夫婦の育児方針は擦り合わせが大事!意見を共有する4つのコツ

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2018/01/04

夫婦で話し合いをしている様子

結婚前はケンカもしなかったのに、子育てを始めてから夫婦仲が悪くなってしまったと言うご家庭もあるでしょう。

子供のことで夫婦の思いが噛み合わず、言い争いにまで発展するのは、つらいことですよね。

夫、又はその他の家族と子育ての意見が合わないときの解決策をお教えします。試してみてください。

1.価値観の違いを認める

夫婦間で子育ての意見がぶつかってしまうのは、それぞれの育った家庭環境が異なるからです。子育てに関するイメージが違うのです。

我が家の場合、夫は両親が共働きで家に居ないことが多く、かまってもらった経験が無いので、自分の子供たちに対しても放任主義です。

対して私は父親が過保護気味だったので、高校を出るまではかなり親に依存していました。なので子育て当初はかなり意見が対立しましたね。

親は、自分の親に育てられたように子供にも接するものです。まずは、お互い違う親に育てられた違う人間であることを認めましょう。

違う意見に触れられることは、共同生活の利点です

夫婦で意見や子育ての感覚が食い違うのは、悪いことばかりではありません。自分には無かった新しい視点に気づけるからです。

みんな違った意見や考え方を持って生活しています。自分と違った意見だからと言って、それは間違いとは限りません、認めることも大切です。

異なった価値観を知ることは、親も人として成長することです。そして、それを子供にも伝えることが出来ます。

自分とは違う考え方をする人の存在を、尊重すること。これは子供の対人関係の大きな課題でもあります。

子育てに正解はありません。放任主義がいい側面もあり、またしっかり手を掛けてあげることで、子供の個性が伸びるメリットもあります。

自分の意見だけが正しいのではない、それを知ることで、子供にも接するときの考え方が柔軟になります。

それぞれ子供に自分の「願望」を託しているから

価値観が衝突してしまう原因は、パパとママが子供に対して持っている願望が違うからです。そしてその願いは、それぞれの経験によって分かれます。

自分が嫌だったことは子供はさせたくない。自分がしてもらって嬉しかったことは、子供にもしてやりたい。こういった願望です。

そしてその思いは自分の育ってきた過去に由来します。お互いの過去を認め合うことで、子どもに何を望むべきか確認しましょう。

かしこい子に育てたいか、強い子にしたいのか。教育の方針から些細な問題まで、お互いの理想や願望を知ることは重要です。

意外に食い違う兄弟への接し方

お兄ちゃんだから、お姉ちゃんだからもっとしっかりして、上の子のするようにしたのにも同じ習い事や勉強をさせたい。

同じ親から生まれた兄弟でも、つい比較して良しあしを決めてしまうものです。そして夫婦間でも兄弟への接し方は違うものです。

自分の子ども達を比べあうのは、子育てのNGです。それぞれに個性が違うのですから、違った人間になって行くのが普通です。

上の子を手本にしよう、下の子は小さいから大事にしよう、意外にこんな事でも夫婦の意見は相違します。

子ども達には公平に接する。このことも夫婦間で共有しておかなくてはならない大切なポイントなのです。

2.方向性を確認しあう

「どんな子に育てたいのか」と言うビジョンを共有しておくことは大切です。教育の事でケンカになるのは、目指す方向が違うからです。

パパは外で元気に遊んでほしい、ママは勉強を頑張って、本をたくさん読んでほしい、など。夫婦間で子供に望むことはそれぞれです。

こうした行き違いを避けるためにも、勉強や運動よりももっと深いところ、精神性の面での方向性を一致させたいものです。

目指す目的地はどこか?方向性だけは決めておいて!

価値観や意見の違う夫婦であっても、一緒にいるからには目指している目的地がある程度近い場所でなくては不可能。子育てにおいても同様です。

「目指している目的地はどこか」せめてその方向性だけでも夫婦で意見をすり合わせておくことが大切です。
その目的地がお互いに納得できている場所でなければ、その道順や方法について何度話し合ったとしてもうまく行くはずがありませんよね。

逆に、目指す方向が同じであるならば、細かい道順や方法の違いについては少し目をつぶることも必要ではないでしょうか?特に、日常生活の細かいことについては主に役割を担っている片方にある程度任せてしまうのもひとつの方法。

日頃から多くの時間を子育てに費やしていて、直接苦労をしているのがママならば、土日だけ子供に関わっているパパに「私はこういう方針でやっているから協力して!」とお願いする権利ぐらいあってもいいですよね。

