おまると補助便座どっちを使う?トイレトレーニングおすすめアイテム

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2018/09/20

赤ちゃんが、自分で歩き、おしっこやうんちをしたことを理解し始めているとわかったら、おむつを卒業するタイミングについて考え始めても良い頃です。

これから子供がトイレを使えるようになるためにどういうアイテムを用意したら良いのか、迷ってしまうことでしょう。

赤ちゃんの初めてのトイレには、おまるを使うということはなんとなくイメージはできていても、実際にはどんな商品があるのか、子供に合ったおまるを選ぶポイントはあるのか、気になりますよね。

また、子供のおむつ卒業をサポートするためのアイテムとしては、大人のトイレに設置するタイプの「補助便座」もあります。

今回は、おまると補助便座の違いや、そのメリット・デメリットを中心に、トレーニングの進め方やコツについても紹介します。

おまる、補助便座を使う前のトイレトレーニングの準備

おまるや補助便座を使う前に、事前の準備をある程度進めておいたほうがスムーズです。

おまるや補助便座について紹介する前に、まずは、子供が初めてのトイレに挑戦する前にしておくべき、心の準備や気分の作り方についてお伝えします。

トイレトレーニングとは?子供がトイレでおしっこやうんちをするための練習

トイレトレーニングとは、おむつでの排泄を卒業して、トイレでおしっこやうんちができるようになるための練習です。

トイレの練習は、「おしっこ」や「うんち」が何であるのかを認識するところからスタートして、徐々に、自分からおしっこやうんちをしたいというサインを出したり、トイレに向かったりすることを学んでいきます。

おまるや補助便座に座ってみる前に、まずは子供がストレスなく練習に進めるための準備をしていきましょう。

まずはおしっこ、うんちの認識をさせよう

まずは、おしっこやうんちについて、赤ちゃんにゆっくりと伝えていきましょう。

おしっこやうんちがどんなものなのかを見せてあげながら、おしっこやうんちをしたときのすっきりした感じを意識させて、言葉と実際のおしっこやうんちを結びつけてあげましょう。

具体的には、おむつ替えのときに、「チー」「しーし」「ウンウン」など、簡単な言葉を使いながら、声をかけてあげます。

「しーし出たね」「ウンウン出たね」といったように、声に出して教えてあげましょう。

おしっこやうんちの感覚について伝えよう

また、おしっこやうんちを出た感覚についても、言葉で伝えてあげることが重要です。

おむつを替えながら、「おしっこが出て気持ちいいね」「うんちが出てすっきりしたね」というように、おしっこやうんちが出る感覚について、言葉に出して教えてあげましょう。

また、おむつを替えたり、おしりをきれいにすることが「気持ちいい」と感じてもらうと、トイレトレーニングがスムーズに進みます。

おしっこやうんちをしたり、おしりをきれいにすることにポジティブなイメージを持ってもらうように、明るく声をかけていきましょう。

ママが楽しくトイレに行く姿を見せる

トイレトレーニングにとって重要なのは、トイレを子供にとってお気に入りの場所にするということです。

狭くて圧迫感があるトイレを怖いと感じてしまう子供もいるため、トイレはおしっこやうんちをしてすっきりする楽しいところだと伝えてあげましょう。

そのためにはまず、ママが楽しくトイレに行く姿を見せることが大切です。「トイレに行ってくるね」と声をかけたり、興味がありそうにしていたら、一緒に入ってみるなどしてみましょう。

トイレトレーニングをスムーズに進めるためには、子供の好奇心と、「自分でやりたい」という気持ちを引き起こすことがポイントです。

大人が面白そうにやっていることは、子供は真似したがります。子供の好奇心をくすぐって、自分も楽しい場所に行って、トイレを使いたい!と思わせるような雰囲気を作りましょう。

