赤ちゃんの寝相が悪い4つの理由。寝かせ方の注意点と寝相から分かる7つの心理

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2019/03/11

寝相が悪い赤ちゃん

赤ちゃんの寝相というのは想像している以上に悪いことが多くあります。

我が家でもベッドから何度転がり落ちそうになったかわからないほどで、落下対策のためにベッドの配置などを替えてみたこともありました。

朝起きれば寝ていた場所とは全く違う場所にいたり、布団から飛び出して壁とベッドフレームの隙間に入り込んでいたりとどうしてそこまで動くのかしら?と思うほどでした。

ですが、この赤ちゃんの寝相の悪さには理由があります。理由を知ることで赤ちゃんがどんどん成長しているということが分かってきます。赤ちゃんの寝相が悪い理由を紹介し、さらに寝姿でわかる心理も紹介します。

赤ちゃんの寝相がとっても悪い4つの理由

赤ちゃんの寝相が悪いのには大きく分けると4つの理由があります。この4つの理由についてまずは紹介します。

  • 赤ちゃんの睡眠は浅い眠りの時間が多いため
  • 赤ちゃんの周りのさまざまな温度が関係しているため
  • 身体を成長させていく過程にあるため
  • 睡眠障害などの疾患が原因にあることも

これらの理由について詳しく見ていきましょう。

1.赤ちゃんの睡眠は浅い眠りの時間が多いため

睡眠には浅い眠り(レム睡眠)と深い眠り(ノンレム睡眠)という二つの睡眠があります。

レム睡眠は体は寝ているものの、脳はかっぱつに働いている状態で、この時に一日あったことなどを脳に記憶として定着させている時間帯と言われています。人が夢を見たり寝言を言っていたり、身体をもぞもぞ動かすことがあるのはこのレム睡眠の時間帯です。

一方で、ノンレム睡眠は体も脳もしっかりと寝ている状態なので、身動きをすることも少なく、熟睡している状態になります。すやすやと寝ているなと感じるのはこの睡眠の時間帯です。

睡眠中はこのレム睡眠とノンレム睡眠を交互に繰り返しますが、大人の場合はレム睡眠の時間帯は睡眠全体の約20%と短くなっていますが、赤ちゃんの場合には睡眠全体の約50%と非常に長くなっています。

何をするのも初めてだらけの赤ちゃんは、レム睡眠を長くとることで新しいことをどんどん記憶に定着させているということになります。その分沢山寝ている間に動き回ってしまうということになるんです。

レム睡眠中は脳も活発に働いているため、夜泣きなどもすることがあります。夜泣きも寝相の悪さと同じように、睡眠の質によって起こるものなんですね。

2.赤ちゃんの周りのさまざまな温度が関係しているため

赤ちゃんが眠っている間の様々な温度も寝相の悪さに関係しています。では具体的にどのような温度が赤ちゃんの寝相に関係してくるのでしょうか。

睡眠中の自分の体温が高くなるため
ちょっとした傷があっても、夜寝て明日の朝にはすっかりとキレイに治っているということが赤ちゃんの場合にはよくあります。それだけ新陳代謝が活発で、すごい勢いで成長をしていることになります。

この成長に欠かせないものとして成長ホルモンがあります。実はこの成長ホルモンが分泌されているとき、身体の表面温度は高くなることが分かっています。

大人にとっては快適な温度でも、赤ちゃんにとっては実は暑い可能性もあります。赤ちゃんは無意識のうちに少しでも涼しい場所を求めて寝返りを打ち移動しているということもあります。

夜中に親が寒いかなと思って毛布やお布団をかけてあげても、赤ちゃんは暑いから無意識に布団から飛び出して行ってしまうんですね。

赤ちゃんが寝ている寝具が適切ではないため
もともと平熱が大人に比べても高い赤ちゃんにとって、大人が快適と感じる寝具がそのまま快適となるわけではありません。

寝冷えを心配して布団をかけなおしてもすぐに飛び出してしまうのは赤ちゃんにとっては快適ではないためです。

寝具の硬さや暖かさなどは、大人と赤ちゃんとでは異なります。大人よりも少し硬めの敷布団、一枚少ない掛け布団や毛布が赤ちゃんにとって快適な寝具の温度ということになります。

