自治会イベントに子供と参加で、期待できるメリット!
お住まいの地域に自治会はありますか?マンション管理組合しかないということもあるようですが、もし、自治会が組織されているようでしたら加入をお勧めします。
自治会役員があたっても決して面倒なことばかりでなく、意外と良い事もいっぱいあるんですよ。自治会がなぜお勧めなのか、子供に期待できるメリットを添えて紹介しますね。
自治会に加入を勧められた!加入したほうがいいの?
自治会の会員人数の差が規模の大小になりますが、活動内容についてはいろいろで活動が活発であればあるほど役員の負担は大きくなります。
活動が活発な自治会は住民の協力体制やつながり、そして雰囲気はいいはずです。
子ども会や高齢クラブを併設している自治会もあるでしょう。
子ども会では、一人っ子がなかなか体験できない異年齢遊びができますし、年下の子の面倒を見たり親以外の大人に指導されるなど良い事もたくさんあります。
逆にイベントも何もしない自治会だと、加入している意味が薄いかもしれません。
自治会って何してるの?その地域の日々の生活に密着しています!
まれに規約で強制加入にしているところもありますが、ほとんどが任意加入です。
区切られた地域住民で組織されていて、生活に密着したゴミ出しや公園掃除、住民交流イベントやまつりの開催、市からの回覧物の代行やポスター掲示など、市などの地域自治体からの大事な連絡も受け持っています。
役員は会長を筆頭に、副会長、書記、会計、監査、各係りなどで組織され、会員から集めた会費や市からの委託金などで運営にあたります。会費の金額はいろいろですが、1年間で数千円といったところでしょう。
自治会は、普段あまり見えないところで、日々住民の生活が快適に維持されるための大事な活動を行っているということです。また災害時や不審者対策など、いざという時助け合う地域の一番のつながりが自治会なのです。
加入しないと、このようなサービスを受けることが出来なくなりますので、生活に必要な情報が入りにくくなります。
煩わしいからといって、自治会に入らず孤立するのはあまりお勧めできません。子供がいれば尚の事、未加入だとご近所の目も気になりますよね。
自治会役員が回ってきたら、子供が小さいうちでも引き受けたほうがベター
子育てで大変な時に役員が回ってきたら…できればやりたくないというのが本音ですよね。でも、子供が小さく可愛いうちに引き受けるのも「手」なんです。
実は、私もマンション自治会の順番が回ってきたのは子供が2歳、3歳の時でした。年子の二人を抱え、てんやわんやの毎日です。
今回先延ばしにしても、まだまだ子育ては続くわけですから、いつでも同じと思い引き受けました。
夜の会議もありますから、そんな日は出来るだけ夫に早く帰宅してもらい子守をお願いしました。それもどうしても無理なら子供も連れて行き、お絵かきや折り紙で遊ばせながら乗り切りました。
どうしても活動に参加できないときは、事情を話してお休みすることもOKです。子育て中に関係なく仕事や介護、家庭の事情で休む人は他にもいますから、そんなに気にしなくても大丈夫です。みんなでフォローし合いながら活動するものです。
なんとなく馬が合わない人とは、「笑顔」で挨拶だけでもOK
中には自分とは相性の悪い人もいるものです。それは自治会に限った事ではありませんよね。ママ友だって全員仲良しとはいきません。でもご近所さんとなると、ずっと住み続けるわけですから無碍にはできません。
にっこり挨拶だけは心がけましょう。必要以外話すこともないですし、もし向こうから話しかけてくるようでしたら黙って頷くだけでも立派なコミュニケーションです。
活動業務に関わることだけ事務的なやり取りでいいと思います。ただし笑顔だけは決して忘れないでくださいね。
親子そろって好印象!役員もここを押さえれば大丈夫
自治会には、必ずベテランの方がいらっしゃいます。
「まだ手がかかる子供が一緒ですが、できることをいたします。」この気持ちがあれば、みなさんとも必ずうまくいきますよ。
超高齢社会です。自治会の役員さんも結構ご高齢の方が多かったりします。残念ながら「パソコンできる人がいない」「コピー機がうまく使えない」「膝や、腰が悪いから力仕事ができない」という事態もあるあるです。
若い感覚でイベントを企画して欲しい!なんて頼まれることも出てきます。頼られた時は身近なボランティアだと思い、お互い様の精神でにこやかに助け合いましょう。