トイレやトイレの近くでおむつを替えてみる

トイレはおしっこやうんちをする場所、という意識をつけるために、トイレの中やトイレの近くまで行って、おむつを替えてみるのもおすすめです。

ママやパパがいつも行っているトイレに自分も行って、おむつを替えてすっきりすると、トイレにより親しみを持てることもあります。

ただ、リビングに比べてトイレが寒いときや、子供が嫌がって行こうとしないときなどに無理に連れて行くと、トイレに嫌なイメージを持ってしまうこともあります。

子供の機嫌がいい時に、「トイレ行ってすっきりしようね」と声をかけて、誘ってみましょう。

おまるや補助便座に親しみを持ってもらう

おまるや補助便座にも親しみを持ってもらうと、実際に使うときにスムーズです。

まだ座ったりできなくても、リビングにおまるや補助便座を置いておき、興味を持ってもらいましょう。

おまるや補助便座を、怖いものや、使うとつらい思いをするものだと思われてしまうと、その後のトイレトレーニングが滞ってしまいます。

まずはおもちゃと同じように、手で触ったり、動かしてみたり、遊ばせることで、「使ってみたい!」と感じてもらうようにしましょう。

おまる、補助便座を使い始めるタイミングは? おすすめ時期とスタートOKのチェックポイント

では、おまるや補助便座は、いつごろから使い始めるのが良いのでしょうか? おすすめの時期や目安を見ていきましょう。

とはいえ、トイレトレーニングに限らず、子供の発達のスピードは人それぞれです。「これができるようになれば、そろそろOKのサイン」という、チェックポイントも紹介します。

それぞれの赤ちゃんの様子をしっかり見て、おまるや補助便座をストレスなく楽しく使えそうなタイミングをつかんで、あせらずに進めていきましょう。

1人で歩くことができ、おしっこをしたいと感じる2歳頃からがおすすめ

まず、立って1人で歩けるようになってから、トイレトレーニングを始めましょう。

ママやパパに抱っこして連れて行ってもらうのではなく、自分から、おまるに座りたい、トイレに行きたいと思って歩いて行くことが必要です。

また、2歳頃になると、「おしっこをしたい」と感じることができるようになります。1歳半〜2歳頃に、少しずつおまるや補助便座を使い始めるのがおすすめです。

子供が自分の意志を伝えたり、意欲を示すようになったら

トイレトレーニングを始めるのは、子供が自分の意志を伝えられるようになってからにしましょう。

「抱っこ」「ちょうだい」など、簡単な言葉で意志を示したり、子供が自分で着替えや手伝いをやりたがったりする、自立心が芽生えている頃がいいでしょう。自立心は、自分でおまるやトイレでおしっこやうんちをしたいという気持ちにつながります。

また、大人の真似をするのが好きになっている時期に始めると、トイレに行ったり、おまるや便座に座ったりすることを教えやすくなるのでスムーズです。

イヤイヤ期に入ったばかりは避けたほうが無難

トイレトレーニングを始めるタイミングは、イヤイヤ期に入ったばかりの頃など、子供の気持ちが不安定なタイミングは避けましょう。

トイレトレーニングを進めるうえで重要なのは、ママやパパと、子供の良好なコミュニケーションです。

おまるや補助便座を使ったトレーニングは決してスムーズに進むとは限らず、一進一退の中で少しずつ練習を重ねていく必要があるため、子供と親の関係が安定している時に進めたほうがベターです。

タイミングが合えば暖かい季節に始めてみよう

トイレトレーニングを始める季節は、春・夏・秋の暖かい季節、とくに夏がおすすめです。

夏は薄着でズボンやおむつの脱ぎ着がしやすく、おしっこやうんちに失敗しても洗濯が少なくて済みます。

また、汗をかきやすくおしっこの間隔が空くため、おまるやトイレに子供を誘うタイミングもつかみやすくなります。そのため、子供にとってもママやパパにとっても、トイレトレーニングを始めやすい季節です。

おしっこの間隔が2~3時間あくようになれば始め時

昼間に、おしっことおしっこの間隔が2〜3時間あくようになったら、トレーニングを始めるタイミングと考えて良いでしょう。

これは、膀胱におしっこがある程度溜められるようになってきたというサインです。おしっこの間隔が開くようになってきたら、おまるや補助便座を使う準備を進めてみましょう。

