甲信越でお宮参り!どの神社やお寺がいい?人気の場所をチェック

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2015/08/06

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赤ちゃんの誕生は、パパとママの生活を大きく変えます。人生の大きな転機のひとつですよね。

また、周囲のお祖父ちゃん、お祖母ちゃんにとっても大きな変化になります。新しい家族を迎えて、しばらくは慌ただしい毎日が続くでしょう。

日々の生活も慣れないことばかりで忙しい時期ですが、生まれたばかりの赤ちゃんにはいろいろな人生儀礼が待っています。

なかでも、両家の祖父母にも大きく関わってくるのがお宮参りです。お宮参りは地域によって風習が違うってご存知でしたか。

生後1ヶ月前後で行う地域もあれば、百日参りを行う地域、あまりお宮参りをしない地域まであるんですよ。

甲信越と呼ばれる山梨・長野・新潟では、いつごろお宮参りをするのでしょうか。また人気の高い神社やお寺もご紹介します。

お宮参りの風習とは?甲信越それぞれのお宮参り時期

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お宮参りとは、赤ちゃんの誕生を神仏に報告し、安産のお礼と無事の成長を願うための儀式です。

七五三や成人式などの儀式を、人生儀礼といいます。お宮参りは、人が誕生して最初に訪れる、大きな人生儀礼のひとつです。

山梨県では、生後30日から50日の間の吉日に行う、という地域や、生後100日目に行うという地域があるようです。

長野県では、生後1ヶ月ころにお宮参りをする地域が多いようですね。しかし冬が長くて厳しいため、時期によっても変わるようです。

新潟県では、男の子は31日目、女の子は32日目という地域もあれば、百日参りをお宮参りとする場所もあります。晩秋に生まれたら、雪解けを待つことも多いようです。

また、新発田周辺では全国的にも珍しく、男の子は50日目、女の子は51日目とされているようです。

いずれにしても、最近はどの神社でもしきたりより赤ちゃんとママの体調を優先するようにと勧めています。

最近は冷暖房完備の拝殿や、授乳室完備の待合室がある神社もあります。ただし、多くの神社では祈祷中の撮影を禁止しているので、その点は注意しましょう。

また、祈祷料は裸のお札を支払うのではなく、紅白ののし袋を用意します。赤ちゃんの名前を表書きして、受付で奉納しましょう。

山梨県のお宮参り!信玄公や富士山ゆかりの神社へ行こう

武田信玄の足跡がたくさん残る山梨県。また、世界遺産・富士山のお膝元でもあります。お宮参りにも、そうした神社が選ばれているようです。

武田信玄を神として祀り、勝運祈願にご利益あり「武田神社」

武田神社は、甲府市にある神社です。創建されたのは大正時代と意外に新しいのですが、甲斐国総鎮護として信仰をあつめています。

武田神社は、武田信玄を神として祀るお社です。武田家三代が暮らした躑躅ヶ崎館跡に建てられました。

甲斐国の守り神として人生儀礼に訪れる人も少なくありません。また、名将として名高い信玄を祀っているということで、勝運祈願にご利益があるとされています。

武田神社でお宮参りをする場合は、基本的に毎日祈祷を受け付けています。予約は必要ありません。祈祷の受付時間は午前9時から午後4までになります。

ただし混みあう時期や祭礼と重なる日もあるので、祈祷が受けられるか、待ち時間の長さなど、事前に電話で問い合わせておくと安心です。

武田神社
公式サイト:http://www.takedajinja.or.jp/
所在地:甲府市古府中町2611
電話番号:055-252-2609
Google map:https://goo.gl/maps/8XuNL

