収納できない子供の思い出の品。整理するコツやリメイク方法
実は私もなかなか子どもの物は、まだ使うかも…とか、まだ捨てて欲しくないかもという思いから、つい残してしまいがちになってしまう性格です。
でも、結局 思い出のもの自体が、無駄なものになってしまいます。
- 物が増えると子どもにとって必要なものを探すのに時間が掛かる
- 当初使えたはずのものが、古くなって使えなくなってしまう
思い出の品を生かすために、収納できない思い出の品をどのように整理すれば良いのか考えていきましょう。
この記事の目次
整理したい思い出の品…増えてしまう理由
整理しなくてはいけないと分かっていても、思い出が詰まっている子どもの持ち物を処分するのは難しいです。
思い出の品が増えていくということは、子どもが元気に成長している証でありがたいことですが、放置しておくと物は増えていくばかり…。
収納スペースにも限りがあるし、新学期、新年度が始まる前に「そろそろ整理しなくては」と考えているママ達も多いですよね。
子どもの物は処分しにくいと感じているママ達もいますよね。まずは、思い出の品がなぜ処分できずに溜まってしまうのか考えてみましょう。
処分できないのには、何か理由があるはずですよね。
- 育児が辛くなった時の心の支えにもなる思い出の品
- 処分できない…気に入って身に付けていた服や靴
- まだ使うかも…処分のタイミングに困るおもちゃや絵本
- 成長の証…捨てられない子供の作品
この4つについて、見ていきましょう。
育児が辛くなった時の心の支えにもなる思い出の品
育児は楽しいことばかりではありません…。夜間授乳、夜泣きにイヤイヤ期、急な病気にヤキモキして、自分の時間も取れずに泣きたくなったりイライラしたり…。
それでも、やっぱり子どもの成長は嬉しいものです。子どもの成長を実感することが、育児の辛い時期の心の支えにもなります。
初めて書いた絵や、ファーストシューズ、産まれてすぐ撮ったまだ赤ちゃんだった我が子の写真…。
思い出の品を処分せずに「見たい時に見られるように整理しておくこと」で、目先の辛さにまどわされず、育児を見つめなおすこともできます。
処分できない…気に入って身に付けていた服や靴
自分や夫の着なくなった洋服や靴などは、意外にすんなりと捨てられるのに、子どものものを処分するとなると…
- 「この服を着ていた時はまだ話せなかったなぁ」
- 「足もこんなに小さかったんだぁ」
ついつい思い出に浸ってしまって、処分できなくなってしまうこともありますよね。
まだ使うかも…処分のタイミングに困るおもちゃや絵本
子どもの成長とともに増えていくのがおもちゃや絵本…。最近、遊んでないなぁと思って処分した後に「ママ、あのおもちゃは?」などと、聞かれて困ることもあります。
自分の子どもよりも年下のお友達にあげると、その子のお家に遊びに行ったときに発見してしまって「僕の!」と、怒り出すなんてこともありますよね。
そんなこともあり、おもちゃや絵本も処分する時期や処分方法に悩んでしまいます。
成長の証…捨てられない子供の作品
小さな手を動かして、やっと使えるようになったハサミで、一生懸命作った工作品や、いろんな色のクレヨンを使って描かれた絵。
「ママ、プレゼント」とか言って渡された折り紙や絵は特に、ぽいっと捨てることができないですよね。
幼稚園や保育園で書いた絵や工作などの思い出の品も、処分するタイミングや保管方法に悩んでしまします。
子どもの思い出は期限や容量を決めて整理
いろんな理由から処分できずにいる子どもの物ですが、溜まってしまうとなかなか整理できないものです。
子どもの思い出の品の、整理の仕方について考えてみましょう。
- 子供の絵や作品を写真やパウチで残す
- 子供の大事と大人の大事は違う!残すものは子供が決める
- 作品ボックスを設置して箱が一杯になったら整理する
- 月に一度は思い出の品を整理する日…時間は一時間で大丈夫
