いいこと沢山!赤ちゃんと家族の布団を並べて一緒に「川の字寝」

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2015/09/04

加工後 shutterstock_67045540赤ちゃんはベビーベッド、パパとママは隣のベッドや布団で、と別々に寝るご家庭も多いかもしれませんね。赤ちゃんがまだ小さい時はそれもよいかもしれません。

でも赤ちゃんが生後10ヶ月位になると、寝ながらコロコロ転がったりすることも増えて、ベビーベッドではだんだんと狭くなってきます。

赤ちゃんとパパとママと布団を川の字に敷いて一緒に寝てみませんか。赤ちゃんと同じ高さで一緒に寝てみると、色々な発見や出来事があってとてもとても楽しいものです!

家族全員で川の字にして寝ることのメリット4つを紹介!

ここからは家族全員で布団を川の字にして眠ることのメリットを述べていきます。読んでいくと今日からでもやってみたくなると思いますよ!

1.寝相が悪くなってきた赤ちゃんを、のびのび寝させられる

生後10ヶ月位の伝い歩きがスムースにできるようになるころの時期になると、赤ちゃんの寝相が悪くなってきます。

それまで寝ていたベビーベッドでは何度もぶつかってしまったり、パパとママと一緒に寝ていたベッドから落ちそうになってしまったりと心配も増えてきます。

この頃をきっかけに、思い切ってベッドのマットレスだけ並べて寝るよスタイルにしたり、ベビーベッドでは寝かせるのをやめてパパとママで川の字に布団を敷いて寝てみるのはどうでしょうか。

赤ちゃんの個人差によりますが、突然寝相が悪くなって、パパやママが寝室の赤ちゃんの様子をみるたびに全く違う場所で眠っていたりすると、「だいじょうぶなのかな」と少々心配になることもあるでしょう。

でも大丈夫。赤ちゃんの寝相が悪いのは成長が進んでいる証拠。専門的なことは分かりませんが、赤ちゃんの身体を成長させているものが赤ちゃんの寝相の悪さと関係があるようなのです。

赤ちゃんの寝相が成長と関わっているのであれば、赤ちゃんを好き勝手にのびのび寝かせてあげるのは赤ちゃんにとってよいことかもしれません。ただし転がった先に危ないものが置いてないかなどの細心の注意を払うことを忘れずに!

コロコロころころ転がって、時にはパパとママにぶつかって睡眠が妨げられることもあるかもしれません。逆に布団から飛び出してとんでもないところで眠っていて笑ってしまうこともあるでしょう。

しかも大きくなれば「自分の部屋を欲しい」と言ってパパとママと一緒に寝るのを嫌がることもありますよね。

家族全員で布団を並べて川の字で寝ることができるのも限られた期間です。楽しい思い出をたくさん残しましょう!

2.寝かしつけ前の「いちゃいちゃタイム」を楽しむことができる

 
寝かしつけには色々な方法があります。赤ちゃんも1歳近くになると、赤ちゃんとママ(パパ)の中にそれぞれの赤ちゃんに合った寝かしつけの方法が完成しつつある時かもしれませんね。

赤ちゃんとベッタリできる寝かしつけの時間を作ってみましょう。どんな赤ちゃんも喜ぶのが寝かしつけ前のママとの「いちゃいちゃタイム」です。

赤ちゃんとの2人きりの時間。足をマッサージしてあげたり、おでこを上下や円を描くようになでてあげたり、たくさんスキンシップをします。

赤ちゃんもママの膝によじ登ってきたり、わざと布団から抜け出して遊びに行ってママの気をひこうとしたり、昼間とはまた違った赤ちゃんの姿を見ることができます。

昼間はぐずって泣いてばかりの日も、ママといちゃいちゃしている間に声をあげて笑うこともあります。「あんなに機嫌がよくなかったのに」となんだか不思議な気持ちにもなりますが、それだけ赤ちゃんにとっても楽しい時間なのです。

また赤ちゃんのママへのいちゃいちゃ度が少なく、ママにくっついて離れなかったり妙におとなしかったりする場合は、赤ちゃんが風邪などであまり元気がない時だったりすることもあります。

