子供のお下がりは大助かり!でも靴のお下がりは基本NGにしよう

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2015/05/27

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子供を一人育てる場合には、教育費以外にも衣類、食費、さらに医療費など細かいお金がたくさんかかります。

ひとつひとつは些細な金額かもしれないので気にしなくても、まとめてみたら「えー、こんなに支払っていたの?」と驚くことの連続ではないでしょうか。私は特に子供の衣料品に思ったよりお金がかかるな、と思っています。

我が子の足の成長は…

我が子を見ますと、一番上の5年生は今のところ1年間で身長が5センチ程度と伸び悩んでますし、足の大きさもせいぜい1年で1センチ程度なので、小さくなった洋服はそう多くありません。

反面、一番下の子は1年間で10センチ近く伸びるので、シーズンが変わると着ることが出来ない洋服もたくさん出てきます。保育園に通っていることもあり洗い替えはたくさん必要で、洋服は多めに用意しないといけません。

靴も歩くようになってたくさんお散歩するので、汚れるよりも履きつぶすことが多いのが特徴です。

靴のお下がりは基本タブー

そんな状態ですから、子供が3人いる我が家ではお下がりが大変助かっています。さすがに今はもう頂くことはないのですが、逆にお下がりを喜んでくれる方たちにお渡ししています。

ところでお下がりで気をつけたい点と言えば、靴のお下がりはしないことです。

靴に関しての我が家のルール

うちの兄弟間でも基本、お下がりはNGにしています。一度も履かなかったものか、履いても1週間程度の短期間のものならばOKと判断して、その都度どうするか決めています。

お下がりはなしとわかっているので、高い靴は買いません。むしろ安くても足のサイズに合うような靴を探しています。

どうして我が家がお下がりの靴を禁止にしているのかをご紹介したいと思います。

子供の足はこんなに大切!

ずっと昔、私はとある情報番組で靴について調べる仕事をしました。そこで学んだことは「とにかく子供の足は大切であること。子供時代に変な靴を履かせると足の骨が柔らかい子供は、その靴に合わせて変形してしまう可能性があること」です。

足は綺麗なアーチを描くようにしてあげなくてはならないので、すぐ大きくなるからと大きめの靴を履かせるのは良くありません。

逆に「ちょっと小さいけれど履けるから」と指先を軽く曲げて履かせてしまえば、子供の足の形が悪くなるというのです。

いかに足に合う靴を履かせるか

この教えをずっと守り、子供たちにはお下がりの靴を履かせずに定期的にサイズが合っているのかを確認し、大きめサイズにならないようにジャストサイズの靴を履かせてきました。

そして先ほど登場した一番上の5年生の足。立派な足とは言えませんが、私のように両方の親指が曲がることはなく今のところは特に問題はない足になっているようです。

小学校の高学年くらいになれば骨もだいぶ丈夫になりますので、それまでにいかに足に合う靴を選んで履かせるかがポイントになります。うちはお金に余裕がないのでシューフィッターさんがいるお店では買いませんが、それでも特に問題はありません。

お下がりがダメな理由

大人も子供も歩き方には癖があり、子供の靴底などを見ますと外側が減っている子、逆に内側が減っている子など様々なことがわかります。

つまり既に履いてしまった靴には最初に履いた子の歩き方の癖がついているので、よほど未使用に近い状態でないと最初に履いた子の癖のままの靴を履いてしまうので良くないというわけです。

また、足には個人差があって、甲が高い子や横幅が広めな子がいるように、お下がりでもらった靴が足に合わないことはよくあります。ここが洋服のお下がりと異なる点ではないでしょうか。

もしもお下がりが欲しかったら

サンダルなど履いている期間が短く、すぐに履けなくなったからとはいえ「お下がりであげようか」と言われても、数回程度履いたものでなければ残念ながらお断りしたほうがいいです。

オークションやリサイクルショップで買う際にも、履いた回数が数回以外はどんなに激安でもやめておきます。

そして自分が誰かにお下がりをあげようかと思っても、このような理由があることをおわかりいただけたならば、新品同様のもの以外は捨てるというやり方が一番です。

いくら高価なブランド物だとしても、それなりに履いた靴はぐっと我慢して捨てましょう。

子供の靴選びのポイント

最後に子供の靴選びのポイントです。だいたい3か月に1度くらい(乳児の時は2か月に1度くらい)、靴を履いてどんな様子かを確認します。きつくなっているようならばサイズアップを考えましょう。

出来るだけ0.5サイズ大きめの靴を用意します。また靴が小さくなっていなくても、靴底が減ってきているようならば買い換えのタイミングです。

大人と同様、子供も毎日同じ靴を履くのではなく、1日履いたら1日お休みさせてあげるように心がけましょう。

長靴は特に大きめを買いやすいアイテムなのですが、もったいなくてもジャストサイズを選んであげると子供の足のためになりますよ

みんなのコメント
  • 無記名さんさん

    貴重な情報をいただきました。ありがとうございます。

  • まぐなむさん

    フリマサイトで子供くつを探していましたが、それで3000円払うなら新品でいいかと思い直しました。ありがとうございます。

  • 無記名さんさん

    3カ月に一回、2足以上買うと、一年で8足以上ですね…。2人いたら16足!
    幼稚園保育園の上履きもありますから、兄弟全部で毎年24足?
    すごい!

  • ちょこさん

    いろんな考え方の方がいらっしゃるなと思いました。
    色々な意見あると思いますが、我が家はお下がりやリサイクルも多いですが健康に育っています。
    しっかり土踏まずもあるし、あまり困ったことがありません。
    お下がりはすごくありがたい存在なので、私も人にあげてしまいます。
    靴に限らず、お下がりをさし上げる時には、不要なら気兼ねなく処分してと伝えるようにはしてますが、靴も重宝してもらえる家庭になら綺麗なものはお譲りしたいなって思います。
    ただ、今回は色々な意見があると勉強になったので、欲しいかどうかの確認などは必ず、するようにしたいと思いました。

  • ムーニーさん

    子供の体操の先生が全く同じことを言ってました。
    お下がりはバンバンもらっていい、でも靴だけは絶対ダメ!!
    うちにも子ども4人いるけど、給料安いけど、
    高いものは何も買ってあげられないけど年4回は靴を変える、
    とのこと。
    健康は見た目わからないけれど、
    幼児期どんな靴を履いていたかによって、運動能力が格段に差がつくんだそうです。
    どこかをかばって走ったり、
    つま先が少し当たってれば痛くない走り方を自然としてしまってつま先をちゃんと使えなかったり、
    その頃その時期の能力は、大人になってから矯正するのはとても難しいことなのだと。
    いろんな考えの方がいらっしゃるとは思いますが、
    私も保育の仕事をしてる身として、よく保護者がすぐ大きくなるからと上履きを大きな物を選び中敷を入れて過ごさせ、
    園内で何度も転んでいる様子とか見ていると胸が痛みます。
    経済的なことなので、その様子だけしか伝えられませんが。
    なので靴の考え方は同調致します。

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