この4つについて、順番に説明しますね。
子供の絵や作品を写真やパウチで残す
絵や作品は子どもなりに一生懸命作ったものだと思うと、ただ捨てるだけというのは気がひけるというママもいますよね。
- 気に入った絵をパウチして飾る
- 作品を写真に撮ってファイルやアルバムにまとめる
- 年度ごとに絵はスケッチブックに貼り付ける
ごちゃごちゃ散らかっている子どもの絵や作品は、このようにコンパクトにまとめる方法がお勧めです。
子どもの作品は成長の証でもあります。「あの頃どんなものを作っていたかなぁ?」というのも、子どもの成長とともに忘れてしまいます。
作品や絵を写真に撮った場合はプリントアウトして、ファイルやノートにまとめるのも良いですね。
お子様と一緒にマスキングテープやシールで、作品の写真や絵のファイルをかわいく飾りつけして、楽しんでくださいね。
子供の大事と大人の大事は違う!残すものは子供が決める
子どもがわからないうちに整理してしまうと良く起こるトラブル…。「ママ、私が作った小物入れどこにいった?」など、処分したあとに聞かれることがありますよね。
大人にはガラクタに見えても、子どもにとっては思い入れのあるものだったということもあります。
こだわっていてもすぐに忘れるから…という思いもあると思いますが、それなら「こだわりがなくなってから処分しても良いかも」という大らかな気持ちも必要ですよ。
作品ボックスを設置して箱が一杯になったら整理する
子どもが持ち帰った作品でペン立てなど使用できるものは、お家で使ってあげてくださいね。
でも、園で作った手作り作品を毎日、持ち帰ってくるので置き場所に困っている方もおられますよね。
溜まってしまいがちな子どもの作品は、保管容量を決めておくと整理しやすくなりますよ。
作品を処分するときは、写真を撮って残すなどの方法を試してみて下さいね。
思い出の品を整理する日…月に一度一時間を習慣に!
思い出の品を思い立った時に整理するといっても、すぐにしなくても良い事だと思うとなかなか手をつけることができません。
溜まってしまうと、時間を取ってしまい、時間をとってしまう作業だと手をつけにくくなるのが現実です。
月に一度だけ一時間と決めてお子様と一緒に、思い出の品の整理をすることにトライしてみて下さいね。
着られなくなった子供服…お下がりが出来ない時の処分法
お気に入りの靴や、お気に入りの服、お子様の成長具合によっては、捨てるにはもったいないけど、サイズアウトしてしまったきれいな服や靴があるなんてことも…。
収納する場所には限りはあるし、そのまま取っておいても使うこともなく、年月とともに傷んでしまいます。
- 思い出の残る子供服は布を生かしてリメイク
- 捨てるにはもったいない子供服!必要としている国へ寄付
- 園の制服やお気に入りの服は…ミニチュアベアの服に
この3つを紹介しますね。
思い出の残る子供服は布を生かしてリメイク
気に入って買った子ども服や思い入れのある服で、リサイクルするのも人にあげるのも嫌だなぁと思っている方もいますよね。
そんな時は布を生かして、リメイクするという方法もあります。
裁縫の得意なママなら、バックやティッシュケースなどの実用品にリメイクしたり、子ども服同士をパッチワークしてリサイズする方法を取っても良いですね。
裁縫はあまり好きではないというママもいますよね。洋服や雑貨を作って販売している、個人作家の方にお願いするという方法もあります。
値段やデザインを交渉しながら、思い出を形にしていくのも楽しいですよ。
捨てるにはもったいない子供服!必要としている人へ寄付
子どもの服や靴に比較的汚れがなく、お下がりを必要としているお子様がいない場合に、捨てるのももったいなくて、タンスの肥やしになっていることもありますよね。
子ども服を必要としている人に寄付をするという方法もあります。国際社会支援推進会ワールドギフトなどです。
