子供乗せ自転車の人気のタイプは?上手に乗りママの負担をなくそう
忙しい通園時に、子供が道端の何かに気を取られて立ち止まる…ママの手を急に放して車にひかれそうになった…など大変ですよね?
子供乗せ自転車を使えば、重い荷物を持たなくて済むし、電動つきならちょっとした坂道なら楽々こぐことができますよ。
三人乗りもあるので、兄弟が増えても大丈夫!最近はこだわりのあるデザイン性のあるものや、自分好みにカスタマイズできるタイプ、快適・安全性を重視したタイプまで種類が増えてきています。
この記事の目次
子供乗せ自転車のメリットデメリットをまずはチェック!
子供乗せ自転車と一言で言っても、その種類は微妙に違います。大きく分けて3つに分けられます。
- 電動でない子供乗せ専用自転車
- 電動つきの子供乗せ専用自転車
- 持前の普通自転車にチャイルドシートを装着するタイプ
以上の3タイプです。初めてお子さんを持つ親御さんにはどのように選んでいいか悩みますよね。まずは子供乗せ自転車自体のことをよく知って下さい。
- 子供乗せ自転車のメリット
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- 移動が早く出来る(通園が楽)
- 重い荷物をカゴに乗せられる(買い物が楽)
- 時間の短縮
- 行動範囲が広がる
- 子供二人同時に乗せられる
- 育児ライフがおしゃれ楽しいものになる
- 子供乗せ自転車のデメリット
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- 走行中はハンドルをとられてバランスをくずしやすく不安定
- 高価である
- 天候の変化に弱い
- 子供が後ろで暴れるとバランスを崩してしまう。
- 後ろだと子どもの姿が見えない
- 電動つきじゃないとハンドルが重く、疲れやすい。
▼自転車のチャイルドシートは前につける?後ろにつける?についてはコチラも参考にしてみて!
子供の乗せ自転車を選ぶ際の重要ポイント8つ
最近はデザインもそうですが、機能も電動や変速など色々考えられているのものが沢山出てきています。
乗り心地も安定感があり、快適なものが多くあります。選び方に迷ってしまってしまいますよね。自分に合った選び方のポイントを挙げてみます。
安全性についてのポイント
まず大前提として、安全性については重要です。基本的なポイントをしっかり把握してみて下さい。
- 両立スタンド…自転車に子供を乗せたり降ろしたりする際の安定感を増す為
- ハンドロック…前乗せの場合や重い荷物を前カゴに乗せている場合は、ハンドルを固定できると安心です。
- 変速機…普通の自転車にチャイルドシートを取り付ける時などは特に必要。坂道が少し楽になります。
- 自転車のサイズ…22インチ(身長126cm~)24インチ(身長137㎝~)26インチ(身長150cm~)27インチ(身長156cm~)
- ドレスガード・ステップ・フットレスト…お子様の足が車輪に巻き込まれないようにする為
- BAAマークやSGマーク…「BAAマーク」は一般社団法人自転車協会が認定していう安全・環境基準適合車マーク。
- 「SGマーク」は製品安全協会が定めた基準に沿って安全性を認証するマーク
- 座席ベルト…子供をベルトでぎゅっと固定させらるか
電動つきとなしとの違いは何?チャイルドシートも取り付けられる。
電動つきって楽なのは分かるけど、高価なものだし、本当に必要?電動なし専用車と簡単に比べてみました。
- 電動アシスト付き…メリットは走行が楽。特に上り坂もすいすい漕げます。デメリットは充電が切れるととても重い。値段が高い。
- 電動なし…メリットはこちらも少し高価ですが、電動ありよりは安価。デメリットは子供や荷物の重さでハンドルを取られやすく運転が不安定。坂道が多い街に住んでいる人は特に大変です。
などです。ご主人が転勤族で坂道が多い街に引っ越してきたママは、泣く泣く電動つきにせざるをえない…。でも、落ち込んでばかりもいられません!
電動つきはショッピングモールなどで商品を調べてみると、実に嬉しいメリットがありますよ。特にカラーなどは珍しい色にした方が盗まれにくいと知っていましたか?
- タイプ・デザインの種類が豊富
- 子供乗せシートやサドル部分のカバーの柄も多彩
- 自分好みにカスタマイズできる
- 自転車保険・オプション・メンテナンスが店員に気軽にきけるので楽。
- 充電するタイミングが長くなってきている。
自転車にチャイルドシートを取り付けられる条件は?
