、ママも赤ちゃんも体が冷えてしまいます。

まずは入浴前に準備するものを確認していきましょう。

  • 赤ちゃんの着替え(肌着・おむつ・パジャマ)
  • 赤ちゃん用バスタオル(ベビー用バスローブ等)
  • バウンサー(赤ちゃん待機用)
  • ベビーお風呂用品(バスチェア・おもちゃ等)
  • ママの着替え
  • ママ用バスタオル

上記の準備は一例なので、お風呂場や脱衣所のスペースを考慮し、代用できるものがあれば上手く活用してみてくださいね。

赤ちゃんのお風呂の入れ方

赤ちゃんの首がすわっているかすわっていないかでお風呂の入り方も変わってきますが、入れ方の手順は以下が多いようです。

  1. ママが始めに洗う
  2. 赤ちゃんを洗う
  3. 湯船に赤ちゃんと浸かる
  4. 赤ちゃんを先に着替えさせる
  5. ママの着替え

1.ママが洗っている間赤ちゃんは待機

首がすわっていないねんねの時期と、首がすわった後の赤ちゃんの待ち方は違います。慣れてきたら、自分の一番やりやすい方法を見つけていくと良いですね。

首がすわっていないねんねの時期
ねんねの時期は脱衣所で、衣服を脱がせた状態でバスタオルにくるんでバウンサーや座布団の上で待機させます。バウンサーを使用するときは必ずシートベルトを忘れないようにしましょう。待たせている間におしっこをする可能性もあるので、おむつは入る直前に外すと良いでしょう。
首がすわって寝返りができる時期
首がすわって寝返りができるようになった赤ちゃんは、バスチェアを浴室内に置いて座らせてからママは体を洗います。洗っている間はお風呂用のおもちゃで遊ばせ、声をかけながら様子を見ます。
つかまり立ちやハイハイができる時期
ハイハイやつかまり立ちができる時期は目が離せませんが、体が冷えないように湯船に少しお湯を張って待たせたり、おもちゃで遊ばせながらママは体を洗います。この時も声をかけながら様子をみましょう。

2.赤ちゃんの体を洗う

ママが終わったら次は赤ちゃんの番です。首がすわっていない赤ちゃんの場合は、膝に赤ちゃんを乗せ頭を手で支えながら体、頭、顔を洗っていきます。

顔に水を直接かけると嫌がる赤ちゃんもいるので、ベビーソープをガーゼにつけて拭き取ってあげるだけでも大丈夫です。

洗うときは「きれいになろうねー」「気持ちいいねー」など、声をかけてあげると良いでしょう。首元や脇の下は垢がたまりやすいのでしっかりと洗ってくださいね。

バスチェアを使っている赤ちゃんは、座ったまま洗うこともできます。

3.湯船に赤ちゃんと浸かる

始めて赤ちゃんと湯船に浸かるときは、いきなり入れてしまうと泣きだしてしまうことがあります。沐浴布(ガーゼなど)を赤ちゃんの体の上に広げてあげると水に対して不安が少なくなります。

また、冬場は体が冷えやすいのでしっかり湯船に浸からせてあげることが大切です。着替えのときも体がポカポカに温まっている状態だと眠りにつきやすくなります。

4.赤ちゃんの着替えをする

体が十分に温まったら、ママはバスタオルを巻いて赤ちゃんを着替えさせます。ベビー用ガウンがあればタオル代わりにもなるので便利です。

夏場であればおむつだけ穿かせ、ママが先に着替えても良いでしょう。冬場は体を冷やさないように脱衣所を暖かくするなど、温度調整に注意します。

5.ママが着替えの時は脱衣所で赤ちゃんも待機

赤ちゃんの着替えが終わったら、今度はママが着替えます。着替えをしている間は、バウンサーやベビーラックに座らせるか、座布団の上にバスタオルを敷いてねんねの状態で待たせます。

お風呂に入った後は必ず水分補給し、ベビー用オイルで乾燥や肌荒れをケアしてあげましょう。赤ちゃんが不安にならないように、自分の家に合った入り方を見つけてくださいね。

赤ちゃんをお風呂に入れるときの注意点

赤ちゃんと一緒にお風呂に入るときに気をつけたいことがあります。季節や入浴の時間帯、月齢が進むとお風呂用品の置き場所も注意が必要に。

ケガや事故にならないためにも、注意点を確認しておきましょう。

浴室内の温度設定

赤ちゃんは体温調節ができません。浴室内でバスチェアに座らせている時間帯が長くなると、体がすぐに冷えてしまいます。

お風呂に入る前に、浴室暖房や浴槽のふたを開けて室内を温めておきます。その他に、ママがシャワーを使っているときに度々、赤ちゃんにシャワーをかけてあげると体が冷えにくくなります。

