妊娠中のシミを消したい!改善できる?生活習慣を見直して予防・対策

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2017/02/13

妊娠中、ふと鏡を見ると妊娠する前よりもシミがたくさん目立っている…とガッカリした経験がある人は、少なくありません。

妊娠中の肌トラブルの中で最も多い症状の1つがシミだと言われるほどです。

シミの原因としてよく知られているのが紫外線ですが、きちんと紫外線対策を行っていても妊娠中はシミが出来てしまう事がよくあります。

実は、妊娠中はホルモンバランスの影響もありシミが出来やすいと言われています。また、ホルモンバランスの他にもシミの原因となる事がたくさん隠れているのです。

しかし、マタニティ期間中の生活習慣を見直すことで、シミを出来にくいお肌へと導いたり、出来てしまったシミやそばかすが消えるように改善していくこともできます。

妊娠中のシミの原因にはどんなものがあるのか知り、具体的な対策と予防方法を見ていきましょう。


妊娠中のシミの原因は複合的!生活習慣と深い関係も

妊娠中にシミが目立ってしまう、または新たにシミが出来てしまう原因は一つだけの原因によって引き起こされているというよりも、妊娠中という母体にとって特別な期間中に様々な要因が同時に絡んで生じていることが多いようです。

冒頭でも述べましたが、シミの原因として真っ先に挙げられるのは紫外線です。しかし、紫外線ケアだけは日焼け止めを塗ってきちんとやっているという妊婦さんも多く、それでも妊娠中はシミが出来てしまう事が多いのです。

実は、妊娠中のシミの原因は紫外線よりもホルモンバランスの影響が色濃く、それ以外にも原因として考えられることはあります。

それらは生活習慣に深くかかわってくるものです。

妊娠中のシミの原因として考えられる事は、メカニズムを元に大きく2つに分けることができます。

  • ホルモンバランスの影響
  • ストレス、睡眠不足、便秘

ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

妊娠中のシミはメラニン色素の活性化が原因!一過性の場合も

妊娠中はエストロゲンとプロゲステロンという2つの女性ホルモンの分泌量が増加しますが、この増加を受けて妊娠中のシミは形成されます。

どんな原因であっても、シミはメラニン色素の集合体です。

この集合体は皮膚の表面にあるメラノサイトという成分によって作られるのですが、メラノサイトはこの2つの女性ホルモンの増加を受けて活発化するという特徴があります。

活発化したメラノサイトはメラニン色素を普段よりもたくさん生成することになり、結果として妊娠中のシミの増加につながってしまうのです。

妊娠中のホルモンバランスの影響によるシミの特徴に、「紫外線を浴びていなくても出来る」というものがあります。

普段服の下に隠れている体の表面にもシミが現れるようならば、これは紫外線とは関係ない形でシミが出来ています。

また、ホルモンバランスの影響で生じたシミは体の左右対称に起こることが多いようです。

妊娠中はたとえ紫外線を浴びていなくても、女性ホルモンの増加によってメラノサイトがメラニン色素を生成してしまうため、顔だけでなく体にもシミが出来るということが起こりやすくなるのです。

このようにしてホルモンバランスが原因出来る妊娠中のシミは、出産後にホルモンバランスが整うことで徐々に薄くなり消えていくことが多いようです。

しかし、一度できてしまったシミの上にさらに紫外線を浴びると、女性ホルモンの影響を受けなくてもメラノサイトがメラニン色素をますます生成することにつながります…。

日ごろの紫外線対策はしっかりと行うようにしましょう。

そこで、おすすめの医薬品『ロスミンローヤル』について紹介します。生薬の力で隠れているシミや小じわに、体の内部から働きかけてくれるというお薬です。

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「妊娠授乳期などの場合の栄養補給」と効能にあるように、妊娠中にも飲める医薬品なので(ただし、医薬品なので医師へ相談を)、シミができやすい妊娠時期からしっかりと予防するにはもってこいのアイテムです。産後の授乳期にも飲めるお薬なので、長期間しっかりとシミ対策ができます。

