子供と一緒におやつを手作り!ボウル一つで型いらずの簡単レシピ
子供さんと、一緒におやつを作ってみたことのあるママは多いのではないでしょうか?
思い付きでやってみたものの、片付けが大変でママの方がお手上げ状態になってしまったという経験をお持ちの方もいることでしょう。
ママの余裕がないと、楽しい手作りタイムは過ごせません。楽しく作るためには、少し簡単すぎるくらいの手間や使うものの少ないものがおすすめです。
今回はそんな簡単に作れるスコーンとクッキーとフルーツお団子、アガーゼリーのレシピを紹介します。
「お菓子作りって大変!」にならないためには、お子さんの準備が肝心
お菓子作りを楽しむためにはしっかり準備をして、余裕を持ってできるようにすることが大切です。
腕まくりと三角巾・エプロンで美味しいお菓子を作ろう!
油などがついても大丈夫な汚れても良い服装にしましょう。袖をおって腕まくりをして、作業しやすく汚れにくいようにしてあげましょう。
三角巾・エプロンをつけると、「これから作るぞ。」と気合が入りますし、お洋服が汚れないようにカバーできます。髪の毛が入らないようにするのにも役立ちますね。
お子さんに合った高さの台で、テレビをきって作業しよう!
テレビなどを付けているとお子さんはそっちが気になってしまい、おやつ作りに集中できません。テレビを消し、気が散らないようにしてあげましょう。
作業する台は、お子さんの背の高さに合ったものを使いましょう。
足元が汚れないように新聞紙や敷物を引く方法もありますが、片付けは逆に大変だったりします。
作業台の足元はフローリングなど何もない状態が掃除しやすくて便利です。掃除が大変になるので、決して絨毯が引いてある場所では作業しないようにしましょう。
道具はお子さんの手にしっくり合うものにしよう!
ママが使いやすくても、お子さんの小さな手には使いにくいものも多いです。手の大きさに合ったものを用意してあげるようにしましょう。
大きいものしかなく持ちにくい場合は、ママが手を添えてあげるようにしましょう。
では、おやつごとに材料と作り方を見ていきましょう。
さっくりほくほく、ほんのりあまーいスコーン
スコーン作りは難しそうに感じますが、材料もシンプルで親子で作るのにとっても適していますよ。焼きたてのほっこりスコーンは、ママもお子さんのことも笑顔にしてくれます!
スコーンはコーヒーに合うイメージですが、チョコチップを入れるとお子さんも喜ぶおやつになります。
また、プレーンな生地にして朝ごはんの主食としてリッチなパンのようにして、いただくのも良いですよ。
では、作り方をご紹介します。
バター 50グラム
小麦粉 200グラム
きび砂糖(他の砂糖でも可) 50グラム
ベーキングパウダー 小さじ1
牛乳と卵1個を合わせて 110cc(計量カップの中で混ぜておく)
チョコチップ 適量
生地に塗る用の牛乳 適量
準備
- オーブンは190度に予熱する。
- バターを1㎝角くらいに切って冷蔵庫でひやしておく。
- 鉄板にクッキングシートを敷いておく。
作り方
- 小麦粉・きび砂糖・ベーキングパウダーをすべて一つのボウルに材料を量りながら入れていく。泡だて器を使用しぐるぐるとまんべんなく混ぜる。
- 1に刻んだバターをすべて入れる。バターと粉を合わせ、サラサラのそぼろ状の粉になるまで両手を使い擦り混ぜていく。
- 2の真ん中にくぼみを作る。そこに牛乳と卵を混ぜた液を量りながら流し入れる。
- へらで卵液の周りを崩しながら混ぜていく。ある程度生地がなじんできたら、手で混ぜ合わせチョコチップを好みの量入れて、一つのかたまりにまとめる。
- 台に小麦粉を薄く散らばして、生地を2㎝弱くらいにめん棒で伸ばす。好みの形にカットするか、計量カップなどで型抜きする。
- 鉄板に生地を間隔を空けて並べて、牛乳(分量外)を刷毛で塗る。
- 190度に予熱したオーブンに入れて20分ほど焼いたら、出来上がり!
お子さんと一緒に作る際のポイント
スコーン作りでは泡だて器やバターの擦り混ぜなど、楽しくできるポイントがあります!作業しやすいようにママは助けてあげてくださいね。
- 粉を泡だて器で混ぜよう
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お子さんが混ぜる場合は、ボウルの下に塗れ布巾を引いてあげたり、ママがボウルを押さえてあげるようにしましょう。そうすることでがたがたしたり、こぼれたりするのを防げますよ。
「ママがボウルを押さえるね。」「○○くんor○○ちゃん、が泡だて器でぐーるぐるって混ぜてくれるかな?」「砂糖と粉が仲良しになるように混ぜようね。」と声をかけてあげると良いですよ。
- バターの感触を楽しんで擦り混ぜる
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バターと粉の感触がとて気持ちいいです。是非バターの投入から、混ぜ合わせまでお子さんに任せましょう。
「ここにバターを入れてね。」「こんな風にバターと粉を擦り擦り混ぜてね。」「バターが冷たくて気持ちいいね。」「サラサラになったかな?」と声をかけましょう。
- 摘み食いを楽しんじゃおう !
