2歳児には幼稚園、保育園どっちがいい?入園を嫌がる理由と対処法も紹介

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2018/09/30

2歳児は睡眠のリズムが安定し、しっかり自分で歩けるようになり、ある程度意思疎通ができるなど乳児期から幼児期に入る子育て一段落の時期です。

この段階で仕事復帰や再就職を考えるママも多いようですが、まずは子供をどこに預けようかと悩みますね。

現在では幼稚園も延長保育が充実しているため、2歳児からプレ幼稚園で子供を集団保育に慣らし3年保育から幼稚園に通わせる予定の働くママもいるようです。

幼稚園か保育園か迷っているママに、それぞれの目的や特徴の違い、メリットをご紹介しましょう。

ただ2歳児はせっかく選んだプレ幼稚園や今まで通っていた保育園でさえ嫌がることも…。

2歳児が園を嫌がる理由とストレスを感じたときの症状、ママができる対処法も合わせてお話します。

まずは特徴を知ることから!幼稚園と保育園の比較

幼稚園と保育園の違いをわかりやすくまとめてみました。

幼稚園 保育園
所管 文部科学省 厚生労働省
先生の資格 幼稚園教諭免許 保育士資格
対象年齢 満3歳から就学前
(プレ幼稚園は満2歳から)
0歳児から就学前
保育時間 9時~14時
(園により延長保育がある)
7時半~18時
(延長できる施設も有)
費用 公立幼稚園 月額平均約2万
(自治体の援助有) 
私立幼稚園 入園料、維持費など含めると公立の2~3倍程度
認可保育園 世帯収入によって決定 
無認可保育園 施設により差があるが認可保育園に比べ高額
給食 任意  義務
お昼寝
行事の基準 保護者参加が多い 保育園主体
送迎バス 出ている幼稚園も有る 基本的に無し

目的と特徴の違い

  • 幼稚園の目的:教育
  • 保育園の目的:保育

一般的にはこう位置付けられていますが、昨今教育に力を入れている保育園もありますので、ここだけで判断はしない方が無難です。

幼稚園
幼稚園に入園できる月齢は4月で満3歳の三年保育と満4歳の二年保育が基本ですが、2歳から通えるプレ幼稚園のクラスが幼稚園により開設されています。

9時から14時までが標準保育時間ですが、幼稚園によっては17時~18時までの延長保育や土日や夏季休暇等の預かり保育を行っている園もあります。

2歳児が通うプレ幼稚園は、幼稚園の体験保育や集団生活に慣らす目的で利用する家庭が多く、入りたい幼稚園に入園優先権を獲得できるメリットもあります。

遅生まれの子供や、来年から毎日の通園が心配な子供、上の子と同じように幼稚園に行きたがる下の子にはピッタリ!

保育園
保育園は0歳児から就学前までの子どもたちを仕事等の家庭の事情で「保育ができない両親に代わって子供を保育する」ことが目的の保育施設です。

保育園にも仕事や病気等により家庭で保育ができない条件が揃わないと入所できない認可保育園と条件が緩和されている無認可(認可外)保育園に分かれます。

朝は7時半頃から夜は18時頃まで預かってくれ、保育園によってはその後の延長保育も行ってくれる場合もあり、仕事を持つお母さんにとっては心強い味方です。

ママ同士も仕事と育児を両立させている同環境なので意見交換しやすく、それでいて多忙のため必要以上に深入りせずに心地よい距離を保つことができるでしょう。

幼稚園と保育園、それぞれのメリット!

幼稚園と保育園の目的や特徴がわかったところで、それぞれのメリットをご紹介しましょう。

それぞれの家庭の状況や何を求めているかによって、どちらのメリットを取り入れるべきかがわかってきます。

幼稚園のメリット
  • 降園後に親子の時間を持てる
  • 習い事に通わせることができる
  • 教育プログラムがしっかりしている
  • 一定時間、座って学習する機会が比較的多い
  • ママ同士のコミュニケーションをとる時間が多くある
保育園のメリット
  • 保育時間が長いため、保護者が仕事等に集中できる
  • 経験豊富なプロの保育者からアドバイスを受けられる
  • 身の回りのことが自分でできるようになることが早い
  • 好き嫌いが少なくなり、学校給食に慣れやすい
  • ママ同士の面倒な付き合いが少ない

