育児中何もしない旦那にイライラ!一緒に楽しく子育てをする方法

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2018/12/20

家事・育児は24時間365日お給料もなく誰に褒められるわけでもなく、やるのが当たり前と思われています。更にお仕事をされている方もいますよね。

妻としてママとして自分としてやる事が山盛りですよね。専業主婦でも仕事をしてても同じです。ほんの少し休みたい、自分の時間が欲しいと思うのは自然な事です。

なのに…家事も育児もしてくれない旦那。せめて皿洗い中、子供が泣いたら抱っこくらいして欲しい!抱っこが嫌なら皿洗いを代わって欲しい!

私は千手観音でもなければ、家政婦でもない!そんな気持ちを抱いている人はたくさんいます。

旦那さんが今よりもう少し家事・育児に参加してくれたら、イライラしないで余裕が出来るのにと思っているママさんたち、そろそろ旦那さんに自分がして欲しい事をきちんと伝えてみせんか?

旦那さんの気持ちを考えて頼み方を気を付けてみましょう。それだけで旦那さんが家事育児に参加してくれるようになりますよ。

なぜ家事育児にノータッチなのか考えてみましょう

日本は世界で一番男性が家事をしない国という調査結果が出ています。うちの旦那は…と思っている皆さん、自分の旦那だけではないですよ!

何もしない理由なんて、疲れてイライラして考える気にならないのはわかります。ですが!この先、旦那さんが自分から進んで家事育児に関わってくれる第一歩になると思って少し想像してみてください。

自分の気持ちを伝える前に、旦那さんの気持ちを想像してみることは大切な事です。

旦那さんの気持ちを受け入れて巻き込む対策を練りましょう

朝早くから夜遅くまで仕事をしている・家の事は妻がやるものだと思っているなど家庭環境などによって色々あると思いますが多くの人が思いつく心当たりは、主にこの3つではないでしょうか。

  • 仕事で疲れている
  • 何をしたらいいのかわかっていない
  • 妻の気持ちがわかっていない

この3つに焦点をあててみていきましょう。

【仕事で疲れている】

1日気を張って仕事をしてきた旦那さんは、家に帰るとその緊張から解き放たれます。ご自身も働いている方は仕事を終えてからの家事育児をするしんどさはわかると思います。

帰ってきたら少しはゆっくり休みたい。それは旦那さんも同じです。まずは、その気持ちを受け止めてあげてください。

私は休まず毎日やってんのよ!という気持ちはまだしまっておいてくださいね。

帰って来たら、自分の話をする前に少しゆっくり休ませてあげましょう。そして、旦那さんが何か話し出したら聞いてあげましょう。

旦那さんの話を聞くことで旦那さんもあなたの話をちゃんと聞いてくれるようになります。

【何をしたらいいのかわからない】
内心ではこれやった方がいいかなと思っているはずです。ですが、自分がよかれと思ってやったことが迷惑がられた経験がある旦那さん。

下手に手を出して怒られるのを恐れ、黙っているのが一番と何もしない人が多いです。
やりたくないと思っているわけではないので、頼み方次第で家事育児に参加してくれる可能性大ですよ!

【妻の気持ちがわかってない】
イライラしている空気は読み取れるけど、妻が何にイライラしているかわからない。旦那さんに話しかけられて冷たい視線だけを返えしたなんて事、心当たりありませんか?

「もぅ~なんか手伝ってよ」「私は今これやっているのになんであなたはテレビ見てるの?」「友達の旦那さんは家事も育児も手伝ってくれるんだってー」

抽象的な頼み方やイライラを前面に押し出して話をしたり、人の旦那さんと比較するような事を言っていませんか?

これでは通じないどころか喧嘩が始まってしまいます。

家事・育児に巻き込む頼み方とコツ

相手は旦那ですが、他人です。旦那だから家族だからと、自分がされて嫌な頼み方をしていては意味がありません。自分が言われてやる気が出る言い方を考えれば簡単です。

上から目線はテンションダウン、マイナスな言葉の使い方

命令口調の言い方はやる気が出ません。特に仕事から帰ってきた旦那さんは、また仕事を押し付けられている感覚になってしまうのでNGです。

  • ~やって!と上から目線
  • ~やっといてと丸投げ
  • 一言目から苛立ち口調

イライラしているとつい強い口調になってしまいがちですが、人に物を頼むという事を忘れずにお願いしましょう。

どうやって頼めばいいの?それは具体的にお願いすることです!

