ぬいぐるみの処分は納得できる形で。気持ちよくお別れする方法
小さな子どもはぬいぐるみにぬくもりを感じるのか、強い愛着を示し、ぬいぐるみを抱っこしながら眠るお子様もいます。
とはいえ、子どももいつまでも愛着を示すわけではなく、大きくなると自然にぬいぐるみから離れていくものです。
ぬいぐるみは手入れをせずに放置をしておくと、ほこりもたまりやすく、必要なくなったのなら処分をと、考えている方もいますよね。
ぬいぐるみの処分の仕方についてお話しします。
この記事の目次
【一般ゴミとして処分】役割を終えたと割り切れる捨て方を
地域のごみ分類ではぬいぐるみは「一般ゴミ(燃やせるゴミ)」として、収集可能な自治体が多いです。
ぬいぐるみを物として潔く処分できる人もいる中、なんとなくゴミとは思えないという方も多いですよね。
ぬいぐるみをゴミとして扱えない理由
地域のゴミ処理に従って処分する方法は、ゴミ袋の費用だけで済むので安価で処分はできますが、ぬいぐるみをゴミとして処分するのは躊躇される人も多いです。
- 子どもが嫌がる
- たましいが宿っている気がする
- ただのおもちゃとは思えない
- 思い出が詰まっている
- 捨てる時にぬいぐるみに見られている気がする
ゴミとして出した後に後悔する人も…子どもとトラブルになることもある
処分したいぬいぐるみが大量にある場合は、自治体のゴミ処理方法に従って処分してしまうのが楽ですが、処分した後で後悔したり、子どもとトラブルになることもあります。
- 子どもがいない時に捨てたら、無いことに気付いた子どもが激怒した
- 捨てた後にぬいぐるみと一緒にうつった写真を見て、ただ捨てたことに後悔した
- ぬいぐるみを捨てた後に悪いことが起きている気がする
実際はぬいぐるみを捨てたから悪いことがおきたりしているわけではなく、罪悪感が悪い事とぬいぐるみを結び付けいる可能性はあります。
ごみ処分は役目を終えたと割り切りも大事。でも、ありがとうは伝えよう
引っ越しやぬいぐるみの痛みがひどいので処分をしようと考えて、勢いで捨ててしまうこともありますよね。
ゴミとして処分する場合は、自分や子どもが捨てても良いと割り切れているかを確認することが、後悔しないために大事です。
- このぬいぐるみは役目を終えたと割り切ること
- 生ごみなどと混ぜて捨てない
- きれいな紙袋に入れる
- お寺や神社で魂抜きをしてもらってから処分する
清めの塩を入れてという方も多いですが、清めの塩は穢れや不浄なものを払うという意味が大きく、なんとなく恐れからという感じもしますよね。
ぬいぐるみを処分するときに塩を入れることで、「感謝の気持ち」と「供養した」という気持ちに繋がり、後味の悪さをぬぐえることもあります。
どうしても気になる方は、お寺や神社で魂抜きをしてもらった後に、処分する方法もあります。お焚き上げまでしてくれるお寺や神社もありますよ。
【リユース】状態が良好なら引き取りや販売も
可愛がっていたぬいぐるみをゴミとして捨てるには、ぬいぐるみは「役割を終えたもの」と割り切ることが大事です。
それでも、どうしても踏ん切りがつかないという方は、ぬいぐるみをリユースすることをお勧めします。
- リユース
- 一度使ったものをそのままの形で再利用することで、施設への寄付、オークション、リサイクルショップへ売却などが含まれます。
近くの子育てサロンや子育てカフェへ届ける。相手への事前連絡は大事
ぬいぐるみの新しい持ち主を探す方法の一つとして、ぬいぐるみを必要としている施設に直接届ける方法があります。
- 近くの子育てサロンや子育てカフェで再利用。
- バザー品を集めている時に寄付をする
子どもが小さい時にお世話になった子育てサロンなどに、「処分したいぬいぐるみがありますが、そちらでお役に立てるか見てもらえませんか?」と、事前に連絡しましょう。
また、幼児クラブなどでバザー品を集めている場合もあるので、地域の情報も確認してみましょう。アンパンマンやポケモンなどのキャラクターものを喜ぶ子もいますよ。
海外や国内の支援物資として送付。寄付先には注意が必要
支援物質として送る場合も募集要項を読んで、【相手が必要としているもの】を送りましょう。
- 送られたぬいぐるみの活用方法(例)
-
- 支援物資として送ったものはそのままの状態で届けらる
- 売却した収益金を寄付金としてワクチンの購入などに充てられる
送料は送り主負担になる場合が多いですが、愛着のあるぬいぐるみが大事にしてもらえると嬉しいものです。
注意が必要なのは売却できるもののみを売却し自社の収益とみなし、後は廃却してしまうという業者もいるということです。
良品ならリサイクルショップやネットオークションで売れることもある
シミや汚れなどがないものなら、リサイクルショップやネットオークションで少しでもお金になる場合があります。
アンティークで収集家から人気のある商品や、マニアや子どもから親しまれているキャラクターもの、期間限定で販売されたものなど高価買取してくれるものもあります。
ママの目から見て「誰もいらないよ」と思うものでも、欲しい方がいる場合もあるので、リサイクルショップに問い合わせをして見るのも良いですね。
フリマアプリやネットオークションを利用する場合は、ぬいぐるみの小さな汚れなども明記しておかないと、トラブルにもつながるので気をつけましょう。
関連記事:節約につながる!?フリマアプリの使い方と活用法、おすすめのアプリ
ぬいぐるみの手入れは普段から。汚れがなければ貰い手も
洗濯可能なぬいぐるみであれば、手洗いをするだけで見栄えが良くなる場合もあるので、手入れをしてから査定をしてもらえば高値になる可能性もあります。
普段から掃除機やエチケットブラシで埃を落としておくと、ぬいぐるみがきれいな状態で長持ちします。汚れがひどい場合は洗濯もしてみましょう。
- 洗濯する場合
-
- 色落ちしないか…濡れたタオルで軽くたたいて確認
- 洗濯OKかどうか
- 乾きにくいので晴れの予報が続いている時に
- 洗濯機に入れる場合は洗濯ネットを使用(乾燥機は形が崩れるのでNG)
捨てたくないが傷みあり貰い手もない。入院で再生して手元に
ぬいぐるみを処分しようといろいろ考えたけど、やはり思い出が詰まっていてなかなか捨てられないという方もいますよね。
思い入れのあるぬいぐるみ出来る限り再生してくれる「ぬいぐるみ病院」や「ぬいぐるみのお医者さんなど、ぬいぐるみ向けのサービスがあります。
中でも、「ぬいぐるみ健康法人 もふもふ会 ぬいぐるみ病院」は、修理ではなく、手術、ぬいぐるみを家族の一員として扱っているので人気があります。
費用もそれなりに掛かるのですが、ぬいぐるみ好きの方から定評があり、予約が後を絶えないようです。
ぬいぐるみ処分は後悔の無いように。感謝と割り切りが大事
子どもが小さい時は、抱っこされて眠ったり、ママごとで子役として活躍したり、特に大事にされていたぬいぐるみの処分は悩ましいものです。
捨てるにしてもリユースするにしても、大人だけで勝手に処分するのはお勧めできません。
ある程度大きくなったら、「必要な人にあげても良い?」「捨てちゃうけど良い?」とさらっと聞いて処分しても良いでしょう。
小さい子どもは遊んでいないようでも急に思い出すときもあるので、処分するときにはきちんと話をしましょう。
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