ドミノ倒しゲームの仕掛けを子供と楽しもう!4歳からできる作り方
男の子も女の子も手先が器用になると「ドミノ倒し」を楽しむことができます。
口で説明するよりも視覚のほうが分かりやすいので、パパママがお手本を見せればすぐに真似をすることができます。
崩れてしまうものなのでカメラでサッと写真におさめておくと、見返したとき子供が喜んでくれますよ!子供が作業に夢中になってくれる姿はとても頼もしいです。
ドミノ倒し遊びのメリットや遊び方について紹介します。
この記事の目次
ドミノ倒しがなぜ子供の遊びでお薦めなのか?メリットを紹介
ドミノゲームそのものの起源ははっきりしていません。ゲームで使われる牌を使って遊ぶドミノ倒しは16世紀ヨーロッパと言われています。
テレビ番組や動画でものすごい数のドミノ倒しを見たことはないでしょうか。見ているだけでもとても楽しいですね。
ドミノ遊びのメリットに以下のことがあげられます。
- 指先を使うことで脳の活性化につながる
- 子供自ら並べることで考える力がつく
- 10枚ぐらいでやり遂げることができ達成感がある
- 「倒す」遊びなので途中で崩れても笑うことができる
- 積み木にしたり数をかぞえたり他の遊びに応用がきく
- 家族のコミュニケーションツールになる
- 大人になっても遊べるのでドミノをとっておける
子供から大人まで楽しめるので、パパママも楽しんでみてはいかがでしょうか。
初めてのドミノ牌の選び方!素材・色・数などのポイント
遊ぼうと思ってもどんな牌を選べばいいのか迷うと思います。木製無地のもの、かわいいキャラクターの形にしてあるもの、プラスチックのものなど様々あります。
【小さな大工さん】肌触りが心地よい木製のドミノ
メーカー 合名会社 早田材木店 木材加工部(小さな大工さん)
参考価格 1.296円(税込)
こだわりの木材で作られており、小さな積み木として遊ぶこともできます。「小さな大工さん」の子供たちが想像力をふくらませて遊ぶことができる知育おもちゃです。
【カラフルドミノ】緑、黄色、赤、青のカラフルなプラスチック製のドミノ
メーカー マルカ株式会社
参考価格 768円
こちらは付属のシールをはると文字を学ぶことができます。貼っても貼らなくてもドミノ倒しを楽しむことができます。
木製にするかプラスチックにするか考えても決めれないときは、子供に決めてもらうのもいいですし、両方そろえてみるという方法もあります。
また「うちの子供は不器用なんだけど楽しめるかしら」と心配なママは、なるべく大きな一つの牌が4cm以上のものを選ぶと遊びやすいと思います。
何枚買うか迷ったら20枚からはじめてみよう!
もう一つ迷うのが、何枚用意すればよいかということです。初めてなので、子供は10枚ぐらいから十分楽しんでくれます。
大人の感覚だと「え?たった10枚で?」と心配になるかもしれませんが、最初に10枚並べるのはかなり集中力がいります。
見本を見せながら一緒に遊ぶとしたら、子供10枚、大人10枚、合計20枚からはじめてみてはいかがでしょうか。こちらは20枚と丸い棒がついたスタートにおすすめのセットです。
メーカー 合名会社 早田材木店 木材加工部(小さな大工さん)
参考価格 324円(税込)
もちろん数が多いと兄弟ケンカになりませんし、楽しんでくれます。一人につき10枚から100枚ぐらいの間で揃えてみると十分だと思います。
レベル1:まっすぐ直線とぐるぐる曲線にチャレンジ
写真左は木製「小さな大工さん」一つ40×20×8mm使用、中央と右のドミノは「カラフルドミノ」一つ約35×19×6mmを使用しています。
- 見本の見せ方と方法
-
直線は10枚、ぐるぐる曲線は20枚のドミノを使用しています。
- 子供と一緒にテーブルにドミノを広げて分ける
- 大人が直線を組み立てる
- 声かけ
大人「〇〇ちゃんみてごらん、まっすぐができたよ!やってみる?」
子供「うん!」 - 子供が組み立てるのを待ってできたら「できたね!」などとほめる。