個人差はありますが、2歳頃になると、膀胱の機能が発達しておしっこが溜められるようになってくるようです。

固いうんちが決まった時間に出るようになれば始め時

ご飯のあとなど、決まった時間にうんちが出るようになれば、おまるや補助便座を試してみるのもいいでしょう。

また、大人のうんちに近い硬さになってくるというのが、トイレトレーニングを始める目安のひとつです。

ご飯を食べた後におまるに座らせたり、トイレに連れて行ったりしてみると、成功することが多いです。

おしっこやうんちをする前のわかりやすいサインが出てきたら

うんちがある程度固くなると、壁やテーブルにつかまり足を踏ん張るなど、子供がうんちをしたいということがわかりやすくなります。

また、おしっこをする前に、もじもじしたり、お股を触ったりと、「おしっこがしたい」という感覚を示してくれるようになります。

「うんちを出そうとしているな」「おしっこがしたいみたいだな」というサインが見えてきたら、おまるや補助便座を使うことを考えてみてもいいでしょう。

おしっこやうんちを認識して「ちー」「ウーン」など伝えてくれる

おしりや股をポンポンと触ったり、「ちー」「ウーン」と言ったりと、おしっこやうんちが出たのを教えてくれることは、おしっこやうんちをしっかりと認識しているというサインです。

また、トイレのほうを指差すなどして、トイレに興味がある、トイレに行きたいという意志を伝えられるようになれば、トイレトレーニングをスタートできるタイミングです。

子供の好奇心や「自分でやりたい!」というサインを見逃さないようにチェックしましょう。

おまると補助便座の違いは?メリット・デメリットも紹介

それでは、実際に子供のトイレトレーニングを進めるときに、おまると補助便座のどちらを使うのが良いのでしょうか?

単体で使えるおまると、トイレに設置する補助便座は形も使い方も異なります。そのメリット、デメリットについてご紹介していきます。

それぞれの特徴をしっかり理解して、我が子に合ったものを選んであげましょう!

おまる、補助便座はこんな形がある!4つのおすすめタイプ

おまるや補助便座は、おむつから卒業しようとしている子供のトイレトレーニングのためのアイテムです。

おしりの小さな子供は、大人用の便座に座ることが難しいです。おしりがそのまま便器の中に落ちてしまったりしたら、トイレに行ったことが怖い体験として記憶されてしまいます。

楽しく、スムーズにトイレトレーニングをできるように、それぞれの子供に合ったものを選んであげましょう。

おまるは、それ単体でどこでも置いて使える簡易的な子供用の便器です。そして、補助便座は、大人用の便座に取り付けるタイプの小さい便座です。

おまると補助便座は、大きく分けると次の4つの種類があります。それぞれのアイテムの特徴を紹介していきます。

  1. 単体で使えるおまる
  2. 大人用トイレに設置する補助便座
  3. おまるから補助便座に移行できるタイプ
  4. ステップ付き補助便座

おまるはどこでも使えて子供がリラックスできる

おまるは、持ち運びができて、トイレ以外の場所でもどこでも使える子供用の便器です。

足を開いてまたいで座るタイプと、足を閉じて腰掛けるタイプがあります。また、前に子供が握ることができる持ち手がついているタイプや、左右に持ち手がついているものもあります。

おまるのメリットは、リビングなどの子供が慣れた場所でリラックスしておしっこやうんちができることです。また、床が足につくので、安定した姿勢で用を足せます。また、うんちのときに力を入れやすいです。

おしっこやうんちのサインがあったら、トイレに行かずにすぐに用意できるので、座るまでに時間がかからないというのもポイントです。

また、どれくらいの量が出たのかわかりやすいです。おしっこやうんちを毎回片付ける手間がかかりますが、出た後に子供と、「いっぱい出たね」と話しながら一緒に片付けるという、コミュニケーションをとることができます。