外側は日焼け止めクリームなどでしっかりと紫外線対策をし、内側からは妊婦さんでも安心して飲める医薬品『ロスミンローヤル』でしっかりとケアを行いましょう。

ストレスは美肌の大敵!睡眠不足と便秘にも注意

先述のメラノサイトの活性化は、実はホルモンバランス以外の要因でも引き起こされます。その代表的なものがストレスと睡眠不足と便秘です。

これらは一見別の原因のように感じますが、シミが出来やすくなるメカニズムは全く同じなのです。

精神的なストレスが蓄積したり便秘になったり睡眠が浅くなると肌に活性酸素が発生します。活性酸素が発生すると、活性酸素を除去しようとして肌が活発に動きます。

その際に様々なホルモンの分泌も起こりますが、メラニン色素を生成するメラノサイトを刺激するホルモンも分泌されてしまうためシミが出来やすくなります。

妊娠中は身体が変化することによるストレスだけでなく、精神的に不安定になりやすく、普段だったら気にも留めないことがストレスとして感じられて悩む人も少なくありません。

また、体の状態によっては思うように睡眠がとれずに寝不足になってしまったり、子宮が大きくなることで胃腸が圧迫されて便秘を起こしてしまったりと、シミの原因となる状態が生じやすいのです。

これらの状態はシミだけではなく肌荒れにもつながりますので、注意深くケアを行いなるべく予防していきたいものです。

さらにストレス性のシミも、先述のホルモンバランスが原因のシミと同じく紫外線の影響がなくてもメラノサイトが活性化することによるため、体にもシミが出来る事があります。

ただし、ホルモンバランスのみが原因のシミとは異なり、産後もストレスは生じやすい状態であることには変わりませんし、頻回授乳による睡眠不足や産後の便秘も比較的多く見られます。

そのために出産した後に、何もしないでシミが消えることはなかなか難しいのが現状です。

妊娠中のシミは出来ても諦めない!生活習慣に取り入れる予防と対策

ホルモンバランスが影響と聞くと、妊娠中のシミはあきらめるしかないと考える人もいると思います。

しかし、紫外線対策として日焼け止めを塗ることが第一前提にはなってきますが、それ以外にも生活習慣に取り入れることでシミが出来にくい体に少しでも近づけることができます。

また、出来てしまったシミに対してもアプローチを正しく行うことで改善することも可能です。

では、実際に妊娠中にシミが出来やすい状態を少しでも改善し、出来てしまったシミにも働きかけるセルフケアの方法とは、どんなものがあるのでしょうか。

  • 美白コスメの活用
  • 肌の保湿
  • 食生活
  • 血行
  • 睡眠をとる時間の工夫

ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

美白コスメは「出来る前」が最も効果的

日焼けをした後やシミが出来てしまった後に手を出しやすいのが、美白を謳った基礎化粧品やコスメティックを使った美白ケアです。

しかし、本来美白化粧品は「これから出来るシミに対して働きかける」ことを念頭に開発されているものがほとんどです。

つまり、肌に蓄積したり生成されたりしたメラニン色素が肌の表面にシミとなって表れる前に働きかけるように作られています。

そのため、シミが出来る前段階に妊娠中に継続して使い続けることが一番良い効果を発揮するのです。

もしシミが出来てしまっても、美白化粧水や美白クリームの継続利用でシミが固定化することを防ぐ効果があるので、諦めず日々継続してケアを行いましょう。

特に、以下のような成分は出来てしまったシミに対して効果が高いと言われています。

ビタミンC誘導体

抗酸化作用を併せ持つ美白成分です。出来てしまったメラニン色素に働きかけ色素賃借を防ぐ働きもあります。さらに毛穴の引き締め効果もあるため、黒ずみや毛穴の開きにも効果があります。

ハイドロキノン

メラニン色素の生産そのものを抑える働きがあります。さらに、先述のシミの原因であるメラノサイトそのものを減少させます。

もしシミが出来てしまったら今使っている化粧品の成分をチェックして、出来てしまったシミケア用に一部チェンジするのも良い方法です。

美白コスメは肌との相性を第一に、妊娠中は肌が敏感になっていることも多いため、一度サンプルを利用してから選ぶのがおススメです。

シミへの集中パックは効果絶大!保湿は肌のお手入れの基本

身体を洗ったり洗顔を行う際に、ついごしごしと強くこすってしまいがちですが、肌の表面を傷つけることで肌のバランスが崩れやすくなるためおすすめできません。

肌の表面を傷つけたり、また皮脂を余計に取ってしまうと、乾燥肌になるだけでなく肌事態の免疫が弱まり、メラニン色素が定着しやすくなります。

体を洗う時は優しくスポンジやタオルで撫でるようにするように心がけ、顔を洗う時もごしごしと擦らずに泡で包み込むイメージで肌を撫でましょう。

お風呂上りや洗顔後は、化粧水やクリーム、ローションなどで保湿することも忘れないようにしましょう。

妊娠線ケアのボディクリームにも保湿効果や美肌効果が高いものがあるので、それを選ぶのも良い手です。

もしシミが出来てしまっていたら、コットンに化粧水をひたひたになるまでつけてシミの上に当てて数分間置く、即席集中パックもおすすめです。(身体のシミでも出来ます)

