胎児発育不全のサインを見落さないで!胎児の発育が遅くなる原因や対処法

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2017/11/29

安静にして胎児発育不全を治療している妊婦

妊婦健診で「赤ちゃんの大きさが小さいかも」と言われてしまったら、気が気ではないですよね。赤ちゃんの発育が悪い場合、中には「子宮内胎児発育不全」を発症している可能性があります。

子宮内胎児発育不全が起きる理由や予防法などをご紹介します。

子宮内胎児発育不全の状態って?

子宮内胎児発育不全とは、子宮内の赤ちゃんの発育に大幅な遅れが見られたり、停止してしまったりしている状態のことを指します。

単純に赤ちゃんの体重・身長が小さいだけではなく、赤ちゃんの臓器の機能が未成熟であることが多く、正常に育っている赤ちゃんに比べて出産後に病気になる率や死亡率が増加するとされています。

子宮内胎児発育不全のサイン

子宮内胎児発育不全を、母親自身が気づくことは難しいです。妊婦健診でのエコー検査などから判明することが一般的です。

子宮内胎児発育不全のサインには、以下のものがあります。

  • 母体体重増加不良(4週間で1㎏未満)
  • 子宮底長増加不良
  • ノンストレステスト(NST)、バイオフィジカルプロファイルスコア(BPS)による胎児異常の発覚や胎動の減少・発育停止

子宮内胎児発育不全は3タイプ

子宮内胎児発育不全は、3つのタイプに分けられます。

均衡型(発育不全型)
赤ちゃん自身に原因がある。全体の20~30%。遺伝子・染色体異常や胎内感染が原因。(50%が先天異常)妊娠初期~中期に発症。
不均衡型(栄養失調型)
胎盤に異常がある・母体の生活習慣に原因があり、赤ちゃんへの影響補給がうまくいっていない状態。70%が不均衡型だとされている。妊娠中期に発症。
混合型
この両方が絡み合っている状態。5%程度が混合型とされる。母体の栄養失調のほか、薬物・喫煙・アルコールなど生活習慣が原因となっていることが多い。

子宮内胎児発育不全の予防法

胎児自身が原因となる「均衡型」の場合、先天異常が原因のほとんどを占めるため、有効な予防法は確立されていません。

ただし、不均衡型や混合型は、母親の生活習慣や体重増加の不足が原因のひとつとなっているため、予防することは可能です。

  • 食生活習慣の見直し
  • 喫煙・飲酒の禁止
  • 睡眠不足の解消
  • 就労状況の確認

過度なストレスも赤ちゃんへの栄養補給を邪魔してしまう原因のひとつです。医師の指示に従って、休養を取るなど、原因を取り除いていくことが必要ですね。

子宮内胎児発育不全の治療法

母体の生活習慣の改善など意外に、確立した治療法がないのが子宮内胎児発育不全の特徴です。主に以下の治療・対策を行なっていくことになります。

原因となっている疾患の治療
妊娠高血圧症候群や糖尿病などを抱えている場合、治療を優先して行ないます。
母体の安静
立っている姿勢よりも寝転んでいる姿勢の方が子宮胎盤の中の血流が良くなるとされています。そのため、横向き(左側を下)に寝転がり安静にすることで、赤ちゃんへの栄養補給を改善させることが期待できます。

ただし、仰向け寝は大きくなった子宮が血管を圧迫するため、避けるようにしましょう。

生活習慣を大事に!妊婦健診は必ず受けよう

子宮内胎児発育不全は妊婦がすべて防げるわけではありません。

しかし、妊娠中にはダイエットをせずきちんとした食生活を送るなど、規則正しい生活を送るように意識はしておきましょう。

また、早期に異常に気づけるよう、きちんと妊婦健診も受けることが大切です。忘れずに指定された時期に健診を受けるようにしましょう。

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