トイレを怖がってしまう子や、大人用のトイレに座ると緊張してしまうという子には、おまるがおすすめです。

ただ、トイレトレーニングの最終的な目標は、トイレで用を足すこと。おまるからスタートすると、トイレに行くという次の段階の練習が必要になります。

おまるは、おすわりができるようになる7ヶ月頃から使用できるので、余裕があるママは、おまるで小さい頃から少しずつ簡易便器に慣れさせていくのもいいですね。

おまるのメリット
  • 明るいリビングなど、慣れている場所でリラックスした状態で使える
  • 足が床につくので安定した姿勢で踏ん張りやすい
  • おしっこやうんちがどれくらい出たかわかりやすい
  • 子供と一緒にうんちやおしっこを片付けられる
  • 早い段階から使えるので、少しずつ慣れさせるのも可能
おまるのデメリット
  • リビングなどで使うと場所を取られる
  • うんちやおしっこを片付ける手間がかかる
  • トイレまで行く習慣がつきづらい

大人のようにトイレに行きたがる子には補助便座を使おう

補助便座とは、大人用のトイレの便座の上に設置できる、子供用の小さい便座です。1歳半頃から使用できるタイプが多いです。

補助便座はおまると同様に、持ち手が前についているタイプや左右についているタイプがあります。また、大きくなってからも使えるように、持ち手が取り外せるようになっているものが多いです。

また、子供が便座まで自分で上ったり、足を置くことができるステップが一体化した補助便座もあります。

補助便座のメリットは、おしっこやうんちをそのままトイレに流せること。おまると比べて、片付けの手間が少なく衛生的です。

また、リビングなどにおまるを置く充分なスペースがない場合に、大人用のトイレで練習できる補助便座は便利です。

おまるの場合は、慣れた後にトイレに行く週間をつける必要がありますが、補助便座を最初から使うと、トイレに行って用を足すというトレーニングを早い段階ですることができます。

ただ、小さい赤ちゃんは、トイレの上の補助便座は自分では座れません。ママやパパがトイレの上に抱っこで乗せてあげたり、下ろしてあげる必要があります。

また、おまるに比べると不安定なので、月齢の小さい赤ちゃんの段階から試すことはできません。ある程度、身体が安定して座ってもぐらつかなくなってから使いましょう。

狭いトイレそのものを嫌がってしまう子や、足がつかないことに不安に感じる子も多いです。そのまま流せるトイレでおしっこやうんちをしてくれるとママやパパにとっては楽ですが、嫌がることを無理強いするとゴールが遠のいてしまいます。

補助便座に座らせてみて嫌がるようなら、すぐに下ろしてあげましょう。補助便座はおまるの後に使えるので、まずはあせらずに、リラックスできるおまるからスタートするのもおすすめです。

大人のようにトイレに行くことを楽める子や、おまるに座ることを嫌がる子は、リラックスした雰囲気で補助便座に座らせてみるといいでしょう。

補助便座のメリット
  • おまるを置くスペースが省ける
  • おしっこやうんちをそのままトイレに流せる
  • 幼児期まで長く使える
  • トイレに行く習慣が早く身につく
補助便座のデメリット
  • 足がつかないので不安、踏ん張りにくい
  • 親が乗せる、下ろす必要がある
  • 月齢の小さい頃からは使えない
  • トイレを怖がる子には使いづらい

それぞれの子供や家庭にあったトイレトレーニンググッズを選ぼう!

