沖縄のしきたりやオススメ神社をチェック!赤ちゃんのお宮参り

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2015/08/05

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日本の最西端に位置する沖縄県は、亜熱帯の気候と植生を持ち、日本に居ながらにして南国の雰囲気を味わえる独特な土地です。

その昔は独立王国だった沖縄県には、今もなお日本の内地とは異なる文化が色濃く残っていると言われています。

交通の便もよくなり、沖縄に内地の女性が嫁いだり、内地の男性が沖縄で職を得て土地の女性と結婚することは珍しくなくなりました。

しかし、冠婚葬祭の場では、普段あまり気にならない風習の違いが大きくクローズアップされます。お宮参りの習慣もそのひとつでしょう。

沖縄のお産に関するしきたりをはじめ、内地の人とすれちがいが起きることもあります。一方で、沖縄でもお宮参りをする人が増えているのも事実です。

沖縄の習慣や、すれちがいが起きやすいポイント、そしてお宮参りで選ばれている神社やお寺などを紹介します。

沖縄のお産としきたり

今でこそ47都道府県のひとつとなっている沖縄ですが、以前は独立した王国でした。そんな沖縄には、どんな風習が残っているのでしょうか。

沖縄の文化と宗教

沖縄は、他の地域とはかなり違った文化が根付いています。明治になって沖縄県になるまで、沖縄には琉球王朝という日本とはちがう国家がありました。

国の始まりを語る神話も日本とは違い、また宗教に対する考え方も大きく異なります。そんな沖縄では、内地とは全く違った風習がたくさん残っているようです。

日本の神道の神様が根付いているわけではなく、氏神・氏子という考え方もほとんどありません。お寺も内地とは感覚が異なるようですね。

そのかわり、沖縄には御嶽(ウタキ)と呼ばれる聖地があります。古くから祭祀が行われてきたパワースポットで、琉球王国によって整備されました。

琉球神話に登場する神様が宿る場所、もしくは訪れる場所とされ、女性のノロと呼ばれる神官によって管理されています。

ウタキは沖縄本島をはじめ、宮古島周辺や八重山諸島など、沖縄の各地に点在しています。今でも男子禁制を貫き、大切に守られている場所もあります。

なかでも斎場御嶽(せーふぁうたき)は世界文化遺産の一部に指定されています。地元の人々の心のよりどころとなっている、聖なる場所です。

内地の安産祈願や初詣、お宮参りといった風習は、神道や仏教に対する信仰心に根付いています。

お宮参りは、氏神様に安産のお礼と赤ちゃんが生まれたことの報告をし、無事健やかに成長することを祈願する儀式です。

氏神様と氏子という古くから培われてきた感覚の上に成り立っている儀式なので、その点から「感覚がわからない」という沖縄の人も少なくないようです。

全く異なる神話と神々によって構成されている信仰を持つ沖縄の人々が、内地流の風習になじみがないのも、当然と言えるでしょう。

沖縄のお産と風習

沖縄はたくさんの島で形成されており、本島の中でも地域によって風習が異なるようです。また家によってしきたりを重視する家、しない家などがあります。

一概には言えませんが、一般論として言えるのは「沖縄には、もともとお宮参りという風習がない」ということでしょう。

家によっては、赤ちゃんが生まれた後に、親類縁者を呼んで赤ちゃんのお披露目をするそうです。

また、赤ちゃんが生まれたらできるだけ早めにお祝いを届けた方が良いという風習もあるようで、産後次々にお客さんがやってくることもあるそうです。

お祝いごとを盛大にする家では、赤ちゃんのお披露目の宴会もかなり大がかりになり、多くのお客さんがやってきます。

昔はお産後や退院後すぐにお祝いする家も多かったようですが、産後のママはかなり疲れています。退院後も産じょく期で、悪露が続くママもいます。

現在は「産後のママは、1ヶ月ほどは無理をせず、ゆっくり体を休ませる」という考え方が一般的になっています。

この時期に無理をすると疲れやストレスがたまり、体調を崩すだけでなく、母乳の分泌やマタニティブルーの回復にも悪影響を及ぼしかねません。

もしも「赤ちゃんのお披露目は盛大に」という家であれば、ママの体調が戻ってから開催してもらえるよう、パパとママで説得してみてはいかがでしょうか。

また、沖縄にはお宮参りはしないけれど、100日のお祝いはするという地域もあるようです。内地でも、お宮参りは生後30日前後という時期にこだわらない人が増えています。