甲斐国の一之宮で歴史が大変古い「甲斐国一宮浅間神社」

甲斐国一宮浅間神社は、笛吹市にある神社です。地名にも「一ノ宮」とあるように、この神社が甲斐国の一之宮とされています。

歴史は大変古く、神代の時代に創建されたと伝えられています。現在の場所に遷座したのは、平安時代のことだそうです。

笛吹市の浅間神社周辺は、その昔甲斐国の中心地だった場所です。現在でも国分寺や国分尼寺跡が残っており、往時のようすをうかがうことができます。

浅間神社も、甲斐国の一之宮として中心地に建てられたのでしょう。戦国時代に入ってからは、武田氏からも信仰されてきました。

また、江戸時代には幕府からも手厚い保護を受けます。現在でも、周辺の人々から親しまれる神社です。

また、甲斐国一宮浅間神社には、夫婦梅と呼ばれる不思議な梅の木があります。男女が寄り添うような実がなる梅で、子宝にご利益があると言われています。

甲斐国一宮浅間神社でお宮参りをする場合、昇殿祈祷を希望する場合は、事前に電話で問い合わせてから参詣しましょう。

甲斐国一宮浅間神社
公式サイト:http://asamajinja.jp/
所在地:笛吹市一宮町一ノ宮1684
電話番号:0553-47-0900
Google map:https://goo.gl/maps/iR3Pr

富士山と縁深い「北口本宮冨士浅間神社」

北口本宮冨士浅間神社は、富士吉田市にある神社です。その名のとおり、富士山の裾野にあり、富士山と大変縁の深い神社です。

浅間神社という名前の神社は、富士山の周辺、中部地方や関東地方に多く点在しています。浅間という名を持っていますが、実は富士山を祀る神社です。

富士山は太古の昔から、霊峰として信仰の対象となってきました。浅間神社の祭神は、富士山の女神コノハナサクヤヒメとされています。

コノハナサクヤヒメは、日本神話きっての美女として有名ですね。天孫、ニニギノミコトに一目惚れされ、妻となりました。

たいへん優美な姿で知られる富士山の女神でもあり、また桜の花のイメージもある、たおやかな美女です。

その一方で、コノハナサクヤヒメは安産、子安の女神としても知られています。実は、彼女は海幸彦・山幸彦きょうだいの母でもあるのです。

海幸彦・山幸彦きょうだいを猛火の中で安産で出産し、さらに山幸彦は成長して、天皇家の祖となりました。

その神話から、コノハナサクヤヒメはお産や育児を見守る女神としても信仰されるようになったのです。

北口本宮冨士浅間神社は、登山ルートのひとつである吉田口の起点にあたる神社です。山梨における富士山信仰の拠点のひとつになっています。

北口本宮冨士浅間神社でお宮参りをする場合、電話で問い合わせてから参詣しましょう。受付時間は午前9時から午後5時までです。

結婚式や祭礼がある場合もありますし、初詣シーズンや七五三シーズンは混みあいます。注意しましょう。祈祷料は5千円からになります。

北口本宮浅間神社
公式サイト:http://sengenjinja.jp/index.html
所在地:富士吉田市上吉田5558
電話番号:0555-22-0221
Google map:https://goo.gl/maps/oVOgq

安産の神社としてとても有名です「山中諏訪神社」

山中諏訪神社は、山中湖村にある神社です。その名前からもわかるように、山中湖の湖畔に佇むお社です。

山中諏訪神社が創建されたのは、太古の昔と言われています。国に疫病が蔓延した折、勅命によって創建されたそうです。

戦国時代に入ってからは、武田氏からあつく信仰され、本殿の寄進を受けています。また、現在は「安産の神社」として非常に有名です。

諏訪神社は、長野県にある諏訪大社を総本宮とする神社です。祀られているのも、諏訪大社と同じタケミナカタという古い神様です。

さらに、山中諏訪神社にはトヨタマビメという女神が祀られています。彼女は海神の娘で、龍宮で山幸彦と夫婦になり、赤ちゃんをもうけて安産で出産しました。

こうした伝説から、山中諏訪神社は子授け、安産、子育ての神社として信仰されています。特に例大祭は安産祭りと呼ばれ、多くの女性が訪れます。

山中諏訪神社でお宮参りをする場合、事前に問い合わせをしてから参詣しましょう。安産祭りは9月に行われ、非常に混雑します。

また安産の神社として名高いため、戌の日の土日は混みあいます。赤ちゃんを連れての参詣になるので、早めに問い合わせて日時を決めるとよいでしょう。

山中諏訪神社
公式サイト:http://www.suwajinja.com/
所在地:南都留郡山中湖村山中13
電話番号:0555-62-3952
Google map:https://goo.gl/maps/G8AKL

