子供の習い事はいつから?子供や習い事に合わせたベストタイミング
子供に「こんな習い事をやらせてみたい!」「〇〇が得意になってもらいたら」と考えるパパやママも多いのではないでしょうか?
でも、「いったいいつから始めるのがベストなの?」せっかく始めるなら、子供の能力を最大限に引き出せる時期にスタートしたいですよね。
早期教育が推奨される時代ですが、全ての習い事が早ければいいというわけではありません。
習いごとに合わせてベストタイミングを選ぶようにしましょう。
この記事の目次
習い事に合わせて、効果的なスタート時期をえらぼう!
それぞれの習い事には、効果的なタイミングがあります。
子供の成長や発育などにもよりますが、習い事によっておおよそのスタートタイミングがあります。
また、逆に遅すぎてしまうと音楽の場合、絶対音感が身に着けられなかったり、運動では動きをマスターするのに時間がかかってしまうケースがあります。
体やの発達に合わせて、習い事をスタートするとより効果的に能力を伸ばすことができるのです。
習い事別 スタートできるおおよその年齢
- 0歳
-
- ベビーリトミック
- ベビーサイン
- 英語
- 1歳~2歳
-
- バイオリン
- 音楽教室
- 幼児教室
- 3歳~4歳
-
- スイミング
- ピアノ
- サッカー
- バレエ
- ダンス
- 体操教室 (器械体操)
習い事のスタート年齢は、目安です。教室によって最少年齢が異なりますので、興味のある場合は、教室に直接 問い合わせをしましょう。
スイミングは3歳~6歳にスタートがお勧め
スイミングは、ママと一緒であれば赤ちゃんの頃から一緒にレッスンに通う事ができます。しかし効果的に習うのであれば何歳からのスタートがお勧めでしょうか。
世界で活躍するオリンピック選手の例を見てみましょう。
オリンピックメダリストがスイミングをはじめた年齢
選手名 | 年齢 |
---|---|
入江綾介選手 | 0歳 |
萩野公介選手 | 生後5カ月 |
寺川綾選手 | 3歳 |
柴田亜衣選手 | 3歳 |
鈴木聡美選手 | 3歳 |
立石諒選手 | 4歳 |
北島康介選手 | 5歳 |
多くのオリンピック選手が5歳までにスタートしているのがわかります。
このスタート年齢。メダリストになるにはとても大切な年齢なのです。
3~6歳がスイミングの第一次ゴールデンエイジ
いったいゴールデンエイジとは何でしょうか?ゴールデンエイジは、「第一次」と「第二次」の2種類に分けられます。
- 第一次ゴールデンエイジ・・・・・3歳~6歳
- 第二次ゴールデンエイジ・・・・・9歳~12歳
第一次ゴールデンエイジは、運動神経の伸び率がとても良い時期になり動きの取得も大変早いのが特徴です。
更にこの時期に習得したことは、大きくなってからも維持することができると言われています。
第二次ゴールデンエイジに入ると、技術を飛躍的に伸ばすことができる時期に入っていきます。
つまり、第一次ゴールデンエイジである、3歳~6歳にスイミングをスタートすることは、基礎を学ぶのに大変適した年齢と言えます。
「英会話」日常会話習得まで2500時間
英語は早期教育が要。とよく言いますが、英語の早期教育っていったいいつからがベストなのでしょうか?
英語は今や0歳児からでもスタート可能な教材が売られています。耳の発達が著しい時期に英語を耳にすると、発音が良くなるからです。
ならば赤ちゃんの頃から英語に触れていないと、英語は習得はできないのでしょうか?大学生でも留学してから英語をマスターする方もいるよね?という素朴な疑問がわいてきます。
では、英会話を習得するベストなスタート時期はいつ頃なのでしょうか?
東京インターナショナルスクールによると、英語で日常会話を話せるまでには2500時間が必要と言われているそうです。
また、学術的な論文が書けるほどの英語力であれば5000~6500時間英語に触れる事が必要になります。
つまり毎日触れていれば、それだけ習得が早いという事になります。ですから、週一回1時間のレッスンでは取得はゆっくりとなりますし、家庭で英語を使える環境であれば習得は早くなります。
子供に早く英語を習得してもらいたい!と希望するのであれば、やはりスタート時期はできるだけ早い方が良いという事になります。
音楽のベストタイミングは、4歳~5歳までに
音楽を始めるなら…ベストなスタートタイミングはいつでしょうか?
