【離乳食期別】体に優しいお好み焼きの作り方!余ったご飯でもOK!

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2018/10/05

赤ちゃんの成長に欠かせない離乳食。はじめは10倍がゆからスタートします。しかし、月齢が進むにつれて、2回食、3回食と、食べる回数とともに量も増え、レパートリーや栄養バランスに頭を悩ませるママも多いのではないでしょうか?

たとえ食べる練習だとしても、たくさん栄養を摂ってほしいですよね。

ここでは、手軽に作れてお野菜もたっぷりとれる、市販の粉を使わないお好み焼きの作り方をはじめ、離乳食後期~完了期のお勧めアレンジレシピもご紹介します。

お好み焼きを離乳食に取り入れられるのは中期から

離乳食中期は、舌でつぶせるくらいの硬さの物をあげるのが一般的です。離乳食の進み具合によっては、中期の後半から、ふんわりした柔らかめのお好み焼きを取り入れることができます。

野菜を刻んでそのまま生地に入れるのではなく、ひと手間加えて、お野菜を柔らかく煮てから生地に加えると食べやすくなります。

ここでは、ソースやマヨネーズは使用せず、出汁をしっかり効かせたお好み焼きのレシピをご紹介します。

【7~8か月頃、中期】におすすめのお好み焼きレシピ

2回食に進み、食べることに慣れてくる中期。離乳食中期の後半から、食べられるお野菜も増えてきます。

色んな種類のお野菜を取り入れられるのが、お好み焼きの嬉しいポイントですよね。

ここでは、中期の後半からおすすめの、食べやすく栄養たっぷりのレシピを3つご紹介します。

卵を使わない、山芋でふんわりお好み焼き

離乳食中期の後半ですので、舌で潰せて食べやすい物をご紹介します。

材料

  • 山芋…2センチほど
  • キャベツ…1枚
  • 鶏ひき肉…大さじ1
  • 小麦粉…大さじ2
  • 水…大さじ1
  1. 山芋はすりおろしておく
  2. キャベツをみじん切りにし、ラップをかけてレンジで40秒ほど温める
  3. キャベツが冷めてから材料をすべて混ぜ合わせる
  4. フライパンに一口サイズに並べ、弱火でじっくり両面を焼く

離乳食中期では、ソースなどは使わず、素材の味で大丈夫です。山芋は香りも味もしっかりしているので、これだけでもとてもおいしく仕上がります。

まだしっかり噛めない赤ちゃんの為に、キャベツを柔らかくしてあげることがポイントです。キャベツをあげたことがない場合、細かく刻んで入れると、抵抗なく食べられます。

同じレシピで幼児食にする場合は、水を、濃い目に取った出汁に置き換えるといいですよ。

すりつぶしたお野菜でおやつ感覚のお好み焼き

お好み焼きにするほど材料がそろっていないけれど、お野菜が少し残っている。そんな時にも使えるレシピです。

材料

  • 人参…4センチほど
  • カボチャや芋…人参と同量
  • 卵…1個
  • 小麦粉…適量
  • だし汁…適量
  1. お野菜にラップをかけ、レンジで数分柔らかくなるように温める
  2. お野菜をフォークなどで潰す(食べなれている場合は荒めでもOK)
  3. お野菜が冷めたら、卵を入れて混ぜる
  4. 小麦粉とだし汁を混ぜながら少しずつ加え、滑らかになるように量を調整する
  5. 熱したフライパンに好きな大きさにして流しいれ、弱火で両面焼く

出汁を効かせると、おかず風の味に。だし汁を粉ミルクやフォローアップミルクに変えると、ホットケーキのようなおやつにもなります。

加えるもの一つで味も大きく変わりますので、ぜひアレンジして試してみてください。

柔らかおそうめんを使って食べやすいお好み焼き

夏になると、食卓におそうめんが並ぶこともしばしば。おそうめんを取り分けて、赤ちゃんのご飯ができたら楽ですよね。

材料

  • そうめん…40g
  • キャベツ…適量
  • 卵黄…1個
  1. そうめんは1センチ程度に切る
  2. キャベツはみじん切りにしてレンジで柔らかくする
  3. キャベツが冷めたら、材料をすべて混ぜる
  4. 熱したフライパンに並べ、弱火で両面焼く

そうめんが小麦粉の代わり、卵はつなぎの役割です。キャベツだけでなく、ニンジンやその他冷蔵庫にあるお野菜を柔らかくして入れると、より栄養が摂れますよ。

生地が緩くなってしまった場合は、小麦粉や米粉を少し加えて調整してみてください。

【9~11か月頃、後期】におすすめのお好み焼きレシピ

離乳食後期になると、いよいよ3回食に進みます。お母さんも離乳食のレパートリーに頭を悩ませる時期です。

手づかみで食べたがるのもこの時期から。同じお好み焼きでも、中身を工夫して作ることで、レパートリーも広がり、栄養もたくさん摂れますよ。

ここでは、手づかみで食べやすい、赤ちゃんの食べたい欲もお腹もしっかり満たしてくれるお好み焼きのレシピをご紹介します。

小麦粉を使った基本のお好み焼き

基本の作り方を覚えていることで、小麦粉を米粉に変えたり、野菜を変えたりすることでレパートリーがぐっと広がり、幅広い栄養が摂れるようになります。

材料

  • 豚ひき肉…15g
  • キャベツ…30g
  • 溶き卵、水…各大さじ1+1/2
  • 小麦粉…大さじ3
  1. キャベツは粗みじん切りにしてレンジで加熱
  2. ボウルに溶き卵、水、豚ひき肉、を入れ混ぜる
  3. 1を加え、サクッと混ぜ合わせる
  4. フライパンに油をひき、中火で熱し、生地を流しいれ両面焼く

出来上がって粗熱が取れたら、1㎝幅くらいに切ると、スティック状になり、手づかみ食べができますよ。

ここでも、水の代わりに濃い目に取った出汁を入れると、しっかりとした味になります。お子さんの好みや、離乳食の進み具合を見て試してみてくださいね。

お米を使ったお好み焼きはボリューム満点!