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チョコチップを入れるとき、お子さんとちょっとつまみ食いすると喜んでくれるはず!
我が家では必ずチョコチップをつまみ食いするので、子供も期待しています!
- スケッパーや型には粉をたっぷりと!
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スケッパーや計量カップはカットする前に粉を付けておくと、くっつきにくくやりやすいですよ。
計量カップで抜く際は、「はじっこからポコンポコンって型を抜いていこうか。」と声をかけて、お子さんがやると楽しめます。取り出しにくい時はママが手伝ってあげましょう。
- 牛乳はお子さんが塗ろう
- 「スコーンさんに牛乳でお化粧してあげよう!やってみてね。」と声をかけてあげてください。
刷毛がない場合は、キッチンペーパーに牛乳を含ませてポンポンと塗るのでも良いですよ。
粘土遊びのように作って楽しいクッキー
クッキーと言えば型抜きももちろん楽しいですが、粘土のようにこねて作るクッキーも楽しいですよ。
粘土作りが得意ではないお子さんなら、丸のボールを作って少しつぶして形を作るのでも十分に楽しめます。
また、作った生地を冷蔵庫で冷やさなくていいので、お子さんからの「ねえ、まだ冷えないの?早く作りたいよー!!」なんていう攻撃に合わなくて済みますよ!
小麦粉 200グラム
きび砂糖(他の砂糖でも可) 70グラム
豆乳(牛乳でも可) 70グラム
菜種油(サラダ油でも可) 40グラム
準備
- オーブンを180度に予熱する。
- 鉄板にクッキングシートを乗せる。
作り方
- 小麦粉と砂糖を大きめのボウルに量り入れ、泡だて器でサラサラになるように混ぜる。
- 1に牛乳と菜種油を量り入れて、全体がなじむように手で混ぜてまとめる。
- 必要な分の生地を手でちぎりとって、好みの形に成型する。
- 鉄板のクッキングシートの上に間隔をあけて並べ、180度のオーブンで20分(生地が分厚い場合はもう少し時間を増やす)焼いたら、出来上がり!
お子さんと一緒に作る際のポイント
クッキーは生地をこねたり、粘土を楽しむみたいに作るなどお子さんの活躍ポイントがいっぱいです!作品を褒めてあげながら一緒に楽しみましょう!
- 泡だて器でくるくる
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泡だて器で混ぜるのはふるいの代わりです。是非、お子さんにやってもらいましょう。
「粉がサラサラになるように、泡だて器で混ぜようね。」「美味しくなーれって言いながら、混ぜてみようか!」と声をかけてあげましょう!
- 混ぜてこねるはお子さんの担当!
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混ぜるところは、お子さんにやってもらいましょう。と牛乳・油が混ざり合っていく過程が楽しいですよ。
「全部がすっかりまとまるように、しっかり混ぜてね。」「混ざってきたね!よし!そうしたら次はひとつにまとまるようにこねてね!」と声掛けしましょう。
- 粘土みたいに自由に作ろう
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初めてのお子さんは、どのようにして形を作ればいいのか迷ってしまうかもしれません。
そんなときは薄く伸ばして、型抜きをしたり、成型の仕方をママが見せてあげて簡単なものをまねさせてあげるのも良いですよ。
火が通りやすいように、分厚くなりすぎないように声をかけてあげましょう。
「粘土みたいに、形を作ろうか!」「上手に作れたね!」と声をかけながら、ママと一緒に楽しく形を作りましょう!
クッキー作りは、焼けてきてお部屋に美味しい匂いが広がるのもとっても嬉しいものですよね。
ゼラチンよりも手軽で簡単アガーゼリー
皆さんは、アガーをご存知ですか?
ゼラチンは牛や豚の骨や皮からのコラーゲンを主原料とした動物性のゼリーの素であるのに対し、アガーは海藻の抽出物などから作られた植物性のゼリーの素です。
食感はプルンとしており、ゼラチンと寒天の中間のような弾力があります。アガーなら透明感のある美味しいゼリーが、簡単に作れますよ!
常温で固まるので、暑い季節にも形が崩れにくいのが特徴です。
アガー 15~30グラム(30グラムはかなり弾力のあるゼリーです。好みで調整しましょう。)
砂糖 30グラム
好みのジュース 800cc
フルーツ缶詰め 1缶(モモやミカンなど)
作り方
- フルーツ(大きいものはカットする)は、ゼリーを流し込むバットなどの容器に先に入れておく。
- アガーと砂糖をボウルに量り入れ、泡立て器でよく混ぜる。
- 分量のジュース800ccのうち100ccを1に少しずつ入れ、泡だて器で混ぜる。
- 2がよく混ざったら、そこにジュースの残りの700ccを入れて再度泡だて器でよく混ぜる。
- 液をお鍋に入れ、へらで混ぜながら中火にかける。
- 液がふつふつしてきたら、火を止めバットなどのフルーツの入った容器にゆっくりと流し込む。
- 常温で冷まし、冷蔵庫で冷やして出来上がり!