数分置いてコットンを外したら、その上からクリームやオイルを塗って保湿成分をより馴染ませることを忘れないようにしてください。

食事はビタミンCを意識!貧血予防にも効果的

赤ちゃんの成長のためにも食生活には気を遣っている妊婦さんが多いと思いますが、ぜひ栄養バランスにプラスして「ビタミンC」と「ミネラル」に気を付けて食事を摂るようにしてください。

ビタミンCは抗酸化作用によるシミの予防だけでなく、メラニン色素生成の抑制効果もあるため出来てしまったシミを薄くさせる効果もあり、まさにシミ対策の万能選手です。

さらに、コラーゲン生成を手助けしたり、ストレスに強い肌を作るように働きかけることが最近の研究で分かってきています。

ビタミンCが多い食材は身近にも多いので、ぜひ気軽に取り入れましょう。

ビタミンCが多く含まれた食材(一例)
  • レモン、いちご、キウイ、柿などの果物
  • ゴーヤ、ケール、パプリカなどの緑黄色野菜
  • 普通のキャベツより芽キャベツ
  • きのこ類ならばしいたけ
  • 海苔(ただし摂取しすぎに注意)

ビタミンCをきちんと摂ることで、妊娠中に陥りやすい貧血の予防効果もあります。鉄分の豊富な食材と一緒に摂ることでより効果を発揮します。

血行不良は栄養不良の原因…ほどよい運動を意識

妊娠中は体型の変化により血行不良が起こりやすいと言われていますが、血行不良はむくみを起こすだけでなくシミにも悪い影響を及ぼします。

せっかく肌のためにとビタミンCを食生活に取り入れても、血行が悪いとその良い成分が肌までいきわたらなくなり、影響が出にくいのです。

血行不良の解消として効果的なのが、体を温めることとマッサージとほどよい運動です。

日頃から体を冷やさないようにするのはもちろんの事、入浴の際に必ず湯船に浸かるようにしたり、お風呂上りに身体をマッサージする(妊娠線の予防にも効果的です)といったことを心がけましょう。

また、妊娠中もし切迫流産や早産などの心配がなければ、体調の良い時にウォーキングをしたり、立ち仕事をするなど程よく運動を取り入れることも血行の促進につながります。

睡眠は短くても時間に気を付けて!22時~2時はゴールデンタイム

睡眠不足はシミの原因になりますが、妊娠中も産後もなかなか思うように長く睡眠をとることが難しいものです。

そこで意識してほしいのが、睡眠をとる「時間」です。22時~翌日午前2時の間は肌の新陳代謝が最も活性化する時間帯で、肌のゴールデンタイムとも言われています。

この時間帯に睡眠をとっていると、この肌の新陳代謝を促すホルモンがたくさん分泌されます。

逆にこの時間帯に寝ていないと肌の新ちゅん代謝が遅れ、色素沈着が起こりやすくなります。

もし睡眠時間を長くとるのが難しいのであれば、22時~2時の4時間だけでも眠れるように工夫をするようにしましょう。

たとえば、寝つきに時間がかかるのが分かっていれば逆算して生活リズムを整えたり、抱き枕などを使って寝る姿勢を調節したりすることが効果的です。

出産後落ち着いたら、夜中の授乳のペースを整えて22時~2時の間は授乳が不要なようにしていくというのも有効です。

悩みすぎずにシミと向き合おう!継続が効果への近道

妊娠中のシミは、子どもを宿した女性だからこそのできるという部分もあります。赤ちゃんの成長を助ける女性ホルモンの影響ですから、ある程度は割り切りも大切です。

その上で、いずれはよくなる事を念頭に置きながら、日々のケアを積み重ねていくことがシミの予防と対策の秘訣です。

何もしないで放置より、出来るだけの事を無理なく続けることが大事!その継続が美意識の高まりにもつながり、また目に見えるシミへの効果としても徐々に表れてきます。

あまり思い悩みすぎず、シミと上手に向き合いながら妊娠中の肌とおつきあいしていけると良いですね。

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