金桜神社

金桜神社は、甲府市にある神社です。金桜と書いて「かなざくら」と読みます。非常に古い時代に創建されたと伝えられています。

太古の昔から、御嶽信仰の中心地として信仰をあつめてきました。ヤマトタケル伝説にゆかりが深く、ヤマトタケルも祀られています。

幕末に金桜神社と改名されましたが、それまでは山岳信仰の拠点として蔵王権現と呼ばれていました。

歴代の領主・藩主からも手厚く保護され、古くは弘法大師空海も経文を奉納したと伝えられているそうですよ。

金桜神社でお宮参りをする場合、事前に問い合わせてから参詣しましょう。

金桜神社は、その名前にも由来する「鬱金の桜」で有名な神社です。4月から5月にかけては桜を見る人で混雑するので、気をつけて参詣しましょう。

金桜神社
サイト(富士の国やまなし):http://www.yamanashi-kankou.jp/kankou/spot/p1_4473.html
所在地:甲府市御岳町2347
電話番号:055-287-2011
Google map:https://goo.gl/maps/5jND9

和歌の聖地として親しまれている「差出磯大嶽山神社」

差出磯大嶽山神社は、山梨市にある神社です。「さしでのいそ だいたけさん」神社と読みます。

海の無い山梨県で「磯」とは不思議な名前ですよね。差出磯は、盆地ですが、海の磯に見える景観とされ、古くは古今和歌集にも差出磯を歌った歌があるそうです。

和歌の聖地として親しまれていますが、現在でも景勝地として知られています。4月には多くの人々が訪れる例大祭も開かれます。

差出磯大嶽山神社でお宮参りをする場合、事前に電話で予約をしてからお出かけくださいね。

祭礼や出張祈祷などで留守にしている場合もあります。祈祷の受付時間は午前9時から午後4時半までになります。祈祷料は5千円からです。

差出磯大嶽山神社
公式サイト:http://daitakesan.jp/
所在地:山梨市南1376−1
電話番号:0553-22-0081
Google map:https://goo.gl/maps/DQm8v

みそぎを伝承するために創建「身曾岐神社」

身曾岐神社は、北杜市の小淵沢にある神社です。身曾岐神社と書いて「みそぎじんじゃ」と読みます。

みそぎとは、古くから日本にある考え方で、水をかぶったり居住まいを正したりして、身を清める事です。

身曾岐神社は、1985年に創建された新しい神社です。祭神は、井上正鉄という江戸時代の国学者です。

井上正鉄は、神職でもあり、独自の神道を打ち立てました。しかし幕府滅亡を予言したと言われ、三宅島に流刑になってしまいます。

身曾岐神社では、井上正鉄の提唱した古いかたちの神道を今に伝え、その中でも最も大切な「みそぎ」を伝承するために創建されました。

身曾岐神社でお宮参りをする場合、事前に問い合わせてから参詣しましょう。受付時間は午前9時から午後4時までになります。

身曾岐神社
公式サイト:http://www.misogi.jp/
所在地:北杜市小淵沢町上笹尾3401
電話番号:0551-36-3000
Google map: https://goo.gl/maps/fnuoa