100日のお祝いをするのであれば、それに合わせてお宮参りをするという方法もありますね。

お宮参りに関するすれちがい

また、内地出身者と沖縄出身者で、お宮参りや安産祈願などをするか、しないかでモメる、気持ちがすれちがうといったトラブルも起きるようです。

内地出身者にとって、神社はかなり身近な存在ですよね。毎年初詣に行く人は多いですし、厄年に厄除けの祈祷を受ける人、受験の時に合格祈願のお守りを買う人もたくさんいます。

特に赤ちゃんが生まれて初めてのセレモニーであるお宮参りは、「やって当然。やらないなんてありえない」と思っている人もいるでしょう。

しかし、沖縄では「やらないのが当たり前。どうしてやるのかわからない」という感覚が一般的だったりするのです。

自分の感覚が常識だと思い込んでいると、相手の言い分が非常識に感じられ、自分の考えを押し付け合うことで腹も立ちます。

まずは、パパとママが「宗教や風土に根付いたしきたりは、大きく違っているのが常識だ」と考え、相手の意見をじっくり聞くことが大切ですよね。

「お宮参りなんてしない。お金がもったいない」という沖縄の祖父母と、「初孫なんだからどうしてもお宮参りをしてほしい。列席したい」という内地の祖父母が対立することがあります。

こういった場合は、まず双方の意見を冷静に聞きましょう。そこで、双方が納得する妥協点を探しましょう。

「お金がもったいないなら、自分たちで質素にできることをする」というのもひとつです。沖縄の祖父母がどうしても納得しないのであれば、親子だけで済ませてもよいでしょう。

また、内地の祖父母のたっての希望でということなら、里帰り出産から帰宅する前、もしくは赤ちゃんの顔を見せに行ったときに、内地の神社で済ませる方法もあります。

どちらかの意見だけをごり押しすれば、必ず角が立ちます。問題は片方の「非常識」ではなく、双方の常識の差異だということを忘れないようにしたいですよね。

そして、もうひとつ大切なのは、お宮参りは「赤ちゃんの健やかな成長を願う儀式」ということです。パパとママ、双方の祖父母の仲がこじれてしまったら、本末転倒になってしまいます。

常識、非常識を押し付け合うのではなく、違う風習やしきたりの中で、互いに譲り合い、赤ちゃんの成長を願い素敵な思い出を残す儀式にしたいですね。

また、最近では初詣など神社やお寺にお参りする風習もどんどん沖縄に入ってきており、初詣に行く人も増えています。

安産祈願やお宮参りをする人も多くなりつつあるので、説得もしやすくなってきているかもしれませんね。

1.沖縄を代表する神社・波上宮

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沖縄の神社といえば、波上宮ですね。エメラルドグリーンの海、白い砂浜に突き出した崖の上に建つ、南国情緒いっぱいの美しい神社です。