おまると補助便座は、使い方だけでなく、その準備の仕方も使う場所も違います。また、それぞれの子供によって楽しんで使えたり、嫌がったりと反応もさまざまです。

また、色やサイズなどもいろいろな種類がラインナップされていて、キャラクターがデザインされたものもあるので、子供やママ・パパの好みに応じて選ぶことができます。

リビングの広さやトイレの場所など、家庭の状況によっても、使いやすいアイテムは違います。それぞれの子供や家庭に合ったタイプを選んで、スムーズにトイレトレーニングを進めましょう。

子供に合ったタイプを選ぼう!おまる、補助便座のおすすめアイテム

では、いよいよ実際に使うおまる、補助便座を選びましょう。たくさんあるアイテムの中から、トイレトレーニングを始めた子供とママ・パパに人気が高いおすすめのアイテムを紹介します。

コンビ ベビーレーベル おまるでステップ

おまるとして使用できるほか、便座部分を取り外して補助便座として大人のトイレに設置することもできるアイテムです。取っ手の取り外しもできるので、手を握る部分が必要なくなってからも使えます。

また、おまるの部分が台座にもなるので、大人用トイレを使う時の子供の足置きや、上るための踏み台としても使用できます。

おまるから補助便座、取っ手なしの補助便座という段階で、子供の発達に併せて長く使えるのが嬉しいポイントです。

リッチェル ポッティス 補助便座R

足を閉じて座るタイプのトイレに取り付ける補助便座です。子供がそのまま乗るだけなので、ママやパパが座らせやすいアイテムです。

取っ手は左右についており、子供が握って力を入れることができます。ハンドルは外せるので、必要なくなれば、ひとりでおしっこやうんちにチャレンジできます。

足の間が盛り上がったつくりになっていて、おしっこの飛び散りを防ぎます。また、足を閉じて座るので、大人のトイレへの移行がスムーズです。

カラーも豊富でおしゃれ。子供っぽくなりすぎないデザインなのも、嬉しいポイントです。

リトルプリンセス かえるのふかふか ステップ式 トイレトレーナー

かえるの形がかわいい、クッション素材の便座がついたトイレトレーナーです。子供が足を置ける、3段階の調整が可能なステップがついています。

不要になればステップを外せるので、子供の成長に合わせて、長く使うことができます。足を閉じて座るタイプなので、大人の便座への移行がスムーズです。

折りたたみが可能なので、使わないときには折りたたんでトイレの横に立てかけて置いておけるのも便利です。

ただ、ステップなしの補助便座のみのアイテムと比較すると便器の前に幅を取るので、前後の幅が狭いトイレに置くと圧迫感があります。

ステップ付きの補助便座を検討している方は、サイズと自宅のトイレのスペースを確認してから購入しましょう。

アガツマ アンパンマン 5WAYおまる おしゃべり付き

前の取っ手付きのおまる、取っ手なしのおまる、取っ手付きの補助便座、取っ手なしの補助便座と、子供の成長や好みに合わせて使い方が選べる便利なアンパンマンのおまるです。

おまるの土台部分は、大人用のトイレに座るときの踏み台や足置きとしても使えます。

また、アンパンマンのおしゃべりやメロディを流すことができるので、アンパンマンと楽しみながらトイレトレーニングができます。

いよいよ使ってみよう!おまる、補助便座でのトイレトレーニングのステップ

それでは、いよいよおまるや補助便座を使ってみましょう! 最初に座らせるときのポイントや、楽しくトレーニングを続けるためのコツをお伝えします。

まずはただ座らせるだけでOK!

まずは、おまるや補助便座にただ座らせてみましょう。機嫌が良い時を選んで、最初は服を着たままで、楽しくリラックスした雰囲気で試してみるのがポイントです。

おしっこやうんちをしなくても、まずは座ることが楽しいということを教えてあげましょう。

「楽しいね」「気持ちいいね」と語りかけて、うまく座ることができたらたくさん褒めてあげることも大切です。嫌がったら無理をせずにすぐに片付けて、少しずつ進めていきましょう。

