自己肯定感の低い子供にしないためには無条件の愛で見守り受け入れて!

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2019/03/29

自己肯定感の低い子供が増えている、と言われています。

まだ小学生なのに「自分は絶対に愛されている」「自分はこのままでここにいていいんだ」という気持ちを持てない子達がいるんです。

自己肯定感を育てるためには、乳幼児期に『無条件の愛情』を与えられることが、とても大切だと考えられています。

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自己肯定感ってそもそも何?

「自己肯定感」とは見た目から推測できるように、「自分自身を認める(肯定する)ことができる力」のことです。

『マズローの5大欲求』をご存じですか?人間の欲求をピラミッド構造で記したものです。底辺から…

  • 生理的欲求:寝たい、食べたいなどの生きるための基本的欲求
  • 安全の欲求:健康でありたい、安全な所に住みたい
  • 社会的欲求:仲間が欲しい、社会に関わりたい
  • 自尊の欲求:他人から認められたい、褒められたい・尊敬されたい
  • 自己実現欲求:自分の夢を叶えたいなど

それぞれの呼称に多少の違いはあると思いますが、こんな感じ。この欲求は下の欲求から満たされていくことで最終的には自己実現欲求にたどり着けると考えられています。

今回のテーマ「自己肯定感」はマズローのピラミッドのどこに属することになるのかというと、4つ目の“自尊の欲求”にあたります。

なんで自己肯定感が注目されているのか

小学生を対象としたある世界的な調査でアジア圏とりわけ、日本や韓国の生徒の自己肯定感が低すぎるという結果が出されました。

「自分は価値ある人間だと思う」「自分は必要とされている人間だと思う」などの項目がありますが、YESと答えたのは3割のほどの子供だけ。

他の国では8割以上の子が先ほどの質問にYESと答えています。

日本人独特の謙遜する心という文化がありますが、それにしても「日本の子どもたちは自己肯定感が低すぎ!」ということが指摘され、最近「自己肯定感」が注目されているということです。

自己肯定感が高い・低いって?

自己肯定感が高い子の特徴の1つに「自信」があります。

自信とやる気に溢れているので、ちょっとやそっと失敗しただけではへこたれません。むしろ「何くそー!」と失敗を糧にします。

一方、自己肯定感が低い子は「どうせできない」とやる前からネガティブになりやすく、失敗から立ち直るのも遅いとのこと。

元々の性格的な要因もありますが、自己肯定感が高い子は失敗を恐れず、また失敗しても立ち直るのも上手です。

「どうせ僕なんて…」という言葉が出てくることもは自己肯定感が低い…

一つ例を出します。

ある日、PTA活動のために日中幼稚園に行ってみたら、皆と鬼ごっこをしないで羨ましそうに眺めていた子がいました。

「『入れて』って言っていいんだよ。」とおせっかいにもその子に話かけた私に対してその子が「僕走るのが遅いから、どうせ僕なんかが入ったって皆つまらないよ…」と。

5歳の子から「どうせ僕なんかが…」なんて言葉が出てくるとは思わず、私は固まってしまいました。

その子の親御さんが愛情をかけてないと言いたいわけではなく、むしろ、「しっかりしつけしなければ」と我が子を思うあまりに「あれしなさい、これしなさい」と言ってしまっているんだろうなと勝手ながら想像してしまいました。

この子と話すまで自己肯定感についてフワフワしていましたが、「自己肯定感が低いってこういうことから始まるのかなぁ」とハッとした出来事でした。

増えている、保健室登校や不登校の子供

こちらも例を出します。週1くらいで小学校に行っている方からのお話です。

保健室の前を通ると、必ず数人の子供がいるのが見えます。ケガをしたり、体の調子が悪かったりするわけではなさそうな子供たちです。

「今日、○○ちゃんいつも保健室にいるのに久しぶりに教室に来たんだよ。」「3時間目の授業だけ受けて、保健室で給食食べて帰っちゃった。」など、「保健室登校」の子供がいることを、子供たちは日常的に当たり前のことと捉えているようです。

不登校の子供以外にも、保健室に登校している子供が何人かいるというのです。

幼児期に不登校の話は関係無い?

