赤ちゃんをしもやけから守るケア!見逃さない見極め方と治し方

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2018/03/02

赤ちゃんの手足をしもやけから守るケアをしている様子

寒い冬には注意も必要です。赤ちゃんはしもやけになりやすいんです。

赤ちゃんはとても汗っかきで指しゃぶりもするため、手足がすぐ湿ってしもやけになってしまう条件が整いやすいんです。

濡れてても、乾燥してても、赤ちゃんの薄い肌には耐えきれないのです。しもやけになりにくくする予防策をしっかり行っていきましょう。

赤ちゃんのしもやけの見分け方・できやすい場所

現代はエアコンやオイルヒーターなど色んな暖房器具が発達し、真冬でも、薄着の若者が増えていますよね。確かに昔より、しもやけになる人は少なくなっているようです。

でも、しもやけの経験が少ない若者から生まれた赤ちゃんは、しもやけになってしまったら大変です。

新米ママは何故、こんなにパンパンに腫れているんだろう?とピンとこないかもしれませんね。

見分けられる症状

しもやけには大きく分けて2つのタイプがありますす。

  • 指先や手全体がうっ血し、大きさも2倍位に腫れ、肌も柿色のようになるタイプ
  • 紅斑(こうはん)と呼ばれる赤い湿疹のような水泡が出来るタイプ。
赤ちゃんに出来やすい場所の例

  • 足…足の指・小指・側面・足の裏
  • 手…手全体が赤く腫れあがる。指・手のひら・手の甲
  • 顔…鼻の先・ホッペ・耳

あかちゃんにしもやけができる原因・気象条件

赤ちゃんは肌が薄いので、寒暖の変化には大人より敏感です。

ママが気づいてあげないと、むずがゆさで機嫌が悪くなることもあるかもしれません。

赤ん坊はもともと皮下脂肪が少なくて、皮膚から熱が出て行きやすく、体温調節が難しい体質です。

手足を冷やして、手足やその他の末端分の毛細血管を収縮させて、体内に熱を貯めこみ、熱を逃がさないようにしています。

でも、冬は外気に触れやすく、雪や冷えた玩具などにも触れるので、必要以上に冷えていることにママパパは気づかないでいるかもしれません。

寒さだけでなく、寒暖差が大きい時期、または地域で起こりやすいのです。

あかちゃんがしもやけが出来やすい原因

しもやけができやすいのはやんちゃな子供や女性と言われ、その中でも特に赤ちゃんはなりやすいそう。

女性も子供も寒い環境にいると血管の中の動脈と静脈は収縮し、温かくなる動脈はすぐに戻りますが、静脈はもとに戻りにくいのです。

時間差によって、血管の神経物質を刺激して、炎症がうっ血が起こると言われています。では、赤ちゃんと何が違うのでしょうか。

赤ちゃんは手足の汗腺の数が多く、抜群の新陳代謝能力をもっている為、冬でも大量に汗をかいてしまいます。濡れたままにしておくと、冷えやすい条件が整ってしまいます。

赤ちゃんは指しゃぶりもするため、常に濡れている状態と思ってよいでしょう。
  • 大量の汗…汗をかいたあと、皮膚の上で外気と一緒に乾燥していく時に熱も奪われる。奪われた後、冷えて、また汗をかき、熱を奪われるという繰り返し。また寝ている時も手足や顔に汗をかく。
  • よだれ…汗だけではなく、指しゃぶりをすることで常に指先が濡れてしまっている。
  • 薄い肌…敏感に刺激をうけてしまい、乾燥してすぐにパックリ切れたりも。そしてを奪われやすいとう性質も。
  • 体温調節が未熟…赤ちゃんは暑がりなのに、寒がりです。

しもやけができやすい気象条件

皆さんは凍傷(とうしょう)と凍瘡(とうそう)の違いが分かりますか?凍瘡とはしもやけのことですが、同じ低温障害なのですが、原因と症状は少し違うんです。

凍傷
氷点下0度以下の気象条件に一定時間居続けると誰もが起こる疾患です。

症状も、患部が白くなったり黒くなったり大きな水ぶくれになったりします。赤色や、赤紫色になり、腫れます。

凍瘡は気温が5℃から10℃位の間でも特に起こりやすいと言われています。

しもやけ

霜焼、霜腫れ、霜朽ち、雪焼けと呼ばれる地域があるように、凍傷同様、やけどみたいなものです。

  • 寒暖差の大きい時期…秋から冬、冬から春にかけての時期
  • 寒暖差の大きい地域…北海道などの豪雪地帯だけではなく、新潟や九州地方まで

しもやけができやすいのは遺伝の可能性も

赤ちゃんは室内で、気象条件と関係ないところでも、しもやけになりやすいんです。

うちの子しもやけになりやすいわ…なんて思っているママもいるかもしれません。ママパパのうち、どちらかの体質を貰い受け、しもやけになりやすい子も結構いるんだそう。

寒がりの体質、暑がりの体質は両極端のようでいて、最後は冷えてしまうことから、同じようにしもやけになりやすいとう原理です。

ママパパは自分たちの体質も考慮し、よく把握しながら、可愛い我が子を注意深く観察してあげて下さい。

  • 冷え性体質の人
  • 汗っかきの家系
  • 先天性の病気

病院にいく目安は?何科に行く?