波上宮は、那覇市若狭にある神社です。波上宮と書いて「なみのうえぐう」と読みます。その名のとおり、青い波が打ち寄せる海岸の崖の上に建っています。

ブルーの海と空に映える神社の白壁と朱塗りの柱が非常に美しく、沖縄の神社として大変人気を集めています。

お正月には多くの初詣客が訪れ、にぎわいます。またこの神社では、狛犬の代わりに阿吽のシーサーが安置されており、沖縄ムードもいっぱいです。

波上宮は近年になって建てられた神社ではなく、かなり古い歴史を持っているとされています。琉球八社と呼ばれる神社のひとつです。

その昔、琉球にも仏教が伝来しました。琉球王朝に認められたお寺が8か所あり、そのお寺はそれぞれ神社を併設していました。

この神社八社が、琉球八社と呼ばれる神社です。琉球王朝から特別に保護されてきた神社で、格式もあります。

現在でも琉球八社は存在しますが、その頂点に立つのが波上宮なのです。実は、波上宮はニライカナイ伝説に関わりがあるようです。

創建された正確な年代はわかっていませんが、その昔、海の向こうにあるといわれる神々の地、ニライカナイに向かって祈りをささげたのが、波上宮がある場所だったそうです。

沖縄古来の信仰に根付くパワースポットでもあり、「ものを言い光を放つ石」などの不思議な伝説も残る神社です。

現在の社殿は、平成になってから建て替えられたものです。鮮やかな色合いも美しく、人生儀礼にぴったりの神社ですね。

波上宮には、現在イザナミなど日本の神様が祀られています。かつては琉球王国の総鎮守、今は沖縄の総鎮守として信仰されています。

波上宮のお宮参りをしよう

波上宮でお宮参りをする際は、事前に電話で問い合わせてから参詣しましょう。内地の神社同様、年間通していろいろな祭礼も行われています。

特に初詣期間は参詣者が多いので、赤ちゃんを連れてのお宮参りには向かないかもしれません。注意して参詣してくださいね。

波上宮の前には、結婚式なども行える神宮会館があり、ここにはフォトスタジオもあります。お宮参りの写真も撮影してもらえますよ。

フォトスタジオでお宮参りの写真を撮る人もいます。また百日詣での場合は、専用の手足形を入れられる百日額もあります。

お宮参りでは、一般的に父方の祖母が赤ちゃんを抱き、その上から掛け着・祝い着と呼ばれる着物を着せかけます。

父方の祖母が赤ちゃんを抱くという風習に抵抗がある人もいますが、お産が穢れであるという考えと、ママを休ませるという考えからできたしきたりだそうです。

今では父方の祖母に限らず赤ちゃんを抱くようになってきました。祝い着も母方の実家から贈られることが一般的でしたが、今ではレンタルを利用する人も増えています。

祝い着は和服なのでかなり暑くなります。夏場は特に暑く、暑さに弱い赤ちゃんが嫌がって泣くこともあります。

セレモニードレスと祝い着を重ねて着ると熱中症の心配もあるので、気温と相談し、祝い着をかける間は肌着にする、写真撮影の間だけ、昇殿祈祷の時間だけ着るなど工夫しましょう。

神社やお寺で昇殿祈祷を受ける場合は、祈祷料が必要になります。一般的には、紅白の水引をかけたのし袋に「初穂料」などの表書きをし、奉納します。

料金ではないため、受け付けでお札を出して支払うのはあまりおすすめできません。金額は神社によってきまっていることもありますし、「お志で」といわれることもあります。

予約や問い合わせの段階で、金額を訊いておくとスムーズです。お志でという場合は、相場の金額を包むとよいでしょう。

お宮参りの相場は、だいたい5千円から1万円です。双子の場合はそれぞれの子の名前で包みましょう。

波上宮
サイト(沖縄八社紹介サイト):http://www.ariesu777.com/naminoue01.html
所在地:那覇市若狭1-25-11
電話番号:098-868-3697
Google map:https://goo.gl/maps/6HbWZ

2.歴史ある沖宮

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沖宮もまた、古くから琉球王朝に認められてきた神社のひとつです。昭和になって建て替えられました。

沖宮は、那覇市にある神社です。沖宮と書いて「おきのぐう」と読みます。奥武山公園東部にあるお社です。

沖宮もまた、琉球八社のひとつとして王国から保護されてきました。かつてはお寺に併設されており、明治時代まで神仏習合の神社でした。

その当時は沖の寺、沖山三所権現などと呼ばれていたそうです。創建された時代ははっきりわかっていません。

ただ、鎮西八郎と呼ばれた源為朝が活躍した時代に創建されたと伝えられているそうです。平安末期ということで、かなり古い歴史があります。

海から流れ着いた霊木が熊野権現の霊木で、建立されたという伝説があるそうです。しかし太平洋戦争で焼失してしまいました。

戦後になってからご神託があり、復興されたと言われています。現在の地に遷座したのは、昭和50年のことです。

祀られているのはアマテラスオオミカミや熊野三神などの神様です。社殿は沖縄らしい建築になっています。

沖宮のお宮参り

沖宮でお宮参りをしたい場合は、事前に電話で問い合わせをしてから参詣しましょう。神社では公式Facebookも開設しています。

沖宮
サイト(沖縄八社紹介サイト):http://www.ariesu777.com/oki01.html
所在地:那覇市奥武山町44
電話番号:098-857-3293
Google map:https://goo.gl/maps/TukML

3.琉球のパワースポット、宜野湾市の普天間宮

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普天間宮は、宜野湾市の街中にある神社です。地元の人々にもなじみ深い神社です。