送料は送る方が負担する場合が多いですが、非営利団体がボランティアでやっているという理解が必要です。
私もまだ、子どもが産まれていなかった時期に自分の服を何度か送りましたが、子ども服の需要は多いようです。
日本国内の施設などでも、子ども服や子ども用品を必要としている場所もあります。
送料負担する余裕はなく、寄付するほどの子ども服の量はないという方は、他のママ友と一緒に活動する方法とっても良いですね。
捨てずに役立てるのなら…と、考えている方はぜひ参加してみて下さい。
園の制服やお気に入りの服は…ミニチュアにしてぬいぐるみの服に
園の制服やお気に入りの服…そのままの形で残していても結局タンスの肥やしになるだけですよね。
制服や服をミニチュアサイズにリメイクしてくれるサービスを利用してみませんか?ミニチュア服にリメイクする専門のお店もあります。
【リメイク前】
【リメイク後】
制服をリメイクしているお店をいくつか紹介しますね。詳細は各お店のホームページを確認して下さい。
- シマ・インターナショナル軽井沢ベアーズ
- おもいでや
- スモールハピネス
- うりぼうハウス
紹介した以外にも制服をリメイクしてくれるお店はたくさんあります。検索したり、口コミを見たりして、ご自分の用途にあったお店を選んでくださいね。
デジカメに貯めた写真の整理!増えすぎる前に時間を決めて
スマホやデジカメで気軽に写真を撮るのですが、印刷することもなく保管されっぱなしになっていたりしがちですよね。
そのままデータに入れておくと、消えてしまうなどのトラブルになることもあります。また、増えてすぎてしまって整理できないなんてこともありますよね。
- すぐに整理できないデータは別のSDカードなどに保管
- スマホやデジカメの写真は記憶が新しいうちに整理する
- インターネットで編集できるフォトブックを活用
この3つについて見ていきましょう。
すぐに整理できないデータは別のSDカードなどに保管
写真の整理が忙しくてなかなかできない…もう少し落ち着いてからと思っていたら、データが消えてしまってショックを受けることがあります。
特に思い入れのある写真が消えてしまうと悲しくなりますよね。少し手間ですがバックアップにはそれほど時間がかかりませんよ。
スマホやデジカメの写真は記憶が新しいうちに整理する
スマホやデジカメの写真はそのままだと消えてしまう可能性があります。写真はアルバムに貼って残したいと思っている方は少なくとも3ケ月に一度は印刷して整理しましょう。
子どもの写真はどんどん溜まっていきます。そのうちにと思っていたら、全く整理せずにいつ撮った写真なのかも分からなくなってしまいます。
記憶が新しいうちにアルバムに貼るなどして整理することをお勧めします。
インターネットで編集できるフォトブックを活用
フォトブックだとスマホにある写真を使って、インターネット上で編集するだけで、本になって手元に届きます。
仕上がりなども確認しながら、注文できるので便利です。また、業者によっては再注文できるところあります。
気に入った一冊をご両親や義父母に届けてあげると喜ばれますよ。
インターネットで編集のが苦手な方もいますよね。写真を送付すれば、編集してプリントまでしてくれる業者もあります。その場合は、少し高額になります。
大切な写真の保存方法、アルバム、フォトアルバムについては下記の記事を参考にしてみて下さいね。
▼子供の写真の整理術についてはコチラも参考にしてみて!
家族の思い出は大切に…思い出の品はアイデアで活かす工夫を!
ママやパパがお子様の思い出を大事にできることは、素敵なことです。子どもの成長と思い出を大事にするのは、悪い事ではないですよね。
子どもが大きくなった時に、忘れてしまいそうな小さな成長の証を思い出すのも、時には必要です。
MARCH(マーチ)では、妊娠や子育ての先輩たちが、ためになる情報を毎日配信しています!新米ママ&パパはぜひご覧ください♪
まだデータがありません。