何をどうして欲しいのか1~10まで言ってあげないと旦那さんには伝わりません。

そんな暇ない、なんでわかんないの?それくらいわかってよ…と思うかもしれませんがこれはもう男の生態だからしょうがないと受け入れましょう!

逆に、ちゃんと伝えれば自分が望むように動いてくれるということでもあるのです!

例えば・・・
「これから寝かしつけたいから、お皿を洗ってくれると助かるんだけどお願いできる?」「疲れてれるところごめんね、洗濯物取り込んでくる間だけ危ない事しないように子供見ててもらえる?」

頼っている・助けてほしいという気持ちを言葉にして、ストレートに伝えましょう。

《女性は「話し方」で9割変わる》著 福田健 
話し方について多数の本を出している福田健さんが、男性の特徴や考え方を踏まえた上で、どういうコミュニケーションを取ったらいいのか問題と改善策が書いてあるものです。

男性への頼み方についても書いてあるので参考にしてみてはいかかがでしょうか。頼み方が上手になると旦那さんが積極的になってくれるかもしれませんね!

やり方がわからない旦那さんには、一緒にやってあげましょう

家事も育児もいきなり完璧に出来るものではありません。ご自身もそうであったように生活をしていく中で少しずつ出来ていくものです。

旦那さんと一緒に家事育児をする時間を作りましょう。これを機に家事育児の分担が出来るようになったら最高ですね!

やり方がわからない家事の場合の頼み方・言い方の例
いつも見ているからわかるだろう、これくらいできるだろうと思ってはいけません。独り暮らしの経験がなく、2人で暮らしている時から奥さんにやってもらっていた旦那さんはほとんどの事がわかりません。

炊飯器、洗濯機の使い方、食器の洗い方、物の在りかなど知らない事ばっかりです。それをいきなりやってといっても無理な話でしょう。

まずは出来そうな家事、やってほしい事を一緒にやりましょう。しかしプライドがある男性に真っ向から教えても機嫌を損ねて逆効果です。

例えば…
「明日のゴミ捨ての準備しておきたいんだけど、私は生ごみ片づけるから部屋のゴミ箱持ってきてもらえると助かるんだけど」

という風に一緒にやる事によってあぁこれはこうするのか、これはこうしたらいいんだと学んでくれます。

ちょっとした情報も加えるといいですね。「ゴミ袋、そこの戸棚に入ってるからとってもらえる?」と言えば普段開けない戸棚を開けてここに袋が入ってるのか、洗剤のストックもあるんだなといった情報も入っていきます。

ゴミ出しは毎日ではなく燃えるゴミの日だけ頼むなど一気にすべてを任せるのではなくお互い協力して少しずつ分担しましょう。

やり方がわからない育児の場合の頼み方・言い方の例
ママとパパでは子供と接している時間が圧倒的に違います。パパが仕事をしてくれている時間の分、ママは子供扱い方や身の回りの世話が上手になっていき、パパは遅れをとってしまいます。

初めてのお子さんなら尚更、テキパキこなし赤ちゃんを泣きやますママを見るとパパは戸惑い、手を出さない方がいいのでは?と参加しづらくなります。

それを出来ない・しないと思わずに、積極的に誘いましょう!

例えば…
「おむつが気持ち悪くて泣いてるから、替えてくれる?」とおむつとおしりふきを用意してあげます。

間違っても「あー違う違う、これはこう!」なんて否定しないでくださいね。

旦那さんもやってみてわかることが沢山あります。こうしたら楽だったよ!など初めての時、自分も戸惑った経験を伝えましょう。同じ目線で話すと旦那さんもすんなりと聞き入れられます。

おむつ替えや保育園の準備など些細な事だけどやってもらえたら助かる事はたくさんあるので、自分でやった方が早いと思わず頼みましょう。

お願いしたことをやってくれたら、感謝の気持ちを必ず伝えましょう!「ありがとう」の一言が次に繋がります。

《ダンナちゃん、よくできました!―シャチがジャンプを覚え、夫が家事を覚える魔法の水族館プログラム》 著エイミー・サザーランド 

「うまくやるための強化の原理」カレン・プライア著を身近な人に応用してみたというエッセイ本です。この訓練方法を実践したら驚きの結果が!思わず試してみたくなる方法が載っています。

作者が夫にイライラしている日常など共感できる部分が多いので構えず読めます。

イライラを軽減させるために出来ること進んでしましょう

こちらがどんなに上手に伝えても、伝わらない事もあります。色んな事が重なって冷静に話せない時だってあるでしょう。そんな時は誰でもイライラするものです!

