フエルトでおままごとセットを手作り!フルーツセットの作り方

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2018/06/14

フェルトで作ったフルーツのおもちゃ

フエルトを使ってのフルーツセットの作り方手順をお伝えします。初めて作るという方に向けて、作り方のポイントも随所に載せています。

型紙を自分で作るとき、フエルトを切るとき、実際に縫い合わせるとき…そういったときこれから紹介するポイントをおさえていると、きれいな仕上がりになります。

ぜひ参考にしてみてください。

型紙の準備が必須!実物大の型紙が付いている本が便利

まず、型紙の準備から始めましょう。初心者の方には、実物大の型紙がついている本を購入するのが一番です。型紙が載っているページをコピーしてそのまま使ってください。

もちろん自作の型紙でもOK。型紙作りのポイント

自分で型紙を用意しても、もちろん良いです!自由自在にデザインできるので作品の幅が無限大ですね。コピー用紙に直接デザインを描けばOKです。

実際に縫い合わせると、型紙の大きさよりも小さく感じるので、自分のイメージしている大きさより少し大きめに描くとイメージ通りの仕上がりになるでしょう。

フエルトを切る・縫う作業のコツ

作る段階でいくつかのコツがあります。順を追ってみていきましょう。

型紙をフエルトに貼ると切りやすい!

フエルトに型紙を直接貼った状態で、切る方法を紹介します。

1.型紙を一回り大きく切る

フェルトのおもちゃの型の取り方

2.フエルトに型紙をセロテープで貼る

フェルトのおもちゃの型の取り方

セロテープをすきまなく貼るようにします。これで、フエルトと型紙が密着しますね。

3.セロハンテープと一緒にフエルトを切る

フェルトのおもちゃの型の取り方

手でしっかりとフエルトと型紙を押さえながら、丁寧に切っていきます。

同じものを切る場合は、切れた型紙をもう一度フエルトに貼って、再利用しましょう。何度も使えます。

この方法であれば、型紙をフエルトに写さずに、カットすることができます。したがって、チャコペンなども不要になります。

まち針でフエルトと型紙を留める方法もありますが、それではそのふたつが完全に密着していないので、筆者は切りにくいなと感じました。

そのため、こちらの方法をおすすめします。フエルトのセロテープを貼っていたところが、ほつれるということはありません。

フルーツの実の部分の外側はブランケットステッチで丈夫に

フエルトを縫い合わせる方法としては主に、「巻きがかり」と「ブランケットステッチ」のどちらかで行うことが多いです。

ブランケットステッチは名のとおり、ブランケットの縁取りによく見るステッチです。

こちらの方が巻きがかりよりも糸の使用量は増えますが、その分丈夫に縫うことができます。

子どもがたくさん手に取るものですし、しっかりとした作りにしておきましょう。

ブランケットステッチは見栄えも可愛いです。

綿を入れすぎないように!