お子さんと一緒に作る際のポイント
ゼリー作りはなんだか実験みたいでワクワクしますよね。フルーツを並べたりゼリーを触ってみたりと楽しく声をかけてあげながら、一緒に発見を楽しみましょう!
- フルーツ並べはお子さんのセンスでやってもらう
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フルーツが大好きなお子さんは多いですよね。少しつまみながら、容器にお子さんのセンスで入れてもらいましょう。
何種類かフルーツを用意するとカラフルになって楽しいですね。
- 泡だて器でくるくるしよう
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アガーがダマにならないように、お砂糖とくるくる混ぜる作業です。「こうすると美味しいゼリーになるんだよ!」と声をかけながら楽しく混ぜてもらいましょう!
「ママがジュースを少しずつ入れていくよ。入れたらよく混ぜてあげてね。」と声をかけ、ジュースを混ぜる際も、お子さんにやってもらいましょうね!
- 固まったかな?確認してみよう!
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常温でも固まるので、お子さんに表面を指でちょんちょんと触らせてあげてください。初めての感覚にお子さんもきっと喜びますよ!「冷蔵庫に入れなくても、固まってるよ!触ってみてごらん。なんだか不思議だね!」「冷蔵庫で冷やそうね。早く食べたいねえ。」と声をかけて、冷えるまでの時間を待ちましょう!
- ボウルに白玉粉を入れ、絹豆腐を少なめの量から足して混ぜていき、耳たぶの硬さくらいになるように調整する。
- 生地をちぎって一口大に丸める。
- 鍋にお湯を沸かしたら、氷水をボウルに用意しゆでる。お団子が上に浮かび上がったら、茹で上がりのサインなのですくって、氷水に入れ冷ましてから水を切る。
- フルーツ缶のフルーツと汁をグラスに入れ、好きな量のお団子を入れて完成!
- 好みでサイダーを適量フルーツの汁に入れてあげると、シュワシュワして美味しいですよ。
- フルーツ並べはお子さんのセンスでやってもらう
-
フルーツが大好きなお子さんは多いですよね。少しつまみながら、容器にお子さんのセンスで入れてもらいましょう。
何種類かフルーツを用意するとカラフルになって楽しいですね。
- 豆腐をつぶしながら混ぜよう
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白玉粉の種類や豆腐の水分の含み具合によって絹豆腐の量は変わるため、少しずつ足していくようにしましょう。
お子さんに混ぜ係をやってもらい、ママは絹豆腐の量を調整する係をやってあげましょう。
「粉と豆腐を合わせてあげてね。」「白玉粉のつぶつぶをつぶすように混ぜてあげると良いよ。」「豆腐が冷たくて気持ちが良いね。」と声をかけてあげましょう。
- お団子の形に丸めよう
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まずはママが作って「こんな風に丸めてみてね。」と声をかけ、お子さんにお手本を見せてあげましょう。そのあとは、一緒にたくさん丸めましょう。
お子さんの口に合わせて、少し小さめに作ったり、少し平らにしてあげると食べやすいですし、火が通るのが早いです。
- 白玉の水切り
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火を使うところはママがやって、お子さんに見せてあげましょう。氷水に入れたお団子が冷めたら、水をきるのをお子さんにやってもらっても良いでしょう。
「お団子さんが、冷めたら氷水からだしてあげようね。」と声をかけてあげると良いですね。
- フルーツと白玉を美味しく盛り付けよう
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スプーンや小さめのお玉を使うなどして、お子さんと一緒に楽しく盛り付けをしてくださいね。
「フルーツとお団子を食べれる分入れようね!」「とっても、美味しそうに出来たね!」と楽しく声をかけてあげましょう!
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冷めてももちもちフルーツ豆腐白玉
水の代わりにお豆腐を使用した白玉団子は、冷めてももちもちでとっても美味しいです。しかも、作るのもとっても簡単。
ころころと丸める単調な作業は、会話を楽しみながら作るおやつとしてお勧めです。
今回はフルーツ白玉にしましたが、焼き目を付けてあんこやみたらしを添えたり、きな粉をかけて食べても美味しいですよ!
絹豆腐 220グラム~260グラム
白玉粉 200グラム
お好みの缶詰フルーツ 1~2缶
好みでサイダー 適量
作り方
お子さんと一緒に作る際のポイント
豆腐に触れたりお団子を丸めたり、手を使って思う存分楽しみましょう!白玉をゆでる以外はお子さんに任せて、ママはサポートにまわりましょう!
ママと一緒に作れば、おやつタイムは特別な時間に変身
ママと一緒に作れば、どんな簡単なおやつでも子供はありがたい気持ちで食べることができますよね。
お子さんが作ることを楽しみ、食に興味・関心が向いてくれれば何よりです。
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