話題のデング熱に子供が感染したらどういう症状になるのか
今まで日本では話題にならなかったデング熱。夏に代々木公園周辺で蚊に刺された方から、あっという間に国内でデング熱に感染するという事態が起きました。
今まで日本ではデング熱になる可能性がないと言われていましたので、海外から蚊がやってきたとか、海外で既にデング熱に感染して潜伏期間中の方に国内の蚊が刺したというようなことが原因なのでしょうか。
デング熱に有効な対策はない?
デング熱は元々熱帯地方などで流行している病気でしたから、国内で発生することはまずないだろうとし、そう国内では真剣に対策を練っていなかったような気がします。
しかもデング熱には現在までに有効にワクチンがないようですので、まずは蚊に刺されないことが大切のようです。
問題は二回目に感染した場合
子供の場合も成人の場合も、デング熱に感染した場合は潜伏期間を経て高熱が出ます。インフルエンザのように関節が痛くなるようなものらしいので、インフルエンザが流行していないのにいきなりの高熱が出る場合にはデング熱を疑う方法もありだと思います。
今後はワクチンの出現を期待出来る?
よく言われているのは、一度目の感染ではそう心配はいらない。ただし二度目に感染してしまうと重症化する、という点です。来夏には二度目に感染してしまう方も現れる可能性が出てきますので、ワクチンの需要はありそうですね。
発症しないケースもある
そしてインフルエンザなどの感染症と同じように、デング熱もウイルスを持つ蚊に刺されても発症しないケースがかなりある、という点にも注目していきましょう。つまり我が子がデングウイルスを持っている蚊に刺されても、発症しないでいる場合も考えられます。
子供の体が健康ならば、この手のウイルスは防げるということでしょうか。
まずは蚊に刺されない対策を
子供はどうしても蚊に刺されやすいもの。デング熱に感染したというお年寄りがいないのは、やはり若い方たちのほうが蚊に刺されやすいということを立証している気がします。
今のところ有効な対策法がないとなれば、とにかく蚊に刺されないようにするしかありません。
木のある所に蚊がいると思え
肌をなるべく露出させない。特に蚊がいそうな公園や緑が多い場所には要注意です。アスファルトだらけで蚊があまりいない所も中にはありますが、山があったり神社やお寺などの木が生い茂る所にも注意して下さい。
秋の蚊のほうがしつこいので注意!
私も勘違いをしていたのですが、実は蚊はちょっと涼しくなった9月中旬以降のほうが手ごわくなっています。彼らは自分の遺伝子を残そうと必死なのかもしれません。動きは真夏の時よりも遅くなっているのですが、とにかく「刺してやろう」という意欲が凄い。
部屋にいる時も油断は禁物
涼しい時期の蚊は本当にしぶといです。ですから少し涼しくなって窓を開けて過ごすようになった時からは、より蚊に刺されないような対策をしなくてはなりません。部屋にいる時も油断せずに、蚊取り線香などを使って蚊が寄りつかないようにしましょう。
デング熱の症状とは
ちなみにデング熱になると、高熱が出た後に湿疹が出るとのこと。そしてその湿疹がかなり痒いそうです。高熱が出た時点で受診、もしくは湿疹が出たら必ず受診して重症化を防ぐようにしておきましょう。