敷布団の硬さなどもあっていないと違和感を感じるために、動き回ってしまうこともあります。やはり快適なところを探して移動してしまうということになります。

部屋の温度や湿度が高すぎることが理由になる事も
梅雨時や夏場のじめっとした室内環境では、大人でも寝苦しく右に左へとゴロゴロしますが、赤ちゃんだって同じです。

もともと暑がりな赤ちゃんは、大人が感じているよりも低い気温の方が適温となります。20度~25度ほどが室温としては適切で、湿度も50%前後が快適な環境となります。

大人にとってはやや涼しいと感じる気温ではないでしょうか。

これ以上室温や湿度が高い部屋で寝ていると、赤ちゃんは汗をかいて不快感を感じてごろごろと動き回ってしまうことにもなってきます。寝苦しさを感じているということになります。

赤ちゃんの布団の選び方や寝かせ方についてはこちらも参考にしてみてください。

3.身体を成長させていく過程にあるため

赤ちゃんはお腹の中でも頻繁に動き回っていましたが、これは成長のために必要な動きでした。実は睡眠中も赤ちゃんは成長のために必要だから動き回っています。

寝返りの練習をするため
生れたばかりの赤ちゃんはまだ寝返りを打つことができませんが、生後5カ月~6カ月くらいの頃に寝返りを打つことが出来るようになってきます。

それまでの間は寝ているときにもぞもぞと動き回って寝返りを打つための練習をしているとも言われています。

寝返りというのは体のバランスなどを保つためにはとても重要なものなので、まだ寝返りが出来ないときには寝ている間に一所懸命に練習をしているんですね。

そう考えると寝ていても頑張っているというかなり赤ちゃんは頑張り屋さんであることが分かります。

頻繁に寝返りをうち楽な体勢を探している
大人でも楽な姿勢を探して寝返りを打つことがありますが、これは赤ちゃんでも同じです。寝返りが出来るようになった赤ちゃんは楽な姿勢を探すために寝返りを打っていきます。

実は寝返りによって楽な姿勢を探すときに、起きている間に歪んでしまった体を元に戻すということも体は無意識のうちに行っています。

赤ちゃんは頻繁に動き回ることですごい勢いで成長している自分自身の体を正しい状態にしていこうとしています。正しい姿勢をするということは、実は体にとって一番楽な体勢ということを、誰が教えなくてもちゃんと知っているんですね。

4.睡眠障害などの疾患が原因にあることも

寝相が悪い原因の中には、実は病気などが隠れている可能性もあります。睡眠障害や調子を崩す前触れということもありますのでいつもとちょっと違うかなと感じたら注意してみてください。

赤ちゃんの寝返りについてはこちらに詳しく載っています。

睡眠障害によって寝相が悪い
睡眠障害というのは、睡眠を妨げるさまざまな症状の総称で、その中身はいろいろなものがあります。

赤ちゃんの場合、睡眠時無呼吸症候群などが原因となって寝相が悪くなるということが考えられます。

赤ちゃんの体はさまざまな部分がまだ未熟で、大人と同じような体にはなっていません。喉の構造についても同じことが言えます。

子ども特有のものとして扁桃腺肥大やアデノイド肥大といった喉の免疫システムをつかさどっている器官が腫れていることがも多く、これらが原因となって睡眠時無呼吸症候群が起こりやすくなっています。

睡眠中に呼吸が止まってしまうのですから当然息苦しくなりますので、身動きをして息苦しさを改善させようとします。このような睡眠障害によって寝相が悪くなっている可能性もあります。

赤ちゃんの睡眠障害についてはこちらもチェックしてみてください。

風邪をはじめとした不調の前触れ
お腹が痛かったり頭が痛かったりすると、大人でも身動きをして痛みを和らげようとしますが、これは赤ちゃんだって同じです。言葉で伝えることがまだできない赤ちゃんは、さらにぐずったり泣いたり動き回る事しかできません。

