保育園見学の電話の仕方と確認事項は?ポイント押さえ当日慌てない!

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2017/08/28

保育園見学の予約電話をかけているママ

保活の第一段階である、『保育園見学』。「いつどのように行けばいいの?」と悩み、結局行けずに書類提出の時期が迫る…という方も多いようです。

「園を知りたい」「我が子を預ける候補の場所を比較したい」こんな気持ちを無駄にしないためにも、保育園見学はしておきましょう。

園見学は『予約電話』をかけることからスタートです!気を付けるべき点や確認事項についてお伝えします。

申し込み予約電話はかける時間帯に気を付けて!

保育園の見学は、「気が向いた時にふらっと訪れてOK」というものではありません。基本的には予約が必須です。

電話は午前の活動時間かお昼寝の時間にかけよう!

園見学の申し込みや問い合わせをしたい場合には、園が比較的対応しやすい時間を選んでかけるのがマナーです。

保育園の一日のスケジュールから、以下の時間帯を狙って問い合わせをしてみることをおすすめします。

  • 10時~11時頃:クラスごとの活動をしている時間
  • 13時~15時頃:子供たちがお昼寝の時間

園によって一日の流れに差異があります。園のHPで日課をチェックしたり「お問い合わせ」についての注意事項を確認してくださいね。

園庭開放や公開保育に参加して見学申し込みができる場合も!

園庭開放や公開保育など地域の親子を対象としたイベントの際に、見学の申し込みができる場合もあります。

イベント後に見学を申し入れるのは基本はNGです。あくまで予約にとどめましょう。

興味のある園の公開日に足を運ぶついでに、「今度保育の様子も見せて欲しい」といった旨を伝えることで、見学予約がスムーズにいく場合もあります。

園のイベントに近々行かれる予定のある方は、先生方がバタバタしていなければその機会に申し込まれても良いですね。

園見学には適さない時期もある!参考までに知っておこう!

園見学は基本的には年中いつでもOKな反面、「できれば避けて欲しい時期」があるのも事実です。
  • 4月~5月前半
  • 大きな行事の直前
  • 土曜日や盆・年末年始の前後
  • 感染症が流行している時期

これらの時期をはずして見学予約の電話や申し込みをすることで、近い日程で見学を予定してもらえる可能性が上がります。

▼保育園見学のおすすめの時期についてはコチラも参考にしてみて!

見学希望日をピックアップ!メモを活用して電話しよう

次は、実際に電話をかける際の準備と申し出方法についてです。

1.まずは見学希望であるということを伝えよう

電話をかけ、先生が電話に出られたら、まずはあいさつとともに「見学を希望している者」だということを伝えるようにしましょう。

保育園には、日々園児の保護者をはじめ、業者・他園職員・役所等、さまざまな所からの連絡が入ります。また、回線が一つしかない場合がほとんどであるため、先方もこちらもできるだけ手短にスムーズに要件を取り次ぎたいですよね。

見学希望であることを伝えるとともに、「見学をさせていただくことは可能ですか」と聞いてみてください。

認可保育園の場合ほとんどOKのようですが、ごく一部の園や認可外保育園等では、日程によらず見学NGと言われる場合もあるようです。理由なく見学を躊躇われる園は、見せることができない保育環境であったり、閉鎖的な場合も。

そういった園に願書を出すのは自由ですが、保育園の入園決定はゴールではなく大切な我が子の社会生活のスタートです。

電話口で見学希望者を拒むような職員の方の対応や、言葉遣い等が悪い場合は考え物です。見学予約の電話は、ママが園の第一印象をどう感じるかという大切なプロセスですね。

もちろん、ほとんどの場合見学OKですので、具体的な話を進めるため担当の先生に代わってもらいましょう。不在と伝えられた場合は、改めてかけ直すようにしましょう。

2.日程相談は必須!事前に向こう1ヶ月程のスケジュールを確認

見学を申し出ると園側は「いつが良いですか?」「○○日はいかがですか?」と日程の確認をしてくれます。

しかし、その時初めてカレンダーとにらめっこでは、余計な時間をとってしまう・見落としていた予定と重なってしまうリスクもありますね。

見学は、園によって翌日等すぐ対応OKな場合もあれば、半月程度先を提案される場合もあります。念のため、この先1ヶ月程度の予定を確認してから電話をかけましょう。

希望日をピックアップしておくことで、「いつが良いですか?」という流れになった場合や「○日か○日は…」と問われた際に、こちらが一番都合が良い日程をお願いすることができます。

ちなみに、ほとんどの園では見学時間は午前中の設定保育の時間を提案されると思います。園内が比較的落ち着いていて、日頃の園生活の様子を一番感じることができる時間だからです。

9時半~11時半頃までのスケジュールを確認しつつ、どうしても午前中都合がつかない場合には別途相談をするのが良いでしょう。

3.伝え忘れ、聞き漏らしを防ぐツールはメモ帳!

受話器を手に取る前に、メモ帳を用意しておきましょう。メモ帳には、園側から伝えられたことをメモする他、以下のことをメモしておくとスムーズです。

  • 子供の生年月日(平成○年○月○日)
  • 自宅の住所
  • 電話番号(緊急連絡先なので携帯番号でOK)
  • 見学希望日(予定を確認のうえ、候補日を3つ程絞っておくとなお話がスムーズな場合も)
  • 聞いておきたいこと(後述)

「我が子の誕生日や自分の情報くらい…」と思われがちですが、いざ電話で会話を始めると緊張をしてしまうことも多いです。

子供が何歳か(誕生日から計算)ということで見学の日程や担当職員が変わったり、電話番号を間違えることで園側から必要な連絡が入らずトラブルになってしまうということも考えられます。

次の見出しにて記す「聞いておきたいこと」とあわせて、伝え間違い・聞き漏らしのないようメモを活用するのがおすすめです。

見学当日慌てないために、電話口で聞く・伝えること4つ

見学希望の件で電話対応をしてくれる保育園の先生の方から、見学に際しての注意事項やさまざまなことを伝えてくれる場合も多いです。

しかし、何も言われない場合や、こちらが当日慌てなくて済むよう、以下のことは聞いておくようにしましょう。

聞いておきたい・伝えておきたいことは4つ!