「不登校や保健室登校なんてそんな先のことを言われても、今は幼い子供の育児で手一杯。それどころじゃないわ」と思っていらっしゃいませんか?

不登校の子供たちの多くは、知能に障害があるわけでもなく、体の成長が遅れているわけでもなく、不登校になるまでは普通に生活していた子供たちだということをお伝えしたいです。

  • 直接のきっかけとしては、
  • 友達とケンカした
  • 悪口を言われた
  • 勉強がわからない
  • 先生に強く怒られた

など色々な原因が挙げられると思います。

でも、すべての子供が悪口を言われたからといって不登校になるわけではありません。なぜ、あの子供たちは学校や教室に行けなくなってしまったのでしょうか?

実は、乳幼児期の子育てと不登校には、深い関係があるのです。

不登校の原因の全てが乳幼児期の子育てや家庭に問題があるといっているわけではありません。たくさんのことがつながって原因になっていると思います。

私たち大人社会の中で、思いやりの心や、本当の意味での豊かな人間関係が失われてしまっていることも、大きな原因の一つでしょう。

けれども、不登校になってしまってからの軌道修正しようと思っても、なかなかうまくいきません。悩んで、辛い思いをしているご家族がたくさんいらっしゃいます。そして、子供はもっともっと辛くて悲しい思いを抱えているのです。

多くの不登校や保健室登校の子供たちは、乳幼児期に十分に心の成長ができなかったため、教室にいられなくなってしまったと考えられます。

そうだとしたら、乳幼児期の子供たちの心が十分に成長するように、どのように子育てをしていけばいいのかを考えていく必要があります。

「自分は自分としてこのままでいいんだ!」と思えない子たち…

学校には「心の相談室」や「カウンセリングルーム」など様々な名前の部屋があります。子供たちが心を休めるための部屋です。

「悩み相談室」が5部屋もあるところもあると聞きます。本当にたくさんの子供たちが、自分の居場所がなくて悩んでいます。

それは、思春期、青年期まで、大人になってもずっと続いていきます。

「イヤな気持ち」でもそれを出してはいけないと思っている

ある小学校の保健室の先生が、保健室に「感情シート」というものをかけていらしたそうです。自分の今の気持ちを表してもらうためのカードです。

  • 元気いっぱい 気分すっきり 楽しいこといっぱい
  • かわいがられている 大事にされている 幸せ
  • 淋しい 悲しい ぜんぜん 楽しくない
  • イライラする 我慢できない

などの言葉が、それにあった表情の顔のイラストと一緒に書かれています。十数種類のカードがあるそうです。

保健室に来た子供に「今日の気分はどれ?」と聞くと「イライラする」「怒っている」などのシートを選ぶ子供が多いそうです。

でも自分の気持ちを人に言ってはいけないと考えているようだというのです。

『このままの自分でいて、いいんだ。』という風に思えない子供が増えているのではないかと懸念しておられました。

「自己肯定感」を持てない子供達

どうして、まだ小学生の子供が、いつもイライラしたり怒ったりしているのでしょう。しかも、「自分は自分でいいんだ」と思えないのでしょうか。

子供たちは、いつから「子供らしい」のびのびとした健全な心を持ちにくくなってしまったんでしょう…。

  • 「自分は絶対に愛されている」
  • 「自分は、どんな自分でも、ここにいていい」

こういった「自己肯定感」を持っている子供が少なくなってしまったのは、どうしてなのでしょうか。

できれば子供たちには、いつも安心して元気いっぱいに遊んだり、学んだりしながら、健やかに成長していってほしいと思っています。そしてそれは、自分の子供だけではありません。