では、実際に役員をする場合、どういった事からどういったメリットを得ることができるのでしょうか?期待できるメリットを挙げてみます。
- ご近所とのつながりができ、親子揃って挨拶上手になれる
- 活動に子供も一緒に参加させることで社会性が身につく
- 若いパパママの参加はとても感謝される
- 地域の様子がわかり、生活に安心感が湧く
- ご近所トラブルも起きにくくなる
- 役員が終わっても、まだまだ続くメリット
ご近所とのつながりができ、親子揃って挨拶上手になれる
ご年配の方は、まるで孫のように子供たちに声をかけてくれますから心配しないでくださいね。初め恥ずかしそうだった子供も、たくさんの人に大きな声で挨拶できるようになります。
同世代の方にはこちらからも話しかけてみましょう。不安なのはお互い様ですからすぐに打ち解けますよ。顔や名前を早く覚えて、名前を呼んで声をかけることもポイントです。
たくさんの頂き物もおすそ分けできるようになり、ご近所さんには喜んでもらえ食べ物を腐らせてしまうこともなくなり一石二鳥です。おまけにお返しにおすそ分け以上の物をいただくことも…。
活動に子供も一緒に参加させることで社会性が身につく
公園のお掃除などには子供も一緒に参加してみましょう。子供は遊びながらで十分です。声をかけながら手伝わせましょう。そんな姿はとても微笑ましく好印象です。
公共の場をみんなで美しくすることで、環境美化など社会的な躾が身に付きます。
子供も大人に混じってお手伝いをしたことで誇らしい気持ちになりますし、他人から「頑張ったね」「えらいね」と褒められることが自信につながり、子供に大切な自尊感情が育ちます。
若いパパママの参加はとても感謝される
若い世帯がポジティブに参加することで、自治会活動のマンネリ化から脱することにつながります。ベテラン役員さんたちは若い感覚の意見も聞きたいのです。若い役員が関わることで、他の若い住民の参加意識もあがってきます。
頑固に例年通りを踏襲する場合もあるかもしれませんが、老若男女いろんなアイデアがあってこそ、地域住民みんなが興味を持ち前向きに盛り上がってくるものです。
遠慮せず子供たちが喜びそうな、夏休みやクリスマスの企画を提案してみましょう。
地域の様子がわかり、生活に安心感が湧く
近隣地域の幼稚園や保育所、学校の様子やスーパーでの買い物情報、病院の評判など奥様ネットワークはとても参考になりますよね。
最近では、治安上防犯カメラを設置したりする自治会も増えてきました。カメラの位置を知っておくと何かあった際役に立ちますし防犯意識も高まります。
ご近所トラブルも起きにくくなる
騒音問題はよく聞く話ですが、ご近所付き合いがあればこそ、大きなトラブルになることは避けられます。
顔を合わせた時に、挨拶ついでに「騒がしくなかったですか?」と先手を打って気にしている事をアピールしておきましょう。
本当に迷惑なことがあった時も、付き合いがあればお互いに「困っている」と言いやすくなります。
役員が終わっても、まだまだ続くメリット
役員の任期が終わっても、一緒に汗を流したご近所さんとはその後もずっとお付き合いが続きます。笑顔で挨拶を交わし、天気や世間話ができるようになります。
子供たちが小学生になっても、「大きくなったね。」と、ずっと成長を見守ってくれるご近所さん。子供が危ないことをしていたら注意してくださるし、鍵を忘れて困っていれば助けてくれます。
中学生になれば、子供自身がご近所さんに知られていることがわかっているから、悪いことをしにくくなります。思春期にありがちな「非行にはしる」ということのブレーキにもなるんですよ。
子供たちのためにも、明るく安全で住みやすい地域にしよう!
今まで知らず知らずに、お世話になっていた自治会やご近所さん。一度自治会役員を経験することで、ゴミ出し後の片付けや交通安全、お祭りの準備、イベントの企画などなど、たくさんの方に助けられていたことに気づきます。
近年物騒な世の中ですが、ご近所同士が挨拶を交わすことで、空き巣や不審者による犯罪を未然に防ぐことにもつながります。
隣人の顔も知らないし挨拶する近所付き合いもない、そんな日常で子育てするより自治会の皆さんと顔の見える関係の方が安心して暮らせますよね。
役員は気が重いかもしれませんが順番が回ってきただけのことです。社会貢献、ボランティアと考えましょう。みんなで助け合う互助、共助の自治会活動を経験し、人と人のつながりを実感する時、最後には必ずやってよかったと思えると思います。