子供がゲーム依存症になる原因3つ。毎日がゲーム三昧なら注意!
様々なゲームが発売されている現代社会。低年齢化も進み、ゲームをプレイしていないとお友達との話題についていけないほど、お子さんにも浸透していますね。
「ゲームは一日一時間」という約束で買い与えたけれど、気づけば毎日何時間もプレイしている…そんな我が子に悩むパパママも多いかと思います。
子供達がゲームに依存する原因は何なのでしょうか?
この記事の目次
3つの原因…ゲームの性能と自身の脳との関係が依存を引き起こす!
子供がゲームに依存してしまう主な原因として考えられるのは以下の3つです。
- ゲームのプログラミングが高性能で飽きにくい
- 脳からドーパミンが出る
- ゲームに依存しやすい生活環境である
1つずつ詳しく見ていきます。
ゲームは続けるほど楽しくなる仕組み!
最近のゲームの特徴は、エンディングがなく一つのソフトを延々と楽しめること。プレイヤーが飽きないよう、以下のような様々な工夫を行っています。
- 毎日ゲームを起動させるとアイテムをプレゼント
- 一定時間プレイした人しか入れないコースがある
- 決められた日までに一定の条件をクリアすると、限定キャラクターが手に入る
スマートフォンやタブレット端末のゲームアプリも、定期的に機能が更新がされます。スマホゲームは無料で始められるものも多く、お金をつぎ込めない幼児でも色々な楽しみを見つけられます。
昔のゲームのように「クリアしたら終わり」ではありません。「そのうち飽きるだろうから、飽きるまでやらせてみよう」が通用するとは限らないのです。
周りの友達とのコミュニケーションのきっかけになる
ゲームによってはインターネットや赤外線通信を介して、同じゲームのプレイヤー仲間たちと協力してプレイする機能があります。
お子さんの所持も多いニンテンドー3DSを持ち寄り、キャラクターやアイテムを交換したり、チームを組んでで戦ったりと楽しめます。
限定やレアなキャラクターやアイテムを所持していれば、羨ましがられヒーローになった気分になるでしょう。
「次会うまでにレベルを○○にしておこう」「アイテムの□□が欲しいから、探してほしい」など協力を依頼される事もあるでしょう。
友達やきょうだいが長時間プレイしていれば「みんなゲームをしている」と感じ、ダラダラとプレイする原因になります。
友達と一緒に遊びたいけれど声を掛けられない引っ込み思案の子には、ゲームが友達とつながる手段になっていることもあります。
ゲームに自分の居場所を感じて、どんどんのめり込んでいくのです。
ゲームは脳が興奮状態になる
ゲームに集中していると、脳が興奮状態になりドーパミンが大量に分泌されます。ドーパミンは快楽物質であるため、楽しくて幸せな気持ちになります。
ドーパミンは出すぎると分泌しにくくなる性質があります。
そのため、よりゲームプレイに集中し依存症となっていくのです。
▼ゲーム依存症になった子供の症状についてはコチラも参考にしてみて!
ゲーム依存症になりやすい生活環境
普段の生活が理由でゲームに溺れていくこともあります。
ゲーム依存症になりやすい環境についてご紹介しますので、ご自身の子どもの環境と照らし合わせてみてください。
毎日ゲームができる環境である
ゲーム依存症になる子は、ゲームが当たり前にプレイできる状態になっていることが多いです。
- 幼稚園・保育園から帰宅したら、すぐにゲーム機の電源を入れる
- 外出時も携帯ゲーム機を持っていく
- 留守番の機会が多く、親に監視されずゲームができる
ゲーム時間を確保しやすく、のめり込める状態になってしまいます。
自己否定が強い生活をしている
ゲーム依存症には、心理的な影響も考えられます。ストレスがあると現実逃避のために、ゲームの世界へ安心感を求めていきます。
- 幼稚園・保育園で、先生や友達との対人関係がうまくいかない
- 習い事の試験結果が悪かった、辞めたいが親が辞めさせてくれない
ゲームが嫌なことを忘れさせてくれる唯一の仲間。親やきょうだい・友達よりもゲームが自分の味方と感じると、依存していきます。
子ども専用のゲーム機がある
子ども一人一人に専用のゲーム機があると、いつまでもゲームをしてしまいます。
子供部屋に専用のゲーム機や(据え置き型の場合は)テレビ画面があると、親の目を盗んで一人こもりゲームをするでしょう。
中には夜寝たふりをして親の就寝を待ち、夜中に起きてゲームをする子も。寝不足になり、健康にも影響が出ます。
ゲーム漬けになる原因は複雑!改善する方法は?
依存しているお子さんの多くが、上記で紹介した原因を複数持ち合わせているでしょう。
ゲームは社会に浸透しており、一家庭がゲーム機を捨てれば解決できる問題ではありません。
依存状態なのであれば治療方法を確認し、お子さんに合うものを探し親子で克服していきましょう。
▼子供がゲーム依存症かどうかのチェック方法についてはコチラも参考にしてみて!
▼子供がゲーム依存症の場合の治し方についてはコチラも参考にしてみて!
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リンゴさん
うちの息子高校2年生。殆ど、スマホを片手にゲーム三昧です。
時間を規制するも、逆切れ状態で、他の事に無関心なのが心配でなりません。
友達もいなく、ネット上でしかいません。
この子の頭の中はどうなっているのか、親としてどうしたらいいのか分かりません。学校を休んだ時はペナルティーとしてゲームを規制してやらせません。そのおかげか欠席はなくなりました。
理想は午前2時間、午後2時間、夜2時間で21時か22時には終わりにさせたいです。規制アプリでも、どうにも難しく悩みどころです。
誰か、助けてください。 -
リンゴアレルギー(がち)さん
実際ゲーム依存だった現在高3の私からすると、時間を規制されるのは当時であれば苛立つ原因に直結してくるのでやめたほうが良いと思います。
ここまで課題(親御さんが提示する)やればゲームをやっていいよ、みたいな風にするとゲームをする目的のためとは言え課題に取り組むかもしれません。それすら始めもしない程重症化しているのであれば、依存症の病院に行くのもいいですし、逆にりんごさんが同じゲームを初めて見るのもありかもしれません。欠席のペナルティで従うレベルであるならあまり重症ではないように見受けられますので、先に述べたような課題制は十分効果あると思います。さらに、夜1時以降にゲームをしたならば次の日ゲーム禁止の「ルール」を作るのもいいかと思われます。
ゲームのジャンルによりますが時間ではなく、対戦型であればあと10戦して終わりみたいにすると効果的かもしてません