でも、地域の子供たちを見ていると、

  • トゲトゲしている
  • 飽きっぽく、反応が薄い
  • 比較や攻撃が多い
  • 気持ちが不安定
  • 自分で考えられない
  • 人の批判ばかりする

など、心配な印象を持ってしまうことが多いのは事実です。

そしてそれが小学生より小さい子供たちの中にも見られるようになったのは、ここ数年のことでしょうか。

その子たちの心の中はどんなだろうと思うと、本当に悲しく、辛い気持ちになります。

子供を見守れないママでは無条件の愛は与えられない…

園庭で子供が遊んでいる間、子供に背を向けてずっとしゃべっているママたち。

私は帰る時間になったので「さっきから〇〇ちゃん、逆上がりしたいって頑張ってたよ!私はもう帰るから、○○ちゃん見ててあげてね。そばに大人がいないと危ないと思うから。」と、○○ちゃんのママのところに言いに行きました。

すると、そのママさんは、ずかずかとその子のところまで行きました。

そして、「もう、うるさいな。」と言って抱き上げて、鉄棒をぐるっと回らせると「これでいいんでしょ。」と言って、急いでまた友達の輪の中に帰ってしまったのです。

もしかしたら、私の方が少し責めるような言い方をしてしまったのかもしれません。「もう、うるさいな。」というセリフは、子供ではなく、私に向けられたものだったのかもしれません。

その子がまだ一人で逆上がりできず、何回も何回も、チラチラとママの方を見ているのを知っていたので「なんで一緒にいてあげないんだろう」と、内心すごく腹が立っていたのです。

子供同士「こうしてみたら」「がんばれ」などと言いながら、練習していましたが、やっぱり、ママに一番に見ていてほしいんです。

逆上がりもできるようになりたいでしょうが、逆上がりができない自分を受け入れてくれるママを求めているのではないかと思います。

無条件の愛で、自分を受容して欲しいのです。

「母性と父性」母性=母親、父性=父親ではない

「母性」と「父性」、実は、辞書で調べてみてもたいしたことは載っていません。

書いてあるのは、「父性」―父としての性質、「母性」―母としての性質。何じゃそりゃという感じですね。

「母性」と「父性」ではなく、「無条件の愛」と「しつけ」というふうに考えると分かりやすいかもしれませんね。母親だから母性、とか父親だから父性というわけではないような気がします。

あくまでも私の一家庭の例ですが、私より夫の方が子供を無条件に受け入れていると感じることがあります。

そして、私のほうが社会のルールについて厳しく考えているところがあるようにも感じます。

母性=母親である必要はない。母子家庭だから、父子家庭だからといって、母性と父性の両方を与えられないわけではない、ともいえるかもしれませんね。

実際、シングルでも愛情深い家庭でいい子育てをしている方も沢山いらっしゃいます。

パパママは子どもを見守って!子どもは安心して親を信頼するといういい関係が作られる

子供の心の健やかな成長には、「母性」と「父性」―「無償の愛」と「しつけ」の両方が必要です。

無条件に愛情を注ぐことはずっと必要ですが、ある程度大きくなってきたら、社会のルールも教えていかなければいけません。

でも子供の心は、自尊心を育ててからではないと、うまく成長できなくなってしまうようです。

家族との信頼関係ができる⇒自分を丸ごと受け入れてくれる家庭がある⇒自分はかけがえのない自分なんだと思えることが大切なのです。

「将来のために、こういうことができる子供でなければ」や「こんな子に育って欲しい」など、どんな親にもいろいろな願いがあるでしょう。

けれども、それに一生懸命になるあまり「ちゃんとした子供にすること」にやっきになっているママが多いように思えます。

乳児期は親の愛情あふれる保護が大切です。

幼児期…人としての基礎的な発達を遂げるといわれている1歳から6歳までの間も、「ありのままのあなたでいいんだよ」という無条件の愛情が必要です。子供をまるごと受け入れる愛情がどうしても必要なのです。