ですが、ずっとイライラしていたらあなたが疲れ果ててしまいます。少しの気分転換で気持ちが楽になります。自分なりのイライラ解消法を探してみてください。

旦那の成長記録を作る

旦那さんが家事や育児をしている姿を写真に収め成長を記録。お子さんが一緒に写っているとよりパパと子の成長の思い出になっていいですね!

低価格でフォトブックを作れるサービスがいろいろあります。自分でコメントをつけたりも出来るので記録を形に残すには最適です!

読み返して夫婦でクスクス笑えたらいいですね。こちらのサイトは500円フォトブックに出来るサービスです。参考にしてみてください。
tolot…https://tolot.com/

夫婦の設定を違う設定にする

普通に話しかけても流される、上の空な感じ、上手く頼めないなど行き詰ったら、夫婦からなにか違う関係の設定に変えて話しかけてみると雰囲気が変わります。

例えば…
妻「先生!大泣きしている患者さんが運ばれてきました!診察お願いします!」
と子供を旦那さんに渡す。

ここでノリのいい旦那さんは「大丈夫かっ!?今助けるからな!」などと、のっかってきてくれるでしょう。

その流れで「オムツがパンパンです!気持ち悪いみたいです!」とおむつ替えにもっていって替えてもらいます。

ノリの悪い旦那さんの場合は、奥さんが最後まで設定を貫き(これは奥さんの心の強さも試されるので無理は禁物です)助手としておむつ替えを一緒にします。

もちろん他の設定でもOKです。2人が楽しく会話できる事が大切です!

誰かに話す

もーにっちもさっちもいかない!とにかくイライラする。そんな時は親でもママ友でもとにかく話を聞いてもらいましょう。

話せない、話にくいと思う時はお住いの保健センターなどの専門家に話を聞いてもらうと違う視点でアドバイスを頂けます。

今では愚痴を聞くサービスもあるので、有料ですが話を聞くプロに聞いてもらったらスッキリですね!

笑う

忙しい中でも自分の息抜きが出来るならそれが一番ですが、なかなか趣味に時間が割けないのが現状です。そんな方は少しの時間に出来る、楽しくなる・笑える事を探してみましょう。

私のおススメは漫画です。今はスマホでも読めるので少しの息抜きに最適だと思います。好きなジャンルは人それぞれですが声を出して笑ってしまうようなのがストレス発散になりますよ!

《ママはテンパリスト全4巻》 東村アキコ
でき婚の新米ママが我が子の成長を前に慌てふためく姿が描かれています。作者の息子“ごっちゃん”はいたずら好きのおっぱい星人で3歳になっても乳離れしない強者。

子供の成長に笑え、ママのテンパり具合に大爆笑できる漫画です。

大事なのは「夫婦2人」でやるということ

子育ては1人で出来るものではありません。夫婦揃ってやっとなんとかやっていき、そこから周りの人たちの力をかりて親として家族として成長していけるものです。

共働きの家庭は、旦那さんに率先して協力してもらい家事育児の分担をお願いしましょう。もうどうにもならなくなってしまったら、子供を旦那さんに預け外へ出てみてください。

ストレスを溜め込んで生活に支障が出てしまっては元も子もありません。旦那さんも親です。普段何もしていなくてもいざとなれば少しくらいならなんとかなります。

そして落ち着いたら伝えたいことをゆっくり言葉にしてみましょう。 自分の気持ちを言ってもわからない・聞いてもらえない、仕事で忙しいのに負担をかけられないと心にしまわず、伝えてみてください。

きっと想いは届きます。そして2人でお子さんを抱きしめてあげてください。家族みんなで笑って過ごす時間がどんどん増えていきますよ。

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