- 大人「こうやって倒すんだよ!」と倒して見せる
まっすぐ直線は見本では10枚使用していますが、最初は3枚、次は5枚、次は7枚…とステップアップしながらやると達成しやすいです。
ぐるぐる曲線は子供が作るには難易度が高いので、大人が作って子供には倒してもらいいましょう。倒すだけなら簡単で、ぐるぐるを楽しんでくれます。
- 「せーの!」と倒して遊べるところ
- 大人の見本をみて自分からやりたくなるところ
レベル2:階段を作ってだんだん倒しにチャレンジ
- 6枚でつくる木製ドミノ階段の作り方
-
- 下段に3枚たてに長く並べる
- 中段に2枚並べる
- 上段に1枚並べる
- 倒す用のドミノを並べていく
- 「せーの!」で倒す
- 声かけ
大人「まず3枚並べるんだよ」
子供「3枚ならべたよ」
大人「次は2枚この上に乗せて…次は1枚乗せて…階段だよ!」
- 9枚でつくるプラスチックドミノ階段の作り方
-
- 端から1段、2段、3段、2段、1段と重ねたドミノを横に並べる
- 倒す用のドミノを並べていく
- 「せーの!」で倒す
- 声かけ
大人「5枚とって横に並べるよ」
子供「5枚ならべたよ」
大人「次は3枚とって上に乗せるよ…次は1枚乗せて…」
子供「できた!」
5・3・1枚と上に重ねるか、1段、2段、3段、2段、1段と重ねたドミノを横に並べるか、どちらでも出来るので教えやすいほで伝えてみてください。
プラスチックのドミノは長方形ではなく、へこんだ形になっているので横に並べて階段を作りました。
- 慣れてきたら重ねるドミノを増やして階段を高くできる
- 階段をつなげてピラミッド型にしてみる
レベル3:積み木のようにT字を組み立てることにチャレンジ
- 見本の見せ方と方法
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- スタート用に2枚並べる
- ドミノ2枚でT字型をつくり、繰り返していく
- 声かけ
大人「一つたててごらん」
子供「たてたよ」
大人「もう一つを上にのせたらT字だよ」
こちらはプラスチックですと子供にはかなり難しいので、木製のものでチャレンジしましょう。
- 上にのせるのに集中する
- 何個T字ができるか挑戦できる
レベル4:滑り台だよ!ピタゴラ装置にチャレンジ
- 見本の見せ方と方法
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- 棒、ドミノ、ビー玉など滑らせるものを準備する
- 三角積み木、または代用となるものを置いて滑り台にする
- 滑り台の先に直線のドミノを並べる
- 滑り台から棒などを落としす
- 「ピタゴラスイッチ!」と叫ぶ
- 声かけ
大人「ピタゴラスイッチする?」
子供「する!やってみたい」
大人「じゃあ、滑り台の前にドミノを並べてもう1回!」
滑る部分が長いほど難易度が高くなり、棒・ドミノ・ビー玉などがズレて倒すドミノまで届かないことがあります。そんな時はにっこり「もう一回!」と励ましてあげましょう。
三角の積み木がなくても、平らなものの下の一方に小物を置くと滑り台になるので、身近な物を使ってみてくださいね。
- 「ピタゴラスイッチ!」というと子供が大盛り上がり
- 転がるのが楽しく何回でもしたくなる
滑り台だけでなく、アイディアしだいで色々な材料を使い装置を作成してみましょう。
レベル5:集中力のいるイラストにチャレンジ
パパママが少し手間をかけることで、イラストのドミノに挑戦することができます。ペンやハンコで下書きをして、その上にドミノを並べてもらうやり方です。
ハンコを使用すると短時間でイラストができるのでオススメです。消しゴムをドミノの大きさに合わせてカッターできるとハンコの出来上がりです。ここは危ないので、大人の作業になります。
ドミノが汚れてもよければ、ドミノをそのままハンコに活用すると楽にイラストが描けます。
4歳むき!はじめてでも達成感のある虹をつくろう!