幼い子供は、ママにいつも笑顔で見守っていてほしいのです。

ママが笑顔で見守ってくれているからこそ子供は安心して、信頼する心や自分に自信を持つことや、ありのままの自分でいいんだ!という心を育てていけるのです。

そして、幼児期にしっかりとした自己肯定感を持てた子供は、「しつけ」や「社会的ルール」を受け入れられるようになります。

それは、ママと子供の間にしっかりとした信頼関係ができているからで、一番最初の人間関係がうまくいっているから、次の人間関係を受け入れていけるということなのではないかと思います。

小学校は父性=しつけの場

小学校は、少しずつ社会的ルールを教えてもらうところ…つまり「しつけ」の場です。

自己肯定感を育てられずに小学校に入ってしまった子供は、「しつけ」を受け入れることがとても難しいのです。

「しつけ」を受け入れられないから、「しつけ」の場である学校に適応できず、保健室にしか登校できなかったり、不登校になったりしてしまうのかもしれません。

友人の子供も保健室登校していますが、話を聞いていると「たっぷり愛情をかけてほしいのでは?」と思います。「抱っこしてあげなよ。」とも言いますが、母親本人は全くピンときていないようです。

彼女には、心の中にきちんとした家庭のモデルがあり、そこからはみ出す行動をする子供を、受け入れることができないのです。どんなに「子供なんてそんなもんだよー」と言ってもだめなのです。

でも、子供のことはとても大切に思っていて、カウンセリングを受けたり担任の先生と話し合ったり、たくさん努力をしています。また、旦那さんが冷静な方で、しばしばヒステリックになる彼女をよく導いてもくれるようです。

それでも、小学校に入ってからでは、子供も自分も軌道修正していくことは難しいようです。受け入れる準備ができていないのに、「しつけ」ばかりの世界に放り出された子供は、不安や困難ばかり感じているのです。

そうなってしまってからでは、子供の自己肯定感を育てるのに、ずいぶん回り道をして時間をかけなければいけません。

なので、乳幼児期から愛情をたっぷりそそいで、子供の人格を認めて丸ごと受け入れてください。

甘やかせてばかりでいいというわけではありませ。それではいつまでたっても自立できないままです。

「母性」と「父性」は両方バランスよく与えてあげるのが大切です。

  • 母性:無条件の愛情と受容
  • 父性:しつけ
そして、夫婦がお互いに支え合うことができるのが一番いいと思います。両親が信頼関係で結ばれている姿は、子供の良いお手本になると思うからです。

家庭で十分に与えられた愛情で、子供は自分の中に、自尊心や自己肯定感を持つことができます。

それは壁を乗り越えていける強さであり、また、他者を思いやる優しい心を持てるということでもあります。自分だけを大切にする社会に、思いやりや信頼関係があるわけがないのです。

一人で不安やイライラを抱えて、心が疲れてしまう子供たちが、一人でも減りますように。

そして、子供のありのままの成長を幸せだと思えるお母さんが増えますように。家族がそれを幸せに思うことができれば、子供は自分の居場所を持つことができるはずですから。

母性と父性、両方必要で両方大事です!

男性と女性は、考え方や筋肉の量や、いろんなことが違います。子供への対し方も違っていて、当たり前ですよね。男女は平等であるべきだとは思いますが、「平等」ということは、「同じ」というわけではないと思っています。

母親である私は、いろんな子がいていいんだから、どの子もそれぞれのびのび過ごさせてやりたいと思って子育てしています。

父親である夫は、「俺がいなくなっても、自分で生きていけるようにするのが、俺の子育ての目標だ。人生には、必ず壁に直面するときがある。その時に、壁を越えていける強さをもっているようにしてやりたい。」と言います。

「おまえは甘い。」とも言われます。

両方、子供にとって大切なことなのだと思います。

ところで、不思議に思ったことはありませんか。「お父さんて、いつ『お父さん』になるんだろう。」と。

母親はお腹の中で赤ちゃんを育て、胎動を経験し、大変な出産を経て我が子を腕に抱きます。

出産後も、「子供の体重が増えないのは、母乳がちゃんと出てないのかしら。」「便秘になったら、どうすればいいの?」など、悩みやわからないことが、いくらでもでてきます。