長野県のお宮参り…諏訪大社・善光寺以外にもおススメいっぱい

たいへん大きな面積を誇る長野県は、県内でも地域によって文化・風習が異なるようです。また、全国的にも知られる古社・名刹もたくさんあります。

全国の諏訪大社の総本宮「諏訪大社上社本宮」

諏訪大社上社本宮は、諏訪にある神社です。諏訪大社は、諏訪湖をはさんで上社本宮と、下社秋宮にわかれています。

諏訪大社は日本でもっとも古い神社のひとつとされ、創建された年代ははっきりとはわかっていません。しかし、太古の昔から信仰されてきたと考えられています。

全国的に見ても非常に格式の高い神社であり、また信濃国一之宮でもあります。さらに、全国各地にある諏訪神社の総本宮でもあります。

諏訪大社といえば、御柱祭で知られていますね。7年に一度開催される、大変勇壮なお祭りです。また、諏訪湖の御神渡りも有名です。

諏訪大社の上社は、諏訪市にあります。上社には本宮と前宮とよばれる、ふたつのお社があります。上社では、本宮で祈願祈祷などを受け付けています。

諏訪大社上社本宮でお宮参りをする場合、祈祷の受付時間は午前9時から午後4時までになります。

祭礼がおこなわれている日などは受付時間が変動し、さらに祈祷を受けられない場合もあります。事前に電話で問い合わせておきましょう。祈祷料は5千円からになります。

諏訪大社上社本宮
公式サイト:http://suwataisha.or.jp/
所在地:諏訪市中洲長野県諏訪市中洲宮山1
電話番号:0266-52-1919
Google map:https://goo.gl/maps/ih1kD

夫婦の神様が祀られている「諏訪大社下社秋宮」

諏訪大社下社秋宮は、諏訪大社の「もうひとつのお宮」です。諏訪湖をはさんで、下社は諏訪郡下諏訪町に位置しています。

下社もまた、諏訪大社として大変古い歴史を格式を誇るお社です。下社には秋宮と春宮があり、祈祷などは秋宮で受け付けています。

諏訪大社には、夫婦の神様が祀られています。この神様は、十三柱もの子を授かったとされています。

そこで神社内には子安社が設けられており、安産のお社としても人気があります。特に安産守りの底抜け柄杓は有名です。

お宮参りで参詣した際も、子安社にお詣りすると良いですね。子安社は上社の前宮と、下社の秋宮・春宮にあります。

諏訪大社下社秋宮でお宮参りをする場合、受付時間は午前9時から午後4時までになります。

事前に問い合わせてから参詣することをおすすめします。授与所が受付場所です。祈祷料は5千円からになります。

諏訪大社下社秋宮
公式サイト:http://suwataisha.or.jp/
所在地:諏訪郡下諏訪町上久保5828
電話番号:0266-27-8035
Google map:https://goo.gl/maps/QDiT4

どの宗派の人でも参詣OK「善光寺」

善光寺は、長野市にあるお寺です。全国から多くの参詣客が訪れる、国内でも屈指の知名度を誇る古刹です。

創建は飛鳥時代とも言われています。また宗派に属さない特殊な立場のお寺であり、どの宗派の人でも参詣できるお寺です。

本尊は阿弥陀如来で、日本最古と伝えられています。2015年は善光寺の開帳にあたり、たいへんにぎわいました。

善光寺参りは江戸時代に特に流行しました。女人救済のお寺でもあり、現在でも長野県を代表する大寺院です。

善光寺でお宮参りをする場合、基本的に予約制ではありません。当日に法要受付窓口で受け付けを行えば大丈夫です。

ただし混みあう時期もあるので、赤ちゃんを連れての参詣が不安な場合は、事前に問い合わせておくと良いでしょう。

祈祷の受付時間は公式サイトに細かく掲載されています。日によって異なるため注意しましょう。祈祷料は3千円からになります。

善光寺
公式サイト:http://www.zenkoji.jp/
所在地:長野市元善町491
電話番号:026-234-3591
Google map:https://goo.gl/maps/3jHvJ