- 作り方
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- 折り紙やメモ用紙などに色ペンやハンコなどで7本の線を描く
- その上にドミノを並べてもらう
- 「せーの!」で崩して遊ぶ
- 声かけ
大人「虹ができた?」
子供「できた!虹!」
大人「倒して虹のはしをつくろう、せーの!」
箱のなかにドミノをまとめておくと子供が虹の色を自由に選べます。また、可愛いぬり絵の上にハンコを押すと楽しい雰囲気になります。
5~6歳むき!難しいハートのイラストにチャレンジ
写真左がハンコでハートを描いたもの、右がその上にドミノを並べたものです。20枚使用しています。
これはかなり上級者向けになります。くるっとつながったりドミノ同士の間が狭いほど難しくなります。
- 作り方
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- A4コピー用紙に色ペンやハンコなどでハートを描く
- その上にドミノを並べてもらう
4歳の息子が挑戦しましたが、どうしても半分しかできず泣いてしまい、慌てて難易度を下げたイラストを用意しました。
子供のことを思い浮べて「この形はできるんじゃないか」「この形は楽しく取り組んでくれそう」と自由にイラストを作成してみてくださいね。
- 形にそって並べることに集中してくれる
- カラフルなプラスチックで色を楽しめる
積み木にしても楽しめる!遊びで想像力を高めます
ドミノ倒し以外にも、高く積み上げて楽しむことができます。
どれだけ高くできるかな?積み木崩しにチャレンジ
写真左の積み方は木製がおすすめ、写真中央と右は交互にクロスさせて高くする方法で、木製でもプラスチックでもできます。
- 高く積み上げることにチャレンジできる
- 性格にクロスさせることにこだわったり、ずらして積むのにチャレンジできる
お顔やお家ができる!ドミノを組み合わせて立体アート
顔やお家をつくってみましょう。一度やってみせれば子供は自由に組み合わせて楽しんでくれます。車は積み木と組み合わせています。
息子はぴっちりドミノをくっつけて並べて「ピアノ!」や「新幹線!」と教えてくれました。アイデアは子供自身がどんどん出してくれます。
ドミノ倒しも積み木遊びも「見本」と違うものができてOK!子供の感覚に任せて自由に遊んでもらいましょう!
- レゴ・ブロック・積み木など知育玩具と組み合わせる
- 想像を形にできる
楽しんだあとはお片付けまで頑張ってもらいましょう!
子供が「もう終わる」といって遊び終わったらお片付けの時間です。
悩ましいのが収納場所です。ひとつひとつが小さいので他のおもちゃと一緒にしてしまうと、取り出しにくくて次にドミノ倒しで遊ぶのが困難になります。
ドミノ倒し専用のおもちゃ箱を用意することをおすすめします。収納袋つきのドミノ牌はかわいくて誕生日プレゼントにもぴったりです!
誕生日など子供にプレゼントする場合はかわいい袋、自分用にはシンプルな袋と分けるのもいいですね。100円均一のショップにあるようなクリアケースで十分収納できます。
こちらで4cmほどのものが120枚と丸い棒が10本入っています。意外とコンパクトに収納できるので「100枚も200枚もあったら片付けが大変」と気負わなくても大丈夫です。
「テーブルの上で遊んで終わったら袋にしまう」などとルールを決めて子供に言い聞かせるとスムーズです!
それでは家族の時間を楽しんでくださいね!
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すずしまらいさん
7~10歳までのお子さま向けの遊び方を知りたいです!
MARCH(マーチ)では、妊娠や子育ての先輩たちが、ためになる情報を毎日配信しています!新米ママ&パパはぜひご覧ください♪
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