おまけに、毎日同じことの繰り返しでもおかしくならないように、忘れっぽくなるホルモンまで出して、育児と格闘します。

それにひきかえ、父親ができるのは、せいぜい哺乳瓶を使うとか、あやすとか、おむつ替えぐらいですよね。それも家にいる間だけ。そんなことぐらいで、母親と同じ愛情が持てるわけがないような気がするんです。

夫に胎動が少しでもわかるようにと、お腹に手を当ててもらったり、お腹とお腹をくっつけたりしたこともあります。すると「おお!蹴ったぞ!」などとはしゃぎます。

でも、お腹を蹴られてるのは母親である私です。赤ちゃんがこんなに元気で、私のお腹の中で生きて動いてくれている、と思うあの気持ち、男性にわかるわけがないと思いませんか。

だからママは、母親であることに誇りを持っていいんです!「私はダメな母親」なんて思わないで。子供は、どんなお母さんでも、お母さんが大好き。世界一大好きですから。

お母さんも、どんな子供でもありのまま受け入れて、愛情を持ってくださいね。

愛情を持ってありのままの子供を受け入れると、子供を「ああさせなきゃいけない。」「こうさせるべき」ということばかりが気になることは、なくなるかもしれないですね。

ママが一人の人間として尊重してくれるからこそ、子供の中に自尊心や自己肯定感が育つんじゃないかとも思います。

そうしたら、今までよりゆったりした気持ちで育児ができるし、見守ることもできるようになるのではないでしょうか。

無条件の愛情で受容することこそが自己肯定感を高める!

どうかママは子供を受容してください。「あなたはありのままでいいんだよ!」と見守ってあげてください。

子供が振り向いたときいつも笑顔で見守ってくれているママでいてください。

「こんな子にしなきゃいけない」と、しつけばかりに一生懸命になるのも、放任過ぎるのも両方よくありません。しつけだけでは、子供の心は育ちにくいのです。

親がお友達とのおしゃべりやスマホやゲームに夢中で、子供が何をしているのか全く見ていない…。なにかトラブルが起きた時だけ、理由も聞かずに怒って謝らせる…。

こういった親子関係をよく見ますが、これでは親子の間に信頼関係が生まれるはずがありませんね。

その他にも、自己肯定感を高められるかも!という行動について触れておきます。

見守る・待つ

着替えるとき、お手伝いのときなど、子供が1人でやってみると言い出したときにできるだけ見守って待ってあげましょう。

「まだ?」「遅いなぁ、早く!!」と言ってしまいがちですが、グッと堪えて。子供1人でやりきると達成感があり、自己肯定感につながります。

話を聞く
子供の話を聞いてあげるときのポイントは、なるべく最後まで話を聞くこと。話が飛んだり分かりづらい場合でも、ただ聞いて「そうだったのね」と相槌を打つだけでも子供にとっては充実感があります。
褒める

ポイントは褒め方です。「えらい!」や「すごい!」も褒め言葉ですが、それよりも子供の心に響く褒め言葉があります。

それは「嬉しい、楽しい」または「ありがとう」

あとは、何がすごいのか、何がえらいのかを具体的に伝えてあげてくださいね。

先回りしない

失敗を恐れて親が先回りして子供に失敗させないということはNGです。

忘れ物をしないように全部親が用意してしまう、買い物先で泣かせないように先におもちゃやお菓子を与えてしまうなどがあります。

「失敗したときにこそ人間は成長する」と言います。身体的被害が出そうな危険なことは止めるべきですが、「子供は失敗するもの」と心得ておきましょう。

ついつい「こうしたら?」「○○しなさい!」と言ってしまいがちですが、子供がどうするか見守ってしましょう。

スキンシップ
常にベタベタと子供にひっつくわけではありません。抱っこももちろんOKですが、子供とお風呂に入ったり、膝の上に乗せて絵本の読み聞かせをしたりするのも立派なスキンシップです。

親だけでなく、周りのみんなで子育てする気持ちが大事!

