いつからつけるのがベスト?マタニティマークを付ける最適時期

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2017/12/22

妊婦さん

妊娠初期はお腹が膨らまないので、見た目には妊婦だということがわかりにくいです。しかし、妊娠期間の中で一番体調が悪くなりやすい時期でもあります。

そんなときに周囲に妊娠していることを知らせるのがマタニティマークです。これを鞄など見えるところにつけておくと、周りからも妊娠しているとわかってもらえます。

安定期に入るまで周りに妊娠を隠すという人もいますが、マタニティマークはいったいいつからつけるものなのか調べました。

マタニティマークを付ける時期は必要性で決まる!

マタニティマークは妊婦が付けるものと漠然と認識されていると思いますが、本当の意味をご存知ですか?

マタニティマークとは、厚生労働省が行っている取組の一環で、妊婦が付けることで周囲に配慮を求めるものです。

妊婦は通勤時に電車で座れなかったり、ランチを食べようと入った飲食店で隣の席の客の煙草の煙が気になったりと妊婦は苦労が多いです。

少しでもその苦労を少なくするために、社会全体で取り組んでいくために作られたものです。

妊娠初期はマタニティと気付かれにくい…

なぜマタニティマークを付けなければならないのかと言うと、以下の4つの理由があります。

  1. 妊娠初期は外見では妊婦と分らないため
  2. 電車などの公共交通機関で座れなくて困らないため
  3. たばこの煙による受動喫煙を防ぐため
  4. 倒れたときに適切な処置をしてもらうため

妊娠初期はお腹が目立たないため見た目では妊婦とわからないです。しかし、一番体調の変化が起こりやすい時期です。

なので、特に周囲に配慮を求めたい時期なので、マタニティマークを付けて妊婦だとわかってもらいます。

通勤などで公共交通機関を使用する時は、揺れで転んでしまったり、思わず押されてしまったりするので、優先席に座り身を守ります。

また、妊娠初期は子宮に血液を送るために、頭の血液が少なくなることがあります。そうなると、低血圧や貧血になり、倒れてしまいます。

特にそれは立っている時に起こりやすいので、経っての通勤時には注意しなければなりません。

このような時に、マタニティマークがあれば座りやすくなります。座って楽したいから付けているのではなく、身を守るために付けます。

また、マタニティマークを見て、飲食店などの席で、喫煙席から離れた場所を案内してくれることもあります。

そして、万が一倒れたときに妊婦とわってする処置と、わからないでする処置では差が出てくる可能性があります。

その時にマタニティマークがあれば適切な処置をしてもらえます。

マタニティマークを付けるのに最適な時期はいつ?

では、マタニティマークを付けるのに最適な時期は初期でも一体いつなのか?気になりますよね。

妊娠が発覚してすぐに、母子手帳をもらう前に付けてもいいのか?心拍が確認できて母子手帳をもらってからの方がいいのか?

そう悩んでいる人はこちらを参考にしてみてください!

マタニティマーク
妊娠の可能性 付けない
妊娠検査薬での陽性 付ける
病院での妊娠発覚(心拍確認前) 付ける
病院での妊娠発覚(心拍確認済み) 付ける
妊娠の可能性
生理が来なくて妊娠したかも?と思っている段階です。

妊娠していない可能性もあるので、マタニティマークはつけないほうが良いです。

この時期はつわりの始まる前の時期でもありますので、体調不良はあまりないと思われます。

妊娠検査薬での陽性
市販の妊娠検査薬は適切な時期に正しい使い方をすれば、妊娠の確率は99%検査できると言われています。

この時点でもうマタニティマークを付けてもいいです、しかしマタニティマークが手元にない可能性もあるので、病院に行ってからでも大丈夫です。
病院での妊娠発覚(心拍確認前)
超音波検査で胎胞が確認できれば妊娠している状態ですが、心拍が確認されるまでは中で赤ちゃんがしっかり育っているかどうかわからない状態です。

しかし、何か異常があったら医師に言われるので、何も言われなければ次回検診で心拍が確認できるはずです。

よって、このタイミングであればマタニティマークを付けてもOKです。
病院での妊娠発覚(心拍確認済み)
超音波検査で胎児の心拍が確認できたら、母子手帳をもらいに行く時期なので、母子手帳と同時にマタニティマークもらう自治体が多いです。

まだ付けていない場合は、帰りから付けましょう。

妊娠が確定したらマタニティマークを付けて出かけよう

妊娠初期は一番流産しやすい時期です。流産の原因は胎児側のものもあれば、ストレスや外部からの衝撃の時もあります。

なので、外出時には身を守るためにマタニティマークを付けましょう。妊娠初期がマタニティマークを着けはじめるのに最も適した時期です。

もしも、安定期に入るまで妊娠報告をのばしているという人がいれば、一人で外出する時はカバンに付けて、不要なときは裏返したり見えないところにしまったりすることをおすすめします。

妊娠初期からマタニティマークをつけよう

妊娠すると体調が悪い日が続いたり、突然足がつったりすることが多いです。そんな時に、一人だと周囲に助けを求めなければならない時もあります。

この時にマタニティマークが付いているのと付いていないのでは、対処法が変わってきます。妊娠が見た目でわからない時期には特にそうです。

限られた妊娠生活を素敵なものにするためにも、赤ちゃんを守るためにも、マタニティマークは妊娠初期から付けましょう。

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