親が後ろで支える必要なし!子供の自転車の補助輪を外す練習方法

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2015/06/05

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子供たちには成長する過程で数々の試練が待っています。自転車の補助輪外しもいくつかある試練の中の1つ。

そして、いざ補助輪を外してみたものの、自分が子供のときはどうやって練習して乗れるようになったのか覚えていない人がほとんどではないでしょうか。

何からどう教えたらいいのか、自転車の後ろを支えて一緒に走るのは大変そうでちょっとなぁ…と練習方法がわからずに困っている方は多いと思います。

そこで、幼稚園児でも簡単に補助輪を外すことができちゃう練習方法をご紹介します。

自転車を選ぶときのポイント

一言に自転車と言っても大きさやデザインはさまざま。それに自転車ってそんなに頻繁に買い替える品物ではないので、買うときはちょっと慎重になりますよね。

自転車は何インチ?

実際に自転車を買うときは子供に試乗させてから買う方が多いと思いますが、子供が大きくなることを考えると何インチの自転車を買うのがいいのか悩みますよね。

結論から言うと、4,5歳のときに買うなら16か18インチがオススメです。小さめの子には16インチを。背が高い子は18インチと子供の身長に合わせて買います。

それでも迷った場合、大抵の自転車売り場には、今のお子さんの身長や年齢とそれに合う自転車のインチが表わされている表みたいなのがあるのでそれを参考にしてみましょう。

選ぶときのポイント

様々な自転車がある中で自転車を選ぶ際のポイントは3つ

  • ブレーキがしっかり握りしめることができる位置にあるか
  • チェーン部分にカバーがついているか
  • サドルの高さ調節はどの程度できるか

まず、この3つのポイントを押さえておきましょう。

次にママチャリタイプかマウンテンバイクタイプのどちらのタイプのハンドルがいいのかというと、これは子供の好きなほうを選んでOKです。

ただし、先ほど挙げたブレーキをしっかり握ることができることが大前提なので、腕がピーンと伸びきってしまうほどハンドルが離れているものはやめておきましょう。

自転車と一緒にヘルメットを購入することをお忘れなく。軽くて、頭の大きさに合わせてサイズ調整ができるものがオススメです。

まずは正しい乗り方をしよう

補助輪を外す前にまず、補助輪を付けている状態でも正しい乗り方ができているかチェックしましょう。

  • 座った状態で両足のかかとがきちんと地面についているか
  • 足が窮屈そうなくらいサドルが低すぎないか
  • ブレーキがすぐにかけられる位置に手があるか
  • 補助輪付きでも前を向いて力強く漕げているか

細かいことかもしれませんが、正しい乗り方だと上達が早くなります。サドルの高さを調節して子供がきちんと乗れるように調整しましょう。

いよいよ練習スタート

前置きが少々長くなりましたが、ここからいよいよ補助輪外しの練習スタートです!

バランスを取る

自転車に乗るための基本中の基本、バランスを取ることです。子供にとってこのバランスを取ることが何よりも難しいようです。

しかし、バランスを取るコツさえつかんでしまえばあとはスイーと行きますよ。

まず、補助輪と一緒にペダルも外してしまいます。

そして、自転車に乗ったまま地面に足をつけて歩いてみましょう。(子供にとってはこれだけでもバランスを取るのに最初は苦労します。)

「いち、に、いち、に」とゆっくりでいいので声をかけながら、スムーズに歩けるようになるまでしばらく歩かせてみます。

地面を蹴る

次に地面を勢いよく蹴る練習をしましょう。皆さんおわかりだと思いますが、自転車に乗るとき、勢いよく地面を蹴って漕ぎ出すのと、弱く蹴り出すのとではどちらが乗りやすいですか?

勢いよく地面を蹴ったときのほうが乗りやすいですし、フラフラしないですよね。

自転車で最もバランスがとりづらいのは漕ぎ出しのときなので、ペダルなしで上手くバランスが取れるようになるためにここが結構重要なポイントです。

まずは両足で地面を思いっきり蹴って足を地面から浮かせてみましょう。

地面から足が離れても勢いがあれば自転車は倒れませんし、自然とバランス感覚を身体に覚えさせます。下を見ずに前を向くことがポイントです。

ここからがいよいよ本番!

地面を勢いよく蹴ることができて且つ、足を浮かせる時間も長くなったらいよいよペダルをつけての練習です。

ペダルになると右、左、右、左と交互に足を動かします。子供にとって何が難しいのかというと、力加減がわからず、極端に右側に力や体重をかけて漕いでしまい、転倒するのが怖いみたいです。

そして、ここでよく、親が子供の自転車の後ろを支えて一緒に走り出すという練習方法がありますが、結構腰に来るのでキツイんですよね。

それに、こちらが支えてしまうと自分でバランスを取る気にならなかったり、逆にこちらに変な力が入って子供のバランスを崩してしまったりすることになってしまいます。

そこで、筆者は子供を乗せたままハンドルを持って自転車を動かし、バランスを取ればまっすぐ進むことを3回ぐらい教えました。

あとは「前を向いてとにかくグングン漕ぐこと」と言っただけです。とりあえず右、左、右、左と漕いでいけば倒れませんよね。怖がってばかりで自転車を漕がないと転んでさらに怖くなるという悪循環に陥ります。

それに怖がっている子の多くは下を向いたまま漕ごうとしています。頭が下を向いているとさらに不安定になりやすいので前を向いて漕ぐように言いましょう。

ここで、偶然バランスがうまくとれて数回やっただけで乗れちゃう子もいれば、何時間もかかる子もいます。しかし、自分の力で漕ぎ出さなければいつまで経っても上達しないもの。

最初だけ、子供の心の安定としてサドルや自転車の後ろを支えてあげるのはアリだと思いますが、基本的に子供の力を信じて乗れるのを見守るほうが上達するコツです。

慣れてきたら

バランスが取れるようになればあとはスムーズにいきます。直線が乗れるようになると次はカーブです。

曲がる際も何回も練習しているうちに体重のかけ方など身体が覚えますが、最初曲がることが怖くてハンドルをすぐにまっすぐに戻そうとする子がいます。

  • カーブを曲がるときはしっかり自分の行きたい方向を見ること
  • 曲がり切るまでハンドルは傾けたままにすること

この2つのポイントを押さえておくとカーブもスムーズにできちゃいます。

無理強いしないこと

ここまで練習方法をご紹介しましたが、補助輪外しも本人のやる気がなければいくら練習してもなかなか上達しないので、タイミングが合わないときは一旦補助輪を戻して次の機会をまちましょう。

補助輪を戻すときのポイントとしては、わざとちょっとだけ不安定にすることです。そうすると補助輪を付けながらでもバランスを取ろうと身体が自然と反応します。

補助輪付きで十分に自転車を楽しむと「次は補助輪を外したい!」という意欲がわいてきます。無理強いせずに子供のペースで自転車ライフを楽しんで下さいね!

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