この「いちゃいちゃタイム」は赤ちゃんが今日も元気かどうかを見極めるためのバロメーターにもなってくれるのです。

3.赤ちゃんがママやパパによじのぼってくる可愛い姿で目覚められます

1歳前後の赤ちゃんは(個人差はありますが)朝5時半ぐらいから6時半ぐらいに起きる子が多いようです。

まだパパやママは少し眠い時間。赤ちゃんが寝ているパパやママによじのぼってきます。よじのぼってもパパもママも起きないと、髪の毛を引っ張ったり鼻の穴に指を入れたり、いたずらをすることもあります。

気持ちよく寝ているパパとママにしたら、あちこちいたずらしてくる赤ちゃんには困ったものですが、「ねー起きてよー」と甘えてくる赤ちゃんの顔を目の前で見た時はなんとも愛おしい気持ちでいっぱいになります。

今日も1日頑張ろう!ときっと思えるのではないでしょうか。

4.抱っこで寝かしつけ後「背中スイッチ」で起きることが減らせるかも

ベビーベッドなどで赤ちゃんを寝かせている場合、抱っこで寝かしつけたあと赤ちゃんをベッドに置いた途端、大泣きをすることがあります。“赤ちゃんの背中にはスイッチがある”と言われますね。

その一方で、抱っこしたままママと一緒に転がって寝てみて、少し経ったあとに赤ちゃんを1人でコロンと寝かせるとあまり泣かれないですむこともあります。

また、ミルク授乳や母乳を授乳中にウトウトと赤ちゃんが寝ているので、そのまま寝かそうすると口がはなれた途端に大泣きすることがあります。

こういった対策として「添い乳」(赤ちゃんの隣で一緒に横になり授乳しながら眠ること)で寝かしつけている場合は、布団が川の字であればそのまま寝ることができるのでとても便利です。

危険も潜んでいます!「川の字寝」始める前には色々と対策しておいて

毎日使う布団は手入れを怠ると色々な危険もあります。対策をとって安心して、そして気持ちのよいフワフワの布団で家族全員で眠りたいものです。

一人で起きていってしまったら大変!

パパとママがまだぐっすり寝ていて赤ちゃんだけが目を覚まして一人で遊んでいる…。月齢がすすむとそのような状況も出てくるでしょう。

ただ2階で寝ている家であれば、ゲートをつけておかないと階段から落ちる危険がありますし、1階で寝ていても、階段をのぼってしまったり、キッチンなどの入ってはいけない危険な場所に入ってしまう可能性がでてきます。

また、寝室の中にも口に入れていけない物や空気清浄器や引き出しやタンスなど、赤ちゃんが触ってはいけないものがあります。それらを置かないなどの対策をとる必要があります。

いま一度、いつも寝ている寝室を冷静に見てみてください。赤ちゃん目線で何か危険なものはないかを必ずチェックしてから「川の字寝」をスタートさせましょう。

湿気によるカビ対策やダニ対策!気持よく過ごせる寝室作り

まだまだママと離れると泣いたりぐずったりする時期の赤ちゃん。赤ちゃんとの生活の中で家族分の布団を毎日上げ下ろししたり、干したり、洗ったりするのはとても大変なことです。

ではカビやダニなどの対策はどうすればいいのでしょうか?

今では布団専用の掃除機も販売されています。布団専用掃除機で毎日数分、布団を掃除したり、晴れた日は布団を干すなどママのできる範囲でよいので、なるたけ布団と寝室を清潔にするようにし、赤ちゃんが部屋のどこで寝てしまってもよいようにしておきましょう。

布団を干す時は布団をたたく必要はありません。表と裏を数時間ずつ干しましょう。

梅雨から真夏にかけての時期は特に、ダニなどが増えることがあるようです。家族全員がなるたけ気持ちよく過ごせるような寝室をつくっていきましょう。

やっぱりいいこと沢山!赤ちゃんとパパとママの素敵な時間に

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家族全員で川の字で寝ることの最大のメリットは、何よりも、パパとママのぬくもりを赤ちゃんが感じたながら寝られることです。

パパとママも赤ちゃんのかわいい顔を見ながら、そして赤ちゃんの寝息を肌に感じながら寝られるということです。

自分の愛する人たちに囲まれ、ぬくもりを感じながら眠りにつく。それはとても贅沢な時間です。

子供がある程度、成長するまで川の字で寝ることを続けたいものですよね。きっと家族の絆も深くなると思いますよ!

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