機嫌がいいときに、おまるやトイレに誘ってみよう

おまるや補助便座に座ることに慣れてきたら、機嫌がいい時に、おまるやトイレで「おしっこしよう」「うんちしよう」と誘ってみましょう。

無理やり手を引いて連れて行ったり、抱っこして連れていくのではなく、子供が自分で進んで歩いて行くように、気分を盛り上げることが大切です。

朝起きたときや食事の後や、出かける前など、合間のタイミングに誘うのがおすすめです。時間があれば、1日に5〜6回ほど声をかけてみると良いでしょう。

この時間に必ず行く!とルールのように決めてしまうと、子供にとってプレッシャーになってしまうので、おすすめできません。

また、子供が遊んでいるときなど、何かに集中しているときに誘うのもやめましょう。トイレに対して嫌なイメージを持ってしまい、トレーニングが長引くことにつながります。

子供にストレスを与えず、トイレに積極的に関心を持ってもらうことが重要です。無理のない範囲で声をかけておまるやトイレに誘い、ズボンやおむつを脱いで座ってみましょう。

また、うんちやおしっこが出なくても、「よく座れたね」「上手にできたね」と褒めてあげることが大切です。

うんちはご飯の後がチャンス

1日のうちに、決まった時間に大人に近い硬さのうんちが出るようになると、おまるや補助便座でうんちに挑戦するチャンスです。

食後にうんちをするようになってきたら、ご飯が終わったタイミングでおまるや補助便座に座らせてみましょう。

ご飯の直後ではなく、しばらく動いてからうんちが出るなど、子供によってタイミングも異なりますので、子供の様子をしっかり見てあげたうえで、最適なタイミングでトイレに誘ってみましょう。

シールを使ってやる気をアップ

おまるや補助便座でうまくおしっこやうんちができたら、カレンダーやノートにシールを貼っていくというのも、トイレトレーニングをうまく進めるための方法のひとつです。

子供は、わかりやすいごほうびや、シールがとても好きです。目に見える形でシールがたまっていくと、どんどんやる気がアップします。

トイレにカレンダーや紙を貼って、うまくできればシールを貼っていくのがおすすめです。

おむつはまだ使っていても大丈夫

おまるや補助便座を使いながらも、おむつはまだ使い続けても問題ありません。

トイレの練習を始めたばかりの頃は、まだおまるや補助便座に興味を持って、自分からや「やりたい」という意欲を育てる段階です。

布のパンツを履いた時のおしっこやうんちの不快感からおむつ外れが進むと思われがちですが、そうではありません。自分でトイレに行けるようになるのは、子供の社会性が身につくからと言われています。

不快感や不安がトイレトレーニングを進めることはありません。おむつを外すことで失敗をしてストレスが溜まると、逆効果になってしまいます。

トレーニングパンツや布パンツを急いで使う必要はありません。おむつを使いながら、あせらずにゆっくりとトイレに慣れていきましょう。

トイレトレーニングとおむつはずれのコツはこのサイトもチェック!

トイレトレーニングの進め方やコツについては、下記のサイトの内容を中心に参照しました。

ユニチャーム おむつはずれとトイレトレーニング
http://www.unicharm.co.jp/moony/ikuji/oshiri/toilet01.html

ベネッセ教育情報サイト トイレトレーニング(トイトレ・オムツはずれ)
http://benesse.jp/contents/toilet_training/index.shtml

年齢やトレーニングの段階別に、トイレの練習のコツや方法がまとめられていますので、ぜひチェックしてみてください。

トイレトレーニングは子供の成長の大事なステップ!ママがゆったり構えることが大切

トイレトレーニングは、子供の成長のためのとても大事なステップです。おまるや補助便座でのおしっこやうんちに成功した体験は、その後の心の成長のための土台になり、大きな自信につながります。

また、トイレトレーニングは、脳神経と膀胱や直腸との協調機能をアップさせ、脳の発達にもつながります。また、トイレで用を足すという生活習慣や社会性を学ぶことで、子供の自立心が育ちます。

とはいえ、トイレの練習の進み方は、子供の体質や環境によって個人差が大きいものです。子供が自分のペースで、落ち着いてトレーニングを進めるためには、ママやパパがゆったり構えることが重要です。

子供の身体だけでなく、心の発達にとってもとても重要なトイレトレーニング。まずはお気に入りのおまるや補助便座を見つけて、あせらずに楽しく進めていきましょう!

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