日本アルプスの守り神「穂高神社」

穂高神社は、安曇野市にある神社です。信濃国三宮とされており、現在多くの人が参詣しているお社は里宮本宮になります。

上高地には奥宮があり、奥穂高岳の山頂には嶺宮が置かれています。現在では、日本アルプスの守り神として親しまれています。

穂高神社のある安曇野は、古来安曇氏という九州の海の民が定着した土地とされてきました。そこで、日本アルプスの裾野にあるにもかかわらず、祭りに船が登場します。

穂高神社にも、ホタカノミコトという穂高の神様のほか、ワタツミノミコトという海神が祀られています。

穂高神社は、道祖神でも有名ですね。また非常に寒い土地ですが、穂高神社では赤ちゃんや妊婦さんも快適に参詣できます。

穂高神社でお宮参りをする場合、基本的に毎日祈祷を受け付けています。受付時間は午前9時から午後4時半までです。

穂高神社
公式サイト:http://www.hotakajinja.com/
所在地:安曇野市穂高6079
電話番号:0263-82-2003
Google map:https://goo.gl/maps/HY21y

子育て成就で訪れる人も多い「生島足島神社」

生島足島神社は、上田市にある神社です。上田市周辺では非常に人気の高い、有名なお社です。

神池と呼ばれる池のなかに神島があり、そこに生島神という生命力の神と、足島神という満足の神が祀られています。

生島足島神社はかなり古い時代に創建されたと考えられており、日本屈指の古社・諏訪大社創建にも関わっているとされています。

平安初期には朝廷から寄進があったといわれ、その後も調停をはじめ、真田家や上田城主などから崇敬を受け続けました。

また夫婦けやきや家族けやき、夫婦白槇といったご神木や、子安社なども境内にあり、夫婦和合や家族円満、子育て成就で訪れる人も少なくありません。

生島足島神社でお宮参りをする場合、昇殿祈祷を希望する場合は事前に電話で問い合わせておきましょう。

祈祷の受付時間は午前9時から午後4時までです。祭礼などが無い限り、毎日受け付けています。祈祷料は6千円からになります。

生島足島神社
公式サイト:http://www.ikushimatarushima.jp/
所在地:上田市下之郷中池西701
電話番号:0268-38-2755
Google map:https://goo.gl/maps/5y3Sn

武水別神社

武水別神社は、千曲市にある神社です。武水別とかいて「たけみずわけ」と読みます。祀られている神様の名前です。

タケミズワケは、水や農事をつかさどる神様です。この神社は千曲川のそばに建てられており、善光寺平の農業繁栄と、千曲川の治水の守り神として建てられました。

また、武水別神社は「八幡神社」でもあります。八幡神社は九州の宇佐神宮を総本社にする神社で、全国にある神社のうち最も数が多いと言われています。

八幡神社の祭神は太古の応神天皇という天皇で、その父母もともに祀られています。特に母親である神功皇后は、安産・子安・育児の女神として信仰されているんですよ。

武水別神社は、創建年数がはっきりわからないほど古い時代に建てられたと伝えられています。

平安時代になって、京都の石清水八幡宮から八幡神社が勧請され、以後地域の領主をはじめ人々から信仰されてきました。

武水別神社でお宮参りをする場合、基本的に予約制ではありません。昇殿祈祷が可能かどうか、電話で問い合わせてから随時参詣しましょう。

祈祷の受付時間は午前8時半から午後4時半まで、お昼は受付中止になります。祈祷料は6千円からです。

武水別神社
公式サイト:http://takemizuwake.web.fc2.com/
所在地:千曲市八幡3012
電話番号:026-272-1144
Google map:https://goo.gl/maps/tqbIh

怪物退治をした英雄、速太郎伝説のお寺「光前寺」

光前寺は、駒ケ根市にある天台宗のお寺です。平安時代に創建された古刹で、武田氏をはじめ、徳川幕府からも手厚く保護されてきました。

桜の名所としても有名で、特にしだれ桜の季節は壮観です。境内には70本ものしだれ桜が植えられているそうです。またヒカリゴケも見学できますよ。

さらに、光前寺はこの地方で大変有名な「早太郎伝説」のお寺でもあります。早太郎は霊犬と言われた名犬で、怪物退治をした英雄です。

光前寺でお宮参りをする場合、予約制になります。必ず事前に電話で予約をしてから参詣しましょう。

お宮参りは、他の祈祷とは別に行われます。日時が決まったら早めに連絡してくださいね。祈祷料は1万円からになります。

光前寺
公式サイト:http://www.kozenji.or.jp/
所在地:駒ヶ根市赤穂29
電話番号:0265-83-2736
Google map:https://goo.gl/maps/7EIrn

