幼稚園のキャラ弁なぜ禁止?キャラ弁のメリット・デメリット
みなさんはお子さんにキャラ弁を作ったことがありますか?近頃は海苔の型抜きパンチや抜き型などが豊富にあり、器用でない人もキャラ弁づくりに挑戦しやすくなりましたね。
我が子が通う幼稚園では、キャラ弁を推奨していてホームページにもキャラ弁の写真が掲載されています。しかし別の園ではキャラ弁の自粛を求められるそうです。
手間がかかっており、頑張ってますねと褒められたことはあります。しかし遠慮してほしいと言われるとは驚きました。
しかし、自粛を求めるにはそれなりに理由がありました。ネット上でもキャラ弁の是非は平行線です。そこで、キャラ弁のメリット・デメリットを考えてみました。
キャラ弁のメリット
1、子供が喜ぶ!カラフルキュートなお弁当
キャラ弁を作るのには手間暇がかかります。通常のお弁当をつくるよりも遥かに時間がかかるものです。それでも作るのは何よりも子供が喜んでくれるから!というママも多いのではないでしょうか。
お弁当は子供にとって嬉しいものですが、さらに自分の好きなキャラクターや可愛いデザインのものだとテンションは倍増です。女の子だけではなく、男の子もサッカーボールや戦隊物のヒーローの顔をしたおにぎりにはわくわくすることでしょう。
今日のお弁当可愛かったよ!食べるのがもったいないけど美味しくて食べたよ!なんて言われたら、次も早起きして頑張って作りたくなりますね。
2、好き嫌いの克服に一役買うキャラ弁
苦手な野菜も、可愛いキャラクターになっていればついつい食べちゃうということもあります。可愛く彩られたお弁当なら、全部きれいに食べたいと思うでしょうし、ママが朝早くから頑張って作ってくれたということも分かります。
嫌いなものも、可愛いから食べられそう。ママがこだわって一生懸命作ってくれたんだから全部食べたい。うちの息子はブロッコリーを木に見立ててキャラ弁の脇役に添えてからというもの、ブロッコリーを食べられるようになりました。
昔ながらに小さく刻んで隠して食べられるようにするのも有効ですが、思いきって目立たせて可愛く飾るのも、好き嫌いには有効な作戦になるのです。
3、お友達と仲良くなるきっかけになることも
我が子は人見知りで、中々自分からお友達に声をかけたり、輪に入ったりすることが苦手でした。数人のお友達とは話すけれど、まだ話したことのないお友達もいるという幼稚園生活。少し積極的になってほしいと思っていました。
しかし、お弁当にまっくろくろすけのおにぎりを入れてあげたところ、「これは何?可愛いね」とお隣に座ったお友達に声をかけてもらったようです。となりのトトロを見たことのない子に、一生懸命ストーリーを話してあげていたということを先生から聞きました。
これをきっかけにして、そのお友達とは仲良くなれたし、他のお友達も「今日のお弁当はなあに?」と声をかけてくれるそうです。子供も喜んでいて、キャラ弁のリクエストをするようになりました。
たかだかお弁当、されどお弁当。子供の大切なお昼の時間をお友達との楽しい会話で飾ってくれるのもお弁当のパワーです。
キャラ弁のデメリット
栄養バランスが整えにくい
可愛らしさや、キャラクターの顔などを優先すると、タンパク質、ビタミン、食物繊維など栄養面に偏りが出る場合があります。つまり作っていくうちに、外見優先で栄養面を二の次にするということです。
たしかに、黄色いキャラクターだから卵焼きで包んで、なおかつ可愛さ重視でうずらの卵を入れたりしたこともあります。友達は、水色のキャラクターを再現するために着色料を使用したと言っていました。添加物などに気をつけてもこれではいけませんね。
もちろん野菜のおかずも入れられますし、必ずしも栄養が偏っているとは限りませんが、普通のお弁当を作るのに比べると、栄養バランス良く作るというのは少々難しいかもしれません。
衛生面が心配!調理中に手で触る回数が多くなる
普通のお弁当は菜箸を使えますし、手を使うのも手直しでちょっとだけ。しかし、キャラ弁でキャラクターを作るときには、形を整えたりするのにベタベタ触ることになります。夏場などは、菌が余計についてしまうと増殖もするために、衛生面での安全が心配です。
もちろん手を洗って調理するのですが、触る回数が増えれば必然と菌によるデメリットも心配されます。可愛いも大切ですが、安全はもっと大切です。中には手袋を使って、菌が直接つかないようにするママもいるようです。
お弁当が原因でお友達とのトラブルになることも
可愛いキャラ弁をきっかけに友達ができることもあれば、その逆もあるようです。「◯◯ちゃんのお弁当は派手で変!」などと可愛いお弁当を冷やかされて嫌な思いをするということもあります。普通のお弁当にして欲しいとお願いする子も多いそうです。
また、可愛いお弁当見たさに、子供たちが席につかず集まってしまうということもあるそうです。先生としては、すぐに食べさせたいところ、席につくように促すのが大変ということも。
「そんなの先生の腕次第で子供を動かせるでしょう?」と思われる方も多いと思います。しかし、先生は少ない人数でたくさんの子供を見ています。できるだけ協力して、先生の負担が減るようにバックアップするのもデキるママではないでしょうか。
先生にゆとりがあれば、子供の保育・教育により一層力を入れられるでしょう。子供の教育のためにも先生に負担がかからないように配慮する必要があるかもしれません。
楽しいお弁当の時間になるように
ママの中にはどう頑張っても「私にはキャラ弁は無理!」というママもいるでしょう。そんなママに配慮して、足並みを揃えましょうという説明を受けた人もいます。周りの子の多くがキャラ弁で、キャラ弁じゃない子が仲間はずれになることもあるそうです。
「そういうことも、先生の腕の見せどころ。」「仲間はずれになったらなったで対応すればいい。」そういう考えもあるかもしれません。誰かが出来ないから止めましょう、は簡単です。
しかし、どの子にとっても楽しいお弁当の時間になるように、多少の配慮は合ってもいいかと思います。キャラ弁は幼稚園や保育園のお昼だけではありません。家族でピクニックに行ってもいいし、お家でのお昼にキャラ弁をこしらえてみるのも良いでしょう。
周りの子との兼ね合いや、クラスの様子、先生の様子などを配慮してキャラ弁を持っていくのもよし、自粛するのもよしです。お友達のママや先生の意見を一度確認してみるのもよいでしょう。
子供たちが仲良く楽しいお昼の時間を過ごせるように、臨機応援に対応したいものです。
その他Instagramの人気キャラ弁
これで一般人のクオリティですからね・・みなさんとっても力入れてます!最近では子供用だけで無く、新婚の旦那さんもキャラ弁持ってたりするそうですよ。
Instaで検索する場合には「#キャラ弁」で沢山見る事が出来ますよ
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