2歳児がプレ幼稚園や保育園を嫌がる理由

プレ幼稚園でも0~1歳児から通い慣れている保育園でも、2歳児はなぜが突然行きたがらなくなることがあります。

園でママと別れるとき、または家の玄関先からギャン泣きの我が子の泣き顔を毎日見るのは、本当につらいですね。

それには2歳児ならではの理由が…。

理由や子供の気持ちを知ると親自身が理解できることも…かつて自分にもそんな感情を抱いたことがあったと思い出すこともあるでしょう。

ママとずっと一緒にいたいから

そんなに複雑な理由ではなく、ただ単純に大好きなママと離れたくないから行きたくないという抵抗、主張が2歳児には最も多いケースです。

「ママと一緒にいたい」「ママが大好き」という気持ちを上手に口で伝えることができないから、泣き叫んだり暴れたりという方法をとるのでしょう。

2歳児は1週間が7日あって、仕事をする日と休日があることがまだわかりません。

なぜ昨日は一緒にいたのに、今日は離れないといけないのかも理解できずに不安がつのるのですね。

親と離れて不安になるのは、2歳になり親への愛着を育むことができている証拠!順調に心が成長、発達しているとも言えます。

自我が芽生えるイヤイヤ期のため

2歳児は「魔の2歳児」ともいわれるイヤイヤ期全開の時期!

こうしようか?イヤ!ここ行こうか?イヤ!これ食べようか?イヤ!

第一反抗期ともいわれますが大人への反抗ではなく、好奇心が旺盛になり何でも自分でやりたい、自分で決めたいという自己主張をし始めるのです。

「保育園には行きたくないんだ」
「家にいるんだ」
「ママの近くにいるんだ」

そういう主張ができるようになったのですね。

一歳ころまでは自分の主張がなく連れて行かれるがままでしたが、自我の芽生えで行きたくない感情を訴えるのは自然なこと…誰もがぶつかる壁でしょう。

記憶がはっきりしてくるため

2歳児は楽しかったことも悲しかったことも覚えていられるようになります。

  • 園でママと別れるときの辛い気持ち
  • 遊んでいるときに感じた不安感
  • お友達とトラブルがあったときの恐怖感
  • お友達のお母さんが先に迎えにきた時の寂しさ

自分が嫌だった気持ちを記憶できるようになったため、またあのときと同じ気持ちは味わいたくないと抵抗するようになるのです。

月曜や長い休み明けに特に嫌がるのも、きのうまで大好きなパパやママと一緒の安心感と園での不安感を本人が記憶しているからでしょう。

園で嫌なことがあるから

2歳児は一つでも園生活で苦手なことがあると、それを理由に行きたがらなくなる傾向にあります。

給食で食べられないものがある、夏場はプールの水遊びが嫌いなどなら大人から見てもわかりやすい部分ですね。

それだけでなく、大人が気付けないところで子供が苦痛に感じていることもあるようです。

よく話をして聞いてみるとそんなことが嫌だったの?と大人にとっては些細なことででも、子供からみたら一大事ということも…。

苦痛が排除されたら元のように元気に登園し始めたという声もよく聞きます。

2歳児が出すストレスのサイン!

2歳児には嫌だという気持ちを表現できる子もいれば、内に秘め表に出すことができない子供もいます。

泣いたり嫌がったりと抵抗してくれれば親としても対処を考えますが、表現をしない子供は様々な症状が現れます。

いつもと違う様子やこんな症状が続いたら、ストレスを抱えている黄色信号かもしれません!

  • 風邪でもないのに微熱が続く
  • 腹痛や頭痛をうったえる
  • 食欲が落ちる
  • 爪や指、あるいは物を噛む
  • ママから離れず甘えがひどい
  • 夜泣きをする
  • 眠りが浅い
  • 目をパチパチさせたり(チック現象)まぶたがピクピクする
  • 奇声をあげる
  • 家族や兄弟にあたる

2歳児が保育園やプレ幼稚園を嫌がるときの対処法

実際に子供が園に行きたがらない状況が続いたときに、親としてはどのように対処すれば良いのでしょうか。

親の接し方や考え方次第で、改善できることが多くあります。

子供の話をよく聞く 

まずは子供が落ち着いているときに、園に行きたくないのはなぜなのか、子供がどんな気持ちでいるのかを聞いてみましょう。

2歳児は上手に喋れなくとも、ママが言っていることや心配していることは理解できる月齢です。

単語を並べてでも話してくれるまで、根気よく話を聞いてあげてください。

親が子供の感情を吐き出させる努力をし、その感情を受け止めてあげることが大切です。

パパやママが気持ちをわかってくれていることで、不安がりな子供は安心して家庭の外に出ていくことができるでしょう。

家庭の状況を見直す

最近家庭で変わったことはありますか?家の中に心配なことがあると子供は外に出られなくなる傾向にあります。

  • 下の子ができたなどでママの具合が悪い
  • 夫婦喧嘩を子供の前でしてしまった
  • 忙しさでイライラし子供にあたってしまった
  • 夜更かしをさせてしまった