子供にとって1番の心の拠り所は親御さんですが、子供の自己肯定感のすべての責任が親にあるわけではないと思います。

身内に褒められたら、今度は周りにも褒めてもらいたいですよね?おじいちゃんでもおばあちゃんでも近所の人でもいいので褒められたり、お礼を言われたりすると嬉しいですよね。

そう考えると自己肯定感も結局親だけでは満たさせないもの。やはり子育てはみんなでするものだと思います。

褒めるのが苦手なら褒めるのが上手な人を見つけてマネをしてみたり、「褒めて」って冗談っぽくてもいいのでお願いしてみたり周りに頼って下さい。

自己肯定感は一朝一夕で育まれるものではないので、いつでもどこでも育むチャンスがあります。我が子もお友達もドンドン褒めてあげて下さいね!

みんなのコメント
  • 匿名ですみませんさん

    先ほどコメントしたものです。大変よい内容で、このように公になるとは知らず、つい感想を書いてしまいました。出来れば、削除して頂きたく思います。すみません、宜しくお願い致します。

  • 通りすがりの18歳さん

    この記事を読んで何だかよくわからない気持ちになりました。自分はいつまでも自分のことを受け入れることが出来ません、不登校もしました。やっぱり自分がいらないように思えてしまいます、自己嫌悪の日々です。でも少しずつ受け入れていこうと思います。

    • 通りすがりの22歳さん

      こんにちは、通りすがりの22歳です。
      僕もこの記事に触れて、自分のなかにもやもやとした何だかよく分からない感情を抱きました。僕も、高校生の時に不登校をし、そこからよく分からない精神状態、性格的な問題で人間関係やコミュニケーション、社会生活に難のある人間に成っていきました。
      通りすがりの18歳さん。こんな自分が言えたことではないですが、僕にはあなたが味わっている苦しみや罪悪感、虚無感のほんの少しかもしれないですが、わかる気がします。不登校とか引きこもりとかという行為であなたという一人の人間の大切さは何一つ欠けることがないということだけは申し上げたいです。あなたという人間をそのまま大切にしてくださいというのは、同じように自己嫌悪する自分としても難しさは感じますが、でもあなたをそのまま受け入れてくれる存在と場所は必ずあります、だからあなたはこの世界で決して一人じゃないということ、どこかで繋がる人がいるということを心の片隅で信じてください。

    • 無記名さんさん

      不登校が出来る子をいつも羨ましいと思っていました。
      私はどんなに辛くても親が厳しくて親が恐怖で不登校すら出来ませんでした。
      不登校させて貰えただけ子供の気持ちに寄り添える親だったのかもしれませんよ!

  • 子どもの笑顔を守りたい保育士さん

    私は保育士です。子どもの自己肯定感を育てる立場である同僚数名が切れて怒る母親のように威圧的に子どもにせっしたり、若い保育士がパワハラで鬱になっても、保育士不足で園長も何も言えず、打開策を教えていただきたいです

    • キラキラ星さん

      私も、保育士。そういう方いますよね。
      私的には、惑わされないようにして、自分の、信念をもった保育を心がけています。
      子どもが、よくみてくれていますよ。
      不安になるときは、勉強をして、自分の信念が、揺らがないように、努力!
      周りにあわせたり、違うのにーと、気にしすぎない。
      社会にでると色々な人が、います。
      自分のことをわかってくれる人ばかりでは、ありません。
      子どもを、侮らなくてよいと思います。
      たくましさをみにつけて、あとは、あなたのように、わかってくれる人を、本能的に、感じ取ります。
      こどもって、たくましいんですよ!