電動や幼児2人同乗自転車に取り付けたい場合はお店の人にも取り付け可能車種か確認してみて下さい。
- 取り付け可能の自転車とは…電動アシスト自転車・幼児2人同乗自転車・日常生活用車種(ママチャリなど)
- 安全基準を満たしている自転車…GAAマーク・両立スタンド・ハンドロック・自転車のサイズ・ドレスガードの有無。
- チャイルドシート対応のママチャリ…自転車に「チャイルドシート取り付け可」などと確認シールがあるか確認
- 積載量…こちらも自転車に「〇キロまで対応」などと確認用シールが貼ってあります。
しかし、子供を二人以上持つ予定がある場合、自転車は3人乗りになりますね。最初から専用車を選んだ方が安心です。
長く乗せたいなら後ろ乗せ。年齢身長体重もチェックしてみて
子供乗せ自転車に乗っているお母さんは、前に乗せている人と後ろに乗せている人がいますよね。その違いは微妙にあります。
いち早く子供を乗せたいと思うなら前乗せですが、長く子供を乗せたいのは後ろのようです。子供乗せ自転車を購入する際は、必ずメーカーのカタログに記載情報を確認してください。
- 前乗せ自転車…1歳前後~4歳未満・身長100センチ以下・体重15キロ以下
- 後ろ乗せ自転車…1歳前後~6歳未満・身長115センチ以下・体重22キロ以下
では、それぞれのタイプの特徴・注意点を確認してみましょう。
- 前乗せタイプ…前にシートがあるので、子供の様子がちゃんと見える。(寝てしまっていたりとか)注意する点は、子供が重たくなるとハンドルを取られやすくなり、不安定になりやすい。
- 後ろ乗せタイプ…兄弟が増えても、後ろに移動させて乗れる。長くなれる。注意する点は、子供が何をしているか見えなくて不安。よく声掛けをする為にも言葉が理解できる年齢からの方がよい。
同時期に子供を自転車に乗せる場合は、前乗せをチョイス!
前乗せは早くから子供を乗せられますが、3歳くらいにはもう乗せられないので、後ろ乗せに変更したり、長く乗せたいママは最初から後ろ乗せを選ぶ人が多いです。
でも、もし、お子さんがもう一人増える、または増やしたいと思っているなら、前乗せの方が良いでしょう。
種類豊富!お洒落タイプや快適タイプとおすすめ商品
- 【ダントツ人気】ブリジストン ビッケ モブe 2018年モデル 電動アシスト自転車
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- 税込み価格 126,000円
- 後ろ乗せ自転車
- 3人乗り対応
グッドデザイン賞、キッズデザイン賞などの受賞歴ありビッケ2eの最新版。小柄なママに嬉しいコンパクト設計。カスタマイズ可能で自分だけのオリジナル自転車に!
- 【カラー豊富】パナソニックGyutto mini DX(ギュット・ミニ・DX)子供電動自転車
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- 本体価格122,963円
- 前乗せ自転車
- 3人乗り対応
イエロー・レッド・ネイビーなどカラーバリエーションは6種類。可愛らしいデザイン。子供の乗り降りの負担減の為に低重心、そのため安定感のある走りに設計。
- 【大容量バッテリー】ヤマハ パスバビーアン 2018年モデル
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- 税込み価格 124,900円
- 後用チャイルドシート標準装備
- 全7カラー
パワーアップのアシスト力・充電回数も減が嬉しい。大容量バスケットも装備。運転しやすさを追求し、ハンドルとサドル間が広めに設計。
- 【口コミ人気】a.n.d mama 普通自転車
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- 税込み価格 49,980円
- 3人乗り対応
OGKのスーパーハイシート「HBC-005DX-MC」というチャイルドシートで厚クッション、シートベルト5点式でSGマークもあるので、安全性があります。簡単な変速、LEDオートライト、カラーバリエーション豊富でママに嬉しい便利なオプション付き。
- 【口コミ人気】ポニーテール 普通自転車
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- 税込み価格 31,800円
- 後ろ子供乗せシートセット
6段変速付きで坂道も楽!チャイルドシートはOGK製のヘッドレスト付き。高さ調節できるスライド式。足乗せステップは高さ調節できる2段階。カラーバリエーション8色。
- 【安全性重視!】フィデース 普通自転車
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- 税込み価格 39,800円
- 後ろ乗せ仕様
- カラー5色
- 3人乗り非対応
安全性を重視し、タイヤが太く作られていたり、ハンドロック。チャイルドシートはずり落ちを防止の5点式ベルト。側頭部まで守ってくれる広めのヘッドレスト。レトロっぽいおしゃれな雰囲気でママに人気。
お財布に優しいレンタルや激安店も利用しよう
自転車通販サイトなどでセールを利用すれば、送料や組み立てが無料、アフターサービスがしっかりしています。楽天などでも、中古やアウトレットが販売されています。
また、ジモティーなどは地元の掲示板と言われ、利用料無料で直接取引でき、中には無料で手に入ることもあります。
自転車中古を扱うお店は結構あります。また、逆に高価買取している全国チェーンも。また、通販レンタル会社を利用してみると、3か月から2年まで借りることができ、好きな自転車を選べます。
市町村でも、自転車レンタル事業を行っている所もあります。こちらは1年間で無料でかりられるようです。一度地元の市町村に問い合わせてみては下さいね
子供乗せ自転車を上手に乗るポイント
自分に合った自転車、大体検討がつきましたでしょうか?選択肢が沢山あって、迷うところですよね?