普天間宮は宜野湾市の通り沿い、普天間高校のすぐ近くにある神社です。またの名を普天間権現といい、地元では普天間神宮と呼ばれています。

普天間宮もまた、琉球八社の一です。すぐ隣には今でも神宮寺というお寺があります。また、普天間宮といえば不思議な洞穴のある神社として知られています。

普天間宮には洞穴があり、見学も可能です。古くはこの洞穴の中で、琉球古来の信仰に基づく儀式などが行われていたそうです。

神社・お寺として成立する前から、琉球のパワースポットのひとつとして信仰の対象になってきた場所です。

さらに普天間宮には、仙人と女神の伝説が残っています。昔、この近隣に住んでいた夫婦が年貢が納められず、妻が首里城に奉公に出ました。

普天間宮へのお祈りを欠かさずにいたところ、ある日の夜に白髪の老人に荷物を預けられます。妻は困りましたが預かり、返そうと何度も普天間宮周辺に行きましたが老人はいません。

そうこうするうち、彼女の夢にその老人が出てきて、みずからを熊野権現と名乗りました。正直な善人である故荷物を預けた、それを授けようと言いました。

妻は不思議に思って荷物を開けてみると、黄金が出て来たそうです。その恩返しとして建てられた祠が、普天間宮の始まりとされています。

女神伝説は、美貌とされた機織り乙女の伝説です。彼女は家に籠って機を織り、外出せず、外部の人間とは一切会うことがありませんでした。

しかし夢の中で漁に出た兄と父の危機を知り、咄嗟に手を伸ばして兄を助けたという不思議な力を持っていました。

その後、どうしても顔を見たいと策略を練った妹の夫が彼女をのぞき見て、それにショックを受けた乙女は家を出て、飛ぶように普天間まで逃げてきました。

その後、乙女は鍾乳洞へと消え、その姿を見たものはありませんでした。普天間宮の洞穴に住む女神となったと伝えられています。

こういった不思議な伝承が残る普天間宮は、今も鍾乳洞見学をはじめ参詣に訪れる人が少なくありません。

普天間宮のお宮参り

普天間宮でお宮参りをする場合は、事前に電話で問い合わせておきましょう。沖縄らしいたたずまいの神社です。

他の琉球八社と同じように、イザナミや熊野三神を祀る神社です。またその他に、琉球古来の神様である日の神やニライカナイ神、普天間の女神なども祀られています。

普天間宮
サイト(沖縄八社紹介サイト):http://www.ariesu777.com/futenma01.html
所在地:宜野湾市普天間1-27-10
電話番号:098-892-3344
Google map:https://goo.gl/maps/QDolx

4.名僧が開いた達磨寺

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お寺というイメージがあまりない沖縄ですが、かなり古い時代から仏教は伝来しています。達磨寺も古い歴史のあるお寺です。

達磨寺は、那覇市にある臨済宗のお寺です。琉球出身の菊隠宗意という僧によって創建されました。

菊隠宗意は戦国時代から江戸初期にかけて活躍した人で、琉球から日本にわたって禅をまなんだ僧です。

学識も高く、やまと言葉にも巧みだったため、琉球王国に帰国後は王からも頼りにされた人物でした。

薩摩による琉球侵攻の際も王に呼ばれ、薩摩との間を行き来して交渉にあたりました。帰国後は宰相の地位にまでのぼりつめます。

また功績が評価されて土地を賜り、お寺を創建しました。それが達磨寺こと西来院です。菊隠宗意の死後は官寺となりましたが、荒廃してしまいました。

その後再興され、今に至ります。子安にご利益があるとされ、安産祈願に訪れる人も多いお寺です。

達磨寺のお宮参り

達磨寺でお宮参りを行う場合は、予約制になります。事前に電話で連絡を入れてから参詣しましょう。

達磨寺
サイト(琉球の官寺):http://www.kagemarukun.fromc.jp/page115b.html
所在地:那覇市首里赤田町1-5-1
電話番号:098-884-1077
Google map:https://goo.gl/maps/tnen2

5.国民を祀る護国神社

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那覇市内でも大きな神社といえばここ、沖縄県護国神社です。那覇空港にほど近い、海のそばにある神社です。