脱衣所・部屋の温度設定

冬場の脱衣所は寒くなるので、ママが洗っている間や入浴後も湯冷めさせないようにヒーターと使うと暖かくなります。

ヒーターを使うときは赤ちゃんの肌に直接当たらないように注意してください。脱衣所以外に、部屋の温度も温めておきましょう。

ただ、長風呂をした場合赤ちゃんがのぼせてしまうこともあるので、クールダウンさせてあげることも大切です。そして、入浴後は必ず水分補給をします。

お風呂は遅くても19時までに!

赤ちゃんの生活リズムを整えるためにも、できれば同じ時間帯に入浴ができればベストですが、難しい場合は遅くとも19時までに入れるようにしましょう。

遅い時間に入浴すると、寝つきが悪くなったり、就寝時間がずれてしまうことがあります。

また、うんちが出るのを避けるためにも授乳後すぐの入浴は避けるようにします。

滑らないようにお風呂マットの準備

赤ちゃんを抱っこしている状態で浴室に転倒したり、つかまり立ちをする赤ちゃんが転ばないようにお風呂マットを敷いておきましょう。

石鹸の泡が残っていたり、おもちゃが足元に置いてあるだけでも事故につながってしまうので、湯船から上がるときは滑らないように注意しましょう。

浴室と脱衣所にお風呂マットを敷いておくのもおすすめですよ。

お風呂用品の置き場を考えてケガ防止

月齢が進むと色々な興味を持ち始めます。お風呂には良い香りのする石鹸やシャンプーが置いてあるので思わず口に入れてしまうことも考えられます。

また、カミソリや歯ブラシなど普段気にならないものでも、赤ちゃんが手に取れば思わぬケガや事故につながってしまいます。

赤ちゃんの手が届かない場所を考えて配置するようにしましょう。

お風呂用おもちゃはカビが生えやすい

お風呂を楽しくするために、お風呂用おもちゃは赤ちゃんから幼児期まで毎日使う必須アイテム。そんなおもちゃも毎日使っているとカビが生え、不衛生になります。

カビが生えたおもちゃを触ったり、赤ちゃんが口に入れたりする可能性があるので、入浴が済んだら乾燥させたり、こまめに洗うようにしましょう。

【時期別】赤ちゃんのお風呂!先輩ママたちの入れ方

首がすわる前の赤ちゃんから兄弟児がいる場合の入れ方まで…どのように赤ちゃんをお風呂に入れていたのか先輩ママの体験を元に紹介していきます。

首がすわる前のねんね赤ちゃんのお風呂

ねんねの時期は脱衣所に赤ちゃんを待機させ、先にママが体を洗っていることが多いようです。

脱衣所にタオルケットを置いて子供を待機させ、風呂場の扉を開けたまま先に自分を洗います。

終わったら子供と一緒に入り「お湯に浸かる→体と髪を洗う→お湯に浸かる→上がる」が定着しています。

先に子供の体を拭いて、別のタオルで冷えないようにくるんで待機させます。自分の体を拭いて着替えたら暖かくしているリビングへ行き、服を着せてます。

寝返りを始めた赤ちゃんのお風呂

ねんねの時期はスムーズにできていたお風呂も、寝返りを始めた赤ちゃんは待機させている間にうつ伏せになってしまう危険があるためママも一苦労です。

寝返りが始まったので最初から子供と一緒にお風呂に入ってます。湯舟で温まったら、自分が洗っている間はバスチェアに座らせておもちゃで遊ばせています。

こまめにシャワーをかけて冷やさないようにし、子供を洗ったら2人で湯舟で温まり再度バスチェアに座らせて、先に私が着替えます。

そのあとにリビングで子供を着替えさせます。

寝返りが始まったら一緒に入ることでうつぶせ寝の心配もなくなりますね。バスチェアは生後2~3ヶ月頃から使えるものもあるので、持っていると安心です。

つかまり立ち赤ちゃんのお風呂

つかまり立ちが始まったので、遊びに夢中になっているときを見計らって自分の体を急いで洗っている。途中から、後追いで風呂場まで来てくれるのでそのまま服を脱がせ、つかまり立ちの状態でゴシゴシ洗っています。

つかまり立ちをしてからツルツル滑ってこけるのでマットを敷いています。上がるときは、抱っこしたまま自分の体を拭いて、息子をタオルでグルグル巻きにしてから自分は全裸の状態で洋服を着せます。