家に小麦粉がない時にでもできるのが、お米を使ったお好み焼きです。余ったご飯でもできて、食べ応えがあるので、ママにも赤ちゃんにも嬉しいですよね。

材料

  • ごはん(冷めたもの)…100g
  • キャベツ…100g
  • 豚ひき肉…50g
  • 卵…1個
  • 鰹節…大さじ1
  1. キャベツを粗みじん切りにし、レンジで柔らかくする
  2. ごはんと卵を混ぜ合わせ、均一に混ざったらその他の具材を入れて混ぜる
  3. 弱めの中火で片面をこんがり焼いたら、ひっくり返して蓋をして弱火で片面を焼く

ポイントは、冷めたご飯を使うことです。温かいままだと、卵と混ぜ合わせたときに、卵が固まってしまうからです。

鰹節は、大きい物は刻んで入れると食べやすくなります。材料を倍量にして、大人用で作ったものを、取り分けてあげると、赤ちゃんも喜びますよ。

万能食材お豆腐を使った変わり種のお好み焼き

お豆腐は腹持ちもよく、体を作るために必要なたんぱく質が豊富に含まれているため、離乳食にぴったりです。糖質も抑えられるので、ダイエット中のママと一緒に食べられますよ。

材料

  • 豆腐…1/2丁
  • 卵…1個
  • 小麦粉100g
  • キャベツ…2~3枚
  • 豚ひき肉…50g
  1. キャベツを粗みじん切りにし、レンジで加熱。柔らかくする
  2. 豆腐をつぶし、小麦粉、卵を入れ、滑らかになるまで混ぜる
  3. 2にひき肉、キャベツを加え均一になるように混ぜる
  4. 中火で片面焼き色がつくまで焼き、ひっくり返して蓋をし、弱火でもう片面を焼く

お豆腐を入れることで、山芋を入れたときのようにふんわりと仕上がります。小麦粉を米粉代用して、グルテンフリーにもできますよ。

【1歳~一歳半頃、完了期】お魚、お肉を使ったお好み焼きレシピ

離乳食完了期に入ると、ほとんどの食材が食べられるようになります。自分で食べてくれるので、ママも助かる時期ですよね。お好み焼きの中身も、食材の幅を広げ、栄養をたっぷり与えたいですね。

ここでは、完了期から取り入れられる、体を作るために必要なたんぱく質をたっぷり摂れるレシピをご紹介します。

使える食材の幅が広がる!しらすを使ったお好み焼き

しらすはカルシウムたっぷりで、うまみも強いので、お好み焼きにぴったりです。忙しい時にサッと取り出して使えるので、ストックしておきたい便利食材です。

材料

  • しらす…大さじ2
  • キャベツ…30g
  • 溶き卵、水…大さじ1+1/2
  • 小麦粉…大さじ3
  1. しらすを味噌漉しに入れ、熱湯をかけて塩を抜く
  2. キャベツは粗みじん切りにする
  3. 溶き卵、水、小麦粉を均一になるまで混ぜる
  4. 3にしらす、キャベツを加え混ぜる
  5. 中火で片面焼き色がつくように焼き、ひっくり返して蓋をし、弱火で焼く

完了期は、歯も生えてきて、ある程度の硬さの物なら噛むことができるため、キャベツは下茹で不要です。

進み具合によってはキャベツを下茹でして食べやすくしてもいいと思いますよ。

うまみたっぷり!白身魚のお好み焼き

白身魚は低脂肪でたんぱく質が豊富に含まれています。脂肪が少ないので消化にも良く、胃腸の未発達な赤ちゃんでもおいしく食べられます。

お魚のうまみで、出汁やソース要らずのお好み焼きをご紹介します。

材料

  • お野菜(キャベツやニンジンなど)…100g
  • 白身魚…50g
  • ごはん…50g
  • 米粉(小麦粉)…75g
  • 卵…1個
  • 水…150cc
  1. 野菜を粗みじん切りにする
  2. 白身魚は食べやすい大きさに刻む
  3. 卵、米粉、ごはんを混ぜ合わせる
  4. 3に野菜と白身魚を加えて均一に混ぜ合わせる
  5. 油を敷いたフライパンを中火で熱し、片面焼き色がつくまで焼く
  6. ひっくり返してもう片面を弱火でじっくり焼く

ニンジンなど硬めのお野菜を入れる場合は、下茹でしておきましょう。白身魚にしっかり火が通るようにしてくださいね。

栄養たっぷり!離乳食にお好み焼きを取り入れよう!

離乳食中期から食べられるお好み焼き。中身を工夫することで栄養もしっかり摂れ、レパートリーも広がります。

自分で食べたがる後期から完了期にかけても、手づかみのできるお好み焼きは活躍すること間違いなしです。

離乳食にお好み焼きを取り入れて、栄養たっぷり摂りつつ、自分で食べたい欲も満たしてあげたいですね。

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