お宮参りにはここをチェック!神社王国、新潟のおすすめ神社&お寺

新潟県は、実は日本でもっとも神社がたくさんある県だってご存知でしたか。そんな新潟県で、お宮参りで人気の高い神社はどこでしょう。

新潟県随一の規模と格式を誇る「彌彦神社」

彌彦神社は、弥彦村にある神社です。弥彦村は「やひこ」と読みますが、神社の名前は正式には「いやひこ」と読みます。

一般的には「やひこさん」と呼ばれて親しまれています。越後国一之宮とされ、新潟県随一の規模と格式を誇ります。

弥彦山のふもとに位置する神社で、弥彦山をご神体として祀るお社です。創建された正確な年代はわかっていませんが、万葉の時代にはすでに名を馳せた大社でした。

おそらく、日本の神道が自然崇拝や山岳信仰といった、古いかたちだったころから聖地として崇められていたのでしょう。

一般的に参詣客が訪れるのは本社です。弥彦山の山頂には、奥の宮があります。またかつては日本一の大きさを誇った大鳥居も有名ですね。

彌彦神社でお宮参りをする場合、事前に問い合わせてから参詣しましょう。

初詣期間中などは受付時間が変動し、また祭礼が重なると昇殿祈祷ができない場合もあります。電話で確認してからお宮参りにお出かけくださいね。

彌彦神社
公式サイト:http://www.yahiko-omori.com/
所在地:西蒲原郡弥彦村弥彦2887−2
電話番号:0256-94-2001
Google map:https://goo.gl/maps/iIQBS

子どもに対するお守りも多い神社です「白山神社」

白山神社は、新潟市にある神社です。新潟総鎮守とされ、新潟市民にはおなじみの大きなお社です。

白山神社は、石川県にある北陸の霊峰・白山の女神を祀る神社です。総本社は白山の山頂に奥宮を構える白山比咩神社です。

白山神社は白山のお膝元である石川県を中心に、北陸・中部地方に点在しており、新潟市の白山神社もそのひとつです。

新潟市の白山神社は、平安時代に創建されたと伝えられる、古いお社です。平安時代に編纂された『延喜式』にも見えるとされています。

戦国時代には上杉景勝より寄進を受けるなど、当時から近隣に名を馳せる神社でした。女神を祀る神社ということで、子安にご利益があると考えられています。

お宮参りはもちろん、安産祈願や七五三など、子どもに関するお参りも多い神社です。新潟市民の人生儀礼に寄り添ってきたお社です。

白山神社でお宮参りをする場合、まずは電話で問い合わせましょう。白山神社は、お宮参り推奨の神社で、授乳室や男女トイレのおむつ替えシートも完備されています。

また、お宮参り・お食い初めなどをふくめた初宮参りご会食パックの申し込みも可能です。公式サイトから申し込みページにリンクしているので、早めにチェックしてくださいね。

白山神社
公式サイト:http://www.niigatahakusanjinja.or.jp/
所在地:新潟市中央区一番堀通町1-1
電話番号:025-228-2963
Google map:https://goo.gl/maps/9MlxJ