でも、安全だけは確保してください。安全性の高い自転車にしたからもう大丈夫と安心するのではなく、運転するママ自身が安全運転を心がけることも大事です。
自転車の前乗せと後ろ乗せの違いをよく把握して、前乗せならふらつくハンドルに注意を、後ろ乗せなら、お子さんにお声掛けをしましょう。他にもこんな点に気を付けてみて下さい。
- スピードが速い…まず、なんにせよスピードはゆっくりの方が安全です。また、お子さんはまだ、体が未発達なので、強風にあてられ続けると風邪を引いたり、熱が出たり、喘息がひどくなったりします。気を付けましょう。
- ハンドルのふらつき…子供を乗せると自転車が重くなるので、転倒しやすくなります。
- ブレーキの効き…やはり自転車が重たくなることで、ブレーキが効きにくくなります。下り坂や、曲がり角ではゆっくりとしたスピードで早めのブレーキを。
- 自転車から離れない…ベルトをしていても子供をのせたままの状態で、自転車から離れないで下さい。お子さんがママを追いかけようとして、バランスを崩して自転車ごと転倒してしまいます。
危険予測こそが危険を回避できる!
皆さんは、運転中「危険予測」をしてますか?特に子供乗せ自転車に乗っている時は、予測していればかなりの危険は回避できるのではないでしょうか?
危険予測の具体例を挙げてみました。
- 天候が悪い時…雨風が激しい、霧が濃い、などは周りが良く見えなくなる。
- 角を通る際…いきなり子供が飛び出してきたらどうしよう!
- 車の横…車とぴったり並んでいたら、突然ドアがばっと開いて自転車にぶつかってしまうかな?
- ママ友とおしゃべり…ついつい子供を乗せたまま長話をしている。道路だったら、自転車が倒れたところにバスが通って…!
- 点検と整備…ブレーキの効きやタイヤの空気などは自分でよくチェックしておきゃなきゃ。専門的な部分では年に一回は行きつけのお店などで見て貰いましょう。
- シートベルト…前乗せ自転車で子供が勝手に外してチャイルドシートの上に立ってしまったことがあった!
- 落し物…後ろ乗せ自転車の為、子供に持たせていた玩具や、手袋を落としてしまったのを気づかなかった!
防寒対策や雨対策もしっかりやろう。必須アイテムも充実
これまでは自転車自体のことについてだけご紹介してきましたが、いろんなアイテムでもっともっと子供の安心快適をよりレベルアップできますよ。
- ヘルメット…自転車に乗る際は必ず装着義務があります。
- レインカバー…雨の日のことを考えて…、傘さし運転は違反です。
- フェイスガード(枕)…お子さんがオネムで顔がハンドルに直撃しないようにハンドルに取り付ける専用の枕を取り付けてみては?
- 荷物フック…ヘルメットや買い物袋を吊るせて忘れ物知らずに!
自分にあったタイプを選んで、メリットを生かそう!
どういった子供乗せ自転車を選ぶか…、大体検討は付きましたでしょうか?調べれば調べるほど、迷ってきちゃったなんていうママパパもいるかもしれません。
購入するまでにまだ時間の余裕があるのであれば、色んな自転車を試乗してみて、納得の行くまで吟味してからでも、よいのではないでしょうか?
自転車屋さんに相談したり、友人の自転車に乗せて貰ったりするのも、ひとつの手ですね。自転車が決まりましたら、今度はママと自転車に似合うヘルメットも楽しく選んでみて下さい。
▼自転車のチャイルドシートのカバーについてはコチラも参考にしてみて!