沖縄県護国神社は、那覇市にある神社です。奥武山公園の中にあり、緑に囲まれたお社です。

護国神社は全国の東京をのぞく道府県にある神社です。その道府県の出身者で、多くは戊辰戦争以来、戦争などに関わって亡くなった人々を神として祀っています。

戦没者だけでなく、自衛官や警察官、消防士など、国民のために殉職した人々が祀られている神社です。

通常、神社の祭神は3柱、4柱、多くても数十柱などですが、護国神社の場合はこうした事情から、1万を超える神様が祀られています。

沖縄県護国神社は、こうして建てられた護国神社のひとつです。創建されたのは昭和11年ですが、現在では17万を超える人々が神として祀られています。

沖縄戦によって焼失してしまいましたが、戦後建てなおされました。静かなたたずまいの中に、近代沖縄が歩んできた歴史を感じさせる場所です。

また那覇市内はもちろん、沖縄県内の中でも大きな神社として、参詣に訪れる人は少なくありません。

特に内地から訪れる人が人生儀礼や厄除けで参詣することの多い神社のひとつです。お宮参りや安産祈願なども行っています。

沖縄県護国神社のお宮参り

沖縄県護国神社でお宮参りをする場合は、事前に電話で問い合わせてから参詣しましょう。受付時間は午前9時から午後4時半までです。

祭礼がおこなわれている場合など、昇殿祈祷が受けられないこともあります。初詣期間中などは受付時間が変動することもあるので、注意してくださいね。

沖縄県護国神社
公式サイト:http://www.okinawa-gokoku.jp/
所在地:那覇市奥武山町44
電話番号:098-857-2798
Google map:https://goo.gl/maps/CPHcO

6.金武宮と観音寺

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金武宮は、神社としての側面とお寺としての側面を持つお社です。また、泡盛の洞窟で大変有名な場所でもあります。

金武宮は、国頭郡金武町にある神社です。金武宮と書いて「きんぐう」と読みます。ここもまた、琉球八社のひとつです。

琉球八社はその昔に建てられたお寺に併設された神社でした。ここも金武宮という神社が、観音寺というお寺の境内に建っています。

米軍基地・キャンプハンセンのすぐ隣にある観音寺は、真言宗系のお寺です。こじんまりとはしていますが、風情のある古刹です。

16世紀の前期に創建されたと伝えられています。神社としての姿よりも、お寺というイメージの強い場所です。

また金武宮の地下には鍾乳洞があり、ここは大変有名な泡盛の貯蔵庫となっています。有料で見学もできますよ。

金武宮のお宮参り

金武宮、観音寺でお宮参りをする場合は、事前に電話で問い合わせをしてから参詣しましょう。観音寺のご本尊は聖観音です。

金武宮
サイト(沖縄八社紹介サイト):http://www.ariesu777.com/kin01.html
所在地:国頭郡金武町金武222
電話番号:098-968-2411
Google map:https://goo.gl/maps/KVWPR

7.宮古島の古いお社

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宮古神社は、日本でもっとも南に位置するといわれる神社です。南国の雰囲気と厳かな神々しさを併せ持つお社です。

宮古神社は、宮古島にある神社です。オレンジ色の屋根が青空に映える美しい神社で、エキゾチックな魅力があります。

平良港にほど近い海辺の神社で、実は日本最南端にある神社ということです。創建はかなり古く、天正年間とされています。

すでに400年以上の歴史を持つ宮古神社には、沖縄の神社の多くと同じように熊野三神が祀られています。

内地風の神前結婚式が行われることもある神社です。またその他の厄払いや人生儀礼なども受け付けています。

宮古神社でお宮参り

宮古神社では、随時お宮参りを受け付けています。ただし祭礼や結婚式があると長時間待つことになるため、予約をしてから参詣しましょう。

受付時間は午前9時から午後5時までです。こちらのサイトでは、お宮参りの時期を生後1ヶ月前後としていますが、こだわる必要はないとも紹介されています。

宮古神社
公式サイト:http://www.miyako-jinja.com/index.html
所在地:宮古島市平良字西里5-1
電話番号:0980-72-6137
Google map:https://goo.gl/maps/M2AKf

今は増えてきている!沖縄でお宮参りに出かけてみよう

沖縄でも、神社やお寺でお宮参りを行う人がたくさんいます。また記念写真を残すファミリーも少なくありません。

赤ちゃんのお披露目や百日祝いなど、土地によってはいろいろな風習が残っている場合もあります。

どうしても内地風のお宮参りをしたいのに理解されない、という場合は、沖縄でもお宮参りをする家庭が増えつつあることを、神社のホームページなどで説明しても良いかもしれません。

赤ちゃんの成長を家族で願うお宮参り。写真に残せば、子どもにも愛されて育った証しになります。しきたりにとらわれ過ぎず、みんなでお祝いしたいものですね。

みんなのコメント
  • すまいるさん

    高校受験のお守り 那覇市内で12月頃から販売している神社ってどこか知りたい

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