1人で悩まないで!子供の「発達障害」を幼稚園に伝える方法

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2015/10/31

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子供に発達障害があるとわかったらできるだけ、通園している幼稚園や保育園にもその旨を伝えることで子供が園生活をスムーズに送ることができるようになってきます。

発達障害に関連する本を読んでみると「幼稚園や保育園あるいは学校に伝えましょう。」と多くの本に書いてあります。

しかし、実際に何を伝えたらいいのか、そもそも話すことは迷惑ではないのか、と躊躇して1人で悩んでいらっしゃる方も多いと思います。

そこで、実際に筆者が幼稚園の先生にどう伝えたのかのかの体験談を交えて、園に子供の発達障害があることの伝え方をご紹介します。

【入園前】発達障害については園に伝えてしまっても大丈夫!

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そもそも発達障害のことを園に話すべきか否かと迷うところです。特に入園前からわかっていると「話して嫌な顔をされないかな」と不安になるのも当然。筆者も最初はそう思っていました。

園で過ごす時間が長いからこそ情報は共有しましょう

集団生活に入ると幼稚園でも4時間は保育の時間になります。預かり保育や保育園などに通う場合はもっと長い時間を園で過ごすことになります。

起きている間のほとんどを園で過ごさなければいけないので、子供が快適な環境で過ごせるようにするためにも発達障害のことは園に伝えておくほうがベスト。

気がかりなことや苦手なこと、療育施設で支援を受けているならその旨を園に伝えておくことで円滑な園生活を子供が送ることができます。

園側も発達障害を「個性」と見ているところが大半です

幼稚園や保育園でも発達障害の勉強会があるので理解が進んでいます。に発達障害は病気ではなく、1つの「個性」としてとらえてくれます。

今までは園生活に子供が合わせるようなカリキュラムが作られることが多かったようですが、今では子供に合わせて無理のない保育をしてくれる方針が増えています。

支援員の配置や保育の見直しなどきめ細やかなサポートをしてくれるのは、小学校入学前だからこそできる強みです。

もちろん園行事等子供が合わせなければいけない場面もありますが、「できる範囲」で「今このぐらいできれば十分」という考えに基づいて行っているそうです。

事前に発達障害のことや気がかりなことなど情報を共有することで、園も子供に対してどういった支援や言葉掛けが必要なのかということを考えるときに有益な情報になります。

発達障害の種類と、気がかりなことは伝えましょう

筆者の場合ですが、子供が入園前にアスペルガー症候群の疑いがあることがわかっており、すでに療育機関に通っていたこともあり、まず入園面接の際にその旨を話しました。

その時には発達障害と思い始めたきっかけを話しました。

お友達と遊んでいて青いボールに固執して絶対に譲らなかったり、自分の思い通りにいかないとすぐ泣いたり、とお友達とコミュニケーションを取るのにかなり難がある。

入園前だと入園前の面談ぐらいしかお話する機会がなかなかないので、発達障害の種類ときっかけとなった気がかりなことの2つに的を絞って話しました。もっと細かいことは入園後に話しても遅くありません。

筆者の場合、入園してから1週間ぐらいで家庭訪問があったので、その時にさらに担任の先生に伝えました。

入園前にすでに発達障害の旨を伝えてあったので、担任の先生もすでに知っていました。家庭訪問時にも更に、療育機関でどんなことをしているのかなど、気がかりなことを予めメモをしていた事をいくつか伝えました。

家庭訪問がない場合は、連絡帳や電話や登降園時のときに直接などどんな手段でもOKです。

【入園後】先生が気づいて「専門家へ」と進められることが多い

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入園前に同い年の子と遊ぶ機会が少ないと、発達障害だと気づくことは少ないでしょう。入園後に集団行動に入ってから先生が「発達しょうがいかも」と気付くケースもあります。