  • 匿名さん

    うちの中学生も、自己肯定感が低いです。
    専業主婦の母親より、祖母に懐き、そこで満たされているようです。
    その場合、むしろ祖母に子育てをお願いして母は消えた方がいいのでは、と思います。
    離婚すれば祖母に見てもらえます。
    離婚してもいいでしょうか。

  • 通りすがりの主婦さん

    自己肯定感…とても大事ですね…私は中学生、小学生の母親ですが、私が自己肯定感が低いという自覚があり、とても生きにくいので、自分の子供がそうはなってほしくなく、とにかくありのままを受け入れる子育てを乳幼児期にしてきました。でも、私自身が自分に自信がないために、子供に自信がなく、周りと比べてしまい、でも子供に悟られてはいけないと苦しんできました。今は自分の子供たちが自分の意見をもち、自分のペースを大事に生きている姿に、自己肯定感の大切さを実感しています。人より特別に秀でたところがあるわけではありませんが、ありのままの自分を自分で受け入れているように思えます。
    私は家族にも恵まれ、幸せなはずなのに、いつも不安で落ち着かない生活を送っています。自分を愛せるようにいつなるのだろう?ともがきながら、いつか幸せな気持ちでいつも過ごせるようになると信じて、今は家族も応援してくれているので自分の仕事を追求する道を選びました。私はかなりの優等生で、親も自慢だったと思います。けれど、ずっと苦しく自分の心の居場所を今もなお、探しています。周りが嫌というほど認めてくれても、自分自身が自分を認められるようにならないと、いつまでも幸せになれないのです。こんな苦しい生き方をしたくなかった…楽になりたい。ありのままを受け入れて、ありがたいと感じて生きたいです。

    • まいまいさん

      素敵なママですね!

      私は年少と一歳の子のママですが、どうしても年少の娘への当たりが強くなってしまいます。

      何をされてもイライラしてしまう……。わたしの思い通りにならなくて当たり前なのに、娘が甘えたいのも、頑張ってるのも知っているのに、です。言い方だっていろいろ考えられるはずなのに、キツイ言い方ばっかり選んでます。これでは躾ではなくて自分のストレスを発散しようとしてるだけです。

      たぶんわたしの自己肯定感が低いのも原因だろうと思っているのですが、このままだと娘まで連鎖していきそうです。通りすがりの主婦さんのように、ちゃんと子どものことを優先にできたらいいなーと思います。

      返信なのに私事ばかりで失礼しました。

  • リエコロッケさん

    高校生の息子は不登校ではありませんが、クラスに馴染めず、保健室に頻繁に行っています。自己肯定感もとても低く感じます。
    「ありのままの子どもを受け入れる。」頭ではその通りだと思いますし、そのように努力してきたつもりでした。でも、ありのままに受け入れられた経験のない私には、ありのままに受け入れるということが感覚として分かりません。

    • 通りすがりの小学校教師兼新米ままさん

      素晴らしい記事をありがとうございます。
      私の職場でも、自信のない子供が目立ちます。人の目ばかり気にしたり、できないとすぐ投げ出したり、不安げだったり、きれやすかったり…。
      共働きが当たり前になり、子供に構う余裕がない親も多い印象です。

      そういう私も、子供のころ不登校でした。ずっともやもやした気持ちを抱えていて、大学生になっても、自分が駄目人間に思えて仕方がありませんでした。
      改善したのは、両親に気持ちを思いきってぶつけたときです。
      話していく中で、自分の気持ちが整理されていきました。
      ちいさいころから寂しかった。物心ついたときから姉が病気で、親はいつもいなかった。親は姉のものだった。
      それからまた末っ子が生まれ、今度はその子のお世話で、私は構ってもらえなかった。いつも忙しそうで、甘えたかったのに甘えられなかった。末っ子と遊びにいったら転んで怪我させてしまって、姉なのにちゃんと見てないからだと叱られた。私も幼かったのに。注目してもらえたのは、一生懸命家の中を片付けたり、何か目に見える成果で頑張ったときだけだった。
      その気持ちを親に爆発させただけでも、気持ちがすーっとしました。
      あとは、カウンセリングの本を読み、インナーチャイルド、自分の中の幼い頃の自分が目の前にいると思って、おもいっきり甘えさせてやりました。寂しかったんだよね、あのとき、本当は、ぎゅっと抱きしめてもらいたかったんだね、と心の中で話しかける。