ヤマハ音楽教室によると、3歳頃は大変豊かな感情が育まれる時期で、様々な本物の音楽に触れる事で、豊かな感情を育てる事ができると言われています。
ここで育まれた豊かな感情や感性は、いずれ楽器を演奏するようになった時の表現力へと繋げる事ができます。
また4歳~5歳になると、聴覚が最も発達する時期に入ります。
ドレミを言葉のように覚える事ができる時期でもあり、音感を身に着けるには適した年齢になります。
本格的に音楽の大学を目指すような方は、既にこの時期には楽器を習っている方がほとんどです。
楽器を始めるならスタート時期は身体の大きさや成長に合わせて
将来は音大に…とか、本格的に楽器を学ばせたい。と考えているのであれば、楽器のスタートはできるだけ早い方が理想です。
スズキメソードによると、バイオリン・チェロ・フルートは2歳くらいで始める子供もいるようです。
しかし、ピアノとなると大きな楽器になりますし、手のサイズも関係してきます。鍵盤も固いので3歳くらいからのスタートをお勧めしているようです。
管楽器であれば肺活量なども影響してきます。
子供の身体の大きさや成長スピードによっても、適したスタート時期は変わってきます。
楽器によっても最適なスタート時期はまちまちなので、気になる楽器があれば直接教室に問い合わせしてみましょう。
書道は、小学校に上がる前までにスタートがベスト
書道教室は2つあります。「硬筆」と「毛筆」です。
公文書写によると、スタートに適したタイミングは、年齢ではなく子供によるという事です。
公文書写のおすすめスタートタイミング
- ある程度の筆圧出かけるという事
- ひらがなが読めるという事
また、書道教室「墨庵」によると書道は3歳~スタートでき、小学校に上がる前までにスタートできるのがベスト。との事です。
「硬筆」にするか?「毛筆」を始めるか?また、教室の指導方針によってもスタートタイミングは異なりそうです。
サッカーは、プレゴールデンエイジの小学2年生までにスタートがお勧め
サッカーのスタートタイミングは、教室やクラブによってもまちまちです。小さい子供を募集している教室もあれば、小学校の子供対象。という教室もありました。
サッカーの上達させるには、とにかく早い時期にスタートした方が良いだろう。
と思っていましたが、意外にも才能を開花させた日本代表の選手のサッカースタート時期はあまり早くありませんでした。
選手名 | 年齢 |
---|---|
香川真司選手 | 幼稚園から(本格的には小学校1年生) |
長友佑都選手 | 小学校1年生から |
本田圭介選手 | 小学校2年生から |
中田英寿選手 | 小学校3年生から |
サッカーの世界では、小学校2年生までをプレゴールデンエイジと呼ぶ事もあるようです。
そのため、小学校二年生ごろまでにスタートをするのがベストという考え方もあります。
3歳~12歳で決まる!運動神経の発達に役立つ体操教室
体操教室では、様々な動きを通して子供の運動神経を伸ばす指導やバランス感覚を養う指導をしてくれます。
まだ子供にどんなスポーツをやらせようか迷っている場合、運動の基礎能力を向上させてくれるので、次のスポーツにもつなげられる体操教室は魅力的です。
バディ器械体操クラブによると、人の動きや反応は3歳~12歳に決まるという事です。この時期にいかに多くの動きを覚えさせるかが大切なのだそうです。
身体を動かすことが大好きなお子さんであれば、早くスタートすることでより多くの動きを覚える事ができそうですね。
お受験対策は、お受験の半年前までには遅くてもスタート
子供に幼稚園や小学校のお受験を考えているパパやママもいると思います。その場合どのタイミングでのスタートがお勧めなのでしょうか?
幼稚園や小学校のお受験対策は、子供の成長などによっても異なりますが、受験の半年前には遅くてもスタートする必要があります。
早い教室では、1歳から幼稚園や小学校受験に向けて訓練を重ねている教室もあります。どの幼稚園や学校に入れたいのか?
ご家庭の方針やお子様の様子に合わせてスタートするのがお勧めです。
良いスタートタイミングは、子供の成長によっても異なる
スタートタイミングは、それぞれの習い事によって異なります。それと同時に、大切なのが子供の成長と心です。
いくら3歳からスタートをするのがベストな習い事でも、子供の身体が小さめだったり、子供自身がその気になれない場合であれば、ベストタイミングとは言い切れません。
やはり、「好きこそものの上手なれ」です。
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森田恋羽さん
すごい
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