泣き声を聞き分けて赤ちゃんの気持ちを理解。日頃の観察が大事!

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2017/09/13

赤ちゃんの泣き声を聞き分けようと頑張っているママ

言葉の話せない赤ちゃんにとって、意思表示は泣くことと笑うことでしかできません。

特に、「お腹が空いた」「おしっこをした」「暑い」「怖い」といった様々な気持ちは全て泣くことでしか表現できません。

初めて子育てするママやパパには、赤ちゃんの泣き声は全て同じように聞こえるかもしれません。特に不安も多いと思います。

しかし赤ちゃんの泣き方には違いがあり、少なからずパターン化しています。意識して聞き分けていることで、自然と違いが分かるようになりますので、まずはどんな違いがあるのか理解しておきましょう。

ここでは赤ちゃんの気持ちを泣き方で見分けるポイントを紹介していきますので、是非参考にしてみましょう。


赤ちゃんが泣くのは大切な意思表示の方法

生後1.2ヶ月までの間の赤ちゃんは、主に生理的なことが原因で泣きます。そのうちに、「抱っこをして欲しい」など、甘えたいときなどにも泣くようになっていきます。

この赤ちゃんの大切な意思表示の方法である「泣く」をママが無視してしまうと、赤ちゃんは泣くことを諦め、「サイレントベビー」と呼ばれる、泣くことができない子どもになってしまう危険性があります。

お母さんは赤ちゃんが泣いたときに、赤ちゃんが一生懸命送っているメッセージを少しでも理解してあげることが大切です。

主に3パターンの泣き方の違いを見分けよう!

赤ちゃんが泣く理由は大きく分けると3パターンあります。

  • 食欲や睡眠欲、排泄物による不快感など生理的欲求に対する泣き方
  • ママやパパにかまってもらいたい時の甘えた泣き方
  • 生命維持の危機を感じて泣く体調不良の泣き方

このように、泣き方の見分け方を意識する時、まずは3パターンの違いを見分けることを意識してみましょう。

そして、例えば「これは生理的欲求に対する泣き方だ」と分かったら、次はミルクが欲しいのか、おむつが汚れているのか、眠りたいのか一つずつ確かめてあげるのです。

泣き方を全ての欲求別に分類するのではなく、大きく分けて判断し、赤ちゃんの気持ちの検討をつけやすくしていきましょう。

▼赤ちゃんが泣き止まない原因についてはコチラも参考にしてみて!

最初は細かく分類して把握しないようにすることが大事!

例えば、お腹が空いた時とおむつを交換してほしい時の泣き方の違い、機嫌が悪い時と抱っこを要求している時の泣き方の違いなどです。

お腹が空いたり、おむつを交換してほしいという気持ちは、「人の基本的な欲求である生理的欲求」という同じであるため、泣き方の違いを最初から見分けるのは難しいです。

一方、具合が悪い時や痛みを感じている時は「生命維持の危機」を感じて泣いていますので、生理的欲求を満たしたい時の泣き方とは違うのです。

最初は赤ちゃんの泣き方の違いを見分ける時は細かく分類するのではなく、大きく分けて考えるようにしましょう。

そして大きな分類で聞き分けられるようになったら、次のステップに進んでみてください。

泣き方の違いは赤ちゃんの気持ちになってみて感じよう

赤ちゃんは泣くことで自分の気持ちを表現していますので、はっきりとは分からなくても、伝えたい要望によって少しずつ泣き方は違います。

泣き方の違いの3パターンを抑えた上で、「赤ちゃんは今どんな気持ちを表現しているのだろう?」という気持ちでなき声に耳を傾けてあげることも大切です。

例えば、おむつが汚れて不快な気持ちの時の泣き方と、腹痛を訴える時の泣き方をイメージしてみましょう。

前者は不快感を表しますので、機嫌の悪さがにじみ出るような不機嫌な泣き方であるのに対して、後者の場合は痛みに苦しんでいますので、悲鳴のような苦痛の叫びに近い泣き方になるでしょう。

このように、泣き方一つとっても、伝えたい気持ち、状況によって顔つきや鳴き声のトーンに違いは出るのです。

「違いなど分からない」と諦める前に、まずはどんな違いがあるのか意識しながら、毎日泣き方を聞いてみましょう。

ママやパパだけに分かる、泣き方の違いが分かるようになるはずです。

泣き声を使った泣き分け例

赤ちゃんの泣いている理由を言葉として理解できたら…。そんな風に思うママも少なくないと思います。

実は、生後3ヶ月までの赤ちゃんが、泣き声を使って5つの泣き分けをしている という研究結果があったのです。

オーストラリアのプリシラ・ダンスタン氏による研究結果で、泣き声の違いは、赤ちゃんの舌や口の形の反射運動によって起こるため、国籍などは関係なく、万国共通のようです。

Neh(ネエ)