赤ちゃんも快適に参詣できます!「宝徳山稲荷大社」

宝徳山稲荷大社は、長岡市にある神社です。縄文時代から聖地として信仰の対象になっていたという、県内屈指のパワースポットです。

朱塗りの柱が非常に美しい神社で、越後総鎮守一之宮とされています。歴史は古いのですが、拝殿などは新しいため赤ちゃん連れの参詣でも快適ですよ。

宝徳山稲荷大社でお宮参りをする場合、受付時間は午前9時から午後4時までです。

予約は必要ありませんが、混みあう日もあるので事前に確認しておくとよいでしょう。祈祷料は5千円からになります。

宝徳山稲荷大社
公式サイト:http://www.houtoku.or.jp/
所在地:長岡市飯塚870
電話番号:0258-92-2136
Google map:https://goo.gl/maps/6y9rW

新発田諏訪神社

新発田諏訪神社は、新発田市にある神社です。長野県の諏訪大社の神を祀り、大化の改新後の飛鳥時代に創建された古いお社です。

江戸時代には藩主からあつく保護され、新発田城内に遷座されました。以降藩主によって幾度か遷座を繰り返し、社殿を建てなおされています。

新発田諏訪神社でお宮参りをする場合、平日は予約制になります。土日は予約は必要ありませんが、事前に問い合わせておくと安心です。

結婚式などがある場合もあります。祈祷の受付時間は午前9時から午後4時までになります。祈祷料は5千円からです。

新発田諏訪神社
公式サイト:http://osuwasama.jp/
所在地:新発田市諏訪町1-8-9
電話番号:0254-22-2339
Google map:https://goo.gl/maps/2SsYT

中越地方の総鎮守「金峯神社」

金峯神社は、長岡市にある神社です。「きんぷじんじゃ」と読みますが、地元の人々からは「蔵王さま」と呼ばれています。

創建されたのは奈良時代に入る直前という古い神社で、明治時代までは蔵王権現と呼ばれる神仏習合の霊場だったそうです。

明治時代に入ってから神仏分離が行われ、神社となりました。中越地方の総鎮守として信仰をあつめてきたお社です。

金峯神社でお宮参りをする場合、事前に問い合わせてから参詣しましょう。急ぎの場合や当日は電話がおすすめです。

金峯神社
公式サイト:http://www.kinpu.jp/
所在地:長岡市西蔵王2-6-19
電話番号:0258-32-2337
Google map:https://goo.gl/maps/dUUng

行基などさまざまな名僧にゆかりがある「国上寺」

国上寺は、燕市にある真言宗のお寺です。奈良時代に入る前に創建されたという古刹で、越後一ノ宮の彌彦神社の神の神託によって建立されたという伝説があるそうです。

国上山国上寺が正式名称で、国上山は「くがみやま」と読みます。越後では最も古い歴史を持つお寺です。

ご本尊の阿弥陀如来像は、奈良時代の名僧行基作と伝えられ、聖武天皇の妻である光明皇后より贈られたものという伝承があるそうです。

現在は真言宗のお寺ですが、古いお寺はその時の土地の領主や藩主の意向により宗派を変えることがままあり、国上寺も同様に何度か宗派を変えて今に至ります。

そのため、行基や慈覚大師円仁・良寛など、さまざまな名僧にゆかりがあるとされています。また源義経や上杉謙信も信仰したお寺です。特に良寛は国上に長く滞在しました。

国上寺でお宮参りをする場合、事前に問い合わせてから参詣しましょう。祈祷料は5千円からになります。

特に戦国時代をいろどる武将・上杉謙信の祈願寺として知られるお寺です。赤ちゃんの初寺詣りにもオススメです。

国上寺
公式サイト:http://www.kokujouji.com/
所在地:燕市国上1407
電話番号:0256-97-3758
Google map:https://goo.gl/maps/rnftr

家族でお宮参りをしよう!赤ちゃんへの愛情がつまったセレモニー

甲信越地方では、その土地によってお宮参りの時期などいろいろな風習が残っています。家によっても、お宮参りに対する意識は違いますよね。

でも、太古の昔から変わらないのは、生まれてきた新しい家族を温かく迎え、無事の成長を祈る気持ちです。

一番に赤ちゃんとママのコンディションを考えて日時を決め、成長した後「良い思い出だね」と笑いあえる一日にしたいものですね。

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