pm2.5対策には赤ちゃんにマスクをさせるのが一番効果的?
ここ数年で、すっかり名前が浸透したpm2.5。特に沖縄から西日本を中心に、より深刻に考えている方は多いのではないかと思います。
少し暖かくなると、どうしても中国方面からの黄砂と同様にpm2.5の数値なども気になりますから、毎日天気予報などで予測して公表するようになってきました。
数値が基準値よりも高いと、保育園や幼稚園などでは外遊びを禁止するようにと通達がくると、九州に住んでいる知り合いが教えてくれました。せっかくのいい天気なのに、遊べないのは子供にとって酷なこと。
とはいえこれらの予防をしないと、健康被害に繋がるかもしれません。さて、赤ちゃんたちが予防をするには、マスクしか方法はないのでしょうか。
天気予報は忘れずにチェック
pm2.5も黄砂に関しても、天気予報をチェックしていたら、今日が危険な日なのかはまず事前に把握することが出来ます。週間予報を見て、数値が高い日にはあまり外出しないのが一番いい方法です。
換気には気をつけよう
外出しなくても、自宅の窓を開けっ放しでは意味がありません。たまの換気くらいにしておいて、当然布団を干すのも良くないでしょう。
だいたい数値が高い時は、空が曇っているので「これは危険だな」と一目でわかると思います。
そんな時には自分の意思で判断しましょう。日中だけでなく、夜間でも数値が高いなんてことはありますから、出かける時間を自ら決めることは大切です。
たかが1枚でも違うの?
ちなみにマスクをして外出することは、何もしないで吸い込むことを考えたらずいぶんと違ってくると言われています。たかが薄い紙1枚のマスクでも、ダイレクトに入ってくるものとはやはり違います。
問題はマスクが出来ない赤ちゃんです。赤ちゃんはマスクが出来る年齢になるまで、残念ながらダイレクトに吸いこんでしまいます。
それはやはり怖いですから、なんとかガードをしてあげる対策を考えてみましょう。
ベビーカーのカバーで対処
赤ちゃんをベビーカーで移動させる場合に有効なのが、レインカバーです。これならば外部からの空気をずいぶんとシャットアウトしてくれます。
カバーは安価で使いやすいアイテム
雨の日に使っている方をずいぶんと見るようになりましたし、私も実際に使ったことがありますが、なかなか使い勝手はいいと思います。ただし一度ガードし、室内に入ってまた脱がせるなどの手間はかかります。
しかも多少気温が高くなると、どうしても蒸し風呂状態で暑く感じるという問題もあります。赤ちゃんに対しての水分補給など、十分注意は必要でしょう。
神経質すぎるのも良くない
自転車で移動する場合も、自転車用のレインカバーがあるのでこれを利用しましょう。実際、黄砂やpm2.5の数値が高そうな日に、使っているママと赤ちゃんの姿を見たことがあります。
まだマスクが出来ない赤ちゃんは、強制的にカバーをしてしまうことで確実に吸い込む量が減りますから、このような便利なアイテムを利用するのはいいと思います。
予防原則を最大限に使う
pm2.5に関してはまだ名前がようやく浸透してきた段階で、少なくても日本国内でどのような健康被害が予測されるのかは明確になってはいません。
すぐに改善される問題ではないのだから…
今後地球がさらに汚れていく方向に進んでいるのは残念ながら確実のようで、今は西日本のほうがより深刻な問題になっていますが、今後は日本全体で考えなくてはならない問題になってくるでしょう。
日本国内で対処出来る問題ではないので、すぐに改善されることはないというのが非常に辛い所ではありますが、とにかく後になって何か問題が起きると困ります。予防原則に従っていくのがお勧めです。
花粉と同じ感覚で対策を
例えば「西日本はpm2.5が凄いから引っ越しを」と東日本に来たとしても、東日本には東日本のリスクがあるでしょう。数年後に東日本にも同じように数値が高くなってくる可能性はゼロではありません。
春先を中心に長く続く問題です。花粉などと同じレベルで対応していけば良いのではないでしょうか。
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