1日経っても腫れが引かない場合や、じゅくじゅくした患部を赤ちゃんがかきむしって、水泡などが破れて傷になってしまった場合は病院に行きましょう。

しもやけだと思っていたら、違う疾患だったなんてこともあるかもしれません。ケアしててもなかなか改善されない場合や、逆に悪くなってきた場合も、受診しましょう。

また、しもやけ予防に必要な保湿剤は、赤ちゃんが指しゃぶりしたりすると、成分を飲んでしまうので、心配になりませんか?

赤ちゃんのお肌は薄いですから、安心できる保湿剤が気になります。やっぱり皮膚科専門医に相談した方が安心ですよね。

受診する科

  • 小児科…通常は皮膚科ですが、アレルギーがアトピー性皮膚炎などを持っている赤ちゃんにはかかりつけの小児科が安心でしょう。
  • 皮膚科…風邪が流行している時期には、皮膚科に行って、風邪から身を守ることも一つの選択です。

お医者さんの薬

お医者さんを受診したら、こんな薬を処方されたというお母さんの声がありました。

  • 保湿剤…プロペト
  • ヒルドイド軟膏…血行を促進する
  • ステロイドとヒルドイドを混合した軟膏…炎症・かゆみがひどい時
  • リンデロン軟膏…強めのステロイド
  • アンダーム軟膏…非ステロイド剤

しもやけの治し方は?おうちでケア

赤ちゃんにしもやけが出来てしまったら、まず優しくマッサージをして血行をよくし、軟膏をよく塗りこんであげると良いようです。

軟膏を塗ったあとは、赤ちゃんが患部をまたかいたりしないように、軽く空気を取り込みながらガーゼでガードしておきましょう。

炎症を起こし、かゆみがある時は、まずじゅくじゅくとした肌を乾燥させてからの「保湿」がとても重要なんだそうです。これらを、繰り返せば3日ほどで良くなってくるようです。

おうちでのケアの4つの方法

  • 患部を乾燥させる…濡れている状態はさらに悪化しやすいです。
  • 保湿クリームなどを塗りこむ。…蒸発しにくい性質を利用して、お肌の温度の低下を防ぎます。
  • 薬を塗る。…市販のお薬には、「使用開始目安年齢」が書いてあるので、よく確認してください。
  • 患部に水とお湯を交互にかけて、血行を良くしてあげる。

しもやけの予防対策と防寒アイテム

しもやけを重く考えすぎる必要はないですが、こうした知識を知っていると知っていないとでは、何気ない日常生活の中でもきっと、変わってくることもあるのではないでしょうか。

赤ちゃんは手より、足の方がしもやけになりやすいのに対して、足のしもやけに気づかなかくて悪化してしまったということが多いそうです。

お風呂場などで、しっかり赤ちゃんの体をチェックしてみましょう。

  • こまめな汗対策・保湿クリームを塗っておく…汗や指しゃぶりなどのよだれをふき取った後は、乾燥から赤ちゃんの薄い肌を守る為にクリームを。
  • 防寒対策(ベビーカーカバー・ママコート・ポンチョ・ケープ・帽子・ミトン)
  • 血流促進の為、手足の運動、手足の遊びと日頃の手足などのマッサージ
  • お風呂場などで、なりやすい場所にお湯と水を交互にかけて血行をよくする
  • 濡れた靴下や手袋をすぐに取り換える。…濡れたままでいると冷えてしもやけに。
  • 室温を16℃から20℃あたりでキープ…赤ちゃんの体温は周りの気温と一緒に上下するもの。布団をかけ過ぎるより適温を心がけましょう。
  • 対面式のベビーカーにする…(風が冷たくて強い日は進行方向のままだと風を直に受けやすい)
  • バランスのいい離乳食…ビタミンEを多く含む食材を取り入れる(かぼちゃ・ほうれん草など)
  • ちょうどいいサイズの靴…デザイン重視は血行不良に。サイズが大きすぎると中に雪が入りやすい

離乳食に取り入れたいおすすめ食材はビタミンEを多く含む食材

ビタミンEを多く含む食材は血管を拡張して血行をよくする効果があります。

かぼちゃ・ほうれん草・さつまいも・卵・チーズ・海苔など

茹でたり、すり潰したり、細かく切ったりして、うまく離乳食に取り入れてみて下さいね。

しもやけは、日頃のチェックとこまめなケアがポイント

赤ちゃんのしもやけ予防の一番のポイントは汗対策と保湿です。お家の中では裸足でも、外出時はしっかり手袋、厚手の靴下を履かせてあげて下さい。

よく歩いた後や、暖房のよくきいた室内・電車の中に入ったら、防寒着の中は湿っている可能性がありますので、手袋を外したり、ニット帽子を取ったり、濡れた靴下を履き替えさせたり下着を替える、そして忘れずに汗を拭きとってあげて下さい。

また、日ごろから食生活や暖房器具、お薬などでしっかりとしもやけの予防対策をしていきましょう。

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