おなかが空いたときに出す音です。「N」の音はおっぱいを吸う口の動きの反射運動から出る音で、泣くときに舌が見えるために、比較的判断がつきやすいです。

Owh(オオ)
眠たいときに出す音です。あくびをするときの音と関係しているようです。
Heh(ヘエ)

オムツが濡れていたり、汗などで気持ちが悪いときなど、不快なときに出す音です。暑さや寒さなどによる不快感を感じたときにも、この音を出します。

Eairh(エアー)

胃腸にガスが溜まっていたり、おなかが張って痛いときに出す音で、うなり声に近いです。両足を縮めたり、上げたりすることがあるので、同時にチェックしてみましょう。

Eh(エッ)

ゲップがしたいときなど、おなかに溜まった空気を出そうとするときに出る音です。赤ちゃんがゲップをしやすい姿勢にしてあげましょう。

このように、発音に注意して泣き声を聞いてあげると、赤ちゃんの気持ちを理解してあげられるきっかけになることも。注意して泣き声を聞いてみてあげてください。

泣き方や仕草にも注目してみて!赤ちゃんの欲求に対する泣き方例

また、赤ちゃんが泣いているときの泣き方にも、赤ちゃんの気持ちを見分けるヒントが隠されています。

「おなか空いた!」

おなかが空いたときの赤ちゃんは、激しく泣いたと思ったら穏やかになり、また激しく泣いたりを繰り返します。また、泣くときは「オギャー、オギャー」とリズミカルに泣くことが多いです。

手や足を動かしたり、手を口に持っていく赤ちゃんが多いので、ちょっとチェックしてみて。ママが口を触った時に舐めたり、口に入れようとする場合は、お腹が減っている可能性が高いです。

「おむつ替えて!」「汗かいてる!」

不快感がある場合は「グズグズー」とぐずるように泣くので、おむつや洋服、気温・室温・湿度などをチェックしてみましょう。

おむつが気持ち悪い場合は、脚をバタバタしたり、寝返りを打ったり、ベビーカーに座っていられないなど、ごそごそ動く赤ちゃんも多いですね。

「眠い!」

眠いときの赤ちゃんは、ぐずるような感じで泣き、お母さんの洋服や布団に顔をこすりつけたりすることが多いです。

「痛い!」「体調が悪い!」

痛いときの赤ちゃんは、火が付いたようにギャンギャンと激しく泣きます。眉間に皺が寄り、苦しそうな表情をします。普段の泣き方とは全く異なるため、判断がつきやすいでしょう。

赤ちゃんは生後1ヵ月くらいで泣き分けを始めると言われています。ママがこの泣き分けに慣れるまではもう少し時間がかかり、泣き声だけで赤ちゃんの気持ちが分かるようになるには、数ヶ月程度必要です。

なかなか泣き声で判断できない、というママもいますが焦らなくて大丈夫!無理に聞き分けようとしなくても、自然と聞き分けできるようになりますよ。

普段の泣き声をチェックしていると、いつもの泣き方と違うな、と素早く感じ取れるので、まずは普段の泣き方を覚えるのが先決。

普段と泣き方が違うと感じたら、顔色やウンチの状態、呼吸音、熱、全身の肌の状態などをチェックしてみましょう。

特に異常がない場合は少し様子を見て。もし異常を発見したら、なるべく早く病院へ。

▼赤ちゃんが泣き止まない時の対処法についてはコチラも参考にしてみて!

赤ちゃんとの関わり方。頑張りすぎると逆効果の場合も…

赤ちゃんの気持ちをすぐに察知してあげられるよう、泣き方の違いを見極められるようになることは大切です。

しかし、ママやパパが頑張りすぎると、実は赤ちゃんとの関係が悪化してしまうことがあるのです。

赤ちゃんは言葉が使えない分、泣き方のバリエーションによって自分の気持ちを表現しています。

その為、初めて子育てするママやパパは特に、泣き方をより正確に見極めようと頑張りすぎてしまうものです。

しかし、ママやパパが頑張りすぎてしまうと、赤ちゃんにママやパパのピリピリした雰囲気が伝わってしまい不安を感じ、様々な気持ちを混ぜ込んで泣いてしまうようになります。

「お腹も空いているし、不安な気持ちもあるし、ママにも甘えたい」こうした複雑な泣き方になってしまっては、大人が赤ちゃんの気持ちを理解してあげることは困難です。

まずはママやパパがリラックスし、頑張り過ぎないこと。そうすることで、赤ちゃんは自分の気持ちを一つ一つ素直に出していくことができます。

泣いている姿や泣き声をよく観察することが大切です!

このように、赤ちゃんは泣き声や泣き方で周りにメッセージを送ってくれています。

赤ちゃんのメッセージを理解し、すぐに対処してあげられるようにしてあげたいですよね。

赤ちゃんの気持ちを理解するには、普段からよく観察してあげることがとても大切です。

赤ちゃんの行動には個性があり、癖があります。いつも一緒にいるママだからこそ、赤ちゃんの特徴を見出し、それに合ったコミュニケーションを沢山とってあげられるといいですね。

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