つかまり立ちが始まると、浴室では赤ちゃんが滑りやすくなるのでお風呂マットを敷いている人が口コミでも目立ちました。

洗い方は浴槽を手すり代わりに持たせながらつかまり立ちの状態で、豪快に洗っているようです。

兄弟がいる場合の赤ちゃんのお風呂

兄弟がいる場合はどのようにママたちは赤ちゃんをお風呂に入れているのでしょうか。

お風呂に入る前に赤ちゃんの着替えを準備して、目の届く位置にバウンサーに乗せて先に上の子、自分を洗います。上の子が湯船に1人で浸かれるようにお湯は浅めにし、その間に赤ちゃんを洗う。赤ちゃんを洗ったら脱衣所のバウンサーで待たせます。冬はタオルでしっかり巻き、ブランケットをかけると冷えません。

次は、子供が3人いる家庭のお風呂の入り方を紹介します。

5歳、4歳、4ヶ月の子供がいます。初めに自分と4歳の子が先に入ります。その間に、1番上に3番目の子をあやしてもらってます。自分たちが終わったら、1番目と3番目を入れます。上の子は自分で洗えるので、3番目を洗ったら最初に出して着替えさせます。

兄弟がたくさんいるとお風呂も大変そう、と思いがちですが上の子がある程度大きくなっていれば下の子をあやすというお手伝いができるみたいですね。

あると便利!赤ちゃんのお風呂グッズ

赤ちゃんを毎日1人でお風呂に入れるのは、とても大変です。お風呂グッズを使って少しでも負担が減らせるように、おすすめのお風呂グッズを紹介します。

①ベビー用バスローブ:湯冷めを防止!

ベビー用バスローブを使えば、タオルのようにずり落ちることがなく、着せておくだけで水気を取り湯冷めを防いでくれます。

ママは裸の状態で赤ちゃんを拭いて、タオルにくるんでパジャマを着せて…という大変な作業もバスローブを使えば心強いですよね。

お風呂以外に、プールや海水浴の水遊びの後にも活用でき長期で使い続けられるのも魅力です。

②バウンサー:待機時間に重宝!

寝かしつけから家事、お風呂まで、育児に大活躍のバウンサーはお風呂のときに脱衣所で待機させている間に使っているママも多くいます。

持ち運びが便利な軽いバウンサーから、リクライニングができるもの、コンパクトに折りたためるものまで種類は様々。

脱衣所の広さによっては大きいバウンサーは入らないこともあるため、お風呂のときも使用を考えている場合は買う前に大きさを確認しておきましょう。

③バスチェア:1人で待たせる必要なし!

ねんねするタイプから座るタイプのバスチェアまで種類も豊富です。ねんねタイプのバスチェアはリクライニングができて、寝ながら体を洗うことができます。

何よりも、動き始めた赤ちゃんをバスチェアに座らせて、ママが安心しながら洗うことができます。1人で待たせる不安も減るので、お風呂タイムには便利なグッズです。

④ベビー用お風呂マット:ねんえ時期から使えて便利!

ねんねからおすわりの時期まで、ベビー用お風呂マットは寝かせたまま赤ちゃんの体を洗うことができます。赤ちゃんの体にフィットする形状になっているものもあります。

フィットするタイプは、新生児から生後6ヶ月頃まで使用でき、通常の浴室に敷くタイプのマットであれば長期に使用することができます。

マットに水分が残っているとカビが生えやすいので、こまめに天日干しをすると良いでしょう。

⑤お風呂が楽しくなるおもちゃ:お風呂が苦手な赤ちゃんにおすすめ!

お風呂用おもちゃは湯船にプカプカ浮くものから、キャラクターのついたお風呂シャワーまで、お風呂が楽しくなるおもちゃがいっぱいあります。

お風呂が苦手だった赤ちゃんも、おもちゃを入れただけで今では喜んで入るようになった…という話も。今は年齢別に合ったおもちゃがたくさん販売されています。

水分がつくとカビが生えやすいため、お手入れは乾燥させたりこまめに洗うようにしましょう。

赤ちゃんとのお風呂もグッズを使うと負担軽減に…

1人で毎日赤ちゃんをお風呂に入れるのは大変です。とくに冬場はママが裸の状態で赤ちゃんを拭いたり、着替えさせたりしているとすぐに湯冷めしてしまいます。

お風呂場の広さや脱衣所のスペースなどご家庭によって違いますが、赤ちゃんの時期に合わせながらお風呂グッズを上手に活用しているママが口コミでも多くいました。

これからも赤ちゃんとのお風呂タイムが楽しくなるように、工夫しながら乗り越えていきたいですね!

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