レッテルを貼るためではないということは、理解しておこう

いくら信頼のおける担任の先生から「専門家のところへ」と勧められても、最初我が子が発達障害であることを受け入れるのは容易なことではありません。

「もし、行って発達障害だと決定されたらどうしよう」と不安や気持ちになるのは当たり前のことです。

しかし、先生方は”発達障害”というレッテルを貼るために専門家に行くことを勧めているわけではありません。その子にあった保育をして園生活を楽しんでほしいという思いで言ってくれることがほとんどです。

勧められるがまま専門家のところへ行って発達障害と診断されたからと言って先生の態度が変わるわけではありません。

これからの保育の参考のためにも結果は報告しましょう

先生に勧められて専門家のところへ行って診断結果が出たと仮定します。どんな結果であろうと先生には必ず報告をしましょう。

先生も人なので、思い過ごしということもありえますし、もし発達障害と診断されたとしてもこれからの保育の参考にするために必要な情報です。

電話でも連絡帳でも直接でもいいので、その旨は必ず伝えましょう。伝え方は次のようなことを参考にしていただければと思います。

子供の発達障害の伝え方のポイント!できるだけ具体的に伝えること

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園に子供の発達障害を伝えようと考え出したとき、どこからどう切り出して何から話せばいいの?となります。ポイントはできるだけ具体的なエピソードを出しながら話すことです。

メモを準備しておくとスムーズに伝えることができます

伝える方法は何でもOKですが、メモを予め用意しておくと何を自分が話したいのかを整理できるのでスムーズに伝えることができます。

筆者が家庭訪問等などのときに書いていたメモの例がこちら。

  • 遊ぶ場所をすぐ変えて落ち着きがない
  • 次に何をするのか先の見通しや予定がわかっていないと不安そう
  • 不安なことがあると確かめたくて何度も繰り返しに聞いてくる
  • 人が話している途中でも関係のない話をして割って入ってくる
  • パニックになると固まって何もできなくなる

とりあえず、この5つを伝えておいてさらにその中で特に気になるのが「パニックになると固まる」ことだったので「固まっていたら一言かけて欲しいです」というのを担任の先生に伝えました。

気になり始めるとあれもこれもとなりがちですが、特に気になることを1つずつ使えていくほうが先生も保育に役立てやすいようです。

気がかりな点ばかりではなく、成長した点も先生に伝えて

発達障害の子は気がかりな点や不適応行動が目につきやすいのですが、子供なりに日々成長しています。

どんな些細なことでも構いません。「前より人の話を最後まで聞けるようになってきた」など家庭での様子を伝えることによって、「そういえば、園でも落ち着いて座っていられる時間が増えました」と家庭では見えない子供の成長ぶりを知ることもあります。

小さな成長も保育をするのに重要な情報です。気がかりな点ばかりではなく子供の良くなってきている点もどんどん園と共有していきましょう。

園に伝えておく最大のメリットは「子供のため」「親のため」

園に伝えておくのは保育のためでもありますが、最大のメリットは、子供が活き活きとした園生活を送っていけるということです。

もちろんお友達と喧嘩することもありますが、先生が仲裁に入ってくれたり、かんしゃくを起こしたら安心できる場所に連れて行ってくれたり、冷静に対処してくれます。

子供が園の居心地がいいと感じると親にもそれの気持ちが伝わります。そんな楽しそうな子供の様子を見ると親もうれしくなってきて、前向きな気持ちになります。

「言っておいて良かった」という声が圧倒的に多いです!!

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筆者も最初は園に子供の発達障害のことを言うのを躊躇していました。

「受け入れられなかったらどうしよう」とか「問題児扱いされたらどうしよう」とか「そもそも自分がしっかりしていられるのか」などとマイナスなことばかり考えていました。

しかし、今となっては言っておいてよかったと思いますし、現在進行形です。また、同じように発達障害を持つ親御さんからも「早めに伝えておいてよかった」という声をよく聞きます。

子供が快適な園生活を送るためでもありますが。親自身の負担を減らす意味でも1人で抱え込まず、是非園に発達障害のこと伝えておきましょう。

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