      そうすると、何かを頑張っていないと認められなかった自分を、何もしなくたって、そのままで素晴らしいんだよ、と受け入れてあげられるようになりました。

      長くなってすみません。リエコロッケさんと、この記事を読み、どうしても書きたくなってしまいました。
      私も同じように、そのままの自分、できない自分を受け入れてもらった経験がなく、我が子にもどう接していいかわからなかったもので…。
      自分を受け入れられるようになると、心が軽くなります。なんだ、これでいいんだって。自分の子供にも、いいんだよって、接してあげられます。
      より多くの子供達、そして、大人になった昔の子供達が、この世界にいて、いいんだって、思えるよう、願っています。

  • かかさん

    私も自己肯定感が低く、子ども達に影響が出ているのでは…と思ってます。
    仕事と子育てでいっぱいいっぱいで、乳幼児期に愛情たっぷり関わってあげられなかったので、子ども達には申し訳ないです。
    私自身、親からしてもらえなかった…と言うのもあると思います。旦那とも今は上手くいってなくて、なんか毎日がしんどいです。
    なんか暗い内容ばかりですみません。

  • 通りすがりのOLさん

    私も自己肯定感が低く、でもこうありたいと言う思いというか勝手なプライドは高く、いつまでも満たされずこの状態がいつまで続くんだろうとよく思います。
    文面を読んで皆さんそれぞれに思いがあって頑張って来られた結果、今があり誰も悪く無いのだから後悔の念に縛られる必要はないのでは無いかなと思いました。
    幼い頃、なかなか物事をスムーズにこなせない私に「普通になって!人並みになって!」と言った母。当時は「私は普通じゃ無いんだ。母にとって重荷なんだ。」と思っていましたがちゃんと育てなきゃって気持ちが強かったんだろうなと今日思いました。
    その言葉は決して私が嫌いな訳ではなく、より成長して欲しいという想いから出た親心なんだなと。
    「普通って何?」「人並みって何?」「私ってそんな底辺にいるの?」と思っていましたが、凄く自分本意だったのかもしれないと反省しました。

  • さん

    小学生二年生が、学校の電柱に、嫌いな子の悪口を書いて人のせいにして、ケロリとしてる。こんな親子がいます。
    意地悪な子が悪い。と言い訳して、、しまいには子供にしかりすぎて、不登校最悪なパターンに、なりました。

  • 無記名さんさん

    こちらの子供の親は、お菓子も、ジュースもだめ、、何でも?否定して
    一緒に出かけても楽しくないし、子供が、お母さんを、グーパンチしてました。
    なんかキチガイな感じ?

  • 無記名さんさん

    私はそれでも自立して立派に生きていたいと思う

  • いまはママさんさん

    母親からこんなにも愛されてるはずなのに何故愛されていないのだろうと思うのだろう、、自分はおかしいのかな?と思いながら小さい頃をすごしました。
    母親自身が未熟で愛し方の方向が違うからなのだと
    大人になって気付きました。
    私自身に、家庭内での火傷があり、母親は隠すことに必死でした。私が傷つかないように、との判断だったと思いますが、あなたはそのままで大丈夫と言われて育ったらもっと自分に自信をもてたと思います。
    家庭内で母親が笑っていない、いきたい!と言っても公園遊びにつきあってくれない、
    母親に笑ってほしくていろいろ必死だったのに、仲良くなった男の人には笑顔でした。
    子供の無力感をかんじました。

    わたしもインナーチャイルドを抱きしめるため、
    一番辛いところを考えて向き合って一人で受容して、という段階をふみ、ゆっくりと向き合うしかありません。
    自己肯定感は大人になってからではなかなかみにつきません。まるごと愛された記憶をどうぞお願いします。

  • 無記名さんさん

    >ところで、不思議に思ったことはありませんか。「お父さんて、いつ『お父さん』になるんだろう。」と。

    子供が生まれて役所に出生届を出した時じゃないですかね。
    社会的な抑制が無い限り、人は「お父さん」などにはならないのだと思います。

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