たくさん綿を入れるとぷっくりして可愛いのですが、入れすぎると縫いにくくなります!あまりたくさん入れずに、量を調節してくださいね。

綿をいれるときは、一気に入れるのではなく、数回にわけて入れましょう。全体的にムラなく入れるよう意識してみてください。

縫いにくい箇所は手芸用ボンドを賢く使おう

細かいところを縫うのは難しく、縫うことでかえって見栄えが悪くなることもあります。そういったときには手芸用ボンドを使いましょう。

これからフルーツセットの作り方を紹介しますが、葉や枝の部分はすべてボンドで貼り、作業を簡単にしています。

【りんご】をフエルトで作る方法

材料
フエルト:赤(10cm×10cm)、緑・茶各適量
刺繍糸:赤適量
綿:適量

作り方

1.フエルトをカットする

フェルトでリンゴのおもちゃを作る手順

りんごの実2枚、葉2枚、枝2枚を上記の方法で用意します。

2.りんごの実2枚を合わせて、ブランケットステッチで縫っていく

フェルトでリンゴのおもちゃを作る手順

3.綿を詰め、最後まで縫い合わせる

フェルトでリンゴのおもちゃを作る手順

綿を詰めた後は少し縫いにくくなるので、3分の2くらい縫い終わってから詰めるようにします。

4.葉2枚、枝2枚をそれぞれボンドで貼る

フェルトでリンゴのおもちゃを作る手順

小さいパーツで取れやすいので、ボンドはしっかりと塗って固定してください。

5.りんごの実の部分に葉と枝をボンドで貼る

フェルトでリンゴのおもちゃを作る手順

これで完成です。

【いちご】をフエルトで作る方法

材料
フエルト:赤(10cm×5cm)、緑(5cm×5cm)
刺繍糸:赤適量
綿:適量

作り方

1.フエルトをカットする

フェルトでいちごのおもちゃを作る手順

いちごの実2枚、葉2枚を上記の方法で用意します。いちごの葉は切りにくい形をしていますが、ゆっくり丁寧に切ってください。

2.いちごの実2枚を合わせて、ブランケットステッチで縫っていく

フェルトでいちごのおもちゃを作る手順

3.綿を詰め、最後まで縫い合わせる

フェルトでいちごのおもちゃを作る手順

4.葉2枚をボンドで貼る

フェルトでいちごのおもちゃを作る手順

5.いちごの実の部分に葉をボンドで貼る

フェルトでいちごのおもちゃを作る手順

これで完成です。

【洋なし】をフエルトで作る方法

材料
フエルト:黄緑(10cm×10cm)、緑・茶各適量
刺繍糸:黄緑適量
綿:適量

作り方

1.フエルトをカットする

フェルトで洋なしのおもちゃを作る手順

洋なしの実2枚、葉2枚、枝2枚を上記の方法で用意します。

2.洋なしの実2枚を合わせて、ブランケットステッチで縫っていく

フェルトで洋なしのおもちゃを作る手順

3.綿を詰め、最後まで縫い合わせる

フェルトで洋なしのおもちゃを作る手順

4.葉2枚、枝2枚をそれぞれボンドで貼る

フェルトで洋なしのおもちゃを作る手順

5.洋なしの実の部分に葉と枝をボンドで貼る

フェルトで洋なしのおもちゃを作る手順

これで完成です。

【パイナップル】をフエルトで作る方法

材料
フエルト:黄(10cm×10cm)、緑適量
刺繍糸:黄適量
綿:適量

作り方

1.フエルトをカットする

フェルトでパイナップルのおもちゃを作る手順

パイナップルの実2枚、葉2枚を上記の方法で用意します。

2.パイナップルの実2枚を合わせて、ブランケットステッチで縫っていく

フェルトでパイナップルのおもちゃを作る手順

3.綿を詰め、最後まで縫い合わせる

フェルトでパイナップルのおもちゃを作る手順

4.葉2枚をボンドで貼る

フェルトでパイナップルのおもちゃを作る手順

5.パイナップルの実の部分に葉をボンドで貼る

フェルトでパイナップルのおもちゃを作る手順

これで完成です。

収納箱もあわせて作ろう

フルーツができたら、収納箱を作ってみてはいかがでしょうか。とってもシンプルな方法で、あっという間にできます。

材料
お好きなフエルト2枚
お好きな刺繍糸適量

作り方

1.フエルトをカットする

フェルトでフルーツバスケットの箱部分を作る手順

お好みの大きさにカットします。筆者は13cm×13cmの大きさにしました。

2.ふたつのフエルトを縫い合わせる

フェルトでフルーツバスケットの箱部分を作る手順

見た目が可愛くなるので、ブランケットステッチで縫います。縫うための工程というより、デザイン目的なので、なくても構いません。

3.4つの角を縫い留める

フェルトでフルーツバスケットの箱部分を作る手順

角から3cmのところをキュッとつまんで、刺繍糸で留めます。深さはお好みで決めてください。

1cmのフエルト2枚を使用しました。2cmの厚みになるので、型崩れしにくいです。1枚で仕上げるなら、2cmの厚手のフエルトを使用するのをおすすめします。

手作りままごとセットのごっこ遊びで親子の楽しい時間を!

おままごとをしながら、親子の会話も楽しんでほしいです。

親子でのコミュニケーションにもってこいです!

筆者の子どもの場合、遊んでいるうちに自然とフルーツの名前を覚えていました。イチゴは赤、パイナップルは黄色、と色の名前もいえるようになり、思わぬ収穫でした。

手作りのフルーツセットを使って、お子さんと楽しい時間を過ごしてくださいね。

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