陣痛が痛くない!?痛みを感じにくい妊婦さんの傾向5つとその理由
「陣痛」と聞くと、「鼻からスイカ」という比喩が有名なことからも分かるように、どこか未知でもかなりの痛みを伴うものだとイメージする人が多いのではないでしょうか。
中には、出産の際に起こる陣痛が怖くて、なるべく痛みが少ない出産方法を選択して無痛分娩や和痛分娩で出産する人も増加傾向にあります。
陣痛の感じ方の驚くべき個人差と、なぜそんな違いが生じるのか、陣痛を痛くないと感じた人の傾向を見ていきましょう。
陣痛が痛くない人はどんな人?傾向5つ
陣痛の痛みを感じる強さや程度はママによってかなり異なります。中にはほとんど痛みを感じず、子宮口全開になってもいきむタイミングさえ分からなかったという人もいるほどです。
陣痛を痛くないと感じる人にはどのような傾向があるのでしょうか。5つの特徴をひとつずつ詳しく見ていきましょう。
1. 痛みに元々強い
性格的なものなので鍛えようがなく仕方ないのですが、元々痛みに強く無意識で我慢が効いてしまう人は、陣痛だと気づかないうちにお産が進むこともあるようです。
特に出産の際は気持ちが出産そのものや赤ちゃんへとママも多いので、なおさら痛みに対して鈍感になったり気が回らず、陣痛の痛みに勝ってしまうママもいるようです。
2. リラックス上手
出産は人生の一大イベントであるにもかかわらず、全く緊張せずに出産に臨むことで痛みをほとんど感じなかったという人も数多くいます。
実は、恐怖や痛みで全身に力が入ることで、赤ちゃんの通り道になる膣部分や子宮口が締まり、お産が進みにくくなってしまいます。
さらにお母さんの不安が増していくと、体内でエピネフリンというホルモンを増加させやすくなります。
お産が停滞しないためにも上手にリラックスが出来れば、子宮口と膣が逆に柔らかくなるホルモンが出て来るので、出産も進みやすくなります。
また、陣痛が生じている時には様々なホルモンが働いているのですが、中には鎮静作用を強く持つエンドルフィンというホルモンも含まれています。
つまり、陣痛自体が弱まるのではなく痛みの感覚だけが弱まるので、出産が進みながらも痛みを感じにくくなるのです。
3. 呼吸法が上手
お産の呼吸法でイメージしやすいのが「ヒッヒッフー」だと思うのですが、これは代表的なお産の呼吸法のひとつ「ラマーズ法」です。
分娩を扱う産婦人科の病院や助産院の方針によって、母親学級や母親教室で出産前に助産師から習うことが多いようです。
これは、呼吸に集中することで痛みへの意識をなくして痛みを和らげ、特に息を長く吐くことに集中することで不安も取り除くことが出来るからです。
他にも、赤ちゃんにたくさんの酸素を与えられたり、ママの過呼吸を予防できるなど、呼吸法には多くの利点があります。
4.楽な体勢を取っている
陣痛の最中にママがとっている姿勢によって、痛みの感じ方が変わることが多くあります。
人それぞれで痛みへの感じ方や力の入り方が違うこともありますし、赤ちゃんの胎位や赤ちゃんの場所によって痛みにくい体勢が変わってきます。
どこで出産するかを選択する時に、出産時の体勢についても判断材料にしても参考にしても良いかもしれません。
5. 「胎話」をしている
「胎話」という言葉は、お腹の中にいる赤ちゃんとママが会話をすることです。
お腹の中にいる赤ちゃんも一人の人間です。まだ言葉は分からないかもしれませんが、体ごと直接つながっている分、ママの想いは届きやすいと思いませんか?
赤ちゃんともうすぐ会える喜びを感じながら、赤ちゃんとの会話に意識を集中させることで、痛みを乗り越えられるという効果も考えられます。
陣痛の痛みは人それぞれ!恐れすぎないで…
どうしても陣痛の痛みに気持ちがいってしまいがちですが、痛み方にも感じ方にも個人差があるのであまり恐れすぎないで。
陣痛の最中は赤ちゃんも一緒に頑張っているということを忘れないようにしましょう。
陣痛が来たら、赤ちゃんに会える最高に幸せな瞬間はすぐそこです。よりぬくもりにあふれた環境で、赤ちゃんの誕生を迎えてあげられるように、お祈りしています。
▼本陣痛の間隔や時間についてはコチラも参考にしてみて!
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中島愛さん
この呼吸法良いですね。気に入りました。
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愛さん
生理痛ってどんなかんじなんですか?
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無記名さんさん
37週5日目、前駆陣痛がすごくて本陣痛来てもわからないかも
赤ちゃん下がった感じがめちゃくちゃします!
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