寝相が悪いのはいつものことかもしれませんが、その他にいつもと違う状態があるというときには、もしかしたら風邪の引き始めや体調不良が隠れている可能性もあります。

ママの直感というのはかなり優れていますので、おかしいなとおもったら小児科を受診してみることもお勧めです。

寝姿でわかる赤ちゃん7つの心理

赤ちゃんの寝相が悪いのは、自然と自分が心地よいと感じる場所や楽と感じる姿勢になるためということですが、実は寝姿で赤ちゃんの心理を知ることが出来るという話もあります。

7つの寝姿からわかる心理をチェックしてみましょう。

大の字は安心しきっている

大の字といっても赤ちゃんは肘をまげて腕を上にあげて寝ることが多くなりますが、この姿勢で寝ている赤ちゃんは安心しきっている寝姿と言われています。

ママとパパから沢山の愛情を受けて、赤ちゃんがすくすくと寝ている様子を感じることが出来る寝姿ということができます。

横向きのは協調性が高く常識的

頭を横に向けて両手を伸ばして寝ている横向きの姿勢は、実は赤ちゃんの寝姿の中では一番多い形とい言われています。

このタイプの寝姿の赤ちゃんは協調性が高くて常識的な子が多いと言われています。もし横向きでも膝を曲げて寝ている子は冷静沈着なタイプで、いろいろなことを冷静に判断することが出来るなんだそうです。

手を足の方に延ばしている赤ちゃんはどちらかといえば社交的なんだそうです。逆に手を前に伸ばしている赤ちゃんは開放的なタイプとなっているんですよ。

ちなみに、横向きで寝ている赤ちゃんは、大体同じ方向を向いていることが多いんです。実は利き手を守るために利き手を下にしているんだそうですよ。

お腹の中にいるような胎児型は甘えん坊

赤ちゃんがお腹の中にいる時の方に丸まって横向きに寝ている場合、ちょっと甘えん坊さんが多いんです。警戒心が強い子も多く、ちょっと自分の殻にとじ込まりがちな子も多いんです。

赤ちゃん時代はこの恰好が落ち着くようですが、もしもう少し大きくなった時にこのような恰好をしていたら、ちょっと不安に思っていることがあるのかもしれませんね。

スフィンクス型は眠りが浅い可能性

どうしてこんな格好で寝てしまうんだろうと思うのが、このスフィンクス型という寝姿です。ちょうど正座をしてそのまま前に倒れ込んでしまったようなポーズで、子供には結構多いタイプの寝姿です。

もっと遊びたい、寝たくないよ。と思っているとこのような恰好で寝てしまうことがあり、眠りがちょっと浅い状態や寝つきが悪い状態になっています。この形で寝ていても、気が付くと大の字になって眠っていたり、別の形で寝ていることもありますよね。

ずっとスフィンクス型になっているときにはちょっと眠りの質が悪くなってしまっている可能性がありますので日頃の様子をよく見てあげてください。

うつ伏せ寝は几帳面なタイプ

うつ伏せで眠る癖がある赤ちゃんもいます。最近ではうつ伏せはよくないということで仰向けや横向きに治してあげても、すぐにうつぶせに戻ってしまう赤ちゃんもいますが、実は几帳面なタイプの子はうつ伏せになりやすいそうです。

自分の思考を深める子も多く、独占欲が強い子もどちらかといえばうつぶせ寝を好むそうです。将来リーダーとなって自分の思っていることを発揮できると自信をつけて大きく成長しそうですね。

抱きつく子供は寂しがり屋

いつもギュッとママやパパに抱き着いて寝る子は実は寂しがり屋さんといいます。実はうちの息子もこのタイプで、身体のどこかが親の体に触れていたいタイプなんです。

一人っ子でさらにパパもママもお仕事をしているから少し寂しいのかな?と思いますが小さいころに比べると少しずつくっついている時間は減ってきたような感じがします。

胸の上に手を置いて寝る子はストレスを感じてる

胸の上に手を置いて眠ると大人は落ち着くことがありますが、赤ちゃんもどうもストレスを感じているときに胸の上に手を置いて心を落ち着けようとしているようです。ちょっと大人っぽい仕草をする子に多くみられます。

心を落ち着かせようとしているなんてちょっと切ない感じがする寝方ということになりますね。

寝かせ方の注意点をチェック!