将来どんな人間になるかは、メンタル面に左右されます

技術、知識の面で子供に何を望むかよりも、小さなうちは心の健やかな成長が大切です。両親がしっかり見守ってあげたいものです。

子供が将来どんな人間になるのか、それは習いごとなどで身に付けることより、幼少期の精神面の発達に左右されます。

何が出来る人間にしたいのか、よりも、どんな人間にすべきなのか、の方が大切なのです。それはその子が生きていく上での“芯”となります。

どのような芯を思い描くのかを、お互いに理解しあっておきたいものです。どんな人間にしたいのかの例を挙げます。

  • 思いやりの心を持った子
  • 礼儀正しく挨拶のできる子
  • 自分の力でやりとげる子
  • 自立心を持って生きていける子

これらのポイントについて、夫婦の意見を交換することです。どれも健全な人間の芯となる重要なスキルです。

勉強や運動のことでお互いの意見が食い違っても、人間性についてなら話があわせやすいと思います。

まずは心の発達について、それぞれがどう思っているのか確認しあいましょう。そうすると子育ての方向性がずれなくなりますよ。

勉強もスポーツも根底では繋がっています

小さいうちから塾に通わせて、早教育を受けさせたい、あるいは幼小期は外で力いっぱい遊ばせたい。

子育てでよく意見がわれるのはこのポイントですね。どちらもとても大切な事なのですが、偏った考え方をお互いに持っていると、ケンカの原因になることも。

でも、頭を使うことと体を動かす事は、双方に影響力をもっているのです。体を鍛えることで知能も発達しますし、勉強することでスポーツの戦略を練りやすくなります。

結局は、バランスのよい育て方こそ子供の能力を伸ばします。小さいころインドアだった子も、成長すれば培った知識が外への興味を促します。

体をしっかり使ってきた子も、感覚神経が発達しているので、いざというときの適応力にすぐれています。

この点を忘れないでください。子育ての方向性がずれているようでも、実はおなじ目標に向かっているのですよ。

お受験については方向性を一致させる!

時には子供の一生を左右しかねないお受験。受験校によっては準備が本当に大変ですよね。塾の費用もかかります。

子供のお受験については、特に夫婦で一致団結していることが重要です。初めて自分の力を試される子供にとって、両親のサポートは不可欠だからです。

だからこそ、一方だけがヒートアップしているような対応は適切ではありません。あくまで受験するのはお子さんですから。

お受験についてパパはどう思っているのか、ママはどんな学校に通わせたいのか、それについての意見を一致させましょう。

なぜなら、子供の受験は親の審査という側面もあるからです。学校は子供だけでなく、その子を育ててきた親の事も審査基準にするのです。

家族の意見がちぐはぐしていると、すぐに伝わってしまいます。出来ればお子さんが小さい頃から、お受験についての両親の意見交換会をしておきたいものです。

3.会話の時間を作る

価値観の違いを知るためにも、子育ての方向性を確かめあうにも不可欠なのが、会話の時間をしっかり取ることです。

話をしないことには、お互いがどんな思いを抱いているのか分かりません。もっと家族の会話を楽しんでみてください。

家族生活で一番大切な「会話」

夫婦間の会話が少ない、ほとんど無いと言う家庭も多いですよね。必要な事しか話さない人たちもあるでしょう。

会話の量が少ないと、お互いの事が分かりません。考えていることを共有しないと、誤解を抱えたまま過ごさなくてはならなくなります。

男性は女性に比べてコミュニケーションが苦手だとされています。だから、夫婦で会話する機会が少ないのでしょうね。

お互いを理解するために、会話をすることは欠かせません。時には言い争いになってもいいので、思いを伝え合うべきです。

短くてもいいので時間を作りましょう

共働きの家庭は、なかなか会話をする時間も取れませんよね。仕事で忙しく、じっくり話をすることは難しいかもしれません。

でも、会話はほんの5分あるだけでも出来ますよ。ママがパパに聞いてほしいことをあらかじめ心のなかでまとめておくのです。

案外、子育て中は子供のためだと思っていても、自分本位に物事を考えてしまいがちです。自分はなんでこんなに悩んでいるのか、それは子供のためです。

それを再確認するためにも、パートナーと話をすることは大切です。人は言葉にすることによって自分の想いを知ることが出来るからです。

「こんなことがあったから、あなたの考えを聞かせてほしい」こんな風にたずねたら、相手も答えやすいので、短くても有意義な会話が出来ます。

出勤前の5分、食事の間の5分、寝る前の5分だけでも、充分コミュニケーションの時間になります。とことん話さなくても大丈夫です。少しずつ話せばいいのです。

大切なのは、夫婦、その他の家族間で言葉を交わし合う習慣を作ることです。意思の疎通がスムーズになることで、子育ての意見の相違も改善に向かいます。

4.芯を決めたら、細かいところは気にしない!

夫婦になったとはいえ、違う環境で長年育ってきたので、感覚的なものは随分違いますよね。結婚している方、(もしくは経験がある方)なら、他人と生活する楽しさも難しさもよ~く理解していただいていると思います。

そんな二人がある一人の人間を育てるんですから。意見が合わないのは当然。なので、会話で方向性を決めたら、あとはある程度それぞれの子育て観を尊重しつつ、ゆったりとした気分で子育てをしましょう。

子育てに一番悪いことは、親がイライラしていることだと思いませんか?「あとは、なるようになるさ~」くらいにど~んと構えていきましょう!

パートナーシップ改善のために、もっと会話をしましょう

夫婦やその他の家族は、子育てを行う上でのチームのようなものです。チーム内で意見が割れてしまうのは、家庭生活に大きな亀裂をもたらしかねません。

出来れば、子供の教育に関する意見や方向性は家族で足並みをそろえておきたいものです。ですがお互い譲れないものがあり、うまく行かないことも有りますよね。

そんな時には、自分の思っている事をどんどん相手に語りかけましょう。もちろん、会話は言葉のキャッチボールです。話すだけでなく、相手の言葉も聞くのです。

そういう習慣が出来上がれば、多少の意見の食い違いも改善できるはず。相手がちゃんと話してくれていると思えたら、その意思を受け入れやすくなりますよ。

自分自分になっていませんか?「子供のための」子育て観を考えていますか?子供の個性や子供自身の気持ちを考えず自分の思いのみを押し通していませんか?

夫婦で子育て観が合わなかった時は、一度パパもママも自分の思いから離れてみて「本当に子供のためなのかどうか?」を考えてみましょう。

「この子のためにはどうしてやるのが一番いいのか?」という最もシンプルな問いに立ち戻って考えてみて!自然と答えが出てくるかもしれませんよ。
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