見学予約の電話の段階で、聞いておきたい質問は以下の4つです。

  • 「○歳児の募集はあるか、ありそうか」ということ
  • 当日の持ち物
  • 交通手段や方法についての確認
  • 2人以上同行、配慮が必要な場合はその場で伝える

一つずつ見ていきましょう。

1.「○歳児の募集はあるか、ありそうか」ということ

いくら魅力的な園でも、我が子の年齢(次年度入園を狙う場合は現年齢+1歳)の募集がないことが決まっている場合には、せっかく足を運んでも保活にはつながりません。

ただし、「現段階ではわからない」という回答や、途中で退園する園児が出て急に枠に空きが出る可能性がある場合も。きっぱり「無いです」と言われる以外は、可能性はゼロではないと考え見学に行く価値はありますね。

また、妊娠中や子供がまだ生後間もない頃に見学を検討している場合は、何か月から預けられるのか(我が子がその時期に保育可能年齢に該当するか)も事前に聞いておきましょう。

2.当日の持ち物

こちらは特に指定のない場合には、筆記用具・大き目の鞄(パンフレット等をもらう場合が多いため)・室内履き(念のため)程度の用意でOKですが、会話の流れの中で聞いておくことでより安心です。

認可保育園の場合はその場で入園手続きということはないですが、認可外保育園等では“見学をして気に入ればそのまま申し込みの流れになる”場合もあります。

一時的な入園でしたが筆者自身も見学のつもりで訪れた園でその流れになり、驚いた経験があります。

その際、母子手帳・印鑑・初期費用等が必要でした。もちろん予約の電話では何も言われず、園側も「ママなら常日頃から持っていて当然だろう」と思っていたのかもしれません。

聞かなければわからないこと、聞いてみて初めて詳しく教えてくれる場合もあることを学びました。参考にしてください。

▼保育園見学時の注意点と質問内容についてはコチラも参考にしてみて!

3.交通手段や方法についての確認

近隣の保育園に、子供と共に徒歩でまたは抱っこ紐で出向く場合には特に問題がないのですが、注意をしたいのはそれ以外の場合です。

車はともかく、自転車やベビーカーも置くスペースがないためNGとなっている場合もあります。

また、自宅から離れた園(職場に向かう途中等)では地図で位置を確認しても、実際に向かうと迷って当日遅れてしまう可能性も考えられます。自宅が遠方な旨を伝えると、最寄駅からの経路を丁寧に教えてもらえます。

そして、いくつかの園舎がある園においては、どの建物に行けば良いのかということも確認しておきましょう。

時間ぎりぎりについた園舎がいわゆる分園で「担当者も資料もそこにはない(不在)」というトラブルもあるようです。

4.2人以上同行、配慮が必要な場合はその場で伝える

最後は、直接「質問」ではありませんが、見学の際に特別なお願いがある場合は事前に伝えておくようにしたいです。

パパや入園予定のない上の子(下の子)も同行する場合は、わかっていれば事前に伝えておきましょう。

何も言われなければ園側はママと子供人での来園と考え、それを基準に他の見学者の予定や椅子等の調整をします。

筆者自身も見学に行った際、同時見学予定の8組のうち3組もが急遽パパや複数の子供と同行したようで、狭い応接室に椅子が足りず窮屈さに何人もの子供が泣き出し大変な見学会だった例もありました。

もちろん、お友だち同士で同じ日に見学を申し込みたい場合も同様です。必ずその旨とそれぞれのお子さんの情報を伝えるようにしましょう。
また、現段階で常時仕事等で見学時間に余裕を持てない場合には、事前に伝えておくことで、上のような集団での見学ではなく個別で手短に対応してもらえたり、特例で夕方以降に調整をしてもらえる等の場合も。

その他のケースも含め、見学において何か配慮をお願いしたい場合には、電話で相談をしておくようにしましょう。

電話は手短に!細かい質問は見学当日に

園見学に行くのはその園に関心が高いからであり、いろいろと園について知りたいこともあるでしょう。

しかし、電話で聞くのは、あくまで「見学当日について」の質問に!園生活や経費等入園を考える際に気になるさまざまなことは、実際足を運んだ後に説明を受けたり質問するようにしたいですね!

こちらの印象も決まる保活の第一歩!お互い心地良い電話連絡を!

認可保育園の場合は、電話や見学の際のママの対応等で子供の入園や園生活が左右されるということはありません。

しかし、やはりお世話になるかもしれない園・先生方に、良い印象を持ってもらえると嬉しいですよね。

仕事や家事育児で私たちがそうであるように、保育園にも忙しい時間、見学者の対応ができない時期、できるだけ電話は手短に済ませて欲しいという事情があります。

しかし、初めて園見学に行く際にはこちらも気になることがいろいろとあるでしょう。

今回紹介をした必須質問4つ以外にも電話で伝えたいことがある場合には、事前に頭の中とメモを整理しておきましょう。

スムーズにお互い心地良く見学予約をし、有意義な見学へとつなげたいですね!

▼保育園見学で見るべきポイントについてはコチラも参考にしてみて!

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