家で心配なことがあると、自分が家にいない間に何かあったらどうしようと小さな心を痛めているのですね。

2歳児は意外と周囲を見聞きしており、些細なことでも傷つくガラスのハートを持ち合わせています。

神経質になる必要はありませんが、園に行きたがらないときは家で変わったことがなかったか、親の言動も見直してみると思い当たることがあるかもしれません。

また生活習慣の乱れからくる寝不足も子供が通園を嫌がる原因につながります。

早寝早起きの習慣をつけ朝の準備の時間に余裕を持ち、子供が安心して家を出て家に帰れる体制を整えてあげることも大切ですね。

園での様子をこっそり見てみる

朝のお別れのギャン泣きの儀式のあと、帰ったそぶりで帰らずにしばらくこっそりと様子を見ることも方法の一つです。

大抵の子供はお迎えの時間には、朝の様子とは違って泣かずに遊んで待っていますね。どこかのタイミングで子供自身の中で気持ちを切り替えているのでしょう。

その切り替えがいつなのか、どんな風に泣き止むのかを確かめてみると、案外ママと別れてすぐだったりもします。

そうであれば特に心配することはなく、園長先生や担任の先生たちの対応に任せていれば大丈夫です。

子供との別れ際がポイント

園庭での別れ際、こんなにも自分を求めて泣きわめく我が子を置いて行かなくてはいけない状況…親のほうが泣きたくなることもありますね。

ママが心配そうな顔をしていたりうろたえていると、泣いたらママが困ってずっといてくれるんだと期待してますます悪循環に…。

ここは親が毅然とした態度でいないといけません。

別れ際にしてはいけない5つのこと

  1. 子供が他のことに気を取られている間に立ち去る
  2. 行ってくるね、迎えにくるねという説明をしない
  3. 他の子と比べたり、泣いていることを叱る
  4. 泣きおさまるまで待つ
  5. 立ち去ったあとに子供を振り返る

保育園に着いたらウロウロせずに、さっとその場を切り上げることがポイントです。

「じゃあお仕事行ってくるね。夕方迎えに来るね」と笑顔で声をかけ、そのあとはあっけらかんとバイバイすることを心がけましょう。

帰宅後は大げさなスキンシップを!

保育園から自宅に帰ってからの忙しさは尋常ではないですが、ここはまず子供とのスキンシップを優先しましょう。

「きょうも保育園で頑張ったね。ママも〇〇に会いたかったけどお仕事頑張ったよ。」などギューっと抱きしめ一日頑張ったことを褒めてあげることです。

兄弟がいる場合でもお姉ちゃん達の宿題や赤ちゃんのお世話は二の次にして、ママが真っ先に自分をギュッとしてくれたという愛情をしつこいくらいに伝えましょう。

子供はテンションがあがり、安心して次の日も頑張ろうという気持ちになります。

2歳児は子供への接し方と今後を考える大切な時期

2歳児は自我の芽生えからくる第一反抗期の入口!

自分で完璧にできないのに自己主張だけはする扱いにくい年齢ですが、このあとくる思春期の第二反抗期に比べたら、親の手のひらの上にいる可愛い時期ですね。

何でもかんでも嫌!のイヤイヤ期はイラつくこともありますが、親の接し方次第で改善できることが多くあります。

自我が芽生え、自分の主張ができるようになったと子供の成長過程を喜んであげましょう。

2歳まで家庭で育てていたママも、そろそろ子供の進路や自分自身の今後についても考える時期です。

幼稚園と保育園それぞれのメリットを踏まえ、子供にとってどちらの環境が良いのか、送迎等で保護者に負担が少ないのはどちらかを考え、ライフスタイルに適した園を選んでください。

フルタイムで仕事、限られた時間でパート等、専業主婦のママ、家庭によって生活リズムも様々ですが、大切なのは親が頑張っている背中を子供に見せること!

忙しくても笑顔を忘れないでいる姿は2歳児にとって一番の安心材料になり、自分もパパやママみたいになりたいという気持ちが自然に芽生えるでしょう。

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