子離れできない親にならない対処法で子供への悪影響を阻止!

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2017/09/07

子離れの必要性を感じているけれど、子供への愛情の深さゆえ、なかなかそうも出来ない状況という母親は多いです。

嬉しいようで寂しい子どもの自立は、子供がある程度の年齢になれば多くのママが通る道です。

肝心なのは、上手な自立の促しです。子供の自立を促す上手な方法とは何を見ていきましょう。

親が子離れしないと、逆に子供の負担になるなどの悪影響…

子離れできない親の子どもが大人になった時に予想される悪影響はこちらです。

  • 誰かに依存する大人になる
  • 自分の感情の暴走や暴力を止めることが出来ない大人になる
  • 他人とのコミュニケーションがとれない大人になる

さらに、子供のうちにも様々な影響が見られます。

  • 子供の反発心をあおってしまう
  • 子供の自己評価の低さにつながる
  • 子供の判断力がつかない

子離れできないがダメな理由は子どもの迷惑になるからです。一番かわいいはずの我が子の負担になっているとしたらどうでしょう。

大人になっても何の判断も下せない人や自信の無い人、はたまた、手が付けられないほどの暴行を繰り返す人。こういった原因が親離れ・子離れにあることも珍しくありません。

子離れできない親の心理には、子どもへの依存があります。親の依存と子どもの依存という悪循環が生み出す弊害です。

▼子離れできない親のタイプについてはコチラも参考にしてみて!

【子供が全て】タイプは、自分の時間を大切に!

「子育てが楽しい」と思える良いお母さんであればあるほど、子どもの自立は受け入れがたいもの。

巣立っていく姿を目の当たりにして、身を切られるような思いでしょう。子どもの自立はママに与えられたセカンドチャンスと捉えましょう。

子育て期間は、子どもを最優先で生きても、これからは自分だけの時間をたくさん持てるということ。

やり残したことをするのも良いですし、自分磨きも良いでしょう。行けなかった一人旅を実行に移すチャンスかもしれませんよ。

子供は巣立つもの!引き止めることは子供のストレスに…

行き過ぎた母性は独占欲ともなります。例えば、お友達との遊びについて行く、もしくは「あれがダメ」「これはやらない。」の過干渉などです。

子どもが親の手を離そうとしている時に、親の方でそれを拒むと子どもは負担を感じます。正常な大人になれない危険さえ孕んでいるのです。

依存気味の人やマザコン、配偶者への暴力。後を絶たない家庭問題を探れば、上手な親離れ・子離れが出来ないことに端を発しているケースがあります。

小学校低学年を過ぎたら、子どもは巣立つものだと自分に言い聞かせるようにしましょう。

少しずつ、親が距離をとっていくことで、子どもはすんなり自立の道を歩み始めることがでるようになります。

夫婦間の話し合いも大事

自分が過保護・過干渉だと気付かないママも多いです。自分のことは見えないぶん、気付きにくいということ。

夫婦間でお互いの態度を確認し合うと良いでしょう。さらには、母親が自立を目指しても父親の方にそれが伝わっていなければ、うまく行かないこともあります。

子どもの教育についての夫婦間の話し合い、すり合わせはとても大事なことです。

客観的に自分の子育てを見られた時が子育ての最終段階。子どもの自立を受け入れる時だということです。

▼親の過保護・過干渉についてはコチラも参考にしてみて!

▼親が過保護・過干渉にならないための方法についてはコチラも参考にしてみて!

【子供を一人にさせるなんて無理】タイプは、不安のもとを知ろう

「子どもを危険にさらすことなんてできない。」「失敗したら可哀そう。」と思って不安でいっぱいになっているママは不安の正体を知ることです。

例えば、「失敗したら…。」と感じているなら、失敗はダメなことでしょうか。

子どもは失敗から学んで大人になっていくのです。幼い時に失敗を経験しないで大人になった人は、大きな挫折を味わった時に糧にする手段を知りません。

また、「うちの子は出来ない。」と感じているなら、子どもの成長を信じていないことになります。

ママから見たら拙くても、立派な一人の大人へ成長するために踏ん張っているところなのです。

子どもが一生懸命頑張っている時に、ママが出来ることは自身の心に勝つことです。「手出しをしないのが子どものため」と言い聞かせて、他のことへ気を向けましょう。

【子供には私が居ないと!】タイプは、子供の気持ちを考えてみて!

子どもを理由に自立を否定するママがいます。「○○ちゃんは、いつまでもママと一緒と言っているから…」と言い訳。

でも、もしかしたら、子どもの方が自立できないママを気遣っているのかもしれません。

子ども以外に目を向けることが、子離れ・親離れの第1歩です。好きなことを手当たり次第にやってみる事です。

学生時代のお友達と会うのも良いでしょう。そこから、新しい出会いや趣味が生まれる可能性も…。

子育てとは違う世界に触れることで、刺激を受け楽しさを感じている間に気付けば子離れをしていた…なんてこともあり得ますよ。
  • やりたいことをやってみよう!
  • 自分を見つめ直す

女性が子育てをしなければいけない必要に迫られるとき、様々なモノを犠牲にせざるを得ない状況があります。

子どもの自立を機に、今までの人生を振り返った時、思い当たる節はありませんか。やれなかったことが、今、やれるチャンスと捉えましょう。

子離れできないと感じたら、お互いの自立をまずは目指して!

子離れできない親と親離れできない子どもは依存関係にあることが多いです。お互いを思い合ってこそ家族なのは当然でも、その思いが強すぎてお互いを縛り合っている状態です。

依存の解消にはお互いの自立しか道はありません。自立には2つの方向から働きかけをします。

精神面では、お互い以外の世界に目を向ける事。具体的には趣味や仕事を持つことです。物理的な面では、同居の解消です。

まずは、精神面の自立から少しずつはじめるのがいいですね。目安は、小学校2年生以降です。

子育ては「自分のため」「家族のため」「子どものため」だけのものでしょうか?子育ての最終目的は“自立した大人を社会へ送り出す社会貢献”と捉えてみましょう。

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