赤ちゃんにとってはこれが一番正しい寝かせ方!というものはありません。

大人でも、いつも同じ寝方で寝るのが心地良いとは限らないように、赤ちゃんも常にうつ伏せ、横向きと寝方が固定されていると、その時の体調や気分によって寝やすい、寝にくさはきっと異なります。

ただし月齢によっては、うつ伏せ寝をしてはいけない時期ともあります。

色々な寝方の利点や欠点を理解し、臨機応変に寝かせ方を変えてあげましょう。

そして、それぞれの寝かせ方の時に、ベッドやベッド周りの環境をどう注意すれば良いのかなど、安全面もきちんと理解しておく事も大切です。

横向き寝のメリットと注意点

【メリット】

赤ちゃんが比較的安心して眠る事が出来ます。よって寝付きが良くなるという声が多いです。

ママのお腹の中にいた時のような状態になる(手足を折り曲げて、横向きに寝ているような状態)なので、気持ちが落ち着くのかもしれませんね。

また、消化のしやすい姿勢でもあるので、ゲップがしやすいとも言われているので、ミルクをいっぱい飲んだ時や、離乳食を多めに食べた後は横向き寝がおすすめです。
【注意点】

横を向いた時に下になっている手が痺れやすくなるため、手や足が痺れていないか、呼吸が苦しそうではないかなどをよく観察してあげましょう。

また、横向きで寝かせていると、何かの拍子で寝返りをうち、うつ伏せになってしまう危険があります。

突然のうつ伏せで息が出来なくなったり、手や足が変な方向に曲がってしまったりと危険が起らないよう、横向きに寝かせる時は、周りの環境と寝返り対策をしっかりと行っておきましょう。

うつぶせ寝は基本NGの!

「うつ伏せ」と「うつ伏せ寝」は違います。体の発育に良いと言われているのは、「うつ伏せ」です。

起きている時にうつ伏せの状態にさせておくと、うつ伏せの状態で周りを見渡そうとするには顔を上げ、体中の筋肉を使い、さらにバランス感覚が必要になりますので、体をバランス良く成長させる効果があると言われています。

【注意点】
顔をおろしている時に窒息してしまう恐れがあり、乳幼児突然死症候群「SIDS」の発症のリスクが高まるとされています。

赤ちゃんを寝かせる時は、柔らかくふかふかのお布団が良いように思われるかもしれませんが、顔が埋もれてしまうため、硬めの布団やマットレスに寝かせてあげることが必要です。

また、呼吸中枢が未発達な赤ちゃんが突然無呼吸状態を起こした時も、うつ伏せ寝の方が仰向け寝より回復が遅れるという説もあるため、できるだけ赤ちゃんは仰向けや横向きに寝かせて、すぐにママが顔色や呼吸などが確認できる状態にしておきましょう。
  • お腹が一杯で苦しそうな時や不安そうな時:横向き寝
  • 何も問題がない時:仰向け寝
  • 目を覚ましている時:うつ伏せの状態で遊ばせる

こんな感じで赤ちゃんの状態に応じて寝かせ方を工夫していきましょう。

赤ちゃんの近くに枕やタオルを置いておく事も危険!枕に顔をうずめたり、タオルに顔を押し付け窒息してしまう事もありますので、赤ちゃん周りの環境の安全性は常に気を使いましょう。

赤ちゃんの寝相は自然にさせてあげて

赤ちゃんの寝相の悪さは成長の証ということもできます。できれば赤ちゃん寝相を矯正したりしないで自然にさせてあげましょう。

赤ちゃん時代の寝相はその時だけの姿をしていたり、いろいろ見ていると意外に面白い恰好をしていたりします。

最近では寝相アートなども流行っていますので、赤ちゃん時代のいい記念として写真撮影をしておくというのもお勧めです。

寝姿からわが子がどんな風に思っているのか、日ごろの関わりあい方なども考えてみることもいいですよね。

ただし、添い寝をしている場合は、パパやママの睡眠不足に繋がるので、寝相が悪い原因を探して改善していったり、間にクッションを置いてガードするなどの対策も必要になってきます。

ママが妊婦さんの場合は尚更です。蹴飛ばされたり頭突されたりなどされてしまうかもしれないので、注意してくださいね。

添